就活は友達と一緒にするべき?メリット・デメリットを解説!

「就活は人脈が大事だ」「就活はぼっちだと積む」などと言われることもありますが実際のところはどうなのでしょうか。就活は友達とやったほうがよいのか、それとも自分だけでやるほうがよいのか、それぞれのメリット・デメリットを比べていきます。

目次

友達と就活するメリット

友達と就活するメリットは主に情報の共有ができること自己分析の助けになることです。それぞれについて詳しく見ていきます。

情報を共有できる

友達と就活を行う場合企業や業界についての情報を共有することができます。1人で何社も調べるのは大変で、膨大な時間がかかります。友達と一緒に企業研究を行えばそんなに時間をかけなくても、自分の調べた何倍もの情報を得ることが出来ますし、自分が気づかなかったポイントも知ることができます。

自己分析を深められる

自己分析を進めていくと「自分の強みはなんだろう?」「自分に向いていることがわからない」となってしまう人も多いと思います。自分のことを客観的に見るのはなかなか難しいため、人に協力してもらうのが効果的です。自分では当たり前だと思っていたことが意外と強みになったり、自分では気づけていない個性が見つかることもあります。またお互いに意見を言い合うことで、自分が客観的にはどう見えているのかを知ることが出来ます。

モチベーションを維持しやすい

就活では不安な気持ちになったり、落ち込むことも少なくありません。そんな時に就活をともにする友達がいると、とても心強いです。相談に乗ってもらったり、不安な気持ちを聞いてもらうだけでも、心が落ち着きます。

長丁場となる就活ではやる気がなくなってしまうことも多いですが、友達が頑張っている様子を見ることで「自分も頑張らなくちゃ」と思えることもあるでしょう。就活友達がいるといい意味で焦りを感じ、モチベーションを保つ効果も期待できます。

友達と就活するデメリット

それでは友達と就活することにはどんなデメリットがあるのでしょうか?考えられる事例を3つ紹介します。

差ができたときにギクシャクしてしまう

就活は合格、不合格が出るためどうしてもどこかで差が出来てしまいます。ずっと仲良くしてきて、近くで見てきたからこそ、どうして友達は内定が出ているのに自分は出ないのかという気持ちになってしまうでしょう。就活が終わる時期もそれぞれ違うため、就活に対する熱意の差が原因でギクシャクしてしまうのも就活あるあるです。

友達と比較することがストレスに

そもそも就活は自分に合った企業を探すもので、勝ち負けはないはずです。しかしどんなにそれが分かっていてもどうしても人と比較してしまう人もいるでしょう。同じ大学で同じことを学んで、一緒に遊んで来た友達が上手くいっていて、どうして自分が上手くいかないのかと考えてしまうとそれ自体がストレスになってしまいます。

やりたいことが同じとは限らない

どれだけ仲の良い友達だからといって将来やりたいことまで一緒だとは限りません。興味のある分野や、企業のどこを重視するのか、どんな職種に就きたいのかは人によって違うため一緒に活動するといっても限界があります。就活の情報を共有できるのがメリットだと前述しましたが、ある程度就活が進んでくるとそれも難しくなるでしょう。

一人で就活するメリット

友達との連絡をなるべく減らして一人で就活をするとどんな利点があるのでしょうか?

就活に集中できる

一人で就活する一番のメリットは、自分の活動に集中できる点です。友達と就活をすると、友達の選考状況が気になったり、自分と友達を比較するなどしてしまい、余計なことを考える時間が増えがちです。

友達と連絡を取り合っていると、会って話す時間やSNSでのやりとりに時間をとられることもあるでしょう。一人で就活をしていればこうした時間をすべて就活の対策や準備に使うことができます。

ストレスが減る

就活の情報交換をしたり、悩みを相談しあったりとプラスの面がある反面、マイナスの面も多いです。「いちいち選考状況を聞いてくるのがうざい」「内定の自慢話をされる」「嫉妬されて嫌味を言われる」など、就活中の友達の行動にストレスを感じる人も多いです。

なるべく友達を連絡をとらないようにしておけば、こうしたストレスから解放されます。就活中は非常にプレッシャーやストレスの多い期間なので、少しでもストレスを減らすことは重要なポイントとなるでしょう。

考えがブレにくい

就活をしていると「違う業界の方がよかったかも」「自分が志望している企業よりももっといい企業があるのでは?」など、不安になることもあると思います。友達の話を聞いていて自分の考えに自信が持てなくなる場合もあります。

一人で就活していれば、周りの意見に惑わされる機会は少ないです。人の意見に流されやすい、自分はすぐに人の影響を受けてしまう、と自覚している人は、友人とは少し距離をとった方がいいかもしれません。

一人で就活するデメリット

一人の方が気楽という人も多いですが、次のようなデメリットもあると理解しておきましょう。

情報収集力が落ちる

就活は情報戦だと言われ、いかに効率的に重要な情報を得るかがポイントとなります。友達と情報交換をすれば、自分で調べるよりも効率的に情報が得られますし、自分では知る術がなかった情報を知ることもあるでしょう。

一人で就活をしていると範囲が狭くなるだけでなく、偏った情報になる可能性もあります。できるだけ多様な情報媒体や機会を活用するなどして、質が良く鮮度の高い情報を集める工夫をする必要があります。

偏った考えをしてしまう

就職への考え方や企業の見方などは人それぞれ異なります。友達と一緒に就活をしていると、様々な考えや視点を知ることができ、自分の視野を広げることができます。いろいろな人の意見を聞くことは、企業選びや志望動機作成などにも役立ちます。

一人で考え込んでいると偏った意見に固執してしまったり、柔軟な対応ができなくなる可能性があるので注意しましょう。

一人で悩んでしまう

就活中はいろいろな悩みを抱えることになりますが、友達と一緒に就活をしているとちょっとしたことでも気軽に相談できます。一人で就活していると、就活の悩みを共有したり、相談する相手がなかなか見つかりません。

相談相手は友人である必要はないので、家族・大学のサークルの先輩・アルバイト先の同僚などに、話を聞いてもらう方法もあります。大学の就職課などに相談窓口がある場合は、利用してみるといいでしょう。

友達に頼らずに就活を成功させるために

友達と一緒に就活を行うメリットとデメリットを見ていきました。では友達に頼らず就活を成功させるためにはどうすれば良いのでしょうか。具体的な方法を3つ紹介します。

大学の就職支援課を活用する

大抵の大学には就職支援課があり、学生の就活をサポートする環境が整っています。サポート内容は大学によってまちまちですが、ESの添削や模擬面接などをやっている大学もあるため制度を上手く使っていきましょう。

友達と模擬面接をする人もいると思いますが、同じ就活生よりもすでに就活を経験した専門の方の意見を貰った方が確実です。学生では気づけない視点で指導をしてもらえる貴重な場所なので積極的に活用するべきです。

早めに選考に参加して経験を積む

昨今は就活の時期も多様化していて、早めに選考を行う企業も増えてきています。どんなに練習しても実際の選考で出来なければ意味がありません。

緊張感のある選考に早いうちから挑戦して、面接やグループディスカッションに耐性をつけましょう。情報を集めているだけではわからない空気感や難しさを学ぶことが出来ます。

インターンに積極的に参加する

色々な企業のインターンに参加するのも就活を成功させるための大事なポイントです。業界や企業研究を深められる短期のインターンへ参加するのも良いですが、就活とはまだ縁のない1,2年生のうちから長期インターンに挑戦するのもおすすめです。

実際の会社で長期的に働くことでやりたいことが明確化できますし、就活に関する情報も集めることができます。また、長期インターンに参加する学生は就活を意識している人が多いため大学以外の人脈も広げることができます。

最後に

友達と就活を行うことについてメリットとデメリット、解決策をまとめていきました。友達と協力できることもありますが、最後はやはり自分1人で挑まなければなりません。せっかく作った友達とは程よい距離感を保って友好的な関係を続けましょう。

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