動画面接の自己紹介で何を話すべきか悩んでいる方も多いのではないでしょうか?ここでは動画面接での自己紹介で求められる内容や、好印象を与える自己紹介のために気を付けるポイント、自己紹介で失敗しないための準備などについて解説します。
- ・動画面接で自己紹介はするべき?
- ├動画面接の目的
- └動画面接では自己紹介が必須
- ・動画面接ではどんな自己紹介をするべき?
- ├自己紹介とは
- ├自己PRと混同しないよう注意
- └自己紹介例
- ・動画面接での自己紹介のポイント
- ├長すぎず10秒程度で簡潔に
- ├ハキハキ明るく話す
- └目線はカメラへ向ける
- ・動画面接の自己紹介で失敗しないために
- ├暗くならないように照明や背景を調整
- ├清潔感を重視
- └本番前に練習をしておく
- ・最後に
動画面接で自己紹介はするべき?
動画面接の目的
これまでエントリーの時点ではESとWebテストが主流でしたが、最近では動画面接も合わせて取り入れている企業が増えています。企業が動画面接を取り入れはじめた目的は主に以下の2つです。
・文字では伝わらない印象が伝わる
・効率的に選考を行える
動画で実際に話しているところをみることで、ESの字面だけでは伝わりきらない学生の雰囲気や印象を面接の前に採用担当者が知ることができます。またこれにより面接に呼ぶ人数を減らすことができるため、手間や人件費を削減することができるのです。
動画面接では自己紹介が必須
「自己紹介は不要」などの指示がない限り、動画面接でも簡単な自己紹介はするべきです。対面の面接では「はじめに簡単に自己紹介をお願いします。」と促されることが多いですが、動画面接ではそれがありません。忘れずに自己紹介を行うようにしましょう。
動画面接ではどんな自己紹介をするべき?
自己紹介とは
自己紹介の目的は、あなたがどんな人なのかをわかりやすく相手に伝えることです。名前や所属に加えて、自分自身を特徴付ける要素を盛り込むといいでしょう。
自己紹介では、だらだらと話しすぎるのは良くありません。内容をわかりやすく簡潔にまとめることを意識してください。
自己PRと混同しないよう注意
自己紹介と自己PRと混同してしまう就活生は少なくありませんが、自己紹介と自己PRは別物です。自己紹介のタイミングで自己PRを盛り込んだり、志望理由などを長々と話してしまうと適切な返答ができていないとみなされる可能性があります。
面接が進めばどこかで自己PRや志望理由を聞かれるので、面接官から「自己紹介をしてください」と言われたときは、簡潔に自己紹介だけをしましょう。
自己紹介例
動画面接では時間配分に注意しましょう。自己紹介に時間をかけ過ぎてしまうと設問への答えが不十分になってしまいます。時間の指定がない場合は、大学・学部・学科と氏名を簡潔に話す程度で十分です。
【例文1】
□□大学□□学部□□学科4年の○○です。
どうぞよろしくお願いします。
設定時間が長かったり自己紹介だけで設問が設けられている場合は、次のような項目を自分の経験に合わせて付け加えましょう。
・大学で学んでいること
・サークル
・アルバイト
・インターン
・留学
【例文2】
□□大学□□学部□□学科4年の○○です。
大学では○○について学び、ゼミでの研究テーマは○○でした。
本日はどうぞよろしくお願いします。
動画面接での自己紹介のポイント
次に動画面接で自己紹介をする上で、気を付けておきたいポイントを解説します。
長すぎず10秒程度で簡潔に
前述した通り動画面接は時間が短く設定されていたり、録画の場合は選考担当者が全員の動画を最後まで見ているとも限りません。自己紹介に時間を使い過ぎてしまうと本題に使う時間が短くなってしまい中身が薄い印象を与えてしまいます。自己紹介は10秒程度に留めて簡潔に話すようにしましょう。
ハキハキ明るく話す
動画面接に限らず面接すべてに共通することですが、話している内容と同じくらい話し方や伝え方は重要です。相手が目の前にいなくても油断せず明るくハキハキ話すようにしましょう。
動画は対面よりも感情や話の抑揚が伝わりにくくなっています。基本的には動画は自分が思っているよりオーバーにやってみると相手には伝わりやすくなります。
目線はカメラへ向ける
動画面接だと話す内容を紙に書いて見ることができます。これは動画面接の利点ではありますが、あまり原稿を読み上げている感じが出てしまうと感情が入らず良い印象にはなりません。
原稿を作る場合は要点を単語で書いておくくらいにしておきましょう。また目線は画面の自分の顔や奥の壁を見るより、カメラを見る方が相手を見ているような印象になり目線が自然になります。
動画面接の自己紹介で失敗しないために
暗くならないように照明や背景を調整
短い時間で終わってしまう動画面接は対面の面接に比べて第一印象が変わりにくいです。印象は耳から聞こえる話し方と目で見える画角で決まります。そのため話し方と同じくらいパッと映る画面にはこだわりましょう。
照明や背景と聞くと「普段撮影なんかしないんだから機材なんてないよ」と思うかもしれませんが、家でスマホで撮る場合でも、光や撮り方ひとつで印象が変わります。照明は電球よりも自然光が一番健康的で明るくみえるので、家のなかで日の光が入る明るい場所を選びましょう。
背景はできるだけシンプルな方が印象が良くなります。物が置いていない白い壁などを選びましょう。どうしても無い場合は100円ショップなどで手に入る白い模造紙を貼ると白い壁を演出することができます。
清潔感を重視
家で動画を撮るとついつい服装を油断しがちです。しかし清潔感は印象に大きく影響します。「だらしない」「ちゃんとしていない」と面接以外のところで評価を下げないためにも、スーツの場合はシワがないか、私服の場合はだらしなくなり過ぎていないか気を付けておきましょう。
本番前に練習をしておく
動画面接でも普通の面接と変わらないと思っている人も多いですが、動画の印象は実際に対面しているのとかなり違います。動画で見ると声が小さくて聞き取りづらかったり、画面が暗くて印象が悪くなってしまうことも多いです。
本番前にテスト撮影をして自分で確認してみることをおすすめします。チェックするときは次のようなポイントに注意してみてください。
・話すスピードは適切か
・声量は十分出ているか
・話が聞き取りやすいか
・画面が暗くないか
・表情は明るいか
・姿勢は良いか
自分では気づけないこともあるので、家族や友人にチェックしてもらい改善点を指摘してもらうのもいいでしょう。
最後に
動画面接の自己紹介のポイントをまとめていきました。自己紹介は自分の印象を左右する重要なものです。長々話す必要はないですが、手を抜かず明るくハキハキ話すようにしましょう。
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