【例文あり】一言自己PRを作成するコツと作成の手順を解説

就活の履歴書やES(エントリーシート)、面接での自己PRに対して苦手意識を持っている方も多いのではないでしょうか?「一言で」「簡潔に」といった要望が付け加えられるとさらにハードルが上がってしまい、書くのが億劫になってしまうこともあるでしょう。

ここでは、「一言自己PR」を簡単に作成するコツや注意すべきポイントをまとめています。作成に必要な準備から、作成しやすい構成、自己PRの例文をご紹介するので一緒に作成していきましょう。

目次

一言で自己PRをする際のポイントはこの2つ!

一言で自己PRをする時は、「ポイントを1つに絞る」「シンプルでわかりやすい表現にする」の2点を心がけるといいでしょう。

アピールポイントは1つに絞る

アピールポイントは1つに絞りましょう。ただでさえ一言で、簡潔にというのは難しいものですが、伝えたいことがたくさんありすぎるとそれを一言で伝えることは困難になります。

「これだけは伝えたい」「ここだけは自信がある」という一点突破型でいくのが、印象に残る自己PRのコツでもあります。

シンプルでわかりやすい表現にする

自己PRではできるだけたくさんアピールしたくなるものですが、シンプルにわかりやすくまとめましょう。

「ちょっとひねったほうが面白くて印象に残るのでは?」「キャッチ―なコピーがないと埋もれてしまうのではないか?」、と思うかもしれませんが、あまりひねりすぎるのもリスクが伴います。

「自分は何が得意で何に自信があるのか」を、どんな立場でどんな価値観を持った人が聞いてもすんなりと理解しやすいことばで伝えることを意識してみましょう。

一言自己PR作成前の準備

自己PRを作成する前に、「自己分析」と「企業が求める人物像のリサーチ」をしておくと、自己PRの質を高めることが可能です。

一言自己PRには自己分析が欠かせない

一言自己PRがなかなか思いつかない場合は、自己分析が足りないのかもしれません。時間をかけて、じっくりと自己分析をやり直してみるのがいいでしょう。

自分にはアピールできる経験やスキルがないと思うかもしれませんが、自慢できるような成果や実績がなくても構いません。好きなことや楽しかった経験などを思い出して、自分の性格のいい部分や得意なことを見つけてみてください。

企業分析で「求められる人物像」をイメージ

一言自己PRで大切なのが、「アピールポイントを仕事でどういかすか」ということです。ただ長所や得意なことをアピールするだけでなく、その長所や得意なことを仕事でいかせることをアピールしましょう。

そのためには、その企業の仕事や社風をよく理解できていなければなりません。どんな事業に力を入れているのか、どんな人物が活躍しているのかなど、企業の文化や仕事については徹底的にリサーチをしましょう。

さっそく自己PRを作成してみよう

一言自己PRは、次のような構成で考えるとまとまりやすいです。

①結論
②エピソード
③仕事でどういかせるか

一言で結論を述べる

まずはじめに、「私のアピールポイントは〇〇です」と、一文で自己PRをわかりやすく伝えましょう。キャッチコピーを使うのもいいですが、誰もが聞いてすぐに意味がわかるような表現にすることを忘れないでください。

具体的なエピソード

次に、そのアピールを証明するような体験談やエピソードを盛り込みます。アピールポイントを裏付けるような体験談を盛り込むことで、自己PRの説得力が高まります。

エピソードは数字などを使ってなるべく具体的に話しましょう。エピソードもできるだけ簡潔にすることを意識して、だらだらと長くならないよう注意してください。

長所を仕事でいかせることをアピール

そして最後は、「そのアピールポイントを仕事でどういかしたいか」で締めくくります。ここで効果的なアピールをするためにも、企業の事業内容や業務についてしっかりリサーチしておきましょう。

しかし新卒採用の場合はどんな仕事をするか入社するまでわからないことも多いので、「長所をいかして会社に貢献したい」「強みをいかして業務に取り組みたい」などの抽象的な表現になってしまっても構いません。

自己PRを一言でアピールする例

それでは、自己PRを一言でアピールするための例を2つご紹介します。どちらも決して派手だったりひねりを聞かせたりしている文章ではありませんが、伝わりやすくするための工夫がされています。

最初に結論を言う

まずは、最初に結論として一言で自分の長所や強みを言い切ってしまうことです。これは、社会人になってからの上司への報告やプレゼンなどでもとても大切になってきます。

【例文】
『自分ゴト化』が私の信条です。ニュースをみていても、友達や家族の話を聞いているときも常に「もし自分が同じ立場になったならどうするか?」を常に考えながら話を聞いたり物事を考えたりしています。これは相手の気持ちを想像することにもつながりますし、いざ自分が似たような状況になったときにも1度想像したことがあるのでどうすべきかがすぐに頭に思い浮かぶということでもあります。

短い文章で言い切る

次に、短い文章で言い切るパターンです。一言では言えない場合やキャッチコピーのようなものを作るのが難しかった場合に使うことができます。

【例文】
私は自分の限界に挑み続けた大学生活を送ってきました。大学4年間熱中した山岳部では、時には天候や環境がとても厳しいと感じることもありました。しかし、先輩たちや同期と共に目指した山を登り切ったときには大きなやりがいを感じることができました。この辛いことを乗り越える経験を社会人になっても生かしていきたいと思います。

最後に

自己PRを一言でアピールするというと、どうしても上級なテクニックが必要なのではないかと身構えてしまいます。しかし面接官の気持ちになってみると、わかりやすく印象に残りやすいシンプルな伝え方が一番良いと分かるのではないでしょうか。今回ご紹介したポイントを意識して、自己PRの印象に残る伝え方を考えてみましょう。

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