就活に健康診断書は必要?何を提出すればいいかを徹底解説

大学では毎年健康診断を受けますが、そこで発行される健康診断書は就活でどんなふうに使うのでしょうか?今回は、何をいつ提出すればいいかを解説していきます。

就活に健康診断書は必要?何を提出すればいいかを徹底解説
目次
  • 健康診断書は就活に必要
  • ├選考中や内定後に提出を求められる
  • ├健康診断を受けていれば大学でいつでも発行できる
  • └健康診断を受けそこねていたら病院で受診する
  • 健康診断書の提出
  • ├健康診断書の有効期限は3か月?
  • ├健康診断書の何を見られるの?
  • └健康診断にはお金がかかる?
  • 最後に

健康診断書は就活に必要

結論から言うと、健康診断書は就活で必要です。必ず毎年健康診断を受けておきましょう。一応、厚生労働省からの指導で健康診断書を提出させてはならないということにはなっています。しかしあくまで指導であるので、提出を求めたからと言って企業が国から何か罰則を受けるわけではないのです。

「国で健康診断書を出したらダメだと決まっているから、用意しなくていいや!」なんて勘違いをしていると後で自分自身が困ってしまいます。いざという時に焦らなくて済むように、きちんと前もった準備をしておきましょう。

選考中や内定後に提出を求められる

健康診断書の提出を求められるタイミングは、企業によって違います。しかし、選考が進んだ頃や内定が出た後に提出してくださいと言われることが多いでしょう。一次審査など序盤で提出することはほとんどありません。

内定後には、色々な書類を提出する機会があります。卒業見込証明書など、大学で発行される書類がほとんどなので、何を出して何をこれから出すのか、わからなくならないようにきちんと一枚一枚確認していってください。

健康診断を受けていれば大学でいつでも発行できる

ほとんどの大学で、4月から5月にかけて健康診断が行われます。大学にもよりますが、学科や学年に分けて数日かけて行われるパターンが多いでしょう。一か月前くらいから学内で発行される雑誌やホームページにスケジュールや場所などが出るので、それを見て受診しましょう。

うっかり自分が受けるタイミングで受けそこねてしまったら、違う学科や学年のタイミングで受けられることもあります。大学の保健センターなどに相談すれば別日に受けるように言われるでしょう。また、健康診断ではいちいち学生証などを出さないことがほとんどなので、そのまま受けに行ってしまう人もいるようです。

このように大学で健康診断を受ければ、健康診断書をもらえます。また、そのときもらうものだけでけなく、あとから同じものをもらうこともできるんです。大学によっては機械が設置されており、そこでいつでも発行できます。数百円で手続きできるので、必要なタイミングで用意しましょう。

健康診断を受けそこねていたら病院で受診する

もし、大学での健康診断を受けそこねてしまったら、自分で病院に行って受ける必要があります。検査を受けるには公立の病院に行き、5000円前後支払わなければなりません。もし最寄りの保健所で受けられるようであれば3000円ほどで受けられます。ただし、最近は健康診断ができるところは減ってしまっているようです。

健康診断を受けたら、別途料金を支払い健康診断書を発行してもらいます。病院によりますが、1000円ほどかかるでしょう。このような余計な出費をおさえるために、必ず健康診断を大学をうけましょう。特に就活が始まる年は、忘れずに受けてください。

健康診断書の提出

健康診断を提出するときのポイントをご紹介します。

健康診断書の有効期限は3か月?

色々と調べてみると、「健康診断書の有効期限は3か月」という情報が出てきますよね。そこで心配するかもしれませんが、企業側も健康診断は毎年春にするものとわかっています、そのため、その年度に受けたものであればOKとしていることがほとんどです。

年度というのは、4月~3月のこと。就活を始めた年度の、直近のものを提出できればOKです。企業によっては年の指定がないこともあります。

健康診断書の何を見られるの?

健康診断では色々な項目がありますが、「問診、身体測定、X線検査、尿検査、聴力検査、視力検査、血液検査、心電図検査」などが見られます。特別な項目はなく、一般的な内容となっています。

大学で受ける分には設定されるままに受診すれば問題ありませんし、自費で病院に行く場合も「就活用に受けたいのですが」と相談すればそれにあわせたものを受けさせてくれます。

企業からもし血液検査が指定されている場合は、結果が出るまで時間がかかります。そのため健康診断書もすぐにはもらえないので注意しましょう。

健康診断にはお金がかかる?

健康診断を大学で受ける分には、お金がかかりません。その後健康診断書を発行するのに、手数料が数百円かかります。大学によっては無料というところもありますが、いずれにせよほとんど無料に近い値段です。別途自分で健康診断を受けると、受診料と健康診断書で数千円かかります。

最後に

就活では自己PRや自己分析に時間をかけたいですよね。だからこそ健康診断書の準備はサクッと終わらせ、時間をかけないようにしましょう。また、スーツ代や写真撮影代にお金もかかるので、無駄なコストをかけないようにしっかり大学で受けられる健康診断をうけましょう。


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