面接での言葉遣いや話し方のポイント!好印象を持ってもらうために

面接で「話す内容」と同じくらい重要なのが「話し方」です。人柄や受ける印象は話し方によってかなり違ってきます。しかし、「言葉遣いのどこを直せばよいのか」「話し方とか変えられるの?」と悩んでいる就活生も少なくないのではないでしょうか。

話し方でつまずいてしまうと、せっかく用意した言いたいことがしっかり伝わりません。そこで今回は、面接での言葉遣いや話し方のポイント、好印象を持ってもらうためのコツを解説します。

面接での言葉遣いや話し方のポイント!好印象を持ってもらうために
目次

面接で好印象を与える話し方のポイント

好印象をもたらすポイントとは、主に「話し方」「言葉遣い」「見た目」「動作」によって構成されています。どれも、ESでは見れないところなので、面接官が注目するポイントでもあります。

結論ファーストで話す

「~ですか?」と聞かれたら、「●●です。理由は△個あります。まず一つ目に~」というテンプレート的な話し方があります。これは、耳から入ってきた情報を整理しやすく分かりやすい順序であり、実践しやすいため、念頭に置いて話し始めると良いでしょう。

箇条書きで並べるイメージで話す

箇条書きのようにポイントを整理してから、「理由は何個あります」と相手に伝えると聞き手に言いたいことが伝わりやすいです。自分にとっても、頭の中で今何を話しているのかが整理しやすいので、論点がずれることなく最後まで話すことができます。

抑揚をつける

強調したいポイントはゆっくり話したり、少し大きな声で話し、他の部分と差を付けるとよいでしょう。感情を乗せて話すと相手にも伝わりやすくなり、説得力が増します。そもそも棒読みになりがちであるという方は、棒読みにならないようにするために「エピソードを丸暗記せず、ポイント暗記する」などを実践してみても良いかもしれません。

口角をあげる

真顔で話すことも時には大切ですが、笑顔で話を聞くと、一般的に好印象を与えます。口角を無理やりグッとあげると疲れてしまうので、奥歯を少し噛むようにして力を入れると無理なく自然な笑顔を作れますよ。笑顔が苦手という方は是非意識してみてください。

スピードはゆっくり

ゆっくりと話すことで、頭の中を整理しつつ話すことができ、落ち着いた印象を与えることができます。これは、棒読み対策にもつながり、当日焦って飛ばしてしまうことを防ぐことにもなるので、一番に意識しておくべきポイントです。相手の質問が終わってから、しっかり間を取って返答を始めましょう。一呼吸置くと、落ち着いて話し始めることができますよ。

いつもより少し大きめの声で

はっきりと大きな声で話しましょう。お腹から声を出すと、無理することなく、声が通ります。普段友人や家族と話している時よりも、面接の際は距離が遠いので、普段より大きめで話すように心がけると面接官にとっても好印象です。

好印象を与えるために、面接で注意すべき言葉づかい

採用が好ましくないと感じている言葉がいくつか挙げられますが、その中に間を取るつなぎ言葉、誤った日本語、学生言葉などがあります。多用していると印象を落としかねないので、気を付けましょう。下記で具体的に見ていきましょう。

語彙を伸ばす

「ですよ~」「それで~」など、語彙を伸ばす癖がある人は面接の際には注意してください。普段の会話では良くても、就活の面接の場にはふさわしくありません。子供っぽい印象を与えてしまうので、一言一言はっきりと言い切るよう意識します。意識

抽象的・曖昧な表現の多用

「多分」「~みたいな」「~という具合」といった曖昧な言葉や抽象的な分かりづらい表現は避けましょう。これらの言葉はなくても文章がつながることがほとんどです。使っても間違いではないですが多用はしないようにしましょう。

「っていうか」「~とか」といった学生言葉、若者特有の言葉

学生特有の言葉も、学生気分が抜けていない、社会人になる気があるのかという責任感に対して不安を覚えさせてしまう言葉遣いです。

普通に使っている言葉でもビジネスの場においては通用しない言葉であることがあるので、OB・OGの方に話し方を確認してもらったり、検索してみたりするとよいでしょう。

<若者言葉例>
「自分的には」「~みたいな」「やっぱ」「微妙です」「~じゃないですか」など

間をとるつなぎ言葉の多用

「え~っと」「あの~」「うーん」といった間を取るようなつなぎ言葉は、ハキハキ感、責任感が感じられないという印象を与えてしまいがちです。ついつい間を持たせるために使ってしまいがちなので、多用は避けましょう。

面接で好印象を与えるために知っておくべき言葉遣いで注意すべきポイント

就活・面接で気を付けるべき言い換え表現まとめ

会社→御社・貴社
担当者→ご担当者様
自分→わたくし
と言います→と申します
と言っていた→とおっしゃっていた
すみません(謝罪)→申し訳ありません
すみません(言い間違いなどの軽い謝罪)→失礼いたしました
すみません(ことわり)→恐れ入りますが
大丈夫です(OK)→問題ありません
大丈夫です(断り)→必要ありません
なるほど→確かにその通りです
了解しました→承知しました、かしこまりました

面接で避けるべき言葉

次の表現はプラスの印象になることは少ないです。

・「おっしゃられる」などの二重敬語(正しくは「おっしゃる」)
・「っす」「っすね」などのですますにきちんとなっていない語尾
・「っていうか」「~とか」といった若者特有の言葉
・「でも」といった否定的な言葉

好印象を持ってもらうその他+αポイント

背筋を伸ばして美しい姿勢をキープする

姿勢が悪いと自信がないように見えてしまったり、みっともないように見えてしまいます。姿勢の良さと自信や気分の相関関係は研究でも明らかにされています。面接は背筋をピンと張って臨みましょう。

相手の目を見る

人とコミュニケーションを取る際に大切な基本的な動作です。目を合わせることで、相手のことを知ることができるとも言われている通り、「目を合わせる」のは重要なことです。

目が一番合っていたのが印象的で面接に受かったなんてエピソードもあります。面接中は面接官と視線を合わせることを意識すると良いでしょう。

面接での話し方を上達させる練習方法

面接の練習のために、面接で話す内容を実際に自分で話してみる人も多いと思います。できれば、それを録音や録画して自分で見返してみるのがおすすめです。

「自分はこんな話し方をしているのか」「こんな癖があるのか」など、客観的に見てはじめて気づくことがたくさんあるはずです。

家族や友人にチェックしてもらう

家族や友人に面接官の役をしたもらい、気になる話し方の癖や注意点を指摘してもらうのいいでしょう。自分ではなかなか気づけないこともあるので、第3者の目線や意見を聞くのは大切なことです。

インターンで面接の練習

面接は慣れが重要です。自宅で一人でどんなに練習しても、面接本番の緊張感にはなかなかなれることができないものです。

インターンシップを考えている就活生も多いと思います。インターンの面接は形式や質問内容が本選考にかなり近いので、面接の練習に最適です。

短期のインターンシップに積極的に参加すれば、就活の準備や対策になるのはもちろん、面接の実践練習の機会を増やすこともできます。

最後に

どれだけ面接のためにESやエピソードを準備しても、面接で上手く自分を表現できなければ、それらの努力は無駄になってしまうこともあります。自分の良さを精一杯アピールするためにも、面接準備は怠らないようにしましょう。この記事が少しでも役に立てば幸いです。

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