内定者アルバイトはするべき?メリットデメリットを比較!

内定後に、内定先の企業からアルバイトに誘われる場合があります。いわゆる内定者アルバイトです。自分が実際に働く職場にいち早く溶け込めるので、経験者からは支持する声が多いですが、デメリットもあるようです。

ここでは、内定者アルバイトのメリット・デメリットに加え、内定者アルバイトを辞退することはできるのかなどの疑問にも答えます。また、内定後に始めるのにおすすめのアルバイトも紹介します。

内定者アルバイトはするべき?メリットデメリットを比較!
目次

内定者アルバイトとは

内定後に企業で働くこと

内定者アルバイトとは、内定が決まった後にその企業でアルバイトをすることです。内定が決まったすぐ後に企業からアルバイトとして働くことを打診され、入社の直前まで数ヶ月継続して働くことを求められるメースが多いです。

内定者アルバイト業務内容は?

内定者アルバイトでの業務内容は企業により異なりますが、先輩社員のサポート業務が多いです。まずは未経験でもできるような業務からはじめて、職場になれることが重視されます。

しばらくアルバイトを経験して職場や仕事に慣れてきたら、業務のレベルが上がったり、責任のある仕事を任せてもらえることもあります。

内定者アルバイトのメリット

内定者アルバイトをすることに、どんなメリットやデメリットがあるのでしょうか?ここでは内定者アルバイトのメリットを紹介します。

働くイメージが持てる

実際に職場に出勤し、社員の働く姿を目の当たりにするので、自分が働く姿がイメージしやすくなります。楽しそうに働く社員の姿を見て働くことに対して前向きになれたり、バリバリ仕事をこなす社員を見てこんなふうになりたいと目標が持てたり、4月の入社に向けてワクワクした気持ちになれます。

職場での人間関係が築ける

4月から一緒に仕事をする社員の方たちと一足早く一緒に働けることから、入社時には話しやすい先輩社員が何人かいるという場合もあると思います。仕事の相談ができたり、困ったときに頼れたりする先輩社員がいることで、4月の入社時から不安なく働けます。

4月入社時にスムーズに仕事が始められる

本来なら、4月の新人研修から学ぶようなビジネスマナーや会社のシステムの扱い方などを、内定者アルバイトで学べるケースもあります。そういった場合は、4月の入社時から即戦力として携われる業務もあるので仕事がスムーズに始められます。

内定者アルバイトのデメリット

次に内定者アルバイトのデメリットを見ていきましょう。

スキルがつく仕事とは限らない

内定者アルバイトの仕事内容は企業により様々です。より実践的な仕事をさせてもらえ、4月の入社にあたり即戦力になれるようなスキルを身に付けさせてもらえる場合もありますが、雑用が主だったというケースもあります。実際の業務とは関係のない雑用ばかりでは、4月入社時に役立てられることがありません。

企業の悪いところも見えてしまう

説明会や面接時にはわからなかった企業の内情を知ることができます。魅力的な企業で働くのが楽しみになった!というケースもありますが、その逆もあり得ます。思っていた企業のイメージとかなりギャップがあり、不信感を持ってしまうこともあるようです。

ミスマッチを感じると4月入社時の士気が下がる

内定者アルバイトで社員の方たちと一緒に働いてみて、自分には合わなそうな仕事だとミスマッチを感じてしまうこともあります。そうなると4月の入社に希望が持てなくなってしまい、最悪の場合、内定辞退につながることもあります。

内定者アルバイトは辞退してもいいの?

内定者アルバイトをしようかどうか迷っている人も多いでしょう。内定者アルバイトを断ると何か問題があるのでしょうか?

内定者アルバイトは辞退してもOK

内定後も卒業論文や卒業研究などが忙しくて余裕がない方や、卒業までにまだまだ単位が必要で大学にほぼ毎日出席する必要があるという方がいると思います。

また、内定がもらえた後は自分のペースでバイトをしながら、旅行をしたり遊んだりと、残りの大学生活を気ままに送るつもりだと考えている方も多いのではないでしょうか?

内定者アルバイトは、断ったからといって内定が取り消されるわけではありませんので、自分の都合で受けるか断るか判断して構いません。ただ自分以外の多くの同期が内定者アルバイトに参加するのであれば、自分だけ遅れてしまうという不安もあり、学生にとっては迷いどころかもしれませんね。

内定者アルバイトをするかどうかは条件を確認して決めよう

内定者アルバイトをするかどうか決める前に、勤務時間や時給、残業時間などの条件をしっかり確認してください。

思っていたより残業が多くて自分の時間がなくなってしまった、時給が安く、別のアルバイトをしていたほうがよっぽど稼げたのに、などと後悔しないように、メリット・デメリットとともに、納得して働ける条件かどうかも考慮してください。

企業の勤務時間にアルバイトをすることになるので、一般的には平日昼間の時間帯に勤務することになります。大学の講義の時間とかぶることも考えられますので、まだ必修科目の単位が残っている人や、卒業できる単位に満たない人は、大学に出席する時間を確保してシフトを組みましょう。

内定者アルバイトをやめたくなったら

内定者アルバイトに参加したものの、「やっぱり大学との両立は難しい」「もうアルバイトをやめたい」と思うこともあると思います。その場合は途中でアルバイトを辞退することも可能です。

「卒論の準備が忙しい」「卒業単位の取得に集中したい」と伝えれば、企業の担当者も理解してくれるはずです。

スケジュール的に厳しい場合は、相談すればシフトや労働時間を調整してくれることもあります。内定者アルバイトは、自分に無理のない範囲で行うようにしましょう。

内定後に始めるのにおすすめのアルバイト

卒業旅行や新生活に向けてお金を稼ぎたい場合は、今までお世話になっていたバイトを続けたり、内定先以外で新しいアルバイトを探したりすることもできます。

内定後に始めるアルバイトを探すときは、まずは自分の働ける期間内であること、次に大学の講義や卒論・卒研のスケジュールを優先してシフトが組めるものを選びましょう。後は、時給が高いバイトで稼ぎたい、趣味を活かしたい、視野を広げたいなど、自分の目的に応じて選ぶといいと思います。

内定後の人におすすめのアルバイトをいくつか紹介します。

派遣

アルバイトより高給であることが多く、期間も単発、短期、3ヶ月以上の長期と、都合に合わせて選ぶことができます。

家庭教師

短期アルバイトが多く時給も高いことが多いです。授業に備えて事前準備する必要があること、向き不向きがあることを考慮しましょう。

リゾートバイト

観光地やリゾート地の遊園地、スキー場、プールなどで行う期間限定のアルバイトです。宿泊費は無料で食事付きの場合が多いので、効率よく稼げます。

内定者インターン

内定先以外の企業で就業体験ができる働き方です。内定先とは別の会社の内情を知ることができるので、視野を広げられるというメリットがあります。

最後に

メリット・デメリット、勤務時間や条件などを考慮し、内定者アルバイトをするかどうか決めましょう。その他のアルバイトなどを始める場合にも、内定後でも大学生の身であることは忘れずに、単位や卒論を落として卒業できなかった!ということにならないように気を付けましょう。


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