Web上でエントリーシート(ES)の提出を求める企業が増えてきています。これまでのESは紙での提出が主流だったため、「写真はどうやって貼り付けるの?」「提出の仕方は?」といった疑問を抱く就活生も多いのではないでしょうか。
ここでは、Webエントリーシートの書き方について解説します。写真や提出時間などの注意すべきポイント、内容に間違いがあった時の訂正メール例文なども参考にしてください。
- ・Webエントリーシートの書き方
- ├パソコンやネット環境を用意する
- ├改行できない場合は記号を使う
- └スペースの8〜9割を埋める
- ・Webエントリーシート作成中の注意点
- ├制限時間に注意
- ├こまめにバックアップをとる
- └写真のアップロード方法を確認しておく
- ・Webエントリーシート提出時の注意点
- ├提出期限ギリギリに送らない
- ├コピーを残しておく
- └誤字脱字チェックを必ず行う
- ・内容に間違いがあった場合は?
- ├訂正の連絡をする
- └訂正メールの例文
- ・最後に
Webエントリーシートの書き方
パソコンやネット環境を用意する
Webエントリーシートは、パソコンで作成するのがおすすめです。スマホでも作成できますが、文章量がかなり多いエントリーシートの場合はパソコンの方が作成しやすいでしょう。
企業指定のエントリーシートをダウンロードしたり、完成したデータをアップロードしたり送信する際にはインターネットに接続しておく必要があります。データのダウンロードとアップロードをする際には、安定したネット環境を確保しましょう。
改行できない場合は記号を使う
Webエントリーシートの場合、入力ルールがあったり、改行ができないケースがあります。文字だけだと読みにくくなってしまうので「」【】■などの記号、(1)(2)(3)などの数字をうまく利用して、読みやすくする工夫をしましょう。
作文のように字下げをする必要はありません。字下げや余分なスペースは自動的に削除されるケースもあるので、改行やスペース以外で見やすくする工夫が大切です。
スペースの8〜9割を埋める
書くべき内容は紙のエントリーシートと変わりません。書き方も同じで、スペースの8〜9割を埋めることを意識しましょう。空欄が多いと「やる気がない」「志望度が低い」といった印象を与えます。
Webエントリーシート作成中の注意点
制限時間に注意
Webエントリーシートの作成に、制限時間が設けられていることがあります。決まった時間内に入力を完成させないと、内容が消えてしまうことがあるので注意してください。
制限時間は1時間〜数時間と企業によって異なるので、作成前によく確認しておきましょう。時間内に作成できるか不安な人は、あらかじめメモ帳やWordで作成しておくのがおすすめです。
あらかじめ作成しておいた内容をコピーして貼り付ける際には、貼り付けの間違いに注意してください。他の企業用に作成したものと混同しないように、企業ごとにきちんと分けておくと安心です。
こまめにバックアップをとる
Webエントリーシートは手軽に作成できる一方で、パソコンやインターネットの不調、ちょっとした操作ミスなどが原因でデータが消えてしまうリスクがあります。
Webエントリーシートを作成する時には、Wordやテキストソフトを用いて、下書きを作成しましょう。下書きの作成中は、こまめにバックアップを取ることを忘れないでください。
写真のアップロード方法を確認しておく
Webエントリーシートでは、顔写真の提出も求められます。写真のサイズや形式、ファイル名、貼り付け方などが企業から指示されている場合もあるので、しっかり確認しておきましょう。
写真のような画像データは重いため、インターネット回線によってはアップロードにかなりの時間がかかってしまうことがあります。余裕をもってアップロードしておくことも大切です。
Webエントリーシート提出時の注意点
提出期限ギリギリに送らない
「Webエントリーシートなら一瞬で送れるから」と安心していると危険です。提出期限の直前は回線が混み合って、エントリーシートをスムーズに送信できないことがあるからです。
パソコンやインターネットの不具合いが起こることも考えられます。Webエントリーシートだからと油断せずに、時間に余裕をもって作業する必要があります。提出期限の前日や遅くても数時間前には送信完了しておくようにしましょう。
コピーを残しておく
Webエントリーシートが作成できたら、送信する前にデータをコピーして保存しておきましょう。後で何を書いたかわからなくなるのを防ぐためです。
面接の前にWebエントリーシートのデータを見直しておけば、エントリーシートと面接での発言が矛盾するようなミスをしなくて済みます。
誤字脱字チェックを必ず行う
タイプで入力するWebエントリーシートは、タイプミスをしやすいので紙のエントリーシートよりも誤字脱字の可能性が高くなります。
送信前に必ず何度も読み直して、ミスや書き間違いがないか確認しましょう。Wordで下書きをしておくと、校閲機能を使って書き間違いのチェックができるのでおすすめです。
内容に間違いがあった場合は?
訂正の連絡をする
Webエントリーシートを送信した後に、内容に間違いがあると気づいた場合は企業の担当者に連絡しましょう。急ぎの場合は電話で、些細な間違いや面接まで時間があるようならメールでも構いません。
訂正メールの例文
エントリーシート訂正のお願いとお詫び(〇〇大学田中太郎)
本文:
株式会社〇〇
採用ご担当者様
お世話になっております。
〇〇大学〇〇学部の田中太郎と申します。
〇月〇日に提出しましたエントリーシートに間違いがございました。
この度は訂正をお願いしたくご連絡いたしました。
【訂正内容 在籍学科記入欄】
誤 〇〇学科
正 ▲▲学科
私の不注意によりご迷惑をおかけしてしまい申し訳ございません。
ご多用のところ誠に恐れ入りますが、お取りはからいのほどよろしくお願いいたします。
(メール署名)
最後に
Webエントリーシートは、従来の紙のエントリーシートよりも作業の負担が少ないです。しかし手軽な分、誤字脱字などのケアレスミスも発生しやすいので注意してください。送信前には必ず誤字脱字がないかの確認と、写真のアップロード忘れがないかを確認するようにします。そして、時間に余裕を持って送信を完了させておきましょう。
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