面接ボロボロでも受かった事例はある?悲観しなくていい理由と改善策を解説

就活生の中には、面接がボロボロだとつい落ち込んでしまう人は多いかもしれません。しかし、自分が「ボロボロだった...」と感じても実は受かっているというパターンは珍しくありません。今回は、面接がボロボロでも受かった事例と、面接がボロボロでも悲観しなくていい理由、自信を持って面接に臨むための改善策を詳しくご紹介します。

目次

なぜ面接がボロボロだと感じてしまうのか?

①面接官の反応が薄かった

面接官の反応が薄いと、「ダメなのかも...」と感じてしまうかもしれません。しかし、面接の雰囲気は企業の方針や面接官の性格にもよります。とにかく淡々と面接を進める場合もあれば、学生の素を引き出すために常にリラックスした雰囲気で面接を行う場合もあります。

②緊張して言葉に詰まってしまった

面接で緊張して突然頭が真っ白になってしまい、言葉に詰まってしまったという経験はありませんか?一度失敗すると焦ってしまい、ボロボロだったと感じてしまうこともあるでしょう。緊張していても落ち着いて臨むためには、面接練習を繰り返すなど、事前準備が重要です。

③答えられない質問があった

面接では時にすぐに答えが思いつかないような難しい質問を投げかけられることもあります。答えられない質問があると、マイナス評価がついたのではないかと不安になってしまう人は多いでしょう。もし咄嗟に答えが思いつかない質問をされた場合、30秒から長くても1分ほど時間をもらって回答を整理すると良いでしょう。その際は黙り込まず、「少しお時間をいただけますか」と必ず断りを入れましょう。

④普段から自信がない性格である

自信がない性格の人は、できなかったことばかりに目を向けて自分を過小評価しがちです。もし面接の結果が不安になったら、自分の回答を先輩や友達、両親に見てもらい、客観的なアドバイスをもらうようにしましょう。その際に、改善すべきことだけではなく、良いポイントにも目を向けることで不安が和らぎます。

面接がボロボロでも受かった例

①熱意や誠実さが伝わった

緊張して言葉に詰まってしまっても、回答に熱意や誠実さがあれば受かることがあります。たしかに、話し方やストレス耐性は評価項目に含まれている場合がありますが、面接は総合評価で決まるため、熱意や誠実さでカバーできれば受かる可能性は高まります。

②人物像が企業にマッチしている

ガクチカ(学生時代に力を入れたこと)のエピソードや自己PRから、企業が求める人物像にマッチしている場合、多少言葉に詰まったり、うまく答えられない質問があっても受かることがあります。

人物像は面接での回答だけではなく、学生の人柄や雰囲気からも感じ取れる要素です。必ず気持ちの良い挨拶をする、言葉遣いに気をつける、笑顔で話すなど、些細な行動で印象は変わります。

③志望動機に説得力があった

明確な志望動機がある場合、他の部分で多少失敗してもカバーすることができます。念入りに自己分析・企業研究を行って、「自分は企業にどのようにマッチしているのか」、「自分のどのような強みを仕事で活かせるのか」「なぜ他の企業ではダメなのか」を明確に伝えることができれば、高評価につながります。

④特別なスキルを持っている

専門的なスキルを持っていない学生の採用は「ポテンシャル採用」と言い、その人の人柄や能力を見込んで入社後への期待も込めて採用します。しかし、専門職志望の学生で、その職種に活かせる特別なスキルを持っている場合は即戦力になり得る人材として、有利になる可能性があります。

面接がボロボロでも悲観しなくていい理由

①自己評価は主観でしかないから

「今日の面接ボロボロだった...」という自己評価は主観でしかありません。企業によって評価のポイントは異なりますし、言葉に詰まってしまったり、多少答えられない質問があったことを不採用の決定的な理由にされることはあまりありません。大切なのは、自分の回答の内容や答え方を客観的に評価することです。

②面接官の言動はあてにならないから

面接官の反応が薄かったり、一般的に「不合格フラグ」と噂されている言動が面接官から見受けられた場合、不安になってしまうかもしれません。しかし、直接合否に関する言及がない限り、面接官の言動で確実に合否を示すものはほとんどありません。そのため、面接官の些細な言動は気にしすぎないようにしましょう。

③過去は変えようがないから

終わってしまったことは変えようがありません。過去のことを心配するよりも、次の面接に向けた対策に取り組む方が時間を有効に活用できます。どうしても不安で何も手につかない場合は、1日だけ就活のことを何も考えずに好きなことだけをして気分転換をしてみるのもおすすめです。

自信を持って面接に臨むための改善策

①頻出質問に答える練習をする

面接の結果はほとんど事前準備で決まると言っても過言ではありません。ガクチカや自己PR、志望動機はもちろん、就活の軸や挫折経験などの頻出質問は万全に準備をしておきましょう。自分の志望企業でどんな質問があったのかをナビサイトで調べて答えを考えるのもおすすめです。回答は30秒ほどで、緊張していても言葉に詰まることがないくらい練習をしましょう。

②自分の回答を深く掘り下げる

面接の回答を考えたら、自分の回答を深く掘り下げてみましょう。面接官からどのような角度で掘り下げられても焦らずに答えられるように、準備しておくことが大切です。 以下、ガクチカの深掘り質問の一例です。

ガクチカ深堀質問の例
・なぜそれをしようと思ったのか?
・なぜ頑張れたのか?
・なぜその課題に注目したのか?
・なぜその目標を設定したのか?
・その経験から学んだことは何か?
・学んだことを今後どのように活かすか?

③丁寧に企業研究をする

志望動機をどれだけ深く聞かれても自信を持って答えられるように、丁寧に企業研究をすることが重要です。企業について深く知っておくことで、志望度の高さや熱意をアピールすることができます。インターネットで得られる情報だけで企業研究をするのではなく、説明会やインターンシップにも積極的に参加して社員から直接話を聞くことをおすすめします。さらに、特に志望度の高い企業はOB訪問をして、社員の本音を知ることで、より深い企業研究ができます。

④模擬面接で場数を踏む

先輩や友達、両親に模擬面接に協力してもらったり、模擬面接ができるセミナーに参加してとにかく場数を踏みましょう。面接は、実際に受けることで自分の弱い部分や良い部分に気付くことができます。また、話し方のポイントは自分では気づくことが難しいので、客観的なアドバイスをもらうようにしましょう。面接の経験を積むことで、自信につながります。

【まとめ】面接がボロボロでも悲観する必要はない!改善して次につなげよう

面接がボロボロだったと感じても、それはあくまでも主観なので、悲観する必要はありません。面接でダメだったポイントと良かったポイントを客観的に評価し、次につなげることが重要です。


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