面接で必ず聞かれる「自分の長所を話してください」という項目ですが、それまで自分に自信のなかった人ほど、なかなか自分で自分のいいところについて伝えることに対する苦手意識があります。
そこで今回は、自分の長所が見つかるかもしれない「長所一覧」や、短所から長所を見つける方法などをご紹介します。ご紹介するものの中にどれか一つでも自分の特徴を長所として伝えられるものがあるはずです。
- ・ESや面接で長所を伝えるときのポイント
- ├まずは結論を言い切る
- ├その長所に関するエピソードを伝える
- └その長所を社会人になってどう生かすか伝える
- ・ESや面接で使える長所一覧
- ├【諦めない強い気持ちがある】チャレンジ精神/好奇心
- ├【リーダーシップがある】気配り/行動力/責任感
- ├【負けず嫌い】忍耐力/真面目/向上心
- ├【努力家】継続力/計画性
- └【コミュニケーション能力】協調性/慎重/素直
- ・長所が思いつかない時は短所から考えてみよう
- ├飽き性である
- ├物事を引きずる性格である
- ├細かい性格
- ├発言するのが苦手である
- └行動力がない
- ・最後に
ESや面接で長所を伝えるときのポイント
まずは、ESや面接で長所を伝えるときのポイントについて見ていきましょう。どのようなことに気をつけて、どのようなことを話す必要があるのでしょうか。
まずは結論を言い切る
まずは、「私の長所は○○です」と冒頭で言い切りましょう。これから何の話をするつもりなのか、何についてアピールするのかを最初に言い切ることで、ESを読む人や面接官も心構えができ、話の内容がすっと頭に入りやすくなります。
これは今すぐにでも実践できるポイントですよね。特に慣れていないとダラダラとしゃべってしまいがちな「長所」のアピールでは、メリハリをつけて相手に対し伝わる話し方をすることが大切です。
その長所に関するエピソードを伝える
次に、冒頭で言いきった長所に関するエピソードを伝えます。なぜ自分でその特徴が長所だと思うのか、人から褒められたことがあればそのエピソードなどについて話すことで、長所の説得力が増します。
このときのコツとしては、「いつも人から○○と言われるので」と抽象的にではなく、できるだけ具体的に「以前サークル活動でリーダーを決めなければならなかった時に」といった出来事を交えて話すと良いでしょう。
その長所を社会人になってどう生かすか伝える
最後に必ず話した方がいいのが、「その長所を社会人になってどう生かすか伝える」ということです。そもそもなぜ長所について聞かれているのかといえば、あなたにどのような特徴があり、その特徴を生かしてどのようにその会社で活躍できるのかを面接官がイメージするためです。
そこで話した後に「この長所を生かし、御社では●●に役立てるようになりたいと思います」というように社会人としてどのように生かすことができるかを話して締めくくりましょう。
ESや面接で使える長所一覧
それでは、ESや面接で使える長所一覧をご紹介します。「自分には長所がない……」と思っていても、必ず何か長所としてアピールできるものはあるはずです。以下の中から自分に近いものがないか探してみましょう。
【諦めない強い気持ちがある】チャレンジ精神/好奇心
好奇心が旺盛であったり、チャレンジ精神があったりする人は、これらを長所としてアピールしてみましょう。これらの長所は、どのような仕事でも必ず求められます。
社会人になると、努力をしたからといってうまく行くわけではない場面がたくさんあります。そんな中、諦めない強い気持ちを持っている人は目標を達成できる可能性が高まるのです。特に研究職や営業職などでその長所が生かせるはずです。
【リーダーシップがある】気配り/行動力/責任感
気配りができたり、行動力があったりする人はリーダーシップがあることをアピールしてみましょう。ほかにも、責任感があるエピソードを持っている場合でもリーダーシップをアピールすることができます。
リーダーになることができる人は、最後までメンバー全員への気配りと配慮をしつつも、その仕事を投げ出さずメンバーを見捨てない責任感が求められます。さらに、攻めるべき時には攻める判断をするなど行動力も求められます。
【負けず嫌い】忍耐力/真面目/向上心
自分は負けず嫌いかもしれないな、という方は忍耐力や向上心などをアピールしてみましょう。とくにそういった方は真面目であることも多いので、自分はまじめすぎてつまらない……と感じている場合でも忍耐力・向上心をアピールすることができます。
その場合のエピソードは、「ゲームに負けて悔しかった」というようなものよりも、「アルバイト先で悔しい思いをした」「部活の試合で負けて悔しかった」というように、仕事に生かすことができそうなイメージができるものを選びましょう。
【努力家】継続力/計画性
ものごとを進める際に計画をしっかり立てたい方や、長いこと続けている習慣がある人は「努力家」であることを長所としてアピールできるでしょう。
会社の仕事にはコツコツと地味なことでも続けなければならないことも多く、そうしたことを苦にせずに続けることができる人材はとても重宝されます。さらに、計画を立てる能力は予算管理などでも発揮されます。
【コミュニケーション能力】協調性/慎重/素直
人と接するのが好き、慎重に相手との距離をはかるようにしている方はコミュニケーション能力に優れていることをアピールしましょう。素直なタイプな方も人から好かれやすいのでコミュニケーション能力をアピールできます。
長所が思いつかない時は短所から考えてみよう
長所が思いつかない時は、逆に短所から考えてみる方法があります。長所は短所の裏返しとも捉えることができるので、短所から長所を探ってみましょう。
飽き性である
「興味・やる気が長く続かない」「次々に興味が移ってしまい一つのことを長く続けられない」という方は、好奇心が旺盛でフットワークが軽いという一面はないでしょうか?
好奇心が旺盛でいろいろなことに興味を持つのはいいことですし、すぐに動き出せる行動的な人は、社会でも重宝されます。
物事を引きずる性格である
諦めが悪い性格であったり、いつまでも物事を引きずる性格である人は、根気があるとも言えます。物事を簡単に諦めないという長所に言い換えられますね。
て仕事上のトラブルや問題があった時に、簡単に諦めてしまうようでは社会人としてつとまりません。「気が済むまで取り組む性格」「とことんやるまで諦められない」などの粘り強さは、十分アピールポイントになります。
細かい性格
細かいことが気になるという人も多いでしょう。神経質で細かいと聞くとマイナスのイメージを持つ人もいますが、仕事においては細かさはとても重要です。
特に経理の仕事のように数字を扱う仕事などでは、慎重さや注意力が必要です。大雑把な人には向かない仕事がたくさんあるので、細やかさをいかせる仕事では神経質な性格や細かい部分を積極的にアピールしましょう。
発言するのが苦手である
積極的に前に出たり、自分の意見を発言するのが苦手だという人もいるでしょう。発言できない分、相手の意見を聞くことができる「傾聴力」があるとも言えます。
自分の意見を主張するだけの人は、職場の輪を乱すこともあります。発言するのが苦手な性格は、「人の意見や考えを受け入れる柔軟性がある」「協調性がある」という表現で長所にすることができるでしょう。
行動力がない
心配性でなかなか行動に移せないという人は、慎重な性格であると言えます。じっくりと考えて準備をしてから物事に取り組むなら、計画性があるという長所に言い換えることが可能です。
仕事ではしっかりと準備をして計画を立て、筋道に沿って進めていくことが重要なこともたくさんあります。仕事や職場によっては心配性や慎重な性格は十分アピールポイントになります。
慎重さは、積極性が求められるような職種ではマイナスの印象を与えることもあります。アピールポイントは職種や社風にマッチしているかどうかも考えて選びましょう。
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最後に
自分の長所はなかなか自分では見つけられないかもしれません。しかし、自分の特徴から長所を見つけることはできます。あてはまりそうなものがないか、チェックしてみて下さいね。
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