プログラミング未経験でもインターンはできる?求められるレベルや能力は?

プログラミングインターンに興味はあっても、レベルや難易度が気になり躊躇している方も多いと思います。未経験者・初心者でも参加できるのはどんなインターンなのnか、レベル感のチェックの仕方など解説します。プログラミングインターンのメリットや求められる要素なども参考にしてください。

スキルが身につく!プログラミングのインターンの特徴を徹底解説!
目次

インターンの特徴と求められるレベル

プログラミングのインターンでは、即戦力となるスキルを持っている学生を募集している場合もあれば、未経験でも学びたいという気持ちが強い学生を採用してくれるインターンもあります。

未経験/初心者向けのインターン

初歩的なことから社員に教えてもらうことでスキルが身に付けられます。即戦力としての働きを求められることがないかわりに、収入はそれほど見込めないケースが多いです。とはいえ、お金を稼ぎながら将来的に役立つスキルが身に付けられることは大きなメリットと言えます。

経験者向けのインターン

経験者を採用しているインターンもあります。即戦力となる学生を求めている場合が多いものの、現場での経験がない学生にはそこまで高度な内容が求められません。初心者向けのインターンに比べ、高収入を見込めるケースもあります。面接時にどの程度のスキルがあるか問われた場合は、制作物を公開すると印象がアップし、意欲がある学生と思われます。

求められるレベルは?

プログラミングのインターで求められるレベルは、企業やインターン内容により異なります。短期でも長期でも、未経験・初心者OKという募集もあれば、経験者限定の募集もあります。

短期インターンの場合は長期に比べて未経験・初心者でも参加しやすい内容が多いので、短期でプログラミングを体験することが目的のインターンを探してみるのがおすすめです。短期インターンでも数日間にわたって本格的なプログラミングをするものや、ハッカソンのような内容の場合は経験者でないと参加は難しいでしょう。

レベル感を確認するには、インターンの募集要項をチェックしてみるのが一番です。応募資格に「理系学部の学生」「プログラミング経験者」など条件が記載してあるので、参加できそうなプログラムを探してみましょう。募集要項にレベルの記載がない場合は、企業の窓口に問い合わせてみてください。

プログラミングのインターンのメリット

プログラムのインターンには、プログラミングのスキルが身に付けられるという大きなメリットがありますが、それ以外にも以下のようなメリットがあります。

実践的なプログラミングが学べる

プログラミングのインターンのメリットの一つは、より実践的なプログラミングスキルを身に付けられることです。自分がプログラミングしたシステムやアプリケーションが実際に使われ、それに対するフィードバックが得られるので、改善すべき点やさらに学ぶべき点が明確になります。

独学やプログラミングスクールでも、自分でアプリケーションや簡単なシステムを作ることはできますが、それが実際に運用された時の反応を知ることはできないので、経験者であっても、実践的なスキルを高めるには現場で働くことに大きなメリットがあります。

IT業界で働くためのスキルが身につく

IT業界でプログラマーとして働くのに必要なのは、プログラミングのスキルだけではありません。現場の状況やトラブルに対して柔軟に対応する臨機応変さや、取引先とやり取りするためのコミュニケーション力なども重要です。

インターンで現場作業すると、そういったプログラミング以外のスキルの必要性を感じることができます。長期就業すれば、臨機応変さやコミュニケーション力を養うこともできます。

有給の長期インターンなら稼げる

1DAYインターンや数日だけの短期インターンは無給のことが多いですが、数ヶ月以上の長期インターンは有給のことがほとんどです。お金をもらいながらプログラミングの知識・経験を身につけられるので一石二鳥ですね。

長期インターンの時給の相場は1000円〜1500円ほどですが、スキルアップすれば時給をアップしてくれることもあります。一般的なアルバイトよりもかなり高い時給となるケースもあるので、アルバイト代わりに長期インターンをするのもおすすめです。

就活に役立つ

プログラマーがどのように仕事をしているのか、近くで見ることができるので、就職後のイメージがしやすくなるでしょう。エンジニアとしての就職に疑問や不安がある場合は、プロのエンジニアに相談することもできます。

プログラマーに憧れや興味はあるものの、「自分には適性があるのだろうか?」「プログラマーとしてやっていけそうか?」と不安に思っているなら、適性を見極めるいい機会となるでしょう。

インターン中に成果をあげたり、働きぶりが認められ、そのままインターン先に正社員として就職する人もいます。企業をよく理解してから就職したい人や就活をしたくない人は、長期インターンからの就職を考えてみるのもいいでしょう。

インターン先はどう選ぶ?

プログラミングのインターン先を選ぶ際、どんなことを基準に選んだらよいのでしょう?

期間

短期のインターンでもプログラミングを学べるものはありますが、スキルとして身に付けたいのであれば3ヶ月以上の長期インターンを選びましょう。

使用言語

プログラミング初心者の場合、どの言語を扱っている企業に行くべきなのか、迷うこともあるかも知れませんが、そこはあまり気にしなくて大丈夫です。

プログラミング言語は共通している部分も多いので、一つの言語をきちんと身に付けると、他の言語を学ぶのがとても容易になります。だから、まずはどれか一つをしっかり学ぶことを考えましょう。

やりたいことが明確になっている、この言語を学びたいと決めているのなら、その言語が学べるインターンを選ぶとよいと思います。

プログラミングの言語の代表的なものには以下があります。

・C言語…難易度は高めなもののプログラミング基礎力が身につく。早い動作のアプリが作成できる。

・Java…大型のシステム開発をするときに採用される言語。プログラミングそのものの知識がつけられる。

・JavaScript…ブラウザ上で動作確認できるので学習が始めやすい。Web上のアクションをつけやすいので、かっこいいWebサービスを作りたい人におすすめ。

・Python…AIなどの人工知能に使われる。言語が読みやすく応用範囲も広い。

・Swift…2014年にAppleが発表したプログラミング言語。新しい言語なので、これまでにない使い方も期待される。iPhoneアプリを開発したい人におすすめ。

・Ruby…プログラミングスクールで教えられることの多い、読みやすく書きやすい言語。多くのWebアプリやゲーム、サービスに使われている。

会社の規模や社風

大企業だと、人数が多く社員の層も厚いためサポート的な業務が多い傾向があります。逆に少数精鋭の会社、ベンチャー企業などでは、学生であっても責任ある仕事を任せてくれる場合があります。

まずはごく初歩的なサポートから始めたいのであれば大企業を、早い段階からより実践的な就業体験をしたいのであれば、規模の小さい会社や、若い勢いのある会社を選ぶといいでしょう。

どんな職種の就活に活かせるか?

インターンでプログラミングのスキルを身に付けたら、どんな職種で活かすことができるのでしょうか?

プログラマー

身近なところだと、スマホのアプリ、ゲームの制作などに携わるプログラマーです。他にも、ロボット製作、AI関連の仕事にも活かすことができます。

Web系のプログラミングスキルを身につければ、Webサイトの作成やWebサービスを開発するエンジニアとして活躍することができます。

SE

プログラミングのスキルを身に付け、システムエンジニア(SE)として活躍するという道もあります。

システムエンジニアは需要が高く、就活生に人気の高い職種です。学生のうちにプログラミングに触れておくと、就活でもいいアピール材料になるでしょう。

ディレクター・プロジェクトマネージャー

プログラミングの知識は、アプリ開発のディレクターやWebサービスのプロジェクトマネージャー(PM)など、エンジニア以外の職種でもいかすことができます。

プログラミングについての知識があると、スケジュールを立てたりプロジェクトを管理するのに役立つからです。今後、プログラミングが適用される領域がどんどん広がっていくと予想されているので、プログラミングのスキルを活用できる場が増えていくでしょう。

未経験者/初心者がプログラミングのインターンでアピールすべきポイント

プログラミングへの興味・関心

ただ興味があるというだけでなく、「プログラミングの本を読んでいる」「プログラミングスクールに通っている」など、具体的に行動していることをアピールできるといいでしょう。

実際にプログラミングしてかたちにしてみると、さらに効果的なアピールができます。簡単なものでいいので、サイトやアプリなどをつくってみるといいでしょう。興味・関心があること、実行力があることをアピールでき、採用に繋がりやすくなります。

論理的思考能力

プログラミングには、論理的思考能力が役立つとされています。採用の段階でチェックされることもあるので、論理的に考えたり説明するのが苦手な人はこの力を高めておきましょう。

仕事で説明やプレゼンをしたり、資料作成などでも役立つ能力です。高めるために努力をしておくと、他の職種でも仕事を始めてからも役立つ場面は多いでしょう。

コミュニケーション能力

プログラミングは一人でやるものと思っている方も多いかもしれませんが、エンジニアにコミュニケーション能力を求める職場も少なくありません。プログラミング中は一人でも、先輩に教えてもらったり相談したりする際にコミュニケーションは必要です。

仕事はいろいろな人と協力して行うものなので、コミュニケーション応力を重視している企業は多いです。コミュニケーション能力が高い人は、「スムーズに仕事ができそう」「一緒に働きたい」と思ってもらえる可能性も高くなります。

熱意・やる気

企業が学生インターンに求めるのは、知識や経験ではなく、仕事へのやる気や熱意です。プログラミングのインターンでは、未経験者・初心者でも採用してもらえるケースが多いのはそのためです。

なぜプログラミングのインターンに挑戦したいのか、どんなことを成し遂げたいのか、具体的に説明できるようにしておくとやる気をアピールできるでしょう。

未経験者がプログラミングのインターンに参加するには?

プログラミングの経験がない人や初心者が、プログラミングのインターンに参加するにはどうすればいいのでしょう?

プログラミングの勉強を始める

インターンの場合、プログラミングが未経験者でも採用してくれる企業もあります。しかし最低限の知識があると、さらに採用されやすくなるでしょう。

独学でもいいので、書籍などを購入してプログラミングの勉強を始めるのがいいですね。プログラミングの学習サイトやスクールでプログラミングを学ぶ、という方法もあります。

短期インターンや他の職種のインターンに参加してみる

プログラミング未経験者やほとんどプログラミングに関する知識がないという人は、まずはIT系企業の短期インターンや他の職種のインターンに参加して、プログラマーの仕事を実際に近くで見てみるのがいいでしょう。

そこで経験を積んで徐々にプログラミングに関わる業務を増やしてもらったり、勉強方法などを先輩エンジニアに相談してみることもできます。

最後に

プログラミングのスキルを身に付けることで、活躍できる場がぐっと広がります。インターンならではの、お金を稼ぎながら学べるという非常に大きなメリットもあるので、興味のある方はプログラミングのインターンをぜひチェックしてみてください。

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