「就活のガクチカでダイエットをアピールしてもいいのかな?」と悩んでいませんか?実はガクチカで「ダイエット」をアピールすること自体は問題ありません。ただし、アピールするためにはダイエット経験から学んだことや成長したことを面接官にしっかりと伝える必要があります。
そこで今回は、ガクチカで「ダイエット」をアピールする方法を解説します。ガクチカでダイエットをアピールするための例文もあわせてご紹介しますので、ぜひご覧ください。
- ・ガクチカで「ダイエット」をアピールしても大丈夫
- ├「ダイエット」のプロセスで学んだことがあればアピールに使える
- └単に「痩せた」というだけでは評価されないので注意!
- ・ガクチカで「ダイエット」をアピールする方法
- ├学生時代に「ダイエット」を頑張った理由を書く
- ├「ダイエット」を通じて学んだことをまとめる
- └「ダイエット」で得られたものを入社後に活かす方法を示す
- ・ガクチカで「ダイエット」をアピールする例文
- ・まとめ
ガクチカで「ダイエット」をアピールしても大丈夫
ガクチカで「ダイエット」をアピールするには、以下2つのポイントを押さえておきましょう。
「ダイエット」のプロセスで学んだことがあればアピールに使える
企業がガクチカを通して確認したいのは、主体的に学ぶ力です。企業が学生に求めているのは「即戦力」ではありません。将来的な「成長力」に期待しているのです。
企業が1人1人の新入社員に対し、手取り足取り教える時間や労力を割くのは困難です。そのため、自ら積極的に学ぼうとする姿勢や能力を必要としています。つまり、ガクチカでは「何をしたか」はあまり重要ではなく、それよりも「その経験から何を学んだか」が大事です。
ダイエットの経験をもとにガクチカを書くときも、そこから「何を学んだか」をメインテーマとして記述することが求められます。
単に「痩せた」というだけでは評価されないので注意!
ダイエットをアピール材料に使うとき、つい「10キロ痩せた」など、「どれだけ痩せたか」を伝えたくなります。しかし、先ほどもお伝えしたとおり、企業が求めているのは「そこから何を学んだか」です。
「10キロ痩せた」という事実だけでは、選考で高く評価されることはありません。また、面接官のなかには「単に痩せればいいわけではない」とネガティブにとらえる人がいる可能性もあります。「10キロ痩せた」という数字だけでなく、その経験から何を学んだのかを示すように注意しましょう。
ガクチカで「ダイエット」をアピールする方法
ここからはガクチカで「ダイエット」をアピールする方法を確認してみましょう。
学生時代に「ダイエット」を頑張った理由を書く
大学では、学業はもちろん、バイトやサークルなど様々な活動に取り組む機会があります。そのなかであえて「ダイエット」に力を入れた理由を簡単に説明しましょう。
ただし、「周りの子もダイエットしていたから」や「暇だったから」など、受け身な理由だと「主体性がない」とネガティブな評価を受けてしまうかもしれません。「痩せて自信をつけたかった」「健康な身体を手に入れたかった」など、しっかりと目的を定めてダイエットしていたことをアピールしましょう。
「ダイエット」を通じて学んだことをまとめる
次にダイエットの体験から何を学んだのかを簡潔に示します。
大好きなお菓子を我慢し、苦手な運動を頑張った人は「忍耐力」を学んだかもしれません。また、挫折しそうなときに工夫して解決したなら「問題解決能力」を身につけた可能性もあります。3ヵ月で10キロ痩せると計画して行動したなら「計画性」や「目標達成能力」があるといえるかもしれません。
自分がダイエットから学んだスキルを示したあとは、そのスキルを自在に使いこなせることを示すために、実生活で活かしたエピソードをまとめましょう。
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「ダイエット」で得られたものを入社後に活かす方法を示す
ダイエットでどれだけ高度なスキルを身につけたとしても、それが入社後に活かせなければ、企業としては採用するメリットがありません。
ダイエットで得たスキルを入社後に活かす方法もアピールしておきましょう。ただし、企業が求めている人物像を理解していないと、アピールがずれてしまう可能性があります。企業が「チャレンジ精神のある人材」を求めているのに、「忍耐力があります!」と言っても「現状を我慢できる人よりも社内をどんどん変えていける人が欲しい」と思われてしまうのです。
企業のホームページで事業内容や社風を確認するとともに、会社説明会やOB・OG訪問、インターンシップなどを通じて、企業が求めるものを理解しておきましょう。特にインターンは現場社員の話を聞けたり実務を経験できたりするため、ダイエットで培った能力をどう活かせるか、具体的なヒントが得られるはずです。
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ガクチカで「ダイエット」をアピールする例文
私が大学時代に最も頑張ったのはダイエットです。私は高校まで肥満傾向にあったのですが、大学で生活習慣病に関する授業を受けて「健康になりたい」と思い、ダイエットを決意しました。目標とする体重・体脂肪率と、理想とする体型の俳優のポスターを部屋に貼り、毎日スクワットとプランクを続け、今では健康体重になることができました。ダイエットで培われた継続力はアルバイトでも活かされており、大学1年生から現在まで同じバイトを続け、今ではバイトリーダーを任されています。貴社に入社後も継続力を活かしてコツコツと学び、貢献できる社員になりたいと考えています。
まとめ
ガクチカで「ダイエット」について書くときは、ダイエットを通じて学んだことをアピールできればOKです。「何キロ痩せた」という事実ではアピールにならない点に注意しましょう。
「なぜ学生時代にダイエットを頑張ったのか」「ダイエットを通じて何を学んだのか」「ダイエットで得られたスキルを入社後にどう活かすか」の3点を具体的にまとめられれば、採用担当者の心に響くガクチカになるはずです。
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