人生の一大事ともいえる就職活動ですが、忙しい大学生は就職活動だけに専念できるわけではありません。授業に出席しなければいけないし、アルバイトもしなければならない。全部を上手に両立することができず、困ってしまっていませんか?
せめて就活中は就活優先で授業を休んでもいいんじゃないか……そんな風に考えてしまうのではないでしょうか。就活中は授業を休んでも問題ないのでしょうか?今回は就活と授業を両立させるのコツについて解説します。
- ・就活中は就活優先で授業は休んでいいのか?
- ├単位が足りなくなっては本末転倒
- └成績証明書を求められることも
- ・単位を落とさないために授業や単位取得ですべきことは?
- ├1~2年生で可能な限り取っておく
- ├出欠を取らない授業や集中講座を取る
- └「公欠届」を提出する
- ・融通が利かない!手遅れかもしれない!そんなときは
- ├スケジュールをまとめるなど工夫
- └アルバイトは土日に集中!
- ・就活と授業を両立するコツを解説
- ├なるべく早い時期から就活をスタートする
- ├教授や採用担当者と良好な人間関係を構築しておく
- └インターンシップを活用する
- ・最後に
就活中は就活優先で授業は休んでいいのか?
就活中、あまりの忙しさに、あるいは面接や説明会などと授業がカブってしまった際にどちらを優先させるか悩んでしまうことがあると思います。1回くらいであれば授業を休んでしまっても問題ないように感じますが、そうした状況が何度も何度も続くと出席日数にも影響してきますよね、就活と授業の優先順位はどのように考えれば良いのでしょうか。
単位が足りなくなっては本末転倒
たとえば最終面接など、どうしても就活を優先しなければならない場面でやむを得ず休むことは仕方がないとは思います。
しかし、何度も何度も就活を理由に授業を休んでしまい出席日数が足りなかったり、授業についていけずに試験の点数がわるかったりするなどして単位を落としてしまっては本末転倒です。
最悪の場合、卒業自体ができずにせっかく苦労して得た内定が無駄になってしまうなんてこともあります。
成績証明書を求められることも
たとえ単位が取れたとしても、授業を休み過ぎたことが原因で成績が悪いと、それが就活に不利になることもあります。最終面接直前に成績証明書の提出を求める企業もあります。
この成績証明書には「取得した単位の数」「欠席日数」「成績の評価」などが載っており、たとえ単位を落としていない場合でも、あまりにも成績が落第すれすれの悪い成績の場合には合否に悪影響を及ぼすこともあります。
単位を落とさないために授業や単位取得ですべきことは?
それでは、就活と授業を両立し単位を落とさないためにはどうすればいいのでしょうか?いくつかの方法をご紹介します。
1~2年生で可能な限り取っておく
もしこれを読んでいるあなたが大学1~2年生なのであれば、就活に専念できるように今のうちに取れるだけ単位をとっておくことをおすすめします。
多くの大学では単位を取得できる上限は決まっていますが、できるだけ1~2年生のうちに上限まで単位を取得しておくことで、就活が始まってから単位を気にしなくてもよくなります。
出欠を取らない授業や集中講座を取る
どうしても就活中に単位を取得しなければならない、それでも時間が足りない……!と言う場合には冬季集中や夏季集中の講義がないか確認してみましょう。
短期集中で休み期間に数日間参加すれば1期分の単位を得られる授業もあります。就活のスケジュールとずらして効率よく単位を取得することができます。
「公欠届」を提出する
多くの大学では「公欠届」というものがあり、就活により授業に出席できない証明となる公欠届を出せば授業が欠席扱いではなくなることもあります。
大学によってその制度の有無や、回数の上限など異なりますので、自分の大学ではどうなっているかをチェックしてみましょう。制度としてある場合にはフル活用しましょう。
融通が利かない!手遅れかもしれない!そんなときは
上記の方法はもはや手遅れで、今からではできない!「公欠届」も使えない!そんなときは、どうすればいいのでしょうか。
スケジュールをまとめるなど工夫
説明会や面接は複数の日程が用意されていることが多く、申込みが早い人ほど好きな日程を選択できるようになっていることがあります。説明会や面接日程を申し込む際にはできるだけ早めに申し込みをするようにしましょう。
たとえば、複数の説明会や面接がある場合には、できるだけ同じ日に時間をずらしてまとめることで、授業への影響を少なくすることができるかもしれません。あるいは、早めに申し込むことで授業のない日時を選択することができるようになります。早い者勝ちをねらうのです。
アルバイトは土日に集中!
どうしてもアルバイトを続けなければならない方は多いと思います。しかし、平日は授業と就活で埋まってしまっている……。そんな時は、平日は授業と就活に専念し、アルバイトは土日にしたり、あるいは夏季休暇に集中して行うなどメリハリをつけましょう。
無理をして深夜のアルバイトなどを行って睡眠不足になってしまっては大変です。無理のない範囲で続けられる方法を考えましょう。
就活と授業を両立するコツを解説
就活と授業を無理なく両立するにはどんな工夫や行動をしておくといいのでしょうか?ここでは、両立のコツをご紹介します。
なるべく早い時期から就活をスタートする
就活と授業を両立するには、できるだけ早い時期から就活をスタートすることです。自己分析、業界分析、企業分析、筆記試験対策などは早くから対策しておけば、就活本番の時期にスケジュールに余裕ができます。
就活でやるべきことをリストアップして、今からできることは少しずつ準備を始めておくのがいいでしょう。
教授や採用担当者と良好な人間関係を構築しておく
就活では会社説明会や面接の日程が授業とかぶることも少なくないと思います。その場合は、教授に相談してみることをおすすめします。
大学には就活に理解のある教授も多く、欠席扱いにならないようにしてくれたり、課題を出して出席の代わりにするなどの対処をしてくれることもあります。こうした配慮をしてもらうためにも、普段から良好な人間関係を築いておくのが望ましいです。
企業の担当者に相談してみると、試験や面接の日程を変更してくれることもあります。説明会やインターンシップに積極的に参加して担当者と顔なじみになっておくとこうした相談もしやすくなります。
インターンシップを活用する
就活と授業の両立が心配な学生には、インターンシップに参加することをおすすめします。インターンシップに参加すると、業界、企業、仕事内容への理解が深まるので就活に役立ちます。
長期インターンなら有給のことがほとんどなので、アルバイト代わりになります。お給料をもらいながら、就活の準備もできるので一石二鳥ですね。
インターンの経験やインターン中に学んだことは、履歴書やES(エントリーシート)にも自己PRとして書けるのでガクチカや自己PRのネタがなくて悩んでいる方にもおすすめです。
大学1・2年生から参加できるインターン募集もたくさんあるので、できるだけ早いうちからインターンシップに参加してみてください。
最後に
就職活動と授業の両立に頭を悩ませている方は多いと思います。大学1~2年生のうちから対策ができることはしておき、できるだけ授業を気にせずに就活に専念できるようにしておきたいですね。しかし、どうしてもの時は、スケジュールの組み方を工夫し、大変でも頑張って両方をバランスよくこなしていけるように頑張りましょう。
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