大学生がボランティアに参加するメリット・デメリットは?アピール方法も解説

時に、就活のために勧められることもあるボランティア。東京など国内で行うものから、NGOのように海外で行うものまで様々です。実際にボランティアが就活で役立つのか気になっている大学生も多いでしょう。

ここではボランティアに参加するメリット・デメリットについて解説します。ボランティアを就活で効果的にアピールするコツや、ボランティア活動の探し方なども紹介するので参考にしてください。

ボランティア
目次

ボランティアとは

ボランティアといっても、多様な活動があり、明確な定義をすることは難しいです。厚生労働省によると、ボランティア活動は「自発的な意志に基づき他人や社会に貢献する行為」だとされています。

ボランティアの特徴としては主に次の3つ、があげられます。

・自主性(主体性)
・社会性(連帯性)
・無償性(無給性)

ボランティアは、お金をもらうことなく、主体的に、周囲の人と協力しながら社会に貢献していく活動です。例えば、東日本大震災が起きたときに、現地に駆けつけたり、募金を集めたりする活動や、家庭の事情で学習塾に通うことができない子どもたちに教育支援を行ったりする活動がボランティアになります。

ボランティアを通じて、社会貢献するなかで、やりがいを感じたり、社会問題に対して真剣に考えるようになったりすることがあります。大学生のなかには、学生時代、一生懸命取り組んだことにボランティアをあげる学生も多くいます。

ボランティアの種類

この章では、ボランティアに、どのような種類があるのか詳しく紹介します。

社会福祉
老人ホームでの介護のお手伝いや、土日に子どもたちに給食を提供するようなボランティアがあります。散歩の相手をするようなものも社会福祉に当てはまります。

自然を守るための活動
駅の周辺や道路のごみを拾うような活動や、森林の間伐や植樹などの活動があります。

国際協力
カンボジアでの日本語学校での先生や、海外への食料援助や留学生支援などです。

障害者の支援
障害者とのレクリエーションの企画や、在宅障害者の訪問介助サービスなどがあります。

災害に対する支援
救援物資の輸送や、がれき・土砂の撤去。または被災地の教育支援や、復興イベントの企画などです。東日本大震災に関連するボランティアも含まれます。

ここで紹介できなかったようなボランティアも多くあります。ボランティアに興味がある場合、次の章で紹介するボランティアの探し方を参考にしつつ、ご自身で調べてみてください。

ボランティアに参加するメリット

ボランティアに参加するとどんないいことがあるのか、活動を通じてどんな成長が得られるのか解説します。

視野が広がる

ボランティア活動は、なんらかの社会問題を解決するために行われていることがほとんどです。活動に参加することで新しい発見ができたり、普段することのない経験を積めたりします。多くのスタッフと関わることで多様な価値観に触れれば、視野を広げることにも繋がります。

ボランティア活動する中で、今まで書籍で読んだり、話で聞いていたりする問題の現場に出くわすこともあるでしょう。百聞は一見にしかずとあるように、現場を見ることで、社会問題の実態を理解できるようになります。

協調性が得られる

ボランティアの特徴の1つにあげられるように、「協調性」はボランティアに欠かせません。個人プレイするのではなく、チームプレイをするなかで、自ずと「協調性」が身についていきます。

ボランティアは、じぶんの為にするものではなく、あくまで社会のために行う活動です。しかし、ボランティア活動をしたことで、結果的に自己成長につながることも多いです。

自己分析に役に立つ

就活生であれば、自己分析をするなかで、うまくいかず困った経験がある人も多いのではないでしょうか。

自分のしたいことが、教育分野での社会貢献だとします。現場に携わりたいのか、官僚や公務員のような立場で関わりたいのか、あるいは、本当に教育分野に進みたいのか、といったことを改めて考えるうえで、実際にボランティアに参加して現場を知ることは大きなヒントになります。

社会貢献に興味がある場合は、自分の関心がどこにあるのかを知るために、いちどボランティアに参加してみるといいかもしれません。

ボランティアに参加するデメリット

お金がかかる

ボランティアは無給のことがほとんどですし、準備や交通費などで出費があるケースもあります。「就活の自己PRで役立ちそう」「採用担当者からの評価が上がりそう」などと安易な気持ちで参加すると、こんなはずじゃなかったと後悔することになるかもしれません。

海外ボランティアや遠方での活動に参加するとなるとかなり費用がかかることもあるので、参加するにはそれなりの覚悟が必要です。お金がかかることもあると理解しておき、それでもやりたいと思えるかよく考えてから参加しましょう。

自由な時間が減る

ボランティアは時間や労力が必要になるので、本格的に参加するとなると、自由な時間が減ってしまう可能性は高いです。なんとなく参加してしまい、時間を無駄にしてしまったと後悔するケースも少なくありません。

自分の時間を費やしても後悔しないためには、「情熱を持って取り組めるボランティア」である必要があります。確たる目的もないまま参加して後悔することのないよう、熱意が持てるボランティアを見極めるようにしましょう。

ボランティアをESや面接でアピールするには

ボランティアに参加したからといって、必ずしも就活で有利に働くわけではありません。ボランティアに参加したことを効果的にアピールするためには、次の質問に答えられるようにしておくことが大切です。

・なぜボランティアに参加したのか
・どんな活動を行ったのか
・どんな社会貢献ができたのか
・どんな成長ができたのか

なぜボランティアに参加したのか

ボランティアに参加したきっかけは、友人からの誘いや、たまたまボランティア募集の文字を目にしたからかも知れません。しかし、自分の興味関心がまったくないような活動であれば、参加しなかったはずです。

どうして、自分がボランティアに参加しようと思ったのかを深掘りすることが大切です。必ずしも、原体験が必要ではありませんが、面接官や採用担当の方が納得できるような答えを用意しておきましょう。

どんな活動を行ったのか

ボランティアに参加していない人に、自分の活動を伝えなくてはいけません。5Wを意識しつつ、事前に整理しておくといいでしょう。

What:なにをしたのか。どんな業界なのか。
Where:どこで活動したのか。国内なのか。国外なのか。
When:いつ頃したのか。大学何年生だったときか。
Who:だれと協力しながら活動したのか。なんらかの団体に参加していたのか。
Why:どうして、そのボランティアに参加したのか。

どんな社会貢献ができたのか

ボランティアは社会貢献のために行う活動です。本人がどれだけ一生懸命に取り組んだのかも大切ですが、どのような社会貢献をしたのかが重視されます。

東日本大震災のときに、地震後、現地に駆けつけたとしても、あまり貢献することができず帰ってきたとなれば、そのボランティア活動はなかなか評価されません。

学生のうちは結果にこだわらなくても許されます。しかし社会人になると結果にこだわらなくてはいけません。目的に対してどれだけの成果をあげたのか話すことができると、面接官や採用担当に好印象を与えることができます。

どんな成長ができたのか

最後に、ボランティア活動を通じて、得られた成長を話すようにしましょう。ボランティア活動に熱心に取り組んだことが、企業にとってどんなメリットになるのか説明しなくてはいけません。

ボランティアの探し方

ボランティアを探す方法としては次のようなものがあります。

・ボランティアセンターに相談する
・イベントやセミナーに参加する
・インターネットで調べる

ボランティアセンターに相談する

日本各地には、ボランティアセンターがあります。募集している団体の信頼性が高く、安心して参加することができます。

ボランティアセンターに相談しに行くと、面談をした上で、あなたにあった活動を紹介してもらえます。紹介後の流れは、それぞれのセンターによって異なります。細かい情報に関しては、お住まいの地域のボランティアセンターにお問い合わせください。

イベントやセミナーに参加する

各ボランティア団体が、独自に説明会や団体代表者の講演会を開いていることがあります。イベントに参加することで、実際に活動している方の話や、ボランティアがはじまったきっかけなどを知ることができます。

その一方で、各団体が独自に行っているため、Facebookのイベントページを見たり、団体のHPをチェックしたりしないと、イベントが開かれることを知ることができません。

インターネットで調べる

インターネット上に、様々なボランティア求人サイトがあります。それらの求人サイトを利用したり、「ボランティア 教育」などのように検索したりするという方法があります。

しかし、記載されている情報が最新のものかどうかや、正しいかどうか判断することが難しいため、事前にボランティア団体に問い合わせるようにしましょう。

ボランティア以外で大学生におすすめの活動

インターンシップ

「大学内ではできない経験がしたい」「社会人と一緒に活動して社会勉強をしたい」と考えているなら、インターンシップに参加するのもいいでしょう。長期インターンシップなら有給のケースがほとんどなので、アルバイト代わりにもなります。

スキルを身につけたり、社会のことを学べるので就活にも役立ちます。インターンとして企業で働いた経験は就活で使えるエピソードにもなるので、いろいろと役立てられるでしょう。

短期留学

将来は海外で働きたいと考えていたり、海外出張などがあるグローバルな環境で仕事がしたいと思っているなら、留学がおすすめです。夏休みや春休みを利用した短期留学なら、留年することなく海外留学を体験できます。

ボランティアへの興味も捨てきれない場合は、ボランティアをしながら英語力を高めることもできる海外ボランティアに参加することを検討してみるのもいいでしょう。費用や治安の問題もありますが、普通の留学とは違う貴重な経験ができる可能性が高いです。

まとめ

社会貢献を目的としたボランティアをすることで、自分自身大きく成長することができます。その活動を効果的にアピールすることができれば、就活でも有利に働くことがあるかもしれません。

しかし、あくまで就活で役に立つことはボランティアの副次的なものです。幸い、ボランティアの数は多く、自分の興味に沿ったものがあるはずです。

したくもないボランティアを、就活のために嫌々するのではなくて、ぜひ本気でしたいと思えるようなボランティアを探してみてください。

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大学生になると、部活動やサークルに所属している人がほとんどです。サークルには、同じ大学の人だけで活動している学内サークルと、いくつかの大学にまたがって活動しているインカレサークルがあります。 人気なインカレサークルの写真を見たり、話を聞いたりすると、みんなイキイキと楽しそうであこがれの気持ちを持つ人も多いのではないのでしょうか?しかし、その一方で、インカレサークルはお酒を無理強いされるなど危ない噂を聞くことも少なくありません。 今回は、そんなインカレサークルについて紹介していきます。所属するメリット・デメリットやインカレサークルの種類、探し方や危ないサークルを避ける方法など、大学生が知っておくべきことをまとめました! インカレサークルについて インカレサークルとは インカレサークルとは、インターカレッジサークルの略で、ひとつの大学に限らず、さまざまな大学から学生が集まってくるようなサークルのことです。 通常のサークルだと同じ大学の学生だけで構成されていることが多いので、多様性のあるメンバー構成となっています。また全体の人数が多く、規模の大きなサークルが多いのも特徴的です。 インカレサークルの活動は? インカレサークルには、テニスやサッカーなどのスポーツを主な活動にしているところやダンスサークルなどがあります。他にも、ボランティア活動をメインにしているサークルもあり、活動内容はさまざまです。サークルの活動内容については、後ほど、もう少し詳しく紹介します。 インカレサークルの活動は多岐にわたりますが、例えばテニスがしたいというだけなら、似たような活動を学内サークルですることもできます。では、どうして、学内サークルではなくて、あえてインカレサークルに参加するのでしょうか? インカレサークルに参加するメリットやデメリットについては、次章以降で説明します。 インカレサークルに参加するメリット インカレサークルに参加することには、学内サークルに参加することとは異なるメリットがいくつかあります。 インカレサークルならではの幅広い活動ができる インカレサークルでできることのなかには、学内サークルでできることも少なくありません。しかし、それほど大きくない大学に通っていたり、したい活動が珍しいものであったりすると、学内サークルでは見つけられないこともあります。 また、海外ボランティアなどの多くの人が参加したほうが活動が充実するようなサークルであれば、学内サークルよりも規模を大きくしやすいインカレサークルを選んだほうがいいでしょう。 インカレサークルなら他大学の友達をつくることができる ふだん、同じ大学で授業を受けていたり、学内のサークルにだけ参加していたりすると、なかなか他の大学の人と友達になるチャンスがありません。 他大学の友達をつくると、他大学の内情を知ることができたり、就活のときに情報を持ち寄って意見交換できたりします。他大学とのつながりをつくることができるのは、インカレサークルに参加する大きな魅力ではないでしょうか? インカレサークルは女子大や、男子が多い学部の人にとって出会いの場になる 女子大に通っていたり、理学部や工学部に進学したりすると、まわりに異性がほとんどいないような状況になってしまうことがあります。女子大に通っている学生が、将来の彼氏に出会う貴重な場のひとつにインカレサークルがあげられます。 インカレサークルに参加するデメリット インカレサークルには、前章で紹介したようなメリットがある一方で、デメリットもあります。 インカレサークルに参加するデメリットについて紹介します。 インカレサークルは大学からの支援が受けにくい。 大学によって異なりますが、サークルには大学から正式に認定されているものもあります。認定されていると、大学の施設を優先的に使うことができたり、部室がもらえたりします。 インカレサークルというだけで、大学から認定してもらえなかったり、かりに認定されても学内サークルに比べて受けられる支援が少なくなってしまうこともあります。 インカレサークルだと時間を合わせたり、場所を決めたりすることが大変 インカレサークルで活動をするときは、参加している大学それぞれのテストや実習の期間など考慮すべきことが、学内サークルに比べるとどうしても多くなってしまいます。 また、住んでいる地域もバラバラになることが多く、活動する場所が自宅から遠くなってしまうデメリットがあります。 インカレサークルだと学内の友達ができずらい インカレサークルに入ると他の大学に通う知り合いが増えるというメリットがありますが、反対に同じ大学の友達が増えないというデメリットがあります。 「同じ大学内で友人や知り合いを増やしたい」という人は、大学内のサークルに入る方がいいかもしれませんね。 インカレサークルに入るには 新歓時期の募集について インカレサークル、学内サークル問わず、多くのサークルでの新歓は新入生が入学してくる時期に行われます。入学式などでビラを配っていることも多いので、注目してみるといいでしょう。 新歓期には、それぞれのサークルが新入生に入ってもらうために必死に勧誘をします。各サークルが開催している歓迎会に参加すると、新入生は無料でごはんを食べられることもあります。 インカレサークルの合同イベントに参加してみよう 興味のあるサークルを見つけるためには、大学で行われることの多い、サークルが一同に集まるイベントに参加するといいでしょう。規模が大きな大学では、新入生が多くのサークルを知るために、先輩がビラを配ったり、サークルをアピールするようなイベントが用意されています。 インカレサークルに参加したいけれど、あまり情報がなくて困っているというような人は、自分の家や大学から行きやすい場所にある大規模な大学の新歓時期に、見に行ってみるといいでしょう。 随時募集を行っているサークルも多い サークルによっては春先だけではなく、秋にも新歓を行ったり、通年で募集をしたりしているところもあります。春にサークルに入り損ねてしまった人も、サークルのホームページを見てみると、案外募集しているかもしれません。 ネットの情報やSNSで募集情報をチェック 新歓時期にビラをもらえなかっり、大学内にメンバーがいない場合は、ネットで検索してみましょう。インカレサークルの募集状況やイベント情報などを検索できるサイトもあります。 最近ではTwitterなどで情報発信しているサークルも多いので、SNSをチェックしてみてもいいかもしれません。興味のあるインカレサークルがある場合は、TwitterやInstagramなどでサークルのアカウントを検索してみましょう。 審査があるサークルも インカレサークルに参加するには、新勧している時期にそのサークルに入る意思をしっかりと伝えなくてはいけません。参加希望者であれば誰でも参加することができるサークルもありますが、定員を設けており、抽選などでやむなく断られてしまうこともあります。 インカレサークルの種類 ここからは、実際にどのような活動をしているインカレサークルがあるのかを詳しく紹介します。 運動系サークル 高校や中学時代になにかしらのスポーツに取り組んでいた学生は少なくありません。中高時代に取り組んでいたスポーツを、大学でも続けたいと考えたときに運動系サークルを選ぶ人が多いです。 運動系サークルに参加するにあたって、初心者であることを不安に思うかもしれませんが、心配いりません。多くのインカレサークルでは、初心者歓迎を謳っていることが多いですし、スキーやゴルフのようなスポーツであれば、ほとんど初心者しかいないこともあります。 文化系サークル 新歓イベントや学園祭のステージを盛り上げているのは、文化系サークルです。例えば、ダンス、音楽、演劇、マジックやジャグリング、茶道などがあります。 趣味や好きなことがある人は、そのジャンルに特化したサークルがないか探してみるといいでしょう。 イベント運営サークル イベント運営サークルは、大小さまざまな規模のイベントを運営しているサークルです。イベントの規模の大きさや、種類はサークルによってそれぞれです。 例えば、ミスコンやミスターコンのようなイベントを開催するサークルもあれば、数人でローカル電車の旅をするようなイベントを企画するようなサークルもあります。 ボランティアサークル ボランティアサークルはその名のの通り、ボランティア活動を行います。途上国での教育や医療支援、あるいは国内でも保育施設で小さな子どもと遊んだり、介護施設で高齢者のサポートをしたりしています。 ボランティアサークルには、似たような社会問題を解決したいと考えている人が集まるため、互いに刺激を与えあうことができます。 オールラウンドサークル オールラウンドサークルはオーランと略されることが多く、なにか特定の活動をしているわけではありません。大学生活をより楽しいものにするために、スポーツや旅行、飲み会などをしています。 「とくにやりたいことはないけどインカレサークルに参加したい」「ジャンルを問わず友達をたくさんつくりたい」という方は、こうしたオールラウンドサークルがいいかもしれません。 自分に合ったサークルを見つけるには 新歓コンパやイベントに参加してみよう サークルとの相性を見極めるには、新歓コンパやサークルが主催するイベントに参加してみるのがいいでしょう。メンバーはどんな人がいるのか、サークルはどんな雰囲気なのか、男女比はどれくらいなのかなどがわかります。 しかし、サークルによっては、歓迎会で新入生にお酒を強要するところもあるようです。お酒を強要するようなサークルの歓迎会に参加するのを防ぐために、事前に大学の先輩にサークルの評判を聞いておくといいかもしれません。 危ないサークルには気をつけよう インカレサークルは、様々な大学から人が集まってきているため、全体像が見えにくく、サークルの内部でなにが起きているのかわかりにくいことがあります。場合によっては、宗教団体であったり、マルチ商法が蔓延していたりするかもしれません。 多くのサークルはまじめに活動していますが、お酒の強要による事件や暴行事件が起きてしまうサークルもあります。自分の身を自分で守るためにも、サークルに入る前に、興味のあるサークルが健全なサークルがどうかを見極めなくてはいけません。歓迎会や練習会などに参加することで、サークルの雰囲気を知ることが大切です。 しかし、悪質なサークルの中には新歓時期だけは大人しくしていることもあります。歓迎会や練習会だけでは、サークルの雰囲気がわからないこともあります。 歓迎会や練習会に参加するだけでなく、別のサークルの歓迎会などで、「○○サークルに入ろうと思っているんですけど」と話してみると、歓迎会に参加するだけではわからないことを知ることができます。 まとめ 大学生活を充実させるために、サークル選びは非常に大切です。今回はインカレサークルについて紹介してきましたが、学内サークルには学内サークルのよさがあります。先輩から話を聞いたり、新歓イベントに参加したりするなかで、どんなサークルがあるのか、どんな雰囲気なのかを知ったうえで入るサークルを決めるようにすると失敗せずにすみます。自分にあったサークルを見つけて、大学生活のスタートダッシュを決めましょう!...

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大学で失敗しないサークルの選び方!
大学で失敗しないサークルの選び方!

高校までの部活と違い、たくさんの種類があるサークル。運営が学生自身の手に委ねられていて、自由度が高いのも特徴です。大学に入ったら、どのサークルに入るか悩みますよね。サークル選びで失敗しないために、今回は考えておきたい基準についてまとめました。 サークルの種類 サークルは大きく分けて、「運動系」「文化系」の2種類があります。「運動系」はスポーツを活動のメインとしていて、他大学との試合があったり、大会に参加したりしているサークルもあります。文化系はとにかく種類が幅広いため、「スポーツ以外」と捉えてしまって大丈夫です。 また、実は大学にも高校と同じような部活があります。週に5〜6日ほど練習があり、大会の出場・入賞などの目標を掲げて熱心に活動をしています。部活を選ぶのは、中高とスポーツを続けていて、「大学でもメインに頑張りたい!」という方が多いです。 「インカレ」という言葉を聞いたことがある方も多いのではないでしょうか? インカレとは「インターカレッジサークル」の略で、大学を超えてメンバーを募集しているサークルのこと。大学の枠を超えた広い繋がりができることが魅力で、例えば女子大に通う人にとっては男友達を作れる貴重な場となっています。 サークルを選ぶ基準 それでは、サークルを選ぶ基準を見ていきましょう。 活動内容に興味があるかどうか 1番大切なのは、活動内容に興味を持てるかどうかです。よく調べないまま入部すると、思っていたのと違う活動をすることになり、早くに辞めたくなってしまいます。 また注意点として、そのサークルが属しているジャンルの活動を本当にしているのかどうかを確認するようにしてください。たとえば「テニスサークル」を名乗りつつ、実際は旅行と飲み会しかしていない、なんていうサークルもたくさんあります。自分がしたいことと、そのサークルの普段の活動内容がマッチしているかが、大切な基準になります。 公認?非公認?規模感やデータ 雰囲気や楽しさは口ではどうとでも言えますが、規模感や公認・非公認などといった組織についてのデータは嘘をつけません。「みんなでワイワイしていて楽しいよ!」と聞いて入ってみたらメンバーが3人しかいなかった……なんてことも、事前に人数を調べていれば避けられます。 あるいは、大学の承認基準を満たしている「公認サークル」を選ぶというのも1つの手。大学によって基準はさまざまですが、基本的に活動内容やデータが不明瞭なサークル、表立った実績がないサークルは弾かれますので、1つの安心材料にはなります。また公認サークルだけに適用される支援も(活動場所の確保、文化祭のブース確保、活動助成金など)。入部後も不自由なく活動できる環境が、公認サークルであれば確保されています。 意外とシビアな金銭面 サークルに所属すると、ほとんどの場合入部費(入部時に1回支払うお金)、部費(在籍している限り定期的に支払うお金)がかかります。また入部費・部費以外にも飲み会の頻度によって出費も変わりますし、大学外での練習が必要なサークルであればスタジオ費、イベントを行うサークルであれば会場費や設備費などがかかります。入部費や部費以外にかかるお金も事前に確認しておくようにしましょう。 厳しさや忙しさ 単位も取らなければならないし、アルバイトもあるし、留学や旅行にも行きたい……。大学生にとって時間はとても大切。そこでサークル選びでも気にしたいのが、忙しさです。それは活動頻度や参加に対する厳しさ、合宿など季節ごとのイベントによって判断できます。中には「週5日活動!参加必須!」というようなサークルもありますし、スポーツ系であれば「シーズン中に合宿がたくさんある」など、1年の中で忙しさが偏っている場合もあります。先輩に実際の厳しさを聞いたり、年間スケジュール表をもらったりしておくと安心ですね。 仮入部や兼サーでゆっくり判断するのもアリ 勧誘時の先輩達はみんな優しくしてくれますから、どのサークルも魅力的に見えます。しかし実際に入ってみると上下関係が厳しすぎたり、飲み会のマナーが悪かったりすることも。入ってから後悔することがないように、こんな方法もオススメです。 懇親会や仮入部で雰囲気を掴む 入部前の懇親会や仮入部期間などがある場合は、参加することでリアルな空気感を掴むことができます。またそういった企画に積極的に顔を出すことで、先輩に早く顔を覚えてもらえるというメリットも。 お試しで複数入ってみる どのサークルに入るか選べない方は、気に入った複数のサークルに所属する(「兼サー」と呼ばれます)方法もアリです。4年間兼サーを続ける人もいれば、最も自分が居心地良く感じるサークル以外を辞めてしまう人もいます。1つのサークルしか入っていないと、そこがいまいちだった時に辞めづらくなるため、複数入っておくと安心。サークルによっては退部禁止の所もあるので、入部の前に確認しておきましょう。 サークル以外の選択肢も ここまでサークルの選び方についてお話ししてきましたが、実は大学生が活動するにあたっての選択肢はサークル以外にもあります。そこで今回は「ボランティア」と「長期インターンシップ」の魅力にも触れておきましょう。 ボランティア ボランティアは組織に所属して長期で関われるものや、イベントスタッフなど1日〜短期で完結するものがあり、活動内容もさまざまです。 自分と似た思いの学生が集まってきていますからすぐに意気投合できますし、大学の壁を超えた友達ができるのも魅力的。就活では自ら積極的に行動を起こしていたアピールにもなりやすいです。 「ボランティアは意識が高そうでちょっと……」と思う方も安心してください。マラソン経験を活かして地域のマラソン大会の運営、子ども好きを活かして子どもキャンプのスタッフ……など、「好きなことを何かに役立てたい!」という気持ちで大丈夫です。 長期インターンシップ 「インターンは就活のために3年生や4年生がするもの」と思っていませんか?実は1・2年生が参加できる有給のインターンも多く、「社会勉強をしながら給料ももらえるから」と、アルバイトの代わりに長期インターンを選ぶ学生も増えてきています。 すでに憧れの会社がある人は長期で関わっておくことで会社の実態もわかりますし、就活時に、改めて自分が社員としてそこで働きたいかどうかをより正確に判断することもできます。中には「インターン生を優先的に採用する」という会社もありますので、ぜひ活用してみてください。 まとめ いかがでしたか?大学は高校までと違い、どんな学生生活を送るのかを自分で決めることができます。中でも、どのサークルに入るのか、どんな活動に参加するのかは、その後の人間関係や将来の選択にも影響してくるはず。まずはできるだけ多くの情報を集め、その上で自分が後悔しない選択をするようにしましょう。 初めから絞ってしまうのではなく、多くの環境に参加してみて、徐々に選んでいく方法もオススメですよ! ...

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大人は教えてくれない サークル・アルバイト・インターンのメリット
大人は教えてくれない サークル・アルバイト・インターンのメリット

みなさん初めまして、ねこまると申します。文系学部を卒業した後新卒で上場企業に入社。その後会社を辞めて現在はフリーランスのライターをしています。 そんな私は最近、サークル、アルバイト、インターンについての記事を読んだり書いたりしていて思うのが「世の中真面目な記事が多すぎないか?」ということ。みんなが知りたいのって本当にそういう情報ばかりなんでしょうか?違うでしょ?ぶっちゃけ「就活では内定と彼女をWゲットできるのか」とかそういうことの方が気になるのでは? というのは冗談にしても、ただただ真面目に学生しててもしんどいですよね。息抜きになるような情報、本筋からはちょっと脱線するけれどついつい気になっちゃう情報、そんなことを学生のみんなに伝えていけたらなと思います。 今回は、大人が教えてくれないサークル、アルバイト、インターンのメリットについてご紹介します。 サークルのメリット 私の経験から言っても、サークルには入っておいた方が絶対に良いです。大学は友達が多ければ多いほど楽しいし、いろんなチャンスも増えるから。逆にサークルなどに属していない人からは、「こんな時に友達がたくさんいれば…」という声をよく聞きました。というわけで、まずはサークルのメリットを紹介します。 ぼっちを防げる ぼっちを防ぐもっとも簡単な方法はサークルに入ることです。ほとんどの大学にはクラスがなく、高校のように友達がつくりやすい環境ではありません。一緒に昼食を食べたり空きコマの時間を過ごしたりするのは、サークルの友達という人も多いです。サークルに属さないとなかなか友達ができず、ぼっちとなる確率が上がります。 もちろん大学ではぼっちの人も多いので、ぼっちでいるからといって悪目立ちするようなことはありません。 でも、誰かと一緒に授業をサボってカラオケ行きたくなる時が来るかもしれないし、友達が多くて損はないと思うんです。 サークルに入る時は、必ずしもその活動内容に興味がなくても大丈夫です。例えば「テニスが好きじゃないとテニサー(テニスサークル)に入っちゃいけない」というわけではありません。「先輩が優しくて気に入ったから」「新歓コンパの雰囲気がよかったから」、などの理由でOKです。 楽単や過去問の情報が手に入る 大学生は進級のために単位を取らなければなりません。その際に重要なのが「楽単(比較的ラクに単位が取れる授業)」や「過去問(過去にその授業の試験で出された問題)」の情報です。 授業は自分が学びたい内容の授業を履修するのが大前提ですが、結果として難易度の高い授業ばかりになると正直ツライです。楽単もうまく組み合わせつつ、興味がある授業も取りつつ、なんか良い感じのスケジュールにまとめたい、というのがリアルな所でしょう。実際、楽単情報はサークルの先輩から仕入れている人が多いです。 過去問は楽単情報よりもさらに手に入りにくいものですが、サークルの先輩からもらう人が多いです。大学では、如何に先輩と仲良くなっておくか、あるいは上級生の知り合いが多い同級生と仲良くなっておくかが大切なんです。でも楽単情報・過去問ほしさ丸出しの人は大抵嫌われるから注意してくださいね。 アルバイトのメリット サークル同様、ほとんどの方がアルバイトをしているのではないかと思います。アルバイトは単にお金を稼げる以外にもこんなメリットがあります。 社会勉強ができる 就職して会社に入ると、クレームの対応をしたり、上司に謝罪をしたりと、ピリピリした場面に遭遇します。責任が大きい社会人になっていきなりこうした対応をするのは、正直プレッシャーです。 「まあ、学生のアルバイトだしな」と大目に見てもらえるうちに近しい経験をしておくと心の準備ができますし、なんとなく「こういう言葉遣いをしなきゃいけないのか」「こういう態度は火に油なのか」ということがわかってきます。 注意してほしいのは、SNSに安易に投稿しないこと。「クレーマー撃退したぜ〜」的なことをTwitterでつぶやきたくなる気持ちはわかりますが、今やバイト先の特定なんて簡単にできるし、万一炎上したりしたらアルバイト先にいづらくなる上、そこの人たちとも気まずくなるからやめておいた方が良いです。一時のイキりが一生の後悔に繋がるのです。 鉄板トークネタができる 世の中にはめずらしいアルバイトがたくさんあります。例えば「実験に使われる動物の飼育」「結婚披露宴への代行参加」「探偵のアシスタント」「犬の散歩代行」など。こういったアルバイトは、飲み会や合コンで使える話のネタになります。 めずらしいバイトを通して独特の経験ができれば、すべらない話の1つもつくれるでしょう。貴重な体験は就活のES(エントリーシート)や面接で使うことができるかもしれません。就活のエントリーシートに「探偵のアシスタント」なんて書いてあったら、「どんなことするの?」と気になりますよね。これで掴みはOKです。 インターンのメリット 会社選びのためだったり、就業体験をするためだったりと、インターンシップにはやる気を持った学生が集まります。そんなインターンには、就活やスキルアップ以外にもメリットがあります。 出会いがある 「就活中に出会い?」と思うかもしれません。しかし、リクラブ(リクルートラブ)は確かに存在します。なぜなら、同じ企業に申し込んだ時点で、お互いに興味を持つ業界や企業は重なっています。ですから、価値観が似ていたり、話が合うことが多いんです。 長期のインターンを通して切磋琢磨した仲間であれば互いに尊敬できる所も多く、落ち着いて付き合える恋愛関係にも発展するかもしれません。インターンのグループなどで同じになった人とは極力LINEを交換しておきましょう。私のまわりにもインターンがきっかけで付き合った人がいます。 恋愛だけでなく、一生モノの友人に出会えることもありますよ。就活は孤独な戦いだと言われますが、同じ業界や企業を目指す就活仲間の存在は心強いものです。インターン中は企業で働く社会人とも関わるため、尊敬できる先輩やロールモデルが見つかる可能性もあるでしょう。 学びながらお金を稼げる 長期インターンのほとんどは有給ですし、短期インターンでも時給や日給が支給されるものがあります。だいたいが時給1000円以上で、結構しっかりもらえますよ。専門的な知識があれば時給1500円以上も期待できますし、スキルアップに合わせて時給がアップする長期インターンもあります。 一人暮らしの学生だと「来週の生活費がない」「お金がなくて飲み会に行けない」みたいなことも普通にあると思うんですが、有給のインターンに参加すればとりあえず乗り切れるかもしれませんね。 インターンに参加すると、効率的に企業研究が進められます。ビジネスマナーが身に付いたり、長期インターンなら就活でアピールできるスキルや知識もたくさん身につけられると思うんです。お金を稼ぎながら就活の準備や対策もできるので一石二鳥ですよね。 まとめ サークル、アルバイト、インターンを始める理由が「出会いのため」「恋愛のため」だってぜんぜんいいと思います。何が人生を変えるきっかけになるかなんて、わからないものですから。先々のことを考えるのも大切ですが、今一生懸命になれること、何よりも興味を持てることを軸に行動してみてはいかがでしょうか?...

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大学生は1年生・2年生もインターンシップに行こう!
大学生は1年生・2年生もインターンシップに行こう!

「インターンシップは大学3年生が就活のために行くもの」と考えていませんか? 確かに日本の大学生の多くは、大学3年生(あるいは修士1年生)になって周りが「就職活動」を意識する雰囲気になってきてからインターンシップへの参加を考え始めているようです。 しかし、インターンシップガイド運営事務局は大学1・2年生にもインターンシップへの参加をおすすめしたいと考えています。 今回は大学1・2年生がインターンに参加するメリットや、参加するための準備などについて解説していきます。 インターンシップについて知ろう インターンシップとは インターンシップとは、学生が就職する前に一定の期間はたらく就業体験のことです。日本では、就活のためにするものというイメージが強いですが、必ずしも就活のためにするということではありません。 短期インターンやセミナー型と呼ばれるものもあります。こちらは企業説明会に近く上記のイメージには当てはまらないかもしれません。 1年生・2年生から参加する場合には、短期インターンではなくて、長期インターン・有給インターンと呼ばれる長期間に渡って参加するタイプにするとよいでしょう。 短期インターンは無給なことが多いですが、長期インターンは有給なことがほとんどです。 アルバイトと長期インターンの違い アルバイトも長期インターンのどちらもお金を稼ぐという点では変わりませんが、目的が少し異なります。 アルバイトの場合、雇用する側は人手を求めており、働く人はお金を求めています。そのため時間とお金を交換している感覚が比較的強くなります。 長期インターンでは、企業側は優秀な学生と知り合いたいという目的もありますが、基本的に学生の成長を応援しています。学生としてもスキルアップを期待して参加することが多いです。 「お金を稼ぐこと」に重きが置かれているのか、「スキルアップ」に重きが置かれているのかという点で異なります。 大学1年生・2年生がインターンに参加するメリット 仕事を本格的に経験して知ることができ、就職先選びのミスマッチを防ぐ 学生にとって、社会人の仕事がどのようなものなのかをイメージすることは簡単ではありません。 多くの大学生は3年生になって就職先を選び始める段階で初めて、企業の説明会や口コミ、インターネットなどで情報収集をして卒業後の仕事について知ろうとします。 しかし、それでは自分に合った就職先を考える期間が十分にありません。 また、説明会や口コミ、インターネットなどから得られる情報だけでは、仕事への理解度に限界があります。説明会やOB訪問でしっかり企業研究をして就職したのにもかかわらず、いざ働き始めてみるとやはり仕事が自分に合っていないと気付くという方は多くいます。 インターンシップに参加すれば、説明会に参加するだけとは違って仕事を実際に体験することになるので、その仕事が自分に合っているかどうかをきちんと判断することができます。 説明会で「営業」「企画」「エンジニア」など様々な職種の説明を受けただけという人と、インターンシップで実際にそれらの仕事を体験した人では、仕事内容や自分自身の適性に対する理解度が大きく変わりますよね。 インターンシップの経験があると就活の選考で有利になる 長期インターンシップでは実務を経験するので、ビジネススキルやビジネスマナーを身につけることができます。 また、インターンシップ先の企業からも入社のオファーがもらえることがあるだけでなく、インターンシップで会社に貢献した経験は就職活動で他の企業の面接を受ける際にもアピールになります。 よく大学3年生が参加する「短期インターンシップ」だとシミュレーションが主なので実際の仕事を経験するわけではなく、他の企業の面接でアピールできるような会社に貢献した経験は作りにくいのですが、長期のインターンシップならそれが可能になります。 大学3年生になる前から就活で役立つようなビジネススキル、ビジネスマナーを磨いて実務で活躍したという経験を持っていれば、同学年の中でかなりリードすることができるといえます。 高度な知識やスキルを活かした仕事ができ、より充実した学生生活になる 大学生の多くは、大学で学んでいる分野や将来就いてみたいと思う職業とほとんど関係のないアルバイトをしています。接客、塾講師、軽作業など…。 もちろんそのようなアルバイトでも得られることはたくさんありますが、大学で学んでいることや将来就いてみたい職業に大きく関連するような仕事を大学生のうちから体験できる「インターンシップ」があるということを、もっと学生に知ってほしいと思います。 学生がインターンシップで体験できる職種は、営業、エンジニア、企画、マーケティング、事務、広報など様々で、インターンシップガイドを用いて自分に合ったインターンを探すことができます。 様々な業種、様々な職種でインターンシップの募集があるので、あなたが経験してみたいと思うような仕事もきっと見つかるでしょう。就職活動のためだけでなく、充実した大学生活を送るためにインターンシップに参加してみてはどうでしょうか? 時間に余裕があるのでさまざまな経験が積める もしインターンシップを始めて合わない仕事だと感じたら、辞めて次を探せば良いのです。そうやって試行錯誤するためにも、時間に余裕がある大学1年生・2年生のうちから始めるのがベストですね。 1日や数日の短期インターンや、夏休み中だけのサマーインターンなどもあります。「まだ将来何をしたいか決まっていない」という人は、なるべくたくさんの企業や職種のインターンを経験してみると、やりたい仕事や興味のある分野が見つかるかもしれません。 就職活動が始まってからだとたくさんのインターンを経験している時間的な余裕がなくなるので、インターンを始めるなら今がチャンスです。 インターンについての疑問や不安を解消しよう スキルも資格も何もないけどインターンに参加できる? できます。はじめから仕事に使えるスキルを持っている大学生などほとんどいません。 仕事をしながら新しいことを学んでいく姿勢さえあればスキルや資格は不問で募集しているインターンシップがたくさんありますので、インターンシップガイドを使って探してみましょう。 エントリーシートや面接といった選考があるインターンもありますが、はじめからスキルや資格を求められるインターンは少なく、仕事を通じていろいろなことを学んでいく意欲さえアピールできれば問題ありません。 どんな企業がインターンを募集してるの? 大学1年生・2年生のインターン生を募集しているのは、中小企業やベンチャーが多いです。大手企業で募集しているところはあまり多くありません。 募集している業界はさまざまですし、職種も幅広いです。事務や営業以外にも、エンジニアやクリエイティブ系職種の募集もあります。 「仕事内容が知りたい」「職場環境が見てみたい」など気になる業界や企業がある人は、インターンシップに参加してみるのが一番ですよ。 インターンでお給料はもらえるの? 有給か無給かは、企業やインターンプログラムによって違います。基本的には1日や数日の短期インターンは無給のことが多く、数週間以上の中期間・長期間のインターンは有給となるケースが多いです。 お金がもらえてアルバイトのかわりにもなるような長期のインターンシップに参加するなら、就活やゼミなどで時間が取りにくくなる前の一年生、二年生のときがおすすめです。 インターンと大学の勉強・サークルは両立できるの? スケジュールについては、学生の都合に合わせて調整してくれる企業がほとんどです。週に何日・何時間働けるかなど、面接の際に相談しておくと安心ですね。 夜遅くまで営業している企業や、土日に勤務できる企業などもあります。最近はリモート作業ができるインターン募集も増えているので、そうしたインターンを探してみるのもいいでしょう。 大学生活の過ごし方の選択肢にインターンシップを! 学業、部活、サークル活動、アルバイトなど、学生時代に打ち込みたいものはそれぞれたくさんあり、そのどれも素敵な経験になると思います。 そういった中の選択肢の1つとして「インターンシップ」があるということを、大学1年生のうちから多くの大学生にぜひ知っておいてもらえたらと願っています! インターンシップガイドには、大学1・2年生におすすめのインターンシップ情報を多数掲載しております!あなたにあったインターンシップを探してみましょう!...

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