就活では、エントリーシートや面接で「学生時代に力を入れたことを教えてください」という質問、通称「ガクチカ」に出会うことがあります。その質問の答えとして「筋トレ」を挙げるときには、筋トレを通じて得たスキルを企業にしっかり伝えなければなりません。
そこで今回は、就活のガクチカや自己PRで「筋トレ」をアピールする方法について、例文とともに解説します。
- ・就活のガクチカや自己PRで「筋トレ」をアピールしてもOK
- ├「筋トレ」を通じて学んだスキルがあればアピールに使える
- └身体で「筋トレ」の成果がわかるので注意!
- ・就活のガクチカや自己PRで「筋トレ」をアピールする方法
- ├学生時代に「筋トレ」に力を入れた理由を書く
- ├「筋トレ」を通じて学んだことをまとめる
- └「筋トレ」によって得られたスキルを入社後に活かす方法を示す
- ・就活で「筋トレ」をアピールする例文
- ├例文1(ガクチカでのアピール)
- └例文2(自己PRでのアピール)
- ・まとめ
就活のガクチカや自己PRで「筋トレ」をアピールしてもOK
就活のガクチカや自己PRで「筋トレ」をアピールすることは、まったく問題ありません。ただし、効果的なアピールの方法と注意点は押さえておきましょう。
「筋トレ」を通じて学んだスキルがあればアピールに使える
ガクチカや自己PRで大事なのは、企業が「この人は入社後に活躍してくれそうだ」と思えるようなアピールを行うことです。
もちろん、筋力が必要な仕事であれば「筋トレを頑張って、筋肉がつきました」と伝えるだけでも十分なアピールになるかもしれません。しかし、特に筋力が必要のない職種であれば、魅力的には映らないでしょう。
「筋トレ」をアピール材料として使うなら、筋トレを通じて企業に役立つスキルを身につけたことを伝える必要があるのです。
身体で「筋トレ」の成果がわかるので注意!
ガクチカや自己PRで筋トレをアピールしても、身体に筋肉がついていなければ、説得力がありません。「自分を客観的に見つめられていない」などマイナス評価につながってしまう危険性もあります。
筋トレをアピール材料に使うなら、「確かに筋トレを頑張ったんだな」と思ってもらえる程度には鍛えておきましょう。
就活のガクチカや自己PRで「筋トレ」をアピールする方法
それでは「筋トレ」をガクチカや自己PRでアピールするための3つのステップをご紹介します。
学生時代に「筋トレ」に力を入れた理由を書く
大学ではさまざまな体験ができます。そのなかで「筋トレ」を選んだ理由を簡潔に説明しましょう。
ただし、「なんとなく」や「暇だったから」など、主体性の感じられない理由ではネガティブな印象を与えてしまいます。「健康な身体をつくるため」や「ダイエットをして自信をつけるため」など、目的意識を持って筋トレに取り組んだことを伝えましょう。
「筋トレ」を通じて学んだことをまとめる
次に、筋トレを通じて学んだスキルを示しましょう。筋トレで学べるスキルの例としては、次のようなものがあります。
・毎日コツコツ筋トレを続ける「継続力」
・つらいトレーニングにも耐える「忍耐力」
・自分に必要なトレーニングを見極める「分析力」
・適切な筋トレ法や食事法を見つけ出す「情報収集力」
どんなスキルを得られたかを簡潔に示したうえで、実際に活用したエピソードを添えると、企業に「確かにスキルを習得して使いこなしているようだ」と納得してもらえます。
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「筋トレ」によって得られたスキルを入社後に活かす方法を示す
筋トレによって優れたスキルを得ていても、入社後に活かせないなら、企業に対するアピールにはなりません。筋トレで得られたスキルを入社後にどのように活かしていくつもりかを示しましょう。
ただし、企業が行う事業や求めている人材を十分に理解したうえでアピールしなければならない点に注意しましょう。例えば、電話やメールを使った営業職に応募して「筋トレで大胸筋を鍛え上げました」とアピールしても、企業のニーズを満たしていないため、採用にはつながらないでしょう。それよりも「筋トレで培った忍耐力で粘り強く営業ができます」とアピールした方が、魅力を感じてもらえるはずです。
会社説明会やOB・OG訪問、インターンなどを活用しながら、企業に関する情報を丁寧に調べておきましょう。特にインターンは現場社員の話を聞けたり実務を経験できたりするため、筋トレで培った能力をどう活かせるか、具体的なヒントが得られるはずです。
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就活で「筋トレ」をアピールする例文
それでは、就活のガクチカや自己PRで「筋トレ」をアピールする例文を見ていきましょう。
例文1(ガクチカでのアピール)
私が学生時代に最も力を入れたのは、筋トレです。幼少期から太っていた私は自分の体型が嫌いでしたが、「生まれつきだから仕方ない」と諦めていました。しかし、「社会に出るまでに自分を変えたい」と決意し、週1回のパーソナルトレーニングと自宅でのトレーニングを約3年間続けています。その結果、体重は約20キロ、体脂肪率は約10%減らすことができました。「やめたい」と思うこともありましたが、トレーナーの方や友人に支えられ、諦めずに取り組むことができました。この諦めない力を御社の営業職でも活かしたいと考えています。
例文2(自己PRでのアピール)
私のアピールポイントは忍耐力です。私は自分の痩せた体型がコンプレックスで、大学入学を機に「少しでも自分を好きになりたい」と思って筋トレを始めました。もともと筋肉のない私には苦しいトレーニングもありましたが、「自分を変えたい」という強い想いで乗り越えてきました。筋トレで習得した忍耐力は、卒業研究の実験がうまくいかないときにも活かされ、粘り強く取り組んだことで無事に成果を収めることができました。御社に入社した後も、自分の目標に向けて粘り強く取り組む忍耐力を活かして貢献したいと思います。
まとめ
筋トレから学んだスキルがあれば、就活のガクチカや自己PRで筋トレをアピール材料としても大丈夫です。ただし、アピールするときには「なぜ筋トレに力を入れたのか」「筋トレで何を学んだのか」「筋トレで得たスキルを入社後どのように活かすのか」の3点を盛り込むことが大切です。
また、筋トレの成果は、あなたの外見からわかってしまう部分もあります。面接を受けるまで筋肉を維持しておきましょう。
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