26卒は今何年生?就活の準備スケジュールや選考開始時期をまとめて解説

26卒は2026年(令和8年)に卒業予定の学生を指します。
年々就活は早期化していますが、26卒の就活でも引き続き早期化の傾向が見られます。 今回は、26卒の就活の準備スケジュールや選考開始時期を詳しく解説します。

目次

26卒は今何年生?

20〇〇年に卒業予定の大学生、大学院生のことを、就活では〇〇卒といいます。つまり、26卒は2026年(令和8年)に卒業予定の学生で、2024年4月時点での大学3年生と修士1年生のことを指します。同様に、2024年4月時点の大学2年生は27卒、大学1年生は28卒です。

26卒就活の傾向

①早期化がさらに加速する

株式会社リクルートが行う就職プロセス調査によると、経団連が定める就活解禁日である3月1日時点での内定率は21卒 15.8%、22卒 17.6%、23卒 22.6%で、年々就活早期化の傾向が強まっています。この傾向は今後も続くと思われ、2024年・2025年はインターン経由で早期に内定を出す企業が増えることが予想されます。

参考:株式会社リクルート 就職みらい研究所 「就職プロセス調査」
https://shushokumirai.recruit.co.jp/research/

②対面での選考やインターンが増える

近年の就活では、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、面接やグループディスカッションなどの選考、インターンをオンラインで行う企業がほとんどでした。しかし、最近では行動制限が緩和されたことに伴い、選考やインターンを対面で行う企業も増えてきています。

26卒の就活では、対面・オンライン両方に対応することが求められます。対面での面接やインターンの際のマナーや身だしなみを今一度確認しておくことをおすすめします。

③ガクチカ(学生時代に力を入れたこと)が不足しがちである

26卒の学生のなかには、大学入学当初は新型コロナウイルスの影響がまだ残っており、外での活動が一部制限されていたため、「胸を張って話せるガクチカがない...」と悩んでいる方もいるかもしれません。だからこそ、エピソード自体のインパクトでは他の就活生とあまり差がつきません。

企業側は、ガクチカから学生の人柄や、モチベーションの源泉を知ろうとしています。大切なのは、エピソード自体のインパクトではなく、自分が今まで取り組んだことに対する姿勢や、自分の強みをどのようにいかしたか、その取り組みから何を学んだかということです。

自分が学生時代に取り組んだことを思い返してみても、自信を持って話せるガクチカが見つからない方は、「現在取り組んでいる活動に目的意識を持って主体的に取り組む」、「長期インターンに参加する」ことをおすすめします。

26卒の就活準備スケジュール

①4月〜5月:業界研究・夏インターン情報収集

6月のインターン解禁前の4月〜5月は、広く浅い業界研究をしておきましょう。その際に、「業界地図」を使うのがおすすめです。「業界地図」では、各業界にどんな企業があり、各企業がどんな関係を持っているのか、業績はどうか、業界全体の今後の見通しはどうか、といった情報を図や表を使ってわかりやすく解説しています。

さらに、そこで得た情報をもとに夏インターンに応募する企業に目星をつけていきましょう。6月にインターンが解禁されると、次々に夏インターン応募が開始され、ES提出やWebテストに追われます。そのため、この時期にある程度夏インターンに応募する企業を選定し、ナビサイトからエントリーしておくことをおすすめします。

この場合の「エントリー」とは、企業に興味を持っている意思表示をするもので、インターンに応募完了するものではありません。事前にエントリーしておくと、インターン解禁とともに各企業からメールでマイページのURLが送られてきます。

②6月〜7月:夏インターン応募

6月からインターン情報が解禁され、夏インターンの募集が始まります。この時期にはES提出やWebテストの締切が立て込むため、各企業のインターン応募締切日を事前に把握してスケジュール帳などで管理しておきましょう。

インターンシップガイドでは、人気企業のインターン締切日を日付順にまとめたインターン締切カレンダーを公開しています。こちらを活用して各企業のインターン情報を見逃さないようにしておきましょう。

③8〜9月:夏インターン参加・秋インターン応募

大学の夏期休業期間中の8月〜9月を中心に夏インターンが開催されます。この時期は、幅広い業界のインターンに参加して、どの業界が自分に合っているのかを比べましょう。とは言っても、夏インターンは倍率が高く、興味のある企業のインターンに必ず参加できるというわけではありません。なかなかインターン選考に通らなかったという方は、選考のない1dayインターンに参加して、様々な業界を知ることをおすすめします。

夏インターンの開催と同時期に、秋インターンの募集も開始されます。秋インターンは夏インターンに比べて倍率が低いため、夏インターン選考で落ちてしまった企業にリベンジするなら秋インターンがおすすめです。さらにこの時期からは、選考直結型のインターンや、本選考優遇のチャンスが狙えるインターンも増えるため、興味のある企業のインターンには積極的に応募しましょう。

④10月〜12月:秋インターン参加・冬インターン応募

10月〜12月には、秋インターンが開催されます。インターンで優秀だと評価された学生には早期選考に案内されたり、本選考で優遇されることもあるため、主体的に取り組みましょう。

秋以降は、徐々に志望業界・企業を絞る必要があるため、秋インターンと同時にOB・OG訪問を始め、夏よりも深い業界・企業研究を行うことをおすすめします。

秋インターンの開催と同時期に、冬インターンの募集も開始されます。冬インターンは、優秀者を早期から囲い込む意味合いを持つものが増えるため、本選考を見据えた選考対策を入念に行いましょう。

⑤12月〜2月:冬インターン参加・早期選考

12月〜2月は、冬インターンと外資系企業、ベンチャー企業を中心とした企業の早期選考が並行して行われる時期です。ここで選考の経験を積み、一社でも内定を手にいれられれば自信がつくので、3月の就活解禁以降の選考を有利に進めることができます。志望業界の早期選考には積極的に応募しましょう。

一部日系企業のインターン経由での早期選考もこの時期に行われます。この時期の早期選考に乗るためにも、一つひとつのインターンに主体的に参加して企業に自身を最大限アピールすることをおすすめします。

⑥3月:就活解禁

3月は本格的に本選考のエントリーが始まります。この時期からは、説明会、ESや面接などの選考が立て込みます。24卒の就活はさらなる早期化の傾向が見られるため、この時期から本格的に選考の対策を積むのでは遅いです。インターン選考を通してESの書き方や面接に慣れておき、この時期からの本選考では自分の力を最大限発揮できるように準備しておきましょう。

26卒の選考開始時期

①10月〜:外資・ベンチャー・一部マスコミのエントリー開始

10月からは、外資系企業やベンチャー企業、テレビ局などの一部マスコミの本選考エントリーが開始されます。

外資系企業や、経団連に加盟していないベンチャー企業は、大手企業の選考が始まる前に優秀な学生を囲い込む目的で、早い時期から選考を開始します。「キー局」と呼ばれる主要テレビ局でも、大学3年の早い時期から本選考を開始する企業があるため、注意が必要です。

これらの企業を志望する学生は、入念に選考スケジュールをチェックして、早いうちから選考対策を始めましょう。

②3月〜:日系大手企業のエントリー開始

経団連加盟企業は原則大学3年(修士1年)の3月1日に情報解禁(説明会開始)、大学4年の6月1日に選考解禁(面接開始)となっています。
ESやWebテストの開始時期は定められていないため、各企業の本選考応募締切日を確認して、忘れないようにしておきましょう。

③もっと早く選考を開始する企業もある

コンサルティング業界の一部企業などは、インターン経由で8月頃から内々定を出すこともあります。インターン経由での選考や早期選考は倍率が低いため、3月1日の就活解禁以降の本選考に比べて通過しやすいという特徴があります。

コンサルティング業界を志望する学生は、大学3年の4月頃にはインターン情報をこまめにチェックしておくことをおすすめします。

【まとめ】就活スケジュールを把握して今すぐ対策を始めよう

近年の就活はさらなる早期化の傾向が見られ、インターンでの評価を本選考にいかす企業が増えています。自分の志望企業の選考スケジュールをチェックして、対策を万全に行いましょう。

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