失敗しない大学デビューとは!?注意点と失敗例

勉強や部活だけだった高校生活から一転、キラキラしたキャンパスライフを過ごしたいと思っている大学生も多いでしょう。「おしゃれな格好をして、男女グループで旅行に行って」と華やかな大学生のイメージに憧れを抱いている人もいるはず。

しかしあまり張り切り過ぎると、「大学デビュー」に失敗してしまうことも。大学デビューで失敗するとまわりにドン引きされ、逆に友達ができづらくなってしまいます。

この記事では、よくある大学デビューの失敗談を踏まえつつ、成功するための秘訣を紹介していきます。「大学で自分を変えたい」と思っている大学生は参考にしてみてください。

リア充デビュー
目次

大学デビューとは

大学進学は自分を変えるチャンス

大学デビューとは、「高校生の頃はクラスのなかで目立った存在ではなかった人が、大学に入るタイミングで、急に髪型や服装に気を使うようになること」を意味して使われます。

大学デビューをするときに目指されるのは、友達が多く毎日のように飲みに行ったり、異性にモテたり、海外にいったり、インターンをしたりと、いわゆる「リア充」なキャンパスライフです。チャラいと言われるような人や、学生団体の代表など、自分をしっかり持っている人に憧れていることもあります。

大学デビューに失敗すると後悔することも

「充実したキャンパスライフを送りたい」と思うのは、自然なことです。大学デビューは本来、痛いことでもなければ、うざがられるようなことでもありません。しかし大学デビューに失敗してしまうと、痛いやつと思われたり、うざがられたりします。

充実したキャンパスライフを送るために努力した結果、周囲との距離が広がるという本末転倒なことも少なくありません。大学デビューの失敗は、自分に似合っていないことを無理にしたり、充実したキャンパスライフを勘違いしていたりすることが原因で起こります。

ここからは、高校を卒業したばかりの新入生がよくする大学デビューの失敗例を取り上げつつ、大学デビューを失敗しないようにする方法を紹介していきます。

大学デビュー失敗例①「ファッション」編

多くの新入生が、まじめな高校生のイメージから、キラキラした大学生になろうと思ったとき、はじめに気にするのは、見た目です。見た目に関する失敗例を、いくつか見ていきましょう。

ファッションがとにかくダサい

ファッションがダサいといっても、本人が頑張っていないわけではありません。大学デビューにおける、ファッションがダサいというのは、本人に似合っていないことが原因です。

せっかく、有名なブランドの服を買ったとしてもサイズ感があっていなかったり、組み合わせ方が下手だと、ダサく見えてしまいます。 服装に関して失敗しないようにするために、事前にファッション雑誌を読んだり 、お店の人やおしゃれな友人に服を選んでもらったりしましょう。

またオシャレ初心者だと、せっかく選んでもらってもどんな服に合わせればいいのかわかりません。全身でコーディネートしてもらったり、その場でどんな服に合わせるのがいいのか確認したりするといいでしょう。

髪型や眉毛を気にしていない

どれだけおしゃれな服や小物を集めたとしても、髪型や眉毛の手入れをしていないと大学デビュー(笑)になってしまいます。

いきなり自分で髪型をセットすることは難しいかもしれません。現在では、YouTubeで「髪型 アレンジ」「ワックス 付け方」「髪型 ヘアアイロン」などと検索すれば、動画でわかりやすく、セットの仕方を学ぶことができます。

男子学生の場合、高校生まで床屋に行っていた人もいるかもしれませんが、大学デビューしたいなら床屋から美容院に変えるようにしましょう。美容院であれば、事前にどのような髪型にしたいのか相談した上で、ワックスでアレンジしやすいようにしてくれます。髪型のセットの仕方でわからないことがあれば、相談することもできます。

眉毛に関しても、YouTubeで動画を探したりすることで、ある程度は独学で勉強できます。日々の手入れは煩わしいかもしれませんが、最低限の身だしなみはするようにしましょう。

メイクに気合いを入れ過ぎて不自然な厚化粧に…

女子の中には大学からメイクを始める人も多いはず。可愛く見られたいあまりついついメイクを濃くしがちですが、そうすると痛々しくなってしまいます。二重テープが見えてしまっている、まつ毛が太すぎる、頰が白すぎるなど、はたから見て不自然なメイクにならないよう注意しましょう。

また序盤に気合いを入れ過ぎると、忙しくなってからも毎日そのメイクを続けていくのは大変。朝の準備に時間をかけたくない方は、決めた時間内に終わるメイクをするようにしましょう。「入学してしばらくは二重メイクをしていたけど、だんだん余裕がなくなってきて一重に…」なんてことになると気まずいですよね。

大学デビュー失敗例②「酒・異性・たばこ」編

お酒やたばこに関する言動によっては、まわりから大学デビューしてて痛いやつだと思われてしまいます。お酒やたばこだけでなく、女性経験にまつわる言動でも同じような失敗をしてしまう人がいます。どのような言動をすると、痛いと思われてしまうのでしょうか?

飲酒アピールや喫煙アピール

大学生になると、まわりを見ても20歳になっている人が多く、お酒やたばこと接する機会が増えます。新入生であっても、浪人をしていたりすると、1年生のうちから20歳になることがあります。

お酒を飲んだり、たばこを吸ったりしていることを、かっこいいことだと勘違いして、自慢してしまう人がいます。お酒を飲んだり、たばこを吸ったりすることは個人の自由ですが、他人に自慢するようなことではありません。

お酒強い自慢や、未成年飲酒自慢もしない方がいいです。未成年でお酒を飲むことは法律で禁止されています。仮に飲んだとしても、周囲の人にわざわざ伝えるのは控えましょう。

モテる自慢

飲み会の席で、やたら過去の恋愛の話をしたがったり、今までの恋人の人数を自慢げに話したり。もっとひどい場合だと、どれだけ女遊びをしているのかを、意気揚々と語ってしまうのは、大学デビュー失敗例です。

本人は、必死にキラキラした大学生になろうとしているかもしれませんが、キラキラした大学生は過去の恋愛や女・男遊びのことを誇らしげに話したりはしません。恋愛話をするのは、周りから話を振られたときのみにしましょう。

インスタが異性との写真ばかり

多くの大学生が利用しているInstagram。Instagramでは写真を簡単に投稿・共有できるため、友達との思い出のワンシーンを投稿する人が多いです。

そんな中、異性の友達の多さをアピールしたいからと異性との写真ばかり上げている人は、男子なら「女好き」、女子なら「男好き」と思われかねません。あるいは「同性の友達が少ないのかな」と受け取られてしまうかもしれません。

異性への絡み方がぎこちない

キラキラした大学生といえば、男女で旅行に行ったり、パーティーをしたりというように、男女で仲がいいというイメージがあります。だからといって、会ってすぐにごはんに誘ったり、飲み会でしつこいと思われるくらい話しかけたりしてしまうと、逆効果です。

異性との絡み方初心者が、いきなりドラマや映画ででてくるような上級者の真似事をしてもうまくいくはずがありません。無理に絡もうとせず、今まで通り接するようにしましょう。

一度悪いイメージを持たれると払拭することは難しいので、いきなり異性との距離感を詰めようと無理をすることは避け、徐々に距離感を詰めていくのがおすすめです。

大学デビュー失敗例③「意識高い系」編

大学生になると、高校生に比べて、学生団体であったり、NPO、NGOなどに参加する人が多くなります。こうした活動をする人は、口だけで地に足がついていないと印象が悪くなってしまうので注意しましょう。

忙しいアピール

意識高い系と揶揄されるような学生は、忙しいことがすごいことだと勘違いしている場合があります。毎日、ミーティングが入っていることや飲み会があると、充実した大学生活を過ごしているように感じるかもしれません。

しかし、「忙しい自慢」は聞いている方からするとあまり面白いものではありません。充実感は自分のなかに留めて、周りの人に自慢げに話すことは避けましょう。

人脈自慢をしたがる

学生団体やNPO、NGOに参加すると、社会人と知り合う機会が多くなります。これらの活動は本来素晴らしいものですが、目的がズレていたり過剰にアピールすると、「意識高い系」と揶揄されてしまうので気をつけましょう。

Facebookの友人が多いことや、有名人と知り合いであることを過剰にアピールするのも避けましょう。うざいやつだとか痛いやつだと思われてしまいますよ。

学生団体やインターンの経験を自慢をしてしまう

学生団体に入って、今の社会を変えようとすることや、長期インターンをして社会のことを知ろうとすることは立派なことです。しかし立派な活動をしているからこそ、自慢げに自分の活動を話したり、周りの人を見下したような発言をしてしまったりする人がいます。

あくまで自分がしたいと思うからする活動であって、他人にひけらかすためにするわけではありません。友達と楽しく話している場面では、わざわざ自ら学生団体やインターン、ボランティアなどの活動について話すことは控えましょう。

大学デビューで失敗する人の特徴

とにかく派手にすればいいと思っている

大学デビューで失敗する人の特徴として、周囲から浮いてしまうほどとにかく派手にしようとするというのがあります。男性なら髪色を金髪にしたり明るすぎるカラーリングにしたり、女子ならメイクをとにかく濃くしたりと、極端に派手にすればいいと思っている人が多いです。

高価なものや、ブランド品を持っていることをやたらに強調するのも大学デビューで失敗する人によくありがちな特徴です。学生のうちはファッションや持ち物にお金をかけるよりも、プチプラのものでもおしゃれに見せられるセンスを磨くのがいいでしょう。

大学デビューで失敗しないためには、「自分に合っているか」「やりすぎになっていないか」、を冷静に判断できる客観的な視点を持つことが大切です。家族や友達に意見を聞いてみるのもいいでしょう。

知り合いが多ければイケてると思っている

インスタなどで友達や知り合いが多いことをアピールするのもうざいと思われる原因となるので、投稿には気をつけましょう。

友達や知り合いが多いからといって、必ずしも精神的に満たされるわけではありません。興味のない話題に無理やり合わせたり、気の合わない友達と無理して付き合うと逆に疲れてしまったり、ストレスの元になってしまうこともあります。

無理に人脈を増やそうとするよりも、本当に気の合う友人を見つけて友情を育む方が充実した学生生活につながります。

コミュニケーションが下手

大学デビューで失敗する人は自分をアピールしようと必死になって、周囲から「うるさい」「騒ぎすぎ」と思われてしまうことが多いです。自分の話ばかりして他の人の話を聞かない人も多いです。

これらはコミュニケーションが苦手なことが影響しています。「明るくなければならない」「いつも楽しそうにしていなければならない」などの思い込みは厳禁です。無理をせずに自分らしくしていれば、周囲とも自然なコミュニケーションができるようになります。

大学デビューで失敗しないための心構え

大学デビューで失敗しないためには、次のポイントを心にとどめておくといいでしょう。

1番になろうとしない

大学デビューを狙うなら「1番を目指さないこと」。どんな基準においても、その道の1番になれる人は昔からそれに取り組んでいます。ファッションであれば生粋のオシャレさんを上回ることは難しいですし、高校からモテモテだった人よりもモテるようになるのには時間がかかります。

いきなり1番を目指すとやり方が極端になり過ぎたり、うまくいかなかった時にすぐ諦めたくなってしまいます。あくまで今の自分の魅力を生かしつつ、「今よりちょっと良い自分」を目指すと、不自然でない大学デビューができるはずです。

劇的に変わろうとしない

大学デビューで失敗する人の多くは、「劇的に変わろう」とすることが原因になっています。地味な人がいきなり派手でおしゃれな人になろうとしたり、流行に乗ろうとすると不自然な印象になってしまうことも。

見た目でも性格でも、急激に劇的に変わろうとすると不自然になってしまうので、自分を変えたい人は少しずつ変えていくのが正攻法です。

例えばファッションに自信がない人は、いきなりおしゃれにしようとするのでなく、はじめは無難でシンプルなスタイルに挑戦してみてください。それから徐々に自分に合ったスタイルを見つけていくのがいいでしょう。

無理に自分を変えようとしない

大学デビューをしようとして、「キャラづくり」で失敗をする人も多いです。目立とうとして頑張りすぎると、「はしゃいでいるイタイ人」になってしまうことも。

陰キャラの人がいきなり明るくて面白い人になろうとすると、どうしても無理が生じてしまいます。

無理をして気の合わない友達を増やしても、充実した大学生活が送れるかどうかは疑問ですよね。自分らしく自然体でいる方が、長く付き合える友達もできやすいです。

まとめ

「充実したキャンパスライフを送りたい」という自然な思いから、やってしまいがちなのが大学デビューです。この記事では、よくある大学デビューの失敗を紹介しました。

よくある失敗例では、「充実」の意味をはき違えていたり、自分に自信がないがゆえに、周りに過度な自慢をしてしまうケースが多いようです。

いきなり今までの自分から変わろうとするのではなく、徐々に自分の理想の充実した大学生活に近づいていくようにしましょう。


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