【面接】入室と退室の正しい手順と注意ポイントを解説

面接の手順についてなんとなくはわかっていても、「ノックは何回?」「失礼しますはどのタイミング?」など、よくわからないことがある就活生も多いでしょう。ここでは就活中の面接での入室と退室、それぞれの手順について詳しく解説します。

目次

【入室の手順】ノックから着席まで

ノックして入室し、それから着席までは次のような手順で行うのが一般的です。

①ノック → ②入室 → ③挨拶 → ④自己紹介 → ⑤着席

①ドアをノックする
ドアをゆっくり3回ノックします。室内から「どうぞ」「お入りください」などと声をかけられてからドアを開けます。

②入室する
入室の際に「失礼します」のタイミングで迷う学生が多いですが、正しいタイミングはドアを開ける前です。「失礼いたします」と言ってからドアを開けて入室し、ドアを閉めます。後ろ手で閉めるのはマナー違反ですが、面接官に完全に背を向けるのもあまり良くないので、半身くらいでドアを閉めます。

③挨拶する
ドアを閉めたら面接官の方を向き、「よろしくお願いいたします」と言ってから、丁寧にお辞儀をします。挨拶しながらお辞儀しないよう注意してください。

④自己紹介する
用意された椅子まで歩いたら、すぐに座らずに椅子の横に立ちます。多くの場合はここで自己紹介を促されるので、「〇〇大学〇〇学部〇〇と申します。本日はよろしくお願いいたします」と自己紹介してから、一礼します。

⑤着席する
面接官に「どうぞ」「お座りください」などと言われたら、「失礼いたします」と言ってから、一礼して着席します。カバンは椅子の横に置き、コートがある場合は畳んでカバンの上に置きます。

【退室の手順】面接終了から退室まで

面接が終わってから退室までの正しい手順は次のようになります。

①面接のお礼 → ②挨拶 → ③再度挨拶 → ④退室

①面接のお礼を伝える
面接が終了したら、座ったまま「本日はどうもありがとうございました」とお礼を述べましょう。そして座ったままお辞儀をします。

②挨拶する
席を立ったら椅子の横に立ち、「失礼いたします」と言ってから、深くお辞儀をしましょう。カバンを持ってドアの方へ向います。

③再度挨拶
ドアの前まで来たら面接官の方に向きなおり、再度「失礼いたします」と言ってから、丁寧にお辞儀をします。ここでも挨拶しながらお辞儀しないよう注意してください。

④退室する
ドアを開けて退室します。退室したらドアは静かに丁寧に閉めるようにしてください。大きな音を立てて雑に閉めると、最後の最後で印象が悪くなってしまいます。

面接の手順をマスターするには

実際にやってみる

就活の面接はマナーや注意すべきことがたくさんあり、手順をなかなか覚えられない人も多いです。手順を覚えるには慣れが大切なので、実際に何度もやってみるのがいいでしょう。自然とできるようになるまで、繰り返し練習してみてください。

動画で確認する

文章で確認するだけでは、イメージがわかないかもしれません。YouTubeなどで面接の入室や退室の仕方を解説している動画がみられるので、動画で確認してみるのもいいでしょう。

自分の動きを撮影してみる

実際に入室や退室の手順をやってみて、その様子をスマホで撮影してみるのもおすすめです。自分の動きを客観的に見ることで、ちょっとしたクセや姿勢の悪さなどに気づけることが多いです。

家族や友人に面接官の役をしてもらって、面接手順の練習をするのもいいでしょう。自分ではできていると思っていても、他の人が見ると気になるポイントがあるかもしれません。

まとめ

面接の手順をマスターするには慣れが重要です。実際にやってみて、動きを体に覚えさせましょう。積極的に選考を受けて、面接の実践練習を積むことも大切です。


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