【就活生必見】グループワークで勝ち抜くために意識すべきこと

就活の時のグループワークが不安、グループディスカッションと何が違うの?そういった疑問や不安を持つ学生は多いと思います。

ここではグループワークとは何なのか、どんなところを見られているのか、どんなことを意識すればよいのかなどを解説しています。

グループディスカッション
目次

グループワークとは?

グループワークとは

集団選考方法の一つで、その場にいる学生3〜6名がグループを組んで、課題解決や成果物作成を行うことです。

グループワークをすると、就活生の人間性や得意不得意などがよくあらわれます。書類選考や面接だけではわからない就活生の性格や素の表情を見るために、就活の選考にグループワークを導入する企業が増えています。

グループディスカッションとの違い

グループディスカッションとの明確な違いはありませんが、グループディスカッションは議論を重視されるのに対し、こちらは議論した結果の発表までを求められることが多いです。

また、グループディスカッションは対立形式で議論が進んでいきますが、グループワークは誰もが納得できる意見にまとめる必要があります。

グループワークの基本的な流れと役割分担

グループワークの流れ

会社によって様々ですが、基本的には下記のような流れになっています。

1.自己紹介,アイスブレイク
2.役割分担を決める
3.ゴールまでの流れを決める
4.成果物作成やディスカッションスタート
5.発表

流れが決められていなくとも、自分たちでこれに沿って進めていく必要があります。グループワークが選考にある際はこの流れを頭に入れておきましょう。

グループワークの役割分担

グループワークの役割は主に、リーダー、タイムキーパー、書記、アイデアマン、調整役、発表役などがあります。

最初の役割分担では、リーダー、タイムキーパー、書記だけを決めてワークを進めていくことが多いです。発表者は最後に決めたり、どの役割にもならなかった人が複数人で発表を担当することもあります。

グループワークの種類分け

プレゼン型

お題としては、「○○という商品の売り上げを上げるための改善策は?」などがよく見られます。グループディスカッションと似ていますが、グループ内で結論を出すだけでなく、プレゼンという発表の形まで持っていくことが必要になってきます。発表資料を作るまでをやるグループワークが多いです。

作業型

よく見られる課題としては「ポスターを作る」、「新しいおもちゃを作り出す」などです。より良い成果物をグループで創り上げなければいけません。集団で作業を効率よく進められるかといった協調性、役割分担、思考力が重要になってきます。

ゲーム型

課題として「制限時間内に高いトランプタワーをつくる」、「LEGOブロック」といったものがあります。企業に関係があったりなかったりしますが、ゲーム性のあるユニークな課題が出されるグループワークが多いです。ゴールまでの最短距離をグループ内で導き出すことが重要になってきます。

グループワークでは何をみられているの?

コミュニケーション能力

グループワークで採用担当者が見ているポイントは、就活生のコミュニケーション能力です。

同じグループになった仲間とどのようにコミュニケーションをとっているか、人の話をよく聞いているか、周囲に気をつかえているかもチェックポイントとなります。

チームワーク

協調性があるか、チームワークができるかも、グループワークで採用担当者が見ているポイントです。社会人として仕事をするには、チームワークがとても重要になるからです。
集団の中でどううまく立ち回るか、集団内で自分の価値を瞬時に見極めて能力を発揮できるかどうかなどが見られています。

成果を出すためにどんなことができるか

アイデアを出す思考力、タイムマネジメント能力、成果を出す力などの会社に入ってから必要な能力も見られています。

グループワークではどの役職が有利などはありません。自分が持つ力、得意なことを発揮できているかが重要です。つまり、状況判断力も見られているといえるでしょう。

グループワークで意識することとは?

基本的には前章で述べた評価する際に見られていることが重要ですが、それらをアピールするにはグループワークで具体的に何をすればよいのでしょうか?見ていきましょう!

役割分担では自分にあったものを選ぶ

役職は無理につくことはなく、自分の強みが最も発揮できる形を考えましょう。自らアイデアを出すことが得意な人は逆に役職に就かないほうが良いでしょう。発表することが得意な人は後から発表役を担うのがおすすめです。

ちなみにリーダーは最初に発言した人がなりやすい傾向にあるので、リーダーをやりたいという人は最初に発言することを心がけましょう。自己表現力をアピールすることができるポイントです。

流れを決めて時間管理を意識すること

ゴールへの最短ルートを意識して、やっていく流れを最初に決めることが重要です。会社側からそうしろという説明はないかもしれませんが、うまくそれを決める流れに持っていきましょう。時間意識、コスト意識をアピールできるポイントです。

課題を理解して成果を意識すること

課題の理解が曖昧だと、議論が食い違うことがあります。せっかく良いアイデアを思い付いたのに、こういうことじゃなかった…と時間を無駄にしないようにその課題の出題意図をしっかり考えましょう。

こういった意図で出されているからこの方向で考えていこう!と最初にグループ内で課題の定義を決めてしまうことが大事です。ここで成果意識、協調性、調整力をアピールできます。

グループの人達は仲間

グループの人たちは同じ選考を受ける学生ですが、敵と思ってはいけません。グループのメンバーを蹴落とし、自分のみが輝けても、それはグループワークの成功とはならないからです。グループのみんなが同じぐらい活躍できるように仲間だと思って貢献しましょう。

全員平等に意見を言えていないときは、○○さんはどう?などと話を振るなど、全員輝けるように意識して行動することが重要です。協調性やコミュニケーション能力をアピールしていきましょう。

グループワークを楽しむこと

グループワークはGDとは異なり、ユニークな課題が多いです。真面目に取り組むことは必要ですが、和気あいあいと楽しんで取り組みましょう。課題を用意した企業側もそういった素の姿を求めています。

盛り上げることが得意な人は活発に皆がコミュニケーションを取れるよう場を盛り上げるのもよいと思います。楽しんで取り組むことで自分の価値をアピールしましょう。

グループワークで落ちる人の特徴

ここではグループワークで落ちてしまう人の特徴をご紹介します。次のような行動をとらないよう注意してください。

自分一人で目立とうとする

就活では自分の能力をアピールすることは重要ですが、グループワークでは自分ばかり目立とうとするとマイナス評価になることがあります。

協力的な姿勢が見られないと、「自分勝手な性格」「チームワークができない人」とみなされてしまいます。リーダーシップをアピールしようと考えている人は特に注意が必要です。

人の話を聞かない

グループワークで自分ばかり話していると、採用担当者にあまりいい印象を与えません。自分の意見を主張するだけでなく、全員がバランスよく発言できるよう配慮する必要があります。

他の人が話しているのに遮って話し始めたり、人の意見を聞こうとしない姿勢はマイナス評価となります。

人の意見を否定・批判する

他の人の意見を頭ごなしに否定したり、批判するのもよくありません。自分とは違う意見でも、いったん最後まで聞いてみてください。

最後まで聞いた上で、どうしてそう思うのか理由を聞いてみたり、「そういう意見もあるのか、面白いね」と前向きに受け入れる姿勢を忘れないようにしましょう。

最後に

グループワークで勝ち抜くために意識すべきことが分かったでしょうか。グループワークでは、勝ち抜くという意識より、自分のグループで最高のものを作りあげようという意識が重要です。一時ですが仲間とともに活躍するという気持ちを持って頑張りましょう!


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