最近では、新型コロナウイルスの影響などでWeb面接を導入する企業も増えてきました。しかし、これまであまり経験のないWeb面接に「何を準備すればいいんだろう?」と困っている就活生も多いと思います。
そこで今回は、そんなWeb面接と対面の面接との違いについてご紹介すると共に、Web面接を受ける時に準備すべきことやWeb面接でよくあるトラブルについて徹底解説します。初めてのWeb面接が不安な方はぜひご覧ください。
- ・準備の前にそもそもWeb面接とは何か知ろう
- ├Web面接とは
- └Web面接と対面での面接との違い
- ・Web面接で準備すべきこと
- ├Web面接が可能な機器とアプリ
- ├面接ができる落ち着いた場所
- ├安定したインターネット環境
- └マイクやイヤホンがあるとなおよし
- ・Web面接当日の準備
- ├10分前にログインしておくと安心
- ├書類・メモ・筆記用具を用意
- └Web面接でも身だしなみはしっかり整えて
- ・Web面接でよくあるトラブル
- ├音声や画像が届いていないかも?
- ├背景に余計なものが写り込んでいないかチェック
- ├機器の故障に備えて予備を用意
- └バッテリー切れに注意
- ・まとめ
準備の前にそもそもWeb面接とは何か知ろう
Web面接とは
Web面接とは、ビデオチャットツールを用いたオンラインでの面接のことです。新型コロナウイルスの流行を受け、対面での面接に代わるものとして注目を集めています。
Web面接には、就活生にとっては交通費や宿泊費、移動にかかる時間を節約して面接を受けられるメリットがありますし、企業としても遠方に住む優秀な就活生と出会える可能性が高まるというメリットがあります。そのため、これからも導入する企業は増加していくことが予想されます。
Web面接と対面での面接との違い
面接の流れや質問内容は、対面の面接と変わりません。しかし、Web面接では対面よりも顔の表情がわかりづらい、音声が聞き取りづらい、などのデメリットがあります。部屋の明るさを調整したり、いつもよりハキハキと喋ることを心がけるといいでしょう。
実際に企業に行かないため、社内の雰囲気が掴みづらくなるのもWeb面接のデメリットの一つです。企業の雰囲気や社内の様子などをよく知りたいなら、会社訪問やインターンシップなどに参加して情報不足を補うようにしましょう。
Web面接で準備すべきこと
Web面接が可能な機器とアプリ
Web面接を受けるには、機器とアプリを揃える必要があります。Web面接を受けられる機器としては、パソコン・スマートフォン・タブレットなどが挙げられます。
パソコンにカメラが付いていない場合には、別途Webカメラを接続する必要があります。また、スマートフォンやタブレットはカメラがぶれないようにスタンドを用意しましょう。
Web面接では、Zoom・Skype・Google Meetなどのビデオチャットアプリを使用します。企業に指定されたものを準備し、カメラやマイク、背景などの設定を済ませておきましょう。
面接ができる落ち着いた場所
企業が会場を用意してくれる対面の面接とは違い、Web面接では自分で面接する場所を用意しなければなりません。
面接に適した環境としては、「明るい」「人の出入りがない」「静かで落ち着いている」といった条件を満たす必要があります。
自宅や個室型のコワーキングスペース、ホテルのデイユースなどを活用すると良いでしょう。
安定したインターネット環境
インターネット環境が不安定だと、カメラの映像が止まってしまったり、自分や相手の声が届かなかったりというトラブルに見舞われます。
ただでさえ、「うまく答えられるだろうか…」という不安を抱えている上に、そういったトラブルが重なると、落ち着いて面接に臨めなくなってしまいます。
事前にインターネットの接続を確認し、問題があれば、プロバイダーや契約内容の変更、処理能力の高い通信機器への買い替えなどを検討しましょう。
マイクやイヤホンがあるとなおよし
採用担当者の声を聞き取れない時に、何度も聞き返すのはためらわれます。また、自分の声が届かないと、自分も普段より大きな声で話さなければならず、落ち着かないやり取りになってしまうことも。そのため、可能であればイヤホンやマイクを用意しておきましょう。
Web面接当日の準備
10分前にログインしておくと安心
Web面接に慣れていないうちは、「あれ?どうやって背景を変えればいいんだろう?」「アクセスの方法が分からない!」など様々な問題が発生します。
そのため、10分前にはログインして「カメラやマイクが問題なく動作するか」「アイコンや背景は問題ないか」などを確認しておきましょう。
また、面接中にアプリの通知音が聞こえると、面接の邪魔になってしまいます。面接前にアプリの通知も切るようにしておきましょう。
書類・メモ・筆記用具を用意
Web面接の受け答えで必要となりそうな、履歴書・職務経歴書・会社説明会の資料、などの書類は、手元にぜひ準備しておきましょう。パソコンを使用している場合は、パソコンの画面上に用意しておくのも良いでしょう。
メモや筆記用具も用意しておき、必要な時には「メモを取ってもよろしいでしょうか」と断りを入れた上で、メモするようにしましょう。
Web面接でも身だしなみはしっかり整えて
Web面接でも服装や髪型は対面の面接と同じようにします。自宅から参加するからといってラフな格好や私服で参加するのはNGです。
Web面接では、カメラで自分の顔が大きく映し出されます。対面の面接以上に近い距離で顔を見られてしまう上、最近のカメラは画質が良いため、寝ぐせや無精ひげなどは目立ってしまいます。
いつも以上に髪型やメイクなど、身だしなみは丁寧に整えるようにしましょう。面接直前に一度鏡をチェックし、カメラ映りを確認しておくと安心です。
Web面接でよくあるトラブル
音声や画像が届いていないかも?
Web面接でよくあるトラブルの一つが、「音声が聞こえない」「映像が映らない」などのトラブルです。これはパソコンやスマホの設定ミスが原因となっていることが多いです。
マイクがミュートになっていると相手に音声が届きませんし、カメラがオフになっていると画像が写りません。事前にテストしてみて、問題なく使用できるかチェックしておくようにしましょう。
背景に余計なものが写り込んでいないかチェック
自宅でWeb面接を受けると、プライベートな写真や趣味のグッズなど人に見られたくないものが写り込んでしまい、恥をかくことがあります。
背景がごちゃごちゃしていると見栄えがよくなく、面接官の印象も悪くなる可能性があります。背景は壁やカーテンが写っている場所を選ぶなどして、余計なものが映り込まないよう配慮するのが望ましいです。
機器の故障に備えて予備を用意
Web面接では、パソコンの画面がフリーズしてしまったり、スマホの調子が急に悪くなってしまうなどのトラブルもあります。パソコン以外にも、タブレットやスマホなど、予備のデバイスを準備しておくと安心です。
バッテリー切れに注意
バッテリー切れになりWeb面接が中断されてしまうと印象がよくありませんし、面接官に「事前の準備ができていない」と思われてしまいます。
パソコンやスマホは事前に十分に充電しておくか、電源ケーブルを繋いだ状態でWeb面接を受けるようにしましょう。
まとめ
Web面接とは、ビデオチャットツールを用いたオンラインでの面接を指します。
Web面接を受ける前には、次のの4つを準備する必要があります。
・Web面接が可能な機器とアプリ
・面接ができる落ち着いた場所
・安定したインターネット環境
・可能であればマイクやイヤホン
Web面接当日には、10分前にログインしてアプリの動作に問題がないかを確認すると共に、面接に必要となる書類・メモ・筆記用具を用意しておくことが大切です。
Web面接では顔回りがカメラに映し出されてしまうため、髪型やメイクなどの身だしなみはしっかり整えておきましょう。
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