ウェディングプランナーは人生の門出である結婚式をサポートする夢と責任のある仕事です。
しかし、ウェディングプランナーの志望動機は漠然としすぎて、採用担当者に熱意が十分に理解してもらえないこともあります。
そこで今回は、採用担当者に伝わるウェディングプランナーの志望動機を書くためのポイントをご紹介します。
- ・ウェディングプランナーとは?
- ├結婚式の計画段階から終了後までの業務を取り仕切る
- ├新郎新婦の良きパートナーとなる
- └思い描くウェディングプランナー像は人それぞれ
- ・ウェディングプランナーの志望動機を書くポイント
- ├ウェディングプランナーになりたい動機を伝える
- ├その企業を志望する理由を伝える
- └自分が力になれるポイントをアピールする
- ・ウェディングプランナーの志望動機の書き方例文
- ├例文1
- └例文2
- ・最後に
ウェディングプランナーとは?
結婚式の計画段階から終了後までの業務を取り仕切る
ウェディングプランナーの主な業務は、結婚式がスムーズに進行するよう計画を立てていくこと。まずは新郎新婦の予算と希望を聞き取り、どうすれば実現できるかを考えます。
結婚式の実施には、衣裳室や美容室、生花店やカメラマンなど様々な役割の人が携わります。彼らに新郎新婦の要望を伝え、結婚式の準備や当日の式次第が滞りなく進行できるようサポートするのも大切な仕事です。
また、結婚式の終了後も後片付けなど事後業務も取り仕切ります。
新郎新婦の良きパートナーとなる
ウェディングプランナーは新郎新婦のパートナーにもなります。新郎新婦にとって結婚式は楽しみでもある反面、多額の費用と膨大な準備が必要となる大変なイベントでもあります。そのため、時には不安に襲われたり、ナーバスになったりすることも。
ウェディングプランナーは、そんな新郎新婦の良き相談相手となり、精神的に支えることも求められます。
思い描くウェディングプランナー像は人それぞれ
上記の「結婚式の計画立案」や「新郎新婦の良きパートナー」は、ウェディングプランナーとしての最低限の仕事になります。
ここからさらに「自分だからこそ出来るウェディングプランナー像」を見つけていくことが大切です。
ウェディングプランナーに正解はありません。自分なりにどんなウェディングプランナーになりたいかを思い描いてみましょう。
ウェディングプランナーの志望動機を書くポイント
ウェディングプランナーになりたい動機を伝える
まずは、なぜ「ウェディングプランナーになりたい」と思ったかを説明しましょう。
ウェディングプランナーに憧れるきっかけは人それぞれ。「親戚の結婚式に感動した」「元々みんなを笑顔に出来る仕事に就きたかった」「身近にウェディングプランナーとして働く人がいる」など、具体的なエピソードを添えて書けると、採用担当者にも志望する気持ちがしっかり伝わります。
その企業を志望する理由を伝える
ブライダル業界にはホテル・専門式場・レストランなど実に様々な企業が参入しています。その中で「なぜこの企業を選んだのか」は採用担当者にとって最も気になる部分。「他の企業ではなく、ここでウェディングプランナーになりたい」という気持ちを伝えることが大切です。
そのためには、企業の経営理念や業務内容に関する知識を深め、自分が目指すウェディングプランナー像とズレがないかを確認しておく必要があります。
自分が力になれるポイントをアピールする
採用担当者に選んでもらうためには、「私がウェディングプランナーになったら、こんな活躍ができます」と自分をアピールしなければなりません。
自己分析・他己分析を通して自分の持つスキルや強みを十分に理解しておくと、自信をもってアピールすることが可能です。
また、ホテルや結婚式場でのアルバイト経験や、ブライダルに関する検定や資格取得は「本当にウェディングプランナーになりたいんだ」という熱意を感じてもらう1つの手段になります。
ウェディングプランナーの志望動機の書き方例文
例文1
私がウェディングプランナーになりたいと思うようになったのは、従姉の結婚式がきっかけでした。従姉は私が小学2年生の頃に結婚式を挙げたのですが、従姉はもちろん、叔父や叔母、私の両親もずっと笑顔で過ごしており、子どもながらに「こんなにたくさんの人を笑顔に出来たら素敵だな」と憧れを抱きました。その憧れの気持ちは成長しても衰えず、ホテルのブライダル部門で配膳のアルバイトにも取り組み、お客様1人1人に気持ち良く過ごしてもらえることを心掛けていました。貴社でもお客様の心に寄り添ったウェディングプランナーになりたいと考えています。
例文2
私が貴社を志望したのは、既存のブライダルの枠組みを超えた結婚式に挑戦する姿勢に感銘を受けたからです。日本の結婚式には服装・ご祝儀・祝辞・余興…など様々なルールがあり、参列者にとって単純に新郎新婦の幸せを喜べない構図が出来ていました。しかし、「もっと自由な結婚式」をコンセプトとした貴社の取り組みは、参列者はもちろん、新郎新婦の負担も軽くなり、お互いに素直な気持ちで幸せを分かち合える結婚式を提供していると感じます。入社後は私も全ての人が幸せになれる結婚式を作っていきたいと思います。
最後に
現代では「ジミ婚」「ナシ婚」など、派手な結婚式を挙げることを重視しないカップルも増えてきました。そのため、ブライダル業界では1組でも多くのカップルに興味を持ってもらえる新たな結婚式の形を模索し、次々とアイデアを出し合っています。
ウェディングプランナーの志望動機を書く時には、ブライダル業界の動向を把握し、「今、何が求められているか」を考えながら書くようにしましょう。
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