「」にヒットするコラム一覧

【例文あり】就活で会社に貢献できることをうまく伝えるコツ
【例文あり】就活で会社に貢献できることをうまく伝えるコツ

就活のESや面接では「会社に貢献できること」を聞かれることがあります。「どんな貢献ができるかわからない」と悩んでいる就活生も多いでしょう。ここでは回答のコツや回答例文、注意すべきポイントなどについて解説します。 なぜ「会社に貢献できること」を聞くのか 志望度の高さを見極めたい 「会社に貢献できること」に答えるには、企業についてリサーチし事業内容や業務について理解しておく必要があります。企業研究をどのくらい熱心にしているかで、企業への熱意や志望度をある程度予測しようという意図があるのです。 企業についてよく調べている学生は志望度が高いという印象を与えますし、企業や業務について理解度が高ければそれだけミスマッチも少ないと考えられます。 仕事に対する意識が知りたい 企業は受け身で与えられることだけを望む社員よりも、会社に貢献しようと能動的に動いてくれる社員を求めています。会社に貢献できることを聞くことで、どれだけ「貢献しよう」という意思があるかを見極めようとしているのです。 「会社に与えてもらおう」という考えではなく、「会社に貢献したい!」という意思や姿勢が伝わる内容にするといいでしょう。 ミスマッチを避けたい その学生が実際に自社で活躍できるかを見極めたいという意図もあります。会社が求めていることと、学生の希望が一致しないこともあるためです。 入社してから「思っていたのと違った」と思うことのないよう、入社前にマッチングを確認しておくことは大切なことです。ミスマッチを防ぐためにも、貢献したいことは正直に伝えましょう。 「会社に貢献できること」を答えるには 企業研究で会社の現状を知る 「会社に貢献できること」を見つけるには、企業研究が必要です。企業の基本情報や概要だけでなく、事業内容や力を入れている分野など、詳細にリサーチするほど、貢献できることも見つけやすくなります。 企業の経営方針や理念を知ることは、会社の方向性を知るのに役立ちます。同じ方向を向きながら貢献できることを考えてみてください。 自己分析で自分のスキルや強みを知る 自分自身に何が出来るかが分からないと、「貢献できること」は伝えられません。自己分析を通して、自分のスキルや強みを確認することも大切です。 自分で認識している強みはもちろん、家族や友人など身近な人からの評価も役立ちます。無料で自分の性格や適職を診断できるサイトもたくさんあるので参考にするのもいいでしょう。 働いている人の話を聞く 企業の方向性や業務内容などは、できるだけ詳細に調べましょう。採用担当者は「そこまで調べてくれたのか」と嬉しくなりますし、貢献できるポイントも見つけやすくなります。 企業のことをよく知るには、会社説明会やOB・OG訪問などで、実際に働いている人に話を聞いてみるのがいいでしょう。ホームページの情報だけではわからないことが見えてくるかもしれません。 インターンに参加する 企業について理解を深めるには、インターンシップに参加するのが一番です。志望企業がインターンを募集していない場合は、同じ業界の企業が実施しているインターンでも構いません。志望企業ではなくても、業界や仕事内容の理解には役立ちます。 企業で仕事を体験することで、「その業界で活躍している人はどんな人か」「どんな人が求められているか」も見えてくるでしょう。自分が貢献できそうな仕事もイメージしやすくなります。 「会社に貢献できること」をうまく伝えるコツ 貢献できることを具体的に伝える 「コツコツと丁寧に取り組むことが得意なのでその長所を御社でいかしたいです」と伝えても漠然としているため、もっと具体的に説明する必要があります。 「何でもコツコツ丁寧に取り組むことが得意なため、正確性が求められる書類作成などで貢献したいです」というように示した方が企業も納得しやすいでしょう。 エピソードを盛り込む どれだけ「貢献できる」と言っても、具体性がないと説得力にかけます。過去にスキルや強みをいかして活躍したエピソードがあれば、それを盛り込みましょう。 会社に貢献してくれそうだと思わせるには根拠が必要です。 具体的なエピソードを使って根拠を示すことで、会社に貢献できるという主張の説得力を高められるでしょう。 入社後のプランを伝える 1つの企業に入社すると短くても数年、長ければ数十年働き続けることになります。そのため、長期的な視野を持って貢献し続けることも大切です。 今持っているスキルで貢献できることを話すと共に、将来的にはどんなスキルを身につけて貢献していきたいかというプランを話せると、「自社で長く活躍してくれそうだ」と期待してもらうことができます。 【例文】会社に貢献できることの答え方 例①サークルでの実績をもとに事務で貢献できることをアピール 私は何事にも丁寧にコツコツと取り組むことが得意です。私は大学時代に所属していたサークルで、会計として予算や決算の管理を行い、最後までミスなく仕事をやりとげることができました。 細やかにミスなく取り組む能力は、御社の事務職でもいかすことができると考えています。入社後は事務処理の正確性はもちろん、お客様のニーズに合わせた対応力も身につけて活躍していきたいです。 例②ボランティア経験をもとに営業で貢献できることをアピール 私は相手の気持ちに寄り添って対応できる営業職として御社に貢献したいと考えています。 私は子どもたちに勉強を教えるボランティア活動に取り組んできました。無理に教えるのではなく「どうしてこの問題が苦手なんだろう」「どうすれば出来るようになるんだろう」と子どもたちの視点に立って考え続けることを大切にした結果、子どもたちから「勉強が楽しい」と言ってもらえるようになりました。 このように他者の視点に立って物事を考えることはお客様のニーズを満たす上でも必要であると思います。入社後は海外でも活躍できる人材に成長したいと考えています。 会社に貢献できることを伝える時の注意点 企業のニーズを意識しているか 「会社に貢献できること」を答えるには、企業のニーズを理解しておく必要があります。そして企業のニーズを意識して、貢献できることを考えてみましょう。 例えば既存顧客を大切にしたいと考えている企業に対し、「自分のコミュニケーション能力で新規顧客を獲得できる」と一生懸命にアピールしても、企業は魅力を感じてくれません。自分のコミュニケーション能力をアピールしたいなら、「コミュニケーション能力を生かして既存顧客の要望を細やかに聞き取ります」と伝えた方が効果的です。 実現可能かどうか 「会社でトップの成績をあげたいです!」「過去最高の売り上げを達成します」など、大きな目標を掲げすぎると現実味がなく「口だけなのでは?」という印象を与えかねません。 高い目標を掲げるのはいいのですが、実現可能かどうかという視点も忘れないようにしてください。 要点が明確になっているか 貢献できることをいくつもアピールしたくなるかもしれませんが、アピールポイントは一つか、多くても2つに絞りましょう。あれもこれもアピールすると、どれも印象に残らない可能性が高いです。 どんな貢献ができるのか明確で、具体的になっていることも重要です。アピールポイントは一つに絞って要点を明確にすることを忘れないでください。 まとめ 「会社に貢献できること」を上手く伝えるには、企業と自分のことをよく知ることが大切です。どちらの視点が欠けても、「会社に貢献できること」の説明は不十分なものになってしまうので、まずは企業研究と自己分析をしっかり行いましょ...

続きを読む
インターンシップで単位を取得!?単位取得のための条件とは
インターンシップで単位を取得!?単位取得のための条件とは

就職活動を行う大学3~4年生は授業やゼミなどの研究が忙しくなるタイミングでもあります。 大学を卒業するためにも授業はおろそかにできませんし、だからといってインターンシップに参加しないのも怖い……そんな方に、ぜひチェックしてほしいのが、「インターンシップで単位を取得できる」制度です。 大学が認めていたり、企業との提携をしていたりすれば、インターンシップの活動が大学の単位として認められることがあります。早速見ていきましょう。 インターンシップと単位認定について インターンシップを単位認定をする大学は増加傾向 文部科学省は、インターンシップの量的拡大・質的充実のために、インターンシップ実施状況について調査を行いその結果を公表しています。 文部科学省が公表している「平成29年度のインターンシップ実施状況」の調査報告によると、平成29年度にインターンシップを単位認定している大学(学部・大学院)は 637 校でした。 調査対象となった大学・大学院全体の81.6%がインターンシップを単位認定しているという結果に。前年度の581 校(74.3%)から56校増えており、増加傾向にあります。 どのくらいの学生が参加してる? 単位認定されるインターンシップに参加した学生(学部・大学院)は、 597,853 人で21.1%でした。そのうち特定の資格取得に関係しないインターンシップに参加した学生は 80,744 人で2.8%。 単位認定されるインターンシップが実施される学年は、学部 3 年・修士 1 年・短期大学 1 年・高等専門学校 4 年での参加が最も多くなっています。 実施時期は夏休み中が最も多い 単位認定されるインターンシップが実施される時期は、8月・9月の夏期休暇期間中が多く、2週間程度で2単位を取得できる学校が多いです。 報酬などは支給されない場合が多く、実費や交通費のみ支給されるというプログラムがほとんどです。 単位が取得できる条件をチェックしよう まずは、どのような場合に「インターンシップで単位を取得できる」のかをしっかりと確認しましょう。場合によっては事前に大学に申請をしていなければならないこともあります。 大学が認めている「インターンプログラム」であること インターンシップの参加で単位を取得できるのは、大学から紹介した企業へのインターンシップに参加した場合に限ります。どのような企業のインターンシップに参加しても大学が単位として認めてくれるわけではありません。 せっかく単位取得ができるからと思い切ってインターンシップに参加したにも関わらず、単位が認められず、卒業することができないなんてことがあればそれは本末転倒です。 事前に申請をすること インターンシップが終了してから単位認定を大学側にお願いしても、認定されない場合が多いです。事前に期間やインターンシップ先の企業名などを大学側に申請している必要があります。申請の仕方は大学ごとに異なりますので、キャリアセンタ―や学生課などであらかじめ相談しておくようにしましょう。 申請に必要な書類などだけでなく、どのタイミングで申請する必要があるのか、また単位取得が認められているインターンシップはどのように選べば良いのかなども相談に乗ってもらえるはずです。 どのようなインターンシップが単位取得に認められている? 続いて、どのようなインターンシップに参加することが単位取得の対象になるのかを見ていきましょう。もちろん、大学ごとに定めている基準やルールは異なりますが、文部科学省が定めているガイドラインもあり、比較的その傾向は決まっています。 5日間以上のものであることと定められている 文部科学省は「単位取得を認めることのできるインターンシップは5日以上のもの」と定めています。「10日~15日以上」と定めている大学が多いです。 夏休み期間を利用するものが多い 「10日~15日以上」の期間のインターンシップに参加することが基準となっている大学が多いですが、授業がある日に他の授業と並行して10日~15日以上のインターンシップに参加することはなかなか難しいと思います。 多くのインターンシップでは社員と同様朝の9時頃から夕方17時頃まで会社での業務が発生するためです。そのため、長期休暇の夏休み中を利用したものを指定する大学が多いのも特徴です。 もしもインターンシップに参加して単位を取得することを検討している場合には、大学3年生の夏休みに10日~15日以上の時間を捻出できるよう調整しましょう。 なぜインターンシップで単位が認められるの? そもそも、なぜインターンシップに参加することで単位取得が認められる制度があるのでしょうか。大学側にも、企業側にもメリットがあるからだとは思いますが、その理由についてみていきましょう。 企業側が特定の大学からの学生を求めている 企業側は、できるだけ優秀な学生を採用したいと考えています。そのため、過去の採用実績や新入社員の活躍などから、特定の大学からの学生を採用したいと考えることもあります。 その場合、大学側と提携し、単位取得を認めてもらうことで優秀な学生が集まりやすくなるメリットがあります。大学側としても、就職率を上げたいと考えていることから提携することは双方にメリットがあるのです。 大学と連携することで学生が安易に辞めない また、大学と連携することで学生が安易に辞めないという側面もあります。近年、入社3年以内に辞めてしまう新入社員の数が増えてきています。 連携が取れていればインターンシップに参加してから入社するまでも密にコミュニケーションをとることができ、学生のモチベーションが維持しやすく、結果すぐに辞めるようなことがなくなります。 最後に インターンシップへの参加をしようかどうか迷う時期は大学の授業も気が抜けないもの。授業とインターンシップのどちらかを選び、どちらかをあきらめるのではなく、両方とも叶えることができる道を選びましょう。 インターンシップは参加することでその企業のこともわかりますし、選考でも好印象を持ってもらうことができます。ぜひ参加できる方法を探してみてくださいね! ...

続きを読む
コンサルの選考で出題されるケース面接とは?対策や例題を紹介!
コンサルの選考で出題されるケース面接とは?対策や例題を紹介!

コンサルティングファームへの憧れを持っている学生の方は多いと思います。専門知識と論理的思考を活用し、企業や個人の課題を解決するコンサルはかっこいいですよね。 そんなコンサルの選考では、「ケース面接」というものが行われると聞いたことがある人も多いと思います。「ケース面接」とはどのような面接なのでしょうか? 普通の面接との違いとはどんな点なのか?考え方や答え方、対策などについてみていきましょう。 ケース面接とは 「フェルミ推定」とは違うの? ケース面接とは、コンサル企業特有の面接スタイルです。「フェルミ推定」とは少し異なります。すぐに答えることのできない、仮説を立てながら考えることを求められる質問をされるのが特徴です。 論理が飛躍していないか、や仮説が正しいかといったことを見て、学生のコンサルへの適性を確認します。「フェルミ推定」を用いて算出した情報をもとに、さらにもう一歩踏み込んで、課題解決のための道筋までを考えるのがケース面接です。 たとえば、「フェルミ推定」であれば、「日本には何本電柱があるでしょうか」「地球上には人が何人いるでしょうか」といった質問です。仮説を立てて説明するのは同じですが、ケース面接ではよりコンサルタント的な思考ができるかを見極められます。 正解かどうかではなく考える過程を見ている 「A駅のすぐ目の前にあるカフェの売上を3倍にするにはどうすればいいですか」といった、戦略的なことを説明しなければなりません。もちろん、売上データや集客数といった詳細なことは教えてもらえません。限られた情報の中でどれだけ答えに近づけるかを見ています。 特にケース面接では、ビジネスの実践的な問題が出されます。正解かどうかはあまり見られておらず、どのように考えたのか、まずは何をフックに応えに近づこうとしているのかなどがポイントとなります。 そのため、答えだけではなく、「なぜそのような答えに至ったのですか」といったことを深く掘り下げて聞かれます。 コンサルの選考で「ケース面接」が実施される理由 コンサルティングファームの選考では「ケース面接」が実施されることが多く、解答だけでなく面接でのやりとり(コミュニケーション)もかなり重要視されます。 コンサルティングファームの選考で「ケース面接」が重要視される理由は、コンサルタントに必要な能力や資質があるかを見ることができる面接だからです。 「ケース面接」では、コンサルタントに必要な「論理的な思考」「説明能力」「コミュニケーションスキル」などを総合的に判断することができます。 どのような考え方をすれば良いのか ちょっと難しそうなケース面接ですがどのように考えるのが良いのでしょうか。 論理的であり、説得力のある回答 基本的には、論理的かつ、説得力のある回答をすることが求められています。詳細な情報は一切与えられませんので、「お店の特徴」や「Bコーヒーという商品が人気なので客単価は800円くらいだと予想できます」というように、自分が知っている情報を積み上げてどこまで面接官を納得させることができるかを考えましょう。 数字を使い具体的な内容であること さらに、「たぶん、売り上げは徐々に上がります」といった漠然とした回答はNGです。根拠を示す際にも、仮説を立てる際にも必ず具体的な数字を用いることで、より正確さと説得力が増します。 ケース面接の対策はどうする? ケース面接に備えて対策をする場合には、どのような訓練を積む必要があるのでしょうか。 問題集を解いてパターンを押さえておく ケース面接にはいくつかのパターンがあります。多くの場合、その設定や対象が異なることはあっても、考え方は大きく変わることはありません。 そのため、ケース面接の問題集を解くことで、ある程度のパターンを押さえておくことができます。また、万が一それまで考えたことがないようなパターンの問題が出題されたとしても、いくつかのパターンを組み合わせることで答えを導き出すこともできるでしょう。 時間をおいて何度も解いてみる 分厚い問題集ではなく、薄めの問題集を何度も何度も繰り返し解くのがおすすめです。1度解いた問題であっても、時間を置いてチャレンジすることでまた別の視点や考え方ができることもあるためです。 数をこなすことも大切ですが、ひとつの問題についてじっくりとさまざまな視点で考えてみることも、ケース面接の訓練になります。 いくつもの考え方ができるように普段から意識 さらに、普段から意識していくつもの考え方ができるように心がけておくことも大切です。なんとなく通り過ぎてしまっている道にも、ケース面接の訓練となる問題はたくさん転がっています。 普段は混雑することのないお店が混雑している理由は何なのか、シャッター街の商店街はどうやったら活性化することができるのか、普段気軽に立ち寄っているコンビニではどのような意図があって商品の陳列を決めているのかなど、時折立ち止まって考えてみましょう。 何気なく見過ごしてしまいがちな生活の中に、コンサルとして求められている課題解決のヒントがあります。 ケース面接のために向上させておきたいスキル コンサルティングファームへの就職を目指すなら、「ケース面接」の対策は必須です。とくに次のスキルを磨くことを意識してみてください。 ロジカルシンキング ロジカルシンキングとは、物事を筋道を立てて考える力のことです。ケース面接では、「ロジカルに考えることができているか」「ロジカルに説明することができているか」を見られます。 普段からロジカルに考えたり、ロジカルに説明する、ということを意識してみるとトレーニングになるでしょう。 プレゼン力 相手を納得させるプレゼンテーション能力も大切です。難しいことを簡単に説明したり、誰にでもわかりやすく説明できるようにトレーニングしてみるといいですね。 面白い発想・アイデア力 コンサルのケース面接では、よくあるアイデアやありきたりな解決方法は評価されません。「独特な発想があるか」「面白い提案ができるか」も重要なポイントとなります。 実際にコンサルタントになったつもりで、クライアントの課題を解決することに取り組んでみてください。 最後に コンサルタントの現場では、実はケース面接のように、詳細な情報が与えられていないけれど、自分で仮説を立てて解決への糸口を探らなければならないことが多くあります。 そんな状況でも「情報がないとわからないよ!」ではなく、自ら精度の高い仮説を立て解決方法を探っていく能力と思考力、粘り強さがコンサルには求められます。 コンサルを目指すみなさんもその能力を訓練し発揮できることを目指しましょう...

続きを読む
システムコンサルタントになるには?仕事内容や就活対策を解説
システムコンサルタントになるには?仕事内容や就活対策を解説

年収が高くばりばり働くイメージのあるコンサル業界。「コンサルタントっておもしろそう」「やりがいのある仕事ができそう」と、興味を持っている方も多いのではないでしょうか? 今回はコンサルタントの分類の一つ、「システムコンサルタント」についてまとめています。具体的な仕事内容、やりがいと面白さ、就活対策などについて解説します。 コンサルタント職の分類 コンサルタントとは コンサルタントの仕事は、クライアントの抱える問題を明確にし、課題解決を行うことです。調査をし立てた戦略をクライアントに提案したり、実際に戦略を実行するための支援をします。 システムコンサルタントとは 世の中には様々なコンサルタントが存在します。 システムコンサルタントは、システム・ITに関連したコンサルを専門とし、システムを活用して、業務の効率化や最適化などを行います。 その他のコンサルタント クライアントの課題解決をサポートするコンサルタントは、その専門性によって大きく5つに分類されます。 ①経営コンサルタント 経営コンサルタントは、企業の経営戦略全般を支援します。経営の問題点を解決したり、企業をより大きくするための成長戦略を立てることもあります。 ②戦略コンサルタント 戦略コンサルタントは、主に新規事業の立ち上げサポート、企業の事業計画に対するアドバイスなどをします。 ③ITコンサルタント ITコンサルタントは、ITに関連したコンサルを専門とします。ITを活用して、業務の効率化や最適化などを行います。 ④人事コンサルタント 人事コンサルタントは、企業の人事戦略や採用活動・採用方針などを支援します。 ⑤財務コンサルタント 財務コンサルタントは、企業の財務面全般において相談にのったりサポートしたりします。 システムコンサルタントの仕事内容 主な仕事内容 システムコンサルタントはシステムを武器としてクライアントの課題解決をサポートします。その仕事内容は大きく3つに分けられます。 ①経営戦略に基づくシステムの策定 (例)企業の合併に伴い、新会社のシステムがどうあるべきかを提案する ②各業務領域(CRM、SCM、HCM等)のシステムの策定(例)各業務領域の課題を解決するためシステムを活用した解決策を提案する※CRM:Customer Relationship Management、SCM:Supply Chain Management、HCM:Human Capital Management ③IT企画の推進・実行 (例)新システム導入のプロジェクトが、スケジュール通り、予算通りに進むようプロジェクトのマネジメントをする SEとの違い SEは主に「要件に沿って正確にシステムを開発する」ことが役割として求められるのに対し、システムコンサルタントは「顧客ニーズや業務を理解した上で必要な調整を行い、最終的にシステムやITを通じて企業の課題を解決する」ところまでが求められます。 SEの仕事は実際にプログラムを書いてシステムを構築し、納品する業務がメインなのに対し、システムコンサルタントはシステムの設計・構築に入る前までの議論をした上でシステムの具体像を描き提案します。 システムコンサルタントの働く環境 働き方 コンサルタントはクライアント毎・課題毎に「プロジェクト」と呼ばれる体制を組成し、課題解決にあたります。システムコンサルタントが関与するプロジェクトは、数カ月で終わるものから、2〜3年をかけて実行する中長期的なプロジェクトまであります。 勤務場所 経営コンサルタントや戦略コンサルタントは主に自社で勤務し、必要時にクライアント企業を訪問する形をとります。一方、システムコンサルタントは、頻繁にクライアントとの打ち合わせが必要となるため、クライアント企業に常駐して仕事をすることが多くなったりします。 システムコンサルタントの魅力 最新の知識が身につき知的欲求が満たされる 様々な業界・業種のクライアントと関わるため、多様な知識や経験が身につきます。常に最新のITソリューションに触れることができるため、知識をブラッシュアップしていけるのも魅力のひとつです。 クライアント企業を取り巻くビジネス環境、多様な課題、業務フローといった一見バラバラに見える情報を関連付けて、戦略や企画を立案するため、知的欲求を満たすことができます。 達成感を感じられる クライアント先に常駐する勤務形態をとることも多く、クライアントと近い距離で仕事をすることができます。問題を解決したり状況を改善したり、クライアントの力になることはやりがいにつながるでしょう。 特に「クライアントと二人三脚でプロジェクトを成功させたい」「戦略の立案・提案だけでなく実行まで携わりたい」「最新のITソリューションに触れたい」などの思いを持った人には適した仕事です。 システムコンサルをしている代表的な企業 近年はシステムやIT化のニーズが高まっており、様々なコンサルティング会社がシステムコンサルやITコンサルのサービスを提供しています。 ・アクセンチュア ・デロイトトーマツコンサルティング ・アビームコンサルティング ・ベイカレントコンサルティング ・日立コンサルティング ・フューチャーアーキテクト ・野村総合研究所(NRI) ・PwCコンサルティング ・スカイライトコンサルティング それぞれの企業の特徴を調べて、自分に合った企業を探してみてください。 システムコンサルタントになるには 資格を取得する システムコンサルタントになるために、必須の資格はとくにありません。取得しておくと役立つ資格は次のようなものがあります。 【システムに関連する資格】 ・システムアナリスト ・システム監査技術者 ・中小企業診断士 ・アプリケーションエンジニア ・テクニカルエンジニア 【ITに関連する資格】 ・ITストラテジスト ・ITコーディネータ インターンに参加する 同じシステムコンサルタントでも、企業によって仕事の幅や進め方は違うことが多いです。外資系企業と日系企業では、社風や文化もかなり異なります。 気になる企業が複数ある場合は、インターンプログラムに参加して職場の雰囲気を体感してみるのがおすすめです。1日や数日の短期インターンもたくさんあるので、積極的に参加してみてください。 コンサルファームのインターンでは、グループワークでコンサルタントの仕事を体験することができます。コンサルファームのインターンは倍率が高く参加するのが難しいため、SE職の業務体験ができるインターンを探してみるのもいいでしょう。 最後に システムコンサルタントは、システムに関する知識はもちろん、その他にも論理的思考能力、問題解決力、コミュニケーション能力などが求められます。しっかりと対策をして就活に取り組んでいきましょ...

続きを読む
テストセンターにSPIを受験しに行くときの服装は私服かスーツか
テストセンターにSPIを受験しに行くときの服装は私服かスーツか

就活の選考にSPIテストを導入している企業はたくさんあります。選考が進むにつれ、いくつものSPIを受けることもあると思います。 そこで気になるのは受験しに行くときの服装。授業やプライベートなどの予定の合間にSPIテストを受験しにいく際、「スーツでなくても良いのかな?」「他の学生はどのような服装で来ているのかな?」などと気になっている学生も多いでしょう。 今回はテストセンターにSPIを受験しに行く際の服装について解説していきます。 テストセンターでのSPI受験はどんな服装で行くべき? テストセンターでの受験には、どのような服装が適しているのでしょう?企業側は学生がどのような格好でSPIを受験したのか把握できるのかについて解説します。 服装は試験に影響があるの? どんな服装で受験したかは、試験の結果や選考には影響しません。服装の規定や禁止事項もないので、どんな服装で受験するかは個人の自由です。 企業側がテストセンターでの学生の様子やどのような服装で受験したかどうかを知ることはまずありません。 企業へはSPIの結果のデータのみが送られます。そのため、「私服で受験したから印象が悪くなる」といったことはありませんので安心してください。 スーツと私服どちらが多い?割合は? テストセンターの会場に、企業の担当者がいることもありません。テストセンターでの試験も就活の一環だからとスーツで行く必要はないです。 「スーツじゃなくてもビジネスカジュアルじゃないとまずいかな?」と心配する人もいるかもしれませんが、普段着で構いません。ジーンズやTシャツなど、普段大学やアルバイトに行くような服装で受験する人の割合も多いです。 全体の割合としては、私服やビジネスカジュアルの人が多く、スーツを着ている人の方が少ないです。 テストセンターでSPIを受験する際の服装で大切なこと そもそも、SPIを受験するときに大切なことは何でしょうか? SPIに集中できる服装 まずは、実力を最大限発揮するために「SPIに集中できる服装」を選ぶことが最も重視すべきポイントです。 SPIを受験するにあたって集中力を妨げるような、着心地の悪い服は避けることをおすすめします。自分ができるだけリラックスしてSPIを受けることができる服装をチョイスしましょう。 本人確認を妨げない身だしなみ 続いては、「本人確認を妨げない身だしなみであること」です。SPIの受験ができるテストセンターでは、多くの場合会場の受付で受験票と顔写真つきの本人確認書類で本人確認を行います。 その際、あまりにも写真と乖離しているような服装や身だしなみで行くと、本当に本人かどうかを確認するのに手間取ってしまう恐れがあります。 スムーズに本人確認を完了させるためにも、帽子やサングラスなどの装飾品を見に着けることは避け、「本当に学生証の写真と同じ人?」と怪訝に思われないように身だしなみはシンプルにしていきましょう。 他の学生はテストセンター受験にどんな服装で来ている? 気になるのは、「他の学生はどんな服装で来ているのだろう……自分だけ浮いていたら嫌だな」ということなのではないでしょうか?他のSPI受験者はどのような服装で来ているのでしょうか。 就活の選考前後であればスーツ SPIテストはいくつもの企業が導入しています。そのため、就活が立て込んでくればくるほど、就職活動の説明会や選考の合間などに時間を作って受験する学生も多いです。 就職活動の合間や、選考の前後にSPIを受験する学生は、スーツで受験することが多いでしょう。実際、テストセンターには約半数の受験生がスーツで訪れています。 予定がSPIだけなら私服の学生も多い 一方で、就職活動の選考や説明会などが無い日に落ち着いてSPIを受験したいと考える学生も多くいます。そのような学生たちは、SPIだけを受験しに来るため、リラックスできる私服でテストセンターを訪れています。 さすがにジャージやスウェットという人はいませんが、ジーンズにパーカーといったラフな服装の学生も多くいます。 テストセンター受験当日の服装で注意すべきポイント テストセンターでSPIを受験する時の服装は、予定によってはスーツでも問題ありませんし、他に選考などがなければリラックスして集中しやすい私服でもOKということが分かりました。しかし気をつけてほしい注意点もあります。 派手すぎる服装は避けて テストセンターで試験を受ける際に、露出が多い服装や派手すぎるスタイルで行くのは好ましくありません。ジャージにサンダルなど、ラフすぎる格好も避けましょう。 服装が派手でも露出が多くても、試験のスコアや選考には影響はありませんが、多くの人が集まる場所だという意識を持つことは大切です。就活の一環であることを忘れずに、節度ある服装を心がけましょう。 靴は履き慣れたものを 服装だけでなく、どんな靴で行くかも迷いますよね。スーツの場合は革靴で、私服ならスニーカーでも構いません。ポイントとしては、受験当日に履いていく靴は履き慣れたものにするのが一番いいでしょう。 新しい革靴や履き慣れていないパンプスを履いて行くと、靴擦れになってしまう可能性があります。靴擦れや合わない靴が気になってしまうと、試験にも悪影響です。 ここに注意しよう! テストセンター受験では、他にどのようなことに気を付ければ良いのでしょうか?もう少し細かく見ていきましょう。 ポケットには何も入れない カンニングを疑われる恐れがあるため、ポケットには基本的に何もいれないでSPIを受験しましょう。スマートフォンやハンカチ、ティッシュや目薬といったものは、カバンにしまうか、どうしてもSPIを受けている間に必要なものは机の上に置いておきましょう。 指摘があった場合にはカバンの中にしまう必要があります。ポケットをごそごそしていると、たとえ不正を行なっているわけではなかったとしても、怪しまれてしまい、最悪の場合SPIを受験することができなくなる可能性もあります。 集中できないならスーツもあり もしも、「SPIも就職活動の選考の一環なのに私服で行くのは良くないのではないか……」と私服であることにドキドキしてしまうのであれば、いっそスーツで行くのもありかもしれません。 前述したように、どのような服装で受験したかは選考結果には全く影響しませんが、気になって集中出来なくなってしまうくらいであれば、何も気にせず集中できるスーツを選ぶのが良いでしょう。 最後に 就職活動の一環ではあるものの、その企業に出向き人事などに会うわけではないため、テストセンターでの服装は悩ましいと感じる方も多いかもしれません。しかし、基本的には本人確認を妨げない程度のラフな格好でも問題ありません。できる限り集中し、自分の力を最大限発揮できる服装をチョイスしましょう...

続きを読む
サマーインターンの特徴や実施時期とは?
サマーインターンの特徴や実施時期とは?

就活を控えてサマーインターンに参加しようと考えている学生も多いと思います。ここではサマーインターンの開催時期、特徴、メリットなど解説。「夏のインターンはいつからいつまで?」「服装はスーツ?」などのよくある疑問にもお答えします。 サマーインターンとは? 就活の最初の一歩 多くの就活生にとって、サマーインターンは就活の最初の一歩となります。なぜなら、就活を控えた大学3年生や大学院1年生にとって、夏休みに開催されるインターンは実際に選考を受けたり、企業を訪問したりする最初の機会になるからです。 夏のインターンに向けてしっかりと準備が出来ていれば、本格的な就活が始まってからもスムーズに行動することができるのです。 開催時期や期間は? サマーインターンの時期はいつからいつまでと明確に決まってはいませんが、7月〜9月頃に開催されるインターンシップが「サマーインターン」と呼ばれることが多いです。 ちょうど大学生の夏休みの時期に合わせて、期間限定で行われることがほとんどです。約1週間の短期インターンシップが多いですが、短いものでは半日や1日で終わるものもありますし、その一方で1ヶ月以上かけて行われる長期的なインターンシップも存在します。 開催場所は? サマーインターンのほとんどは企業の本社で実施されます。企業の本社は大阪や東京などの都市部にあることが多いため、日本各地から未来のライバルとなる学生が都市部に集まってきます。また、志望する職種によっては工場や研究所でインターンが実施されることもあります。 サマーインターンの内容とは? 夏のインターンには、大きく分けて3つのタイプがあります。 実務経験タイプ 実際の業務を1週間~1ヶ月程度かけて体験するインターンです。社員と直接コミュニケーションを取りつつ、職務内容や業務内容への理解を深められるため、入社後の自分をイメージしながら取り組むことができます。 その企業の労働者としてだけではなく、社会人として求められるスキルや能力についても知ることができるため、今後の就活の方向性を決める良い機会にもなります。 プログラム参加タイプ こちらは実際の業務ではなく、就活生向けに用意されたプログラムに参加するインターンです。企業の強みや弱みを分析して新たな事業案を立てたり、マーケティングについてアイデアを出し合ったりと、就活生同士で協力して活動を進めていきます。 コミュニケーション能力・協調性・リーダーシップ・論理的思考力・創造性など、インターンを実施する企業が就活生に期待する能力を試されるプログラムが組まれています。 1dayタイプ 1日かけて企業の説明を受けたり、グループワークを体験したりと就活に関するイベントをぎゅっと盛り込んだ内容となっています。 他のタイプに比べて時間がない分、無駄のない内容になっていますので、業界や企業のことを効率よく知りたい方におすすめです。 春・秋・冬のインターンとの違いは? 就活生と企業がじっくり向き合える サマーインターンは他の時期に開催されるインターンと比べると、就活生と企業がじっくりと向き合えるのが特徴です。 大学3年生・大学院1年生の冬休みに開催される「冬のインターン」は大学の試験期間と被ってしまいます。また、大学4年生・大学院2年生の春休みに開催される「春のインターン」の時期には、就活に向けて本格的な準備や対策が優先され、インターンに参加する時間的な余裕がなくなってしまうこともあります。 そのため、サマーインターンは就活生にとって、心にもスケジュールにも余裕をもって楽しみながら参加できるのです。 企業のアピールの場でもある 夏のインターンは企業が自社の魅力を伝えるアピールの場でもあります。企業は優秀な人材を確保したいと考えています。そのためには、1人でも多くの就活生に企業の魅力を知り、応募してもらう必要があります。 比較的長い時間を使える夏のインターンは、就活生に企業の強みや雰囲気を感じ取ってもらう良い機会となるのです。 サマーインターンに参加するメリット 選択肢が豊富 サマーインターンは、他に時期のインターンに比べて実施する企業が多いというメリットがあります。通年でインターンを募集してはいなくても、夏の時期にだけはサマーインターンを募集するという企業は多いです。 インターンプログラムの種類も豊富なので、興味のある業界や企業のインターンがある場合は、積極的にさまざまなインターンプログラムに参加してみるのがいいでしょう。 就活本番の準備になる サマーインターンのエントリーシートの作成や筆記テストなどは、就活の本選考とほぼ同じ形式なので就活の準備を早くからスタートすることになります。 さらにインターンの選考では、面接やGD(グループディスカッション)などの練習をすることもできます。本番さながらに練習ができる機会は少ないので、貴重な機会を最大限に活用しましょう。 就活本番まで時間もあるので、自分の苦手な部分や課題を見つけて、対策をとることも可能です。 就活のための人脈をつくることができる サマーインターンに参加しておくと、企業の人事や採用担当者と知り合いになり、顔を覚えてもらうこともできます。 就活の面接官が初対面の人ではなく、話したことのある人だと安心感や話しやすさが全然違いますよね。インターンに参加すると、他の大学の就活生ともたくさん知り合えるので、就活仲間のネットワークを築くことも可能です。 サマーインターンについてよくある疑問に答えます 何社くらい参加すべき? 参加する数は個人差がありますが、夏の期間に3〜6社のインターンに参加している学生が多いようです。選考の準備やインターンの準備なども必要なので、スケジュール管理を行って無理のない範囲で参加するようにしましょう。 サマーインターンはエントリーする学生が多いので、人気企業や有名企業はかなり倍率が高くなります。選考を突破できない可能性も考慮して、少し多めにエントリーしておくのがいいでしょう。 サマーインターンの服装は? 夏のインターンで気になるのが服装ですよね。「暑いけどスーツじゃないといけないの?」と憂鬱に思う人も多いでしょう。インターンの選考がある日やインターン初日にはスーツを着用するのが望ましいです。 しかしインターン中は必ずジャケットやネクタイを着用しなければならないわけではありません。インターンに慣れてきてからは、企業の雰囲気に合わせてカジュアルダウンすることも可能です。ベンチャー企業や自由な社風の企業でほとんどの社員が私服の場合、インターン生も私服で参加することが多いです。 大半の社員がスーツを着用している企業でも、クールビズを導入している場合は、ノージャケット・ノーネクタイが基本スタイルとなります。 サマーインターンに行かないのはあり? 夏の時期には他の予定が詰まっていたり、忙しくてサマーインターンに行けないという学生もいるでしょう。夏以外にも、秋・冬・春にもインターン参加のチャンスはあるので、夏のインターンに参加できそうにないなら、他の時期のインターンに参加する方法もあります。 選考に全落ちしてしまった方も、諦めずに秋・冬・春のインターンに挑戦してみてください。 サマーインターンの中には、内定に直結するインターンも多いです。特に外資系企業の場合、サマーインターンへの参加が本選考参加の条件となっていることもあります。日系の企業でも夏のインターンで優秀だと認められると、本選考のステップをいくつか免除されるケースもあるため、就活を効率的に進めたいならサマーインターンに参加しておくのが得策です。 サマーインターンに向けた準備・対策 大学3年生・大学院1年生の4~6月に情報収集・申し込み 大学3年生・大学院1年生になったら、さっそくインターンに関する情報収集を始めましょう。4~5月には企業がインターンの情報を公開し始めます。 「志望する企業がどんなインターンを実施しているのか」「どんなインターンに人気が集まっているのか」「実際にインターンに参加した人の体験談」などをチェックすれば、自分に合ったインターンが見つけられるはずです。 6月になると、企業がインターンの募集情報を公開し始めます。見逃すことのないように企業のホームページやインターン情報サイトを定期的に確認しておきましょう。 エントリーシート対策 多くのインターン選考では、エントリーシートの提出が求められます。夏のインターンのエントリーシートでメインとなるのは「自己PR」と「志望動機」の2つです。 「自己PR」では、自分がこれまでどのような経験を積み重ねて、成長してきたかなどをアピールします。事前に自己分析を行い、自分の長所や強みを知っておくことが大切です。 「志望動機」では、その企業のインターンに参加したい理由を書きます。「他でもないその企業だからこそ参加したいのだ」という熱意を簡潔に伝えなければなりません。 筆記試験対策 夏のインターンにおける選考では筆記試験が課される場合もあります。試験の難易度は高くありませんが、問題形式に慣れていないと、緊張や動揺から実力を出し切れないこともあります。試験の形式については事前に確認し、問題集や無料体験サイトなどを活用して慣れておきましょう。 グループディスカッション・面接対策 本選考と同じようにグループディスカッションや面接が実施されることもあります。グループディスカッションや面接では、相手の言葉を正しく受け取りながら、自分の考えをまとめ、分かりやすく伝えるといった作業を同時にこなしていかなければなりません。対策講座や模擬面接などを利用して、自分のふるまいや癖を見つめ直しておくと安心です。 サマーインターンに参加するための準備 参加目的を明確にしておく 「業界についての知識を深めたい」「仕事内容について詳しく知りたい」「先輩のキャリアプランが知りたい」など、インターンに参加する目的を明確にしておきましょう。ただなんとなく過ごしていると、インターンはあっという間に終わってしまいます。目的がはっきりしていると、やるべきことも明確になるでしょう。 最低限の知識を身につけておく インターンが始まる前に、業界についての下調べをしておきましょう。専門用語なども覚えておくと、業務がスムーズにいきます。敬語の使い方や電話対応、メールの書き方など、最低限のビジネスマナーも勉強しておくと安心です。 最後に 夏のインターンは就活に慣れていない時期であるため、申し込みも対策も手探りの状態です。心にも身体にも大きな負担がかかりますが、サマーインターンをうまく乗り越えれば、本選考では他の就活生よりも一歩リードした状態でスタートを切ることができますよ。 不安なことがあれば、大学のキャリアセンターで相談してみましょう。1人で抱え込むより良い対処法が見つかるはずです。...

続きを読む
大学のGPAとは?就職に関係あるのか
大学のGPAとは?就職に関係あるのか

大学の成績評価に用いられる「GPA」。中には、「GPAって何?」「GPAは就活には関係ないでしょ?」という人もいるかもしれませんね。GPAは就職に関係あるのでしょうか? 今回は、GPAの計算方法や就活への影響、GPAスコアが低い場合の対策などについて解説していきます。 GPAとは 「GPAって何?」という方のために、まずはGPAについてご紹介します。 GPA制度 GPAとは「Grade Point Average」の略で、特定の方式で算出した科目毎の成績(S・A・B・C…や優・良・可…など)の平均値をあらわしたもの、もしくはその評価制度のことを指します。 GPAはもともと米国の大学で一般的に行われている成績評価制度で、最近では日本でもほとんどの大学でこの制度が導入されています。 GPA計算方法 GPAの計算方法は国や大学によって異なる場合がありますが、ここでは最も一般的な例をご紹介します。 大学では科目毎に1~100点の成績が付けられ、その点数を記号で示したものが「S・A・B・C・D」や「優・良・可・不可」です。この「S・A・B・C・D」の成績をポイントに換算し、獲得したポイントの平均値がGPAです。 【GPAの算出式】 獲得したポイントの合計/取得した総単位数=GPA 得点(100点満点)成績評価ポイント 90~100S4.0 80~89A3.0 70~79B2.0 60~69C1.0 ~59D0.0 つまり、全ての履修科目で「A」の成績を取った場合、GPAは3.0となります。 また、取得した124単位のうち、30単位はS、80単位はA、14単位はBの成績評価を取った場合、GPAは((4.0×30)+(3.0×80)+(2.0×14))/124=3.13となります。 GPAと留学 アメリカ・イギリス・オーストラリアなどをはじめとした海外の大学・大学院へ留学する際は、高校や大学の成績が審査書類の基準の1つとなります。つまり、大学のGPAが合否に大きな影響を与えます。 大学によって求めるGPAスコアは異なりますが、少なくとも3.0以上は取っておきたいところ。特に、有名大学では非常に高いスコアが求められます。 GPAが基準に足りない場合でも、他にアピールポイントがあれば合格できる可能性は十分にありますが、海外留学を考えているなら、1年生のうちからGPAスコアを意識して勉強に励みましょう。 GPAの就活への影響 就活でのGPAの影響や重要性についてお話しします。 GPAは就職に影響があるの? これまでは、就職活動でGPAの提出を求められることはほぼありませんでした。 GPAは同じ大学内で成績を比較するのには有用ですが、異なる大学間での成績を比較することには向きません。 偏差値60の大学に通うAさんと、偏差値40の大学に通うBさんのGPAが同じ3.5だったとしても、単純に数値の比較はできませんよね。 近年はGPAの提出を求める企業が増えていますが、今でも企業が学力を見る際は、SPI※などの点数を見ることが多いです。 (※SPI:企業が採用を行う際に、応募者の能力や性格を把握する目的で行う「適性検査」の1つ。) 理系学生の場合は成績が就活に大きく影響することも 一方で、大学で企業への推薦枠がある場合、GPAスコアを基準に推薦枠が貰えるかどうかが決まる場合があります。 また、研究職や開発の仕事は、専門知識があるかや、研究実績があるかなどが重視されます。理系の学生はGPAスコアが就活に大きな影響を与えることも少なくありません。 就活でのGPAの重要度は企業によって異なる 日本ではGPAスコアを重視している企業はまだ多くありませんが、中にはGPAスコアの提出を求める企業もあります。 とくに外資系の企業はGPAスコアの提出を求めるところが多く、スコアもかなり重視していることが多いです。最低ラインが設けられており、最低限の基準を満たしていなければそれだけで落とされてしまうこともあります。 外資系企業や総合商社などを受ける場合は、、高いGPAスコアを取っていた方が就職では有利にはたらくことがあります。 GPAスコアを重視する企業が増えている理由 企業はどんな理由でGPAスコアの提出を求めるのでしょうか? 就活生の性格や人間性を見るため GPAのスコアからは、学業にどれだけ真剣に取り組んでいたかがわかります。成績が良い学生は、真面目な性格で勤勉なイメージを持たれるのです。 長期間にわたって高い成績を維持できているということは、忍耐力がありコツコツ努力することができる性格だと予測することができます。 社風や職種との相性を見る判断材料としている 「どんな勉強をどれだけしてきたか」ということから、知識や専門分野、興味などがわかります。企業や職種とのマッチングを見るための判断材料として、GPAスコアを活用している企業も多いです。 GPAのスコアだと具体的な数字で確認できるので、客観的な評価をすることが可能という利点もあります。 面接が苦手でうまくアピールできない人はチャンス 企業がGPAスコアを参考にする理由として、「面接ではわからないポイントを見ることができる」という点があります。 面接では自己アピールがうまくできる学生ばかりではないので、あらゆる面から学生を評価したいという狙いもあります。 GPAスコアが低い場合はどう挽回すればいい? GPAスコアが低いからといって諦めるのは早いです。ここではそんな場合の対策をご紹介します。 GPAスコアが極端に低いと内定はもらえない? GPAスコアの基準ラインが設けられている外資系企業やGPAスコアをとくに重視している企業も中にはあります。 しかし日本の企業では、GPAスコアだけで就活の採用・不採用が決まるということはほとんどありません。 企業は学生の成績だけでなく、部活動やサークル、ボランティアなどの課外活動や性格、適性など、さまざまな要素を総合的に判断します。 自己PRや課外活動に力を入れよう 成績に不安がある人や、これまであまり勉強は頑張ってこなかったという人は、学業以外でのアピール材料を見つけましょう。GPAスコアが低くても、他にアピールできるポイントがあれば大丈夫です。 成績の良さや学業への熱意をアピールするのが難しい場合は、インターンシップに参加してみましょう。企業のインターンに参加して、実践的な経験を積んでいることをアピールしてみてください。 できれば数日の短期インターンでなく、1ヶ月以上の長期インターンに参加することをおすすめします。 まとめ 今回は、GPAの概要と重要性についてご紹介しました。留学をはじめ、GPAが有利にはたらく場面もあります。早いうちから意識して、高いGPAのスコアを取っておきたいところですね...

続きを読む
就活で得する?女子大に通うメリット・デメリットを解説
就活で得する?女子大に通うメリット・デメリットを解説

「共学に行くか、女子大に行くか」で悩む人もいらっしゃると思います。今回は、女子大に通っていた著者が女子大に通うメリット・デメリットをまとめました。就職で有利になる点についても解説しますので、ぜひ進路選択の参考にしてみてください。 女子大に通うメリット まずはじめに、女子大に通うメリットをご紹介します。「女子大なのがちょっとな…」と感じている人、こんなにたくさんメリットがありますよ! 男子の目を気にする必要がない 1つめのメリットは、「男子の目を気にする必要がない」です。大学に男子がいたら、なんとなく意識してしまいますよね。でも、当然ながら女子大には男子がいません(男性教員除く)。 忙しくて化粧をする余裕がない日、女子大ならすっぴんで大学に行き、そのまま授業を受けてもまったく問題ありません。服だって、何を着ても大丈夫です。化粧をする時間、服を選ぶ時間を睡眠や勉強に充てることができます。 リーダーシップを発揮できる機会が多い 2つめのメリットは、「リーダーシップを発揮できる機会が多い」です。共学の大学では、ゼミやサークル活動のリーダーは男子学生が務めがちで、女子はサポート役に回ることが多いです(もちろん、そうでない場合もありますが)。 一方、女子大では男子に頼ることがないため、否が応でもそれぞれが自立し、積極的に行動するようになります。女子大で得たリーダーシップ経験は、その後の就活や社会人生活にも必ず生きるでしょう。 教育が充実している 3つめのメリットは、「教育が充実している」です。女子大の多くは、「少人数教育」の制度を採っています。一方共学の大きな大学だと、「数百人の教室で一斉に授業を受ける」ということも多くなります。 私の通っていた女子大・学科を例にとると、学生数25人/1学科につき、教員数は12人/1学科でした。つまり、単純計算で教員1名に対し、学生2人の割合です。 講義は小さな教室で行われるため、教員との距離が近くアットホーム、かつインタラクティブな雰囲気で授業が進みます。授業時間以外にも、質問や相談などがあればいつでも聞き入れてくれる雰囲気がありました。 卒業後3年半経った今でも連絡をとっている先生も多く、個人的には女子大に通う1番のメリットが「女子大ならではの少人数教育」と考えています。 他大学の人間関係が広がる 5つめのメリットは、「他大学の人間関係が広がる」です。女子大には男子学生がいないため、インカレサークル(様々な大学の学生が参加できるサークル)に入る人が多いです。 インカレサークルに入ると、他大学の輪が広がり、共学よりもむしろ幅広い交友関係を築くことも可能です。 その他 これまで5つのメリットを上げてきましたが、その他に「合コンウケがいい」説があります(ここで”説”と言っているのは、私が恩恵を受けたことがないからです)。 「合コンウケがいい」と言われるのは、一般に「女子大=おしとやか、お嬢様」という印象を持たれるからなのですが、個人的にはむしろ女子大に通っている人の方が自立していて、男勝りな一面を持つ印象があります。 この辺りは大学によって雰囲気が異なるところなので、志望している大学についてご自身で調べてみてください。 女子大に通うデメリット 次に、女子大に通うデメリットを紹介します。 異性との出会いが少ない 1つめのデメリットは、「異性との出会いが少ない」です。 大学に男子学生がいないため、何も行動しないと同年代の男子との出会いはありません。インカレサークルに所属していたり、フットワーク軽く合コンなどに参加していれば話は別ですが、共学に比べると恋愛がしにくい環境であることは事実です。 男性と接するハードルが上がる 2つめのデメリットは、「男性と接するハードルが上がる」です。日常の大学生活で男子学生と接する機会がないため、たまに男性が多い環境に行くとものすごく違和感を覚えたり、どのように男性と接したらいいかがわからなくなってしまう場合があります。 私もそのような時期を経験しましたが、サークルやアルバイト先で男性と関わる中で男性と接することに慣れたので、それほど心配する必要はありません。 考え方が偏りがちになる 3つめのデメリットは、「考え方が偏りがちになる」です。 女子だけでワイワイ盛り上がったり、女子目線で共感しあって話ができるのはとてもいいのですが、女子大の環境では「男性目線の意見がほとんど聞けない」ということがあります。 恋愛でも、就活でも男性目線の意見が聞けないことがあり、考え方が偏りがちになる可能性があります。 「女子大は就活で有利」と言われる理由 なぜ「女子大は就活に強い」と思われているのでしょう?その理由を解説します。 就職サポートが充実している 「女子大は就職サポートが充実している大学が多い」というのが、就職に有利だと言われている理由の一つです。女子大の多くが、学生の就職活動を支援する教育や活動に力を入れています。 私の通っていた女子大でも、毎週就活関連のセミナーやイベントが学内で開催されていたり、企業への推薦枠が多くありました。 また、女子大には女性教員や職員が多く在籍しているため、女性ならではのキャリアプラン、ライフプラン(結婚、出産、子育てと仕事の両立など)についての相談しやすい雰囲気があります。 マナー教育が充実している 女子大はマナー教育に力を入れている大学が多いので、その点も就職には有利に働くと考えられます。 挨拶や正しい言葉遣い、目上の人と接する時のマナーが身についていると、就活ではかなり好印象になり面接でも有利に働くからです。 航空業界や秘書など、マナーや印象の良さが重視される業界・職種を希望するなら、女子大で学ぶことで得られるものは多いでしょう。 大学が資格取得を推奨してる 保育士資格や秘書検定など、就職に役立つ資格取得を推奨している女子大も多いです。大学が資格取得を推奨していると、早い時期から資格取得の勉強をスタートできるので、資格取得率が上がると考えられます。 女子大では、大学に資格取得に関連する授業があることも少なくありません。周囲にも資格取得を目指す学生が多いので、自然と資格の勉強をする環境が整うというメリットもあります。 優秀なOGの存在 女子大は長い歴史・伝統のある大学が多いので、多くの企業で優秀なOGが活躍しています。OGが活躍していると、企業の大学に対するイメージもよくなるのです。 授業が少人数なので密な人間関係が築きやすく、人脈を就活にいかすことが可能です。伝統のある大学は愛校心が強い学生が多いので、OG訪問などもしやすくなるでしょう。 女子大は就活で得する? 「女子大は就活で得する?」ですが、答えはどちらでもないでしょう。確かに女子大は就活サポートがしっかりしており、就職率を見ても共学よりも数値が高い傾向にあります。しかし就活において評価されるのは、「何を考え、何を大学で経験してきたのか」です。ぜひ「大学生活で自分は何を得たいのか」を第一に考え、進路を選択してください...

続きを読む
278 | 279 | 280 | 281 | 282 | 283 | 284 | 285 | 286
大学1・2年生もインターンに行こう
インターン締切カレンダー
就活エントリー締切カレンダー
マンガでわかるインターンシップ
就活イベントまとめ
インターンシップ体験談
就活本選考体験記
内定者のES