面接時間が長いのは合否と関係があるの?面接に平均でかかる時間や長くなる理由も解説!

面接の時間が短いと「面接官は自分に興味をもってくれなかったのではないか?」と不安になりますし、面接時間が長いと「これだけ時間をかけて自分のことを知ろうとしてくれたのだから合格フラグなのではないか?」とどうしても考えてしまうと思います。

面接の時間の長さは合否にどのくらい関係があるのでしょうか?今回は面接時間と合否の関係について解説します。

面接時間が長いのは合否と関係があるの?面接に平均でかかる時間や長くなる理由も解説!
目次

面接時間の長さは合否に関係ある?

面接の平均時間はどのくらい?

そもそも、面接の平均時間はどのくらいなのでしょうか。一般的には30~40分程度が平均だと言われていますが、企業や応募人数などによってもちろん変動します。

選考の段階や面接の種類、その面接官や就活生によっても時間に差がつくことはありますので、あくまで参考程度に考えておきましょう。

面接時間と合否は関係ない!

「面接時間が短いと不合格」「面接時間が長いと合格」と考えてしまいがちですが、面接時間と合否は関係がないことがほとんどです。

企業の都合で面接時間が長くなったり短くなったりすることもあるので、面接時間の長さで合格か不合格を判断するのは難しいです。

長い=合格、短い=不合格とは限らない

面接時間が長いのも短いのも、それぞれ合格と不合格どちらの可能性も秘めています。面接時間が長いからといって合格とは限りませんし、短いから不合格ということもありません。結果が出るまでわからないことなので、面接時間の長さで悩まないようにすることが大切です。

面接時間が長い時はどういうとき?

まずは面接時間が長い場合の理由をチェックしてみましょう。

面接官が判断を迷っている

面接時間が平均の30分前後よりも長くなってしまう理由として挙げられるのには、その就活生と別の就活生の数名で迷っており、別候補と比べてどちらを選ぶべきか精査するために迷っているためにさまざまな視点から質問を投げかけたい場合があります。

面接官が話好き

単純に面接官と就活生で話が盛り上がった場合は、面接時間が長くなります。話好きの面接官の場合は、合否に関係なく面接時間が長くなりがちです。面接官と就活生のどちらかが話の長いタイプで面接が長引いてしまうこともあります。

面接官が面接に慣れていない

就活の面接で面接官となるのは、人事など採用担当者だけではありません。現場の社員が面接官となることもあるため、面接に慣れていない人が面接官になると面接に時間がかかってしまうことがあります。

面接時間が短いときはどういうとき?

次に、面接時間が短い場合にはどのような状況が考えられるのでしょうか?いくつかの理由があるのでご紹介します。

書類でほとんど合否が決まっている

まずは書類だけですでに合否が決定している場合です。事前に提示されている条件を満たしていない、あきらかに履歴書の書き方が間違っているなどの理由で、最初から不合格にすることが決まっている場合です。

逆に他の就活生よりもダントツで秀でている場合や、経歴・保有資格などで「この学生は選考を通過させよう」という場合にはカンタンな質問をいくつかしただけで面接終了という場合もあります。

合否の判断がすぐにできた

面接官の質問に対して的を射た回答ができており、時間をかけなくてもすぐに「この学生は優秀だ」と面接を終了する場合もあります。

反対に、的を得た回答ができないようだと「この学生はダメだ」と面接を終了する場合もあります。この場合は自分がどちらだったのかはなかなか予想できないかもしれません。

応募者が多い

単純に面接をしなければならない人数が多すぎて、全員面接時間が短いという場合もあります。

大企業や就活生に人気のある有名企業には応募が殺到します。応募者の多い企業の場合は、面接時間が短くなりやすいことを覚えておくといいでしょう。

いずれにせよ、面接時間が短いから良かったのか?悪かったのか?については自分では判断しづらいものです。

就活生が面接時間から合否を判断をすることはできない

就活生側が、面接終了後に自分の面接を振り返り「面接時間」だけをもとに合否を予想することはできません。気にすべきなのは面接の「時間」ではなく、「質」や「内容」をいかに良いもの、濃いものにできるかどうかです。

時間よりも質を意識して

時間の長さは、これまでにお話したように、状況によって変わってきてしまいます。そこで、ほとんど気にしても意味がありませんよね。そこで、時間よりも面接の質を気にしたいのですが、どのようなことに気を配ればいいのでしょうか?

面接官が知りたいと思っていることを時間内にきっちりと話せるかどうか、そして面接官に対して「この就活生は優秀だ」と思わせることができるかどうかが大切です。

そういった内容を話すことができるかどうかは、面接前にしっかりと企業研究ができているか、自己分析ができているかどうかなどが大切なポイントとなってきます。

質を高めるには事前準備が大事

面接を合格に近づけるためには、いかに事前準備に取り組むことができるかが重要です。企業がどのような人材を欲しているのか、就活生のどこを見ているのかは、すべては無理ですがある程度はしっかりと企業研究をすることで見えてきますよね。

たとえば会社説明会で「今後はグローバル進出をしていきたい」と話している場合であれば、留学経験があることや、英語力があることをアピールするなどの作戦を立てることもできます。

気持ちの切り替えも大切

就活の面接が終わったあとは、合格だったのか不合格だったのか気になって仕方ない方も多いでしょう。自分が採用なのか不採用なのか、早く知りたいという気持ちは理解出来ます。

しかし面接の結果を気にしすぎると、他の選考にも悪い影響を与えることがあります。悩んでいることで選考の準備に時間を使えなかったり、面接でもベストなパフォーマンスができなくなってしまいます。

就活の面接終了後は、「合格フラグ・不合格フラグ」などは気にしすぎず、次の準備に集中することが大切です。気持ちを切り替えて、今自分ができることに全力で取り組みましょう。

最後に

面接時間は他の就活生と比較できてしまうこともあり、ついつい気になってしまうことだと思います。しかし、時間は気にしすぎても意味がありません。時間はあくまで参考程度にして、面接の質を向上させることに尽力しましょう!


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