周りの学生は内定を貰い始めているのに、自分は就職が決まらないと焦っていませんか?就職活動がうまくいかないときは自分の就活の仕方に問題がある可能性があります。一度自分の就活スタイルを見直してみましょう。
- ・就職がなかなか決まらない就活生は多い
- ・選考を通過できない、就職が決まらない理由は?
- ├業界や企業が自分に合っていない
- ├事前準備が不足している
- └受けている選考の数が少ない
- ・就職が決まらない時に見直すべきポイント!
- ├自分を客観的な視点で見れているか
- ├企業研究を怠っていないか
- ├ES、適性検査の対策を十分行っているか
- ├面接対策は十分行っているか
- └難しい業界、企業ばかり受けていないか
- ・就職が決まらない時に試してみて欲しいこと
- ├人と比べない
- ├誰かに相談してみる
- ├気分転換をする
- └インターンシップに参加する
- ・最後に
就職がなかなか決まらない就活生は多い
就職情報会社マイナビの「2020年卒大学生就職内定率調査」によると、20年卒の学生の就職内定率は2019年8月末の時点で82.6%とかなり高い割合の学生が夏季休暇の終わりまでに内定を獲得できていたという結果です。つまり近年の就活は「売り手市場」といわれ内定が取りやすい状況です。
しかし選考を受けたからといって必ず受かるわけではなく、エントリー数に対して内定を獲得できる数のほうが少ないのが普通です。就活は落ちることの方が多いと考え、諦めずどんどん選考を受けていきましょう。
選考を通過できない、就職が決まらない理由は?
就活を続けていてもなかなか選考を通過できず、内定が取れないのはどのような理由があるのでしょうか。ここでは就職が決まらない原因を3つ解説します。自分の就活を振り返って当てはまるところがないかチェックしてみてください。
業界や企業が自分に合っていない
1つ目は選考を受けている業界や企業と自分がマッチしていないというものです。自己分析が上手く活用しきれず、どのような業界や企業で自分のやりたいことができるか分析しきれていないことが原因の1つと考えられます。自分で「この企業と自分はこのような部分がマッチしている」と明確にできていないと、書類選考や面接で他の学生と差を付けることが難しくなります。
事前準備が不足している
2つ目は事前準備が十分にできていないというものです。自己分析や企業研究が十分できていなかったり、面接練習や質問の回答を準備できていないなど事前準備が足りないと選考を通過しにくくなります。就活はどれだけ事前準備ができていたかが重要な決め手になります。
受けている選考の数が少ない
3つ目は企業の選考を受けている数自体が少ないということです。説明会や選考を数社受けて内定を取れる人はほとんどいません。たくさん選考を受ければ内定が出るとは一概に言うことはできませんが、ほんの少しでも興味がある企業は説明会や選考に参加するべきです。
また面接や適性検査なども数多く選考を受けていくうちに慣れていくものです。選考に慣れていくと本番に強くなりより自分の力を発揮できるようになります。
就職が決まらない時に見直すべきポイント!
2章では何故選考を通過できないのか理由を紹介しました。2章で紹介した理由を踏まえて、就職が決まらないときに見直すべきポイントを解説します。すぐに実践できるものも多いので、次の選考に活かしてみてください。
自分を客観的な視点で見れているか
自己分析は自分ひとりで行うだけでなく、客観的な視点を取り入れるとより精練されます。友人など他人から見て自分にどのような特徴があるのか聞いてみたり、大学のキャリアセンターの面談を活用し自己分析を手伝ってもらうなど他人からの客観的な視点を取り入れてみましょう。
企業研究を怠っていないか
志望する業界何となくどのような業界なのか調べるだけでなく、一社一社の企業研究をしっかり行うことも重要です。企業の事業内容や強み・弱みといった基本的な情報だけでなく、入社後の働き方や実現できることなどより踏み込んだ情報を集められているかが他の学生と差をつける要素です。実際に働いている社員の方の話を聞きに行くなどの「積極性」が選考では熱意として評価されるポイントになります。
ES、適性検査の対策を十分行っているか
ES、適性検査など面接の前段階である、書類選考で落とされるのはかなり勿体無いです。ESの書き方やSPIなど適性検査の対策はある程度行っていないと、書類選考で落とされてしまうこともしばしばです。
ESは添削してもらうなどクオリティを高めましょう。選考を受ける企業がどのテスト方式を採用しているのか事前に調べ、テキストや問題集を1回は解くなど対策しましょう。
面接対策は十分行っているか
面接で質問されるであろう質問の回答を事前に考え、本番で話せるように練習しておくなど面接対策を十分に行っているか確認しましょう。学生時代に最も打ち込んだことや自分の強みについてなど、基本的な質問は空で言えるくらい練習しておきましょう。
また面接では緊張してうまく話せないということも多いです。重要なのは面接慣れすることです。面接練習や選考をいくつか受けて、面接の経験を積むようにしましょう。
難しい業界、企業ばかり受けていないか
規模が大きく有名であったり、人気の高い業界や企業の選考ばかり受けていませんか。大企業で採用枠が多い企業でも選考を受ける学生の人数が多いと内定を獲得するのが難しくなります。同じ業界の競合他社や関連した業界の企業の選考を受けるなど、選考を受ける範囲を広げましょう。
就職が決まらない時に試してみて欲しいこと
人と比べない
就職が決まらないと焦ることも多いと思います。周囲の就活生と自分を比較して落ち込むこともあるでしょう。自分と人を比べることが多いなら、SNSなどもあまり見ない方がいいかもしれません。
就活は競走ではありません。時間がかかったとしても、最終的に満足いく結果になればいいのです。周囲のことを気にしすぎるのはやめて、マイペースで就活に臨んでみてください。
誰かに相談してみる
就職が決まらない時は誰かに相談してみるのがおすすめです。誰かと話していると、一人で悩んでいては気づけなかったことに気づけたり、新しい視点を発見できたりします。
大学やアルバイト先の同僚なら気軽に話しやすいと思います。家族やバイト先の上司なら何かいいアドバイスをくれるかもしれません。大学の就職課などで相談してみるのもいいでしょう。
気分転換をする
就職が決まらない時は気分転換をするのもいいでしょう。思い切って半日や1日就活を休んで、好きなことをすると気分をリフレッシュできます。就活へのやる気も出てくるかもしれません。
読書や映画鑑賞をしたり、自転車やスポーツなどで体を動かして汗を書くのも気分転換には効果的です。1日中自分の好きなことに没頭するのもいいでしょう。友達や家族に会って話をするのもいいですね。
インターンシップに参加する
就職が決まらない時は、インターンシップに参加してみるのもおすすめです。就職が決まらないからといって、焦ったり落ち込んでいてもしょうがないので、どんどん行動してみることです。インターンシップで実際に職場を見学したり仕事を体験すると、いろいろな気づきがあります。
「意外と楽しい」「自分に向いているかも」と、自分と企業との相性を見極める機会にもなります。インターンシップに参加することで企業の良さや仕事のやりがいに気づく就活生も多いです。
1日や数日で完結するインターンプログラムも多いので、複数の企業のインターンに参加することも可能です。少しでも気になる業界や企業があれば、インターンシップに参加してみるのがいいでしょう。
最後に
就職が決まらないと思った時は今までの就活のやり方を見直してみましょう。同じように就活をしている友人や大学の就職支援のスタッフにアドバイスをもらったりすると、客観的に自分を見つめることができます。自分が納得できる結果が出るまで諦めずに就活をやり切りましょう。
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