面接で「好きな言葉」を聞かれたときの答え方!

就活の面接では、「好きな言葉」や「座右の銘」について聞かれることがよくありますよね。 「どんな意味があるの?」「どういう意図で聞いているの?」と思う就活生もいるでしょう。多くの企業がわざわざこの質問をしているのには、もちろん理由があります。

ここでは、「好きな言葉についての質問の意図」「好きな言葉を聞かれた時の答え方」「好きな言葉の見つけ方」について解説します。「好きな言葉」を伝える際に使える例文もありますので、ぜひ参考にしてください。

面接で「好きな言葉」を聞かれたときの答え方!
目次

面接で「好きな言葉」を質問する意図とは?

「好きな言葉」や「座右の銘」を面接官が聞く意図は2つ考えられます。

就活生の人柄や価値観が企業にマッチしているかを知るため

面接官が「好きな言葉」を聞くのは、短い面接時間であなたの持つスキルだけでなく、その人柄や価値観を知るきっかけをつくるためです。

質問の答えが「企業の経営理念やコンセプトに合っている」という印象を与えられれば、面接官は「この人となら一緒に働くイメージが持てるな」、と安心して採用することができるのです。

就活生がこれまでに学んだことを知るため

「好きな言葉」には、好きになるきっかけとなった出来事があるはずです。 あなたが答えた言葉が「好きな言葉」になるまでのストーリーを聞くことで、面接官はあなたがどのように物事を体験し、学んできたのかを知ることができます。

「好きな言葉」は、あなたが実際に企業に入社した時、成長し、スキルを身に着ける土台があるかを知ることにつながるため、重要な質問なのです。

面接で「好きな言葉」を聞かれたら?

「好きな言葉」についての質問は、面接官が過去と未来のあなたをイメージするための質問だとも言えます。それでは実際の面接では、どのように答えればいいのでしょうか。

「好きな言葉」にはどんな言葉を選べばいいの?

「好きな言葉」は、好きならどんな言葉でもいいわけではありません。 自分の考え方や行動指針をアピールできるような、自分のキャッチコピーともいえる言葉を選びましょう。

難しい立派な言葉である必要はありません。「笑顔」「ありがとう」など、簡単でシンプルな一言を選んでもいいでしょう。これまでを振り返って、この言葉は自分をよく表しているな、と思う言葉を見つけてみてください。

「好きな言葉」と合わせてストーリーを語る

「好きな言葉」について聞かれた時は、「好きな言葉」だけでなく、「その言葉を好きになった理由」をきちんと説明しましょう。

言葉そのものよりも、「自分がどんな価値観を持っているか」「どんな点に共感しているか」を説明することが重要です。

その言葉を実生活で役立てているエピソードで締めくくる

好きな言葉とその理由だけでなく、自分が好きな言葉を実生活で役立てているエピソードが語れるとなおいいでしょう。

「好きな言葉の力を借りてどう行動するか」を伝えることが大切です。面接官が「入社した時に自分がどんな姿で働くのか」をイメージできるよう、具体的に伝えられるように練習しておきましょう。

注意すべきポイント

ネガティブなイメージのある言葉は避ける

「好きな言葉」はあなたの価値観を表現するものなのでどんな言葉でも構いませんが、ネガティブなイメージを持たれているような言葉は避けたほうがいいでしょう。

例えば「果報は寝て待て」「逃げるが勝ち」などはあまりいいイメージを持たない人もいますし、就活の自己PRにふさわしい言葉とは言えません。

「好きな言葉」の回答では、その言葉に共感している理由などを述べて、自己PRにつなげることが大切です。前向きな言葉や誠実さが感じられるような言葉を選ぶのがいいでしょう。

企業イメージに反する言葉も避けたほうが無難

「好きな言葉」が企業のイメージに合っていると、採用担当者に好印象だったり、効果的なアピールになりやすいでしょう。

「石橋を叩いて渡る」「石の上にも三年」など慎重さや忍耐を表現するような言葉は、伝統を重んじる企業や注意深い人材を求める企業ならいいですが、積極的な姿勢や行動力が評価されるような社風の企業だと「自社の企業文化にマッチしない」と思われてしまう可能性があります。

企業の社風や、その企業で活躍している人物像をリサーチしておき、好きな言葉を選ぶ際に参考にしてみるといいかもしれません。

「とくにありません」はNG

好きな言葉が思いつかない方もいるかもしれませんが、「とくにありません」という回答は避けましょう。

具体的な回答をしない態度は消極的でやる気がないという印象を与えますし、企業への熱意がないとみなされることも多いです。

「好きな言葉」や「座右の銘」がとくにない方は、この機会にいくつか見つけましょう。できれば3つ〜4つ用意しておき、企業の雰囲気に合った「好きな言葉」と「その理由」を答えられるようにしておくのがおすすめです。

「好きな言葉」の例一覧

ここではアピールしたいポイント別に、おすすめの名言やフレーズを一覧でご紹介します。

努力家をアピールする「好きな言葉」

コツコツ努力することが好き、目標に向かって努力できる強みをアピールしたいという方におすすめの言葉です。

・天才とは努力する凡才のことである(アインシュタイン)
・努力する人は希望を語り、怠ける人は不満を語る(井上靖)
・明日死ぬかのように生き永遠に生きるかのように学べ(ガンジー)
・努力が報われないならそれはまだ努力と呼べない(王貞治)
・進歩し続けない限りは退歩していることになるのです(ナイチンゲール)

前向きな姿勢をアピールする「好きな言葉」

失敗してもくじけない強さや、前向きに動き出そうとする姿勢をアピールしたい人におすすめの言葉です。

・下を向いていたら虹を見つけることはできない(チャーリー・チャップリン)
・夢を見るから人生は輝く(モーツァルト)
・世界に喜びしかなければ勇気と忍耐を学ぶことはできない(ヘレン・ケラー)
・今日できることを明日に延ばすな(ベンジャミン・フランクリン)
・過去にこだわる者は未来を失う(ウィンストン・チャーチル)

笑顔をアピールする「好きな言葉」

いつも笑顔でいることを心がけている人も多いと思います。笑顔や明るさを、笑顔に関する名言や四字熟語でアピールしましょう。

・笑顔は元手がいらない上に、利益は莫大である(デール・カーネギー)
・Peace begins with a smile.(マザー・テレサ)
・ほほ笑めば友達ができ、しかめっ面をすればしわができる(ジョージ・エリオット)
・楽しいから笑うのではなく、笑うから楽しいのだ(ウィリアム・ジェームズ)
・笑門来福

英語の「好きな言葉」

外資系企業を受ける場合や、英語力をアピールしたい方は、英語の有名なフレーズをあげるのもいいでしょう。

・It always seems impossible until it’s done.(ネルソン・マンデラ)
・Be the change.(ガンジー)
・A goal without a plan is just a wish.(サン=テグジュペリ)
・Dressing is a way of life.(イヴ・サンローラン)
・Never,never,never,never,give up.(ウィンストン・チャーチル)

【実例】「好きな言葉」を聞かれた時の答え方

ここでは、「好きな言葉」を聞かれた時の答え方について、例文を使ってご紹介します。

「好きこそ物の上手なれ」

私の好きな言葉は、「好きこそ物の上手なれ」です。これは高校時代に、担任の先生から教わった言葉です。

私は勉強が苦手でしたが、担任の先生から「勉強していてこれだけは好きということはある?」と聞かれ、「ノートをきれいにまとめることだけは好きです」と答えると、「じゃあ誰よりもきれいにノートをまとめなさい」とアドバイスをもらいました。

良いノートに仕上げるために、自分で調べて書き加えたり、図にまとめたりと工夫しました。すると勉強した内容が頭に入るようになって成績が上がり、無事に大学にも合格しました。

それ以来、苦手なことでも好きな部分を見つけてそこに全力を注げば、どんなことでも乗り越えられると思えるようになりました。

「感謝」

私の好きな言葉は「感謝」です。感謝の気持ちを持つことで、日々の暮らしの中で当たり前になっていることのありがたさに気づくことができるからです。

感謝できることを思い返すことで、家族や友人がいてくれること、大学で好きな勉強ができていることなどのありがたみを再確認することができます。

社会人として仕事をするようになっても、日々感謝の心を忘れずに、謙虚な気持ちで仕事に取り組みたいと思っています。

「好きな言葉」に出会うために

「好きな言葉」がないという時は、どうやって「好きな言葉」を見つければいいのでしょうか。ここでは「好きな言葉」を見つける方法をご紹介します。

周りの人に「自分の印象」を聞いてみる

「好きな言葉」で自分をアピールするには、自分をよく知らなければいけません。しかし自分のことは意外と見えていないものです。

家族や友人など身近な人に、自分がどんな風に見えているか、どうしてそう見えるのかを聞いてみましょう。質問した時に出てきた言葉は、メモしておきます。その言葉の中に、自分にぴったり来る言葉が見つかるかもしれません。

好きなものから選ぶ

「好きな言葉」は、有名人の名言やことわざから選ばなくても構いません。好きな小説に出てくるフレーズや、好きなミュージシャンの歌詞で感動したものなどを選ぶという方法もあります。

ゲームが好きならゲームの登場人物の言葉で心に響いたもの、野球が好きならかっこいいと思った選手の名言などでもいいでしょう。好きだからこそ、自分にぐっと響く言葉が見つかる可能性は高いですよ。

昔から伝わる言葉から選ぶ

ことわざや故事は、人間の今も昔も変わらない性質を表しているからこそ今までずっと言い伝えられてきたのです。その中にはあなたが「これは自分にぴったりだな」と感じる言葉もあるはずです。

大切なのは、「その言葉の意味を理解し、自分なりに解釈して使える」ことです。 難しい言葉を使ってかっこよく見せようとしても、うわべだけでは面接官に質問された時にボロが出てしまうかもしれませんよ。

最後に

面接は、企業に自分を売り込むチャンスです。自分をうまく表現できる「好きな言葉」があれば、自分をしっかりアピールすることができます。今回お伝えしたことをもとに、「好きな言葉」についてじっくりと考えてみてください。



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