リクルーター面談で落ちる理由は?事前にできる対策やNG行動を解説

リクルーター面談は、通常の選考を受ける就活生より有利に就活を進められるチャンスです。しかし、リクルーター面談に選ばれたことに満足して準備を怠っていると、選考に落ちてしまう可能性もあります。

そこで今回は、リクルーター面談で落ちる理由事前にできる対策を詳しく解説します。リクルーター面談で避けるべきNG行動についても要チェックです。

目次

リクルーター面談で落ちる理由は?

まずは、リクルーター面談で落ちる3つの理由をご説明します。

明らかなマイナスポイントがあった

誰が見ても明らかなマイナスポイントは、リクルーター面談で落ちる原因になります。

例えば、「企業や他者の悪口を言う」「リクルーターに失礼な態度をとる」「不潔な格好をしている」など、他者を不快にさせる言動・行動が見られる人を採用するのは企業にとってリスクが大きいので、落とすことになります。

企業への意欲や熱意が伝わらなかった

「入社したい」という意欲や熱意を十分に伝えられないと、リクルーター面談で落ちる可能性は高くなります。

リクルーター面談にも時間や労力といったコストがかかっています。そのため、「入社する意欲が低い」と判断されれば、それ以上コストをかけても企業にとってのメリットがないため、落とすという選択が行われるのです。

「一緒に働きたい」と思ってもらえなかった

リクルーター面談は、採用にあまり関わっていない若手社員が行う傾向があります。そのため、通常の選考のように客観的な基準で厳密に評価されるわけではありません

大切なのはリクルーターに好感を抱いてもらうこととなります。つまり、「この人と一緒に働きたい」と感じてもらえるかどうかがポイントです。優れた回答をしていても、リクルーターの心を動かせなければ落ちることがありえます。

リクルーター面談に向けて事前にできる対策

ここからは、リクルーター面談で落とされないための事前対策についてご紹介します。

基本的なマナーや言葉遣いを身につける

リクルーター面談での「明らかなマイナスポイント」をなくすため、基本的なビジネスマナーや言葉遣いは身につけておきましょう。

ただ、マナーや言葉遣いは本を読んで知識を得ても、口や身体がスムーズに動くまでには何度も練習を重ねる必要があります。OB・OG訪問やインターンシップなどを経験し、使いこなせるようにしておきましょう。

よくある質問への準備をしておく

リクルーターに入社する意欲や熱意を伝える手段として効果的なのが「よくある質問」への準備です。例えば、リクルーター面談では次のような質問がよく行われます。

■志望動機
本気で入社したいと考えているかを確認します。

■入社してやってみたいこと
企業研究を行い、入社後のイメージを具体的に描けているかを確認します。

■大学で力を入れたこと
就活生の人柄や能力を確認します。

■他社の選考状況
選考を受けている業界や企業に一貫性があるか確認します。バラバラの業界や企業である場合、「受かればどこでもいい」と考えている可能性があるからです。

これらは、あなたの志望度や人柄を知るために問われます。事前にしっかり準備しておきましょう。

リクルーターに聞きたい質問をまとめておく

リクルーター面談は、社員と落ち着いて話せる貴重な機会です。この機会を活用して外からはわからない業務内容や働き方などについて質問することも、意欲や熱意を伝えるための大切な行動といえます。

リクルーターから「何か聞きたいことはある?」と聞かれたときに戸惑わないように、聞きたい質問をまとめておきましょう。

ただし、ホームページを見ればわかるような質問をするのは逆効果です。「自分で調べられることさえ調べていない」とネガティブな評価につながってしまいます。自分なりに調べた上でわからないことを尋ねましょう。

これをやると落ちる?リクルーター面談でのNG行動

最後に、リクルーター面談では避けるべきNG行動も押さえておきましょう。

準備なしのぶっつけ本番で臨む

「リクルーター面談は一般的な選考ほど厳しくないから」と甘く考え、まったく準備せずぶっつけ本番で臨んではいけません。ここまでご紹介してきたように、ビジネスマナーや言葉遣い、よくある質問への回答、逆質問など準備すべきことはたくさんあります。

準備不足は「入社への意欲や熱意の低さ」と捉えられるため、ぜひしっかり準備しておきましょう。

友達感覚で馴れ馴れしく話す

リクルーター面談は、年齢の近い社員と気楽な雰囲気で話します。しかし、友達感覚で馴れ馴れしくタメ口で話してはいけません。相手を傷つけたり不快にしたりするようなジョークやいじりも慎むべきでしょう。

とはいっても、堅苦しすぎる態度も良くありません。表面的な受け答えでは、マイナスポイントにはならなくても「一緒に働きたい」という気持ちに訴えかけることはできないからです。

リクルーターとのコミュニケーションは楽しみつつ、マナーは忘れない「親しき仲にも礼儀あり」の姿勢が大切です。

まとめ

リクルーター面談で落ちる理由としては、次の3つが挙げられます。

・明らかなマイナスポイントがあった
・企業への意欲や熱意が伝わらなかった
・「一緒に働きたい」と思ってもらえなかった

リクルーター面談で落とされないためには、基本的なマナーや言葉遣いを身につけてマイナスポイントをなくすのが大前提です。また、よくある質問への回答やリクルーターへの逆質問を準備して、人柄や意欲をアピールしておきましょう。

マナーや事前準備に不安があれば、OB・OG訪問やインターンシップなどで経験を積んでおいてくださいね。インターンでの評価がリクルーター面談につながることもあります。

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面接に行きたくない!辞退する前に考えるべきこと
面接に行きたくない!辞退する前に考えるべきこと

就活は半年から1年ほどの長期間に及びます。そのため、時には「面接に行きたくない」と感じてしまうことも。でも、すぐに辞退するのはちょっと待って! 「どうして行きたくないのか」を探れば、就活成功のヒントになることもあるのです。そこで今回は、面接に行きたくない就活生が辞退する前に考えるべきことと対処法について解説します。 「面接に行きたくない」と感じる理由とは? 面接に失敗するのが不安 「面接に行きたくない」と感じる理由でよくあるのが、面接に失敗することへの不安です。 「厳しい面接官だったらどうしよう」「うまく受け答えできなかったらどうしよう」など、面接に対して不安を抱える就活生は少なくありません。 特に面接で落ち続けてしまうと「次の面接でも失敗するのでは」と過剰に不安になってしまうケースが見られます。その結果、「いっそ面接に行きたくない」と感じてしまうのです。 企業への魅力を感じなくなった エントリーした段階では志望度の高かった企業でも、他社の選考を受ける中で魅力が薄れてしまうことがあります。 自宅から会場までの移動時間や交通費、時には宿泊費など1回の面接にかかるコストは大きいもの。魅力を感じない企業の面接にそれらのコストをかけることをもったいなく思い、「面接に行きたくない」と感じることがあります。 就活以外のことが忙しく時間に余裕がない 就活生は就活をしながら、大学での授業をこなさなければなりません。特に試験やレポート作成は、大学を卒業するために避けられない重要なイベントです。そのため、時には面接よりも学問の方を優先したくなり、「面接に行きたくない」と感じることがあります。 また、授業やバイトで忙しい毎日を送っていると「今日は面接に行かずにのんびりしたい!」と思うこともあります。 面接を辞退する前に考えておきたいこと 面接を辞退することで就活にマイナスの影響を与える可能性がある 面接を辞退した瞬間は「面接に行かないで済んだ」と解放感に包まれるかもしれませんが、後になって「自分でチャンスを潰してしまったのでは」「これで内定が取れなかったらどうしよう」とさらなる不安が襲ってくる可能性があります。 また、面接を辞退することで「みんなはちゃんと面接を受けているのに、自分は逃げてしまった」など劣等感に苛まれる原因にもなります。ほんの1回の面接を辞退するだけで後々の就活に悪い影響を及ぼすことがあるのです。 準備してくれた企業に迷惑をかけてしまう 就活の面接を実施するために、企業は面接会場の確保や時間の調整など様々な準備を行っています。通常の業務もこなしながら、新卒採用に取り組むのは大変なことです。面接を辞退すると、そういった企業の準備を無駄にしてしまうのです。 もちろん、就活生には「どうしても行きたくない」という時に辞退する権利があります。しかし、安易に辞退する前に企業の視点からもぜひ考えてみてください。 面接に行ってみてわかることもある それまでは魅力を感じていなかった企業でも、面接に行ってみて新たな魅力に気づくこともあります。 面接官が尊敬できる人だったり、詳しく話を聞いてみてそれまで気づかなかった企業の魅力に気づくこともあるでしょう。 まだ企業のことをよくわかっていない場合は、とりあえず面接に行ってみることで考えが変わることもあると理解しておきましょう。 「面接に行きたくない」と感じたら 行きたくない理由を考えてみる なぜ面接に行きたくないのか?まずは行きたくないと思う理由を考えてみてください。「なんとなく行きたくない」「気が進まない」という人が多いと思いますが、理由がはっきりとしていないままただ悩んでいるのではないでしょうか? 準備不足なのか、志望度の低さが理由なのか。なぜ行きたくないのか、理由が明確になれば対策を立てることができますよね。 理由がわかれば、行くべきか辞退すべきかも判断しやすくなるはずです。ノートに行きたくないと思う理由を書き出してみて、頭の中を整理してみましょう。 メリットとデメリットを考えてみる 面接に行きたくないと感じるときは、それぞれのケースのメリットとデメリットを考えてみるのもいいでしょう。 面接に行った場合のメリットとデメリット、面接に行かなかった場合のメリットとデメリットを書き出してみるとどうすべきか判断しやすくなることがあります。 誰かに相談してみる 1人で悩んでいてもなかなか答えが出ない時、どうしていいかわからない時は誰かに相談してみましょう。 就活をしている友達や家族に話を聞いてもらったり、大学のキャリアセンターなどで相談してみるのもおすすめです。 「面接に行きたくない!」そんなときの対処法とは? 十分な面接対策で自信を取り戻す 面接に失敗する不安から「面接に行きたくない」と感じている人は、今まで以上に面接対策に取り組み、「これだけ頑張ったから大丈夫!」と自信を取り戻すことが大切です。 面接で聞かれる質問内容はある程度パターン化されています。まずは決まったパターンのある質問にしっかり答えられるように回答を用意しておきましょう。 また、面接での態度は自分では大丈夫なつもりでも、他人から見ると「全然こっちを見ていない」「猫背になっている」など問題が見つかることがあります。模擬面接を録画するなどして、問題点を1つずつ解決しておくと自信をもって本番に臨むことができるでしょう。 練習だと思って割り切る 企業に魅力を感じられなくなった場合でも、「第一志望に向けた面接練習だ」と割り切ってしまうのも良いでしょう。もし面接に落ちたとしても、その原因を分析して解決しておけば、第一志望での面接では同じ失敗を繰り返さずに済みます。 また、面接に受かれば「このままで大丈夫」と自信をつけることができます。どんな結果になっても、第一志望の企業に受かる準備として役立てることは可能です。 志望度が低ければ思い切って休むことも大切 就活では健康を維持することが何よりも重要です。そのため、志望度の低い企業の面接の際に「どうしても疲れて動きたくない」という場合には、思い切って休むことも有効な対処法になりえます。 単に「面接を受けたくない」というネガティブな気持ちで休むのではなく、「今日休んだから次の面接は元気いっぱいな状態になれる」とポジティブに休むことが大切です。 行きたくない面接を辞退するときのマナー なるべく早く連絡する 面接を辞退すると決めたら、できるだけ早く企業の担当者に連絡をしましょう。直前になればなるほど企業側に迷惑をかけることになるためなるべく早く連絡をするのがマナーです。 連絡は電話で面接を辞退する 面接をキャンセルする場合は、メールではなく電話で連絡をするようにしましょう。面接の前日や当日など直前の連絡になってしまった場合は、メールだと確認が間に合わない可能性があります。 面接までにかなり日数がある場合はまずメールで連絡してみても構いませんが、できるだけ電話で連絡するのがベターです。 理由は具体的に言わなくてもOK 面接を辞退する際に理由を具体的に説明する必要はありません。面接に参加できないということと、お詫びの気持ちを伝えます。 もし、採用担当者に理由を聞かれた場合は、「急用」や「体調不良」と答えておくのがいいでしょう。 最後に 誰でも「面接に行きたくない」と感じることがあります。大切なのは行きたくない6原因を見つめ、適切な対処をすることです。深く考えることなく休み始めてしまうと、他の面接にも悪い影響を与えてしまいかねません。 また、「面接を辞退する」と決断するなら、企業には早めに連絡をするようにしましょう。「辞退すると言いだしづらい…」とギリギリになってから連絡したり、無断で休んだりすると、企業に迷惑や心配をかけることになります。 もうすぐ社会の一員となる就活生だからこそ、社会人として恥ずかしくないふるまいを心掛けるようにしてくださいね...

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