就活生は就活用のSNSアカウントを用意すべき?就活アカウントを運用するときの注意点も解説!

最近ではSNS上で就活に関する情報が盛んに発信されるようになり、多くの就活生がSNSを利用して情報の収集・交換を行っています。しかし、「就活でプライベートのアカウントを使うのは抵抗があるな…」と感じる方もいるのではないでしょうか。そんな時に試したいのが「就活アカウント」です。

今回は、就活生が就活用のSNSアカウントを用意すべきかについて就活アカウントのメリットをふまえながら検討するとともに、就活アカウントを運用するときの注意点も解説します。

目次

就活アカウントを運用するメリット

情報収集に便利

就活アカウントを運用するメリットの1つ目は「情報収集に便利」という点です。SNSでは次のような情報を効率よく収集できます。

・企業情報や求人情報
・会社説明会やインターンなど就活イベントの開催日時
・OBやOGが実際に行った就活対策

TwitterやInstagramで発信されている情報は簡潔さ・見やすさが重視されているため、より詳しい情報は自分自身で丁寧に調べる必要がありますが、「まずは広く情報を集めたい」という場合に便利です。

就活仲間を見つけられる

就活アカウントを運用するメリットの2つ目は「就活仲間を見つけられる」ことです。 就活では「選考に落ちた」「質問にうまく答えられなかった」「自分だけ内定がない」など、苦しい思いを抱えることがあります。リアルの友人には言いづらいこともあるでしょう。

そんな時に就活仲間がSNS上にいれば、つらい時やしんどい時にお互いに支え合うことができます。TwitterやInstagramで「#〇〇卒と繋がりたい」とタグを検索すれば、簡単に就活仲間に出会えます。

採用担当者とつながることができる

就活アカウントを運用するメリットの3つ目は「採用担当者とつながることができる」という点です。近年では企業の経営者や人事など採用担当者がSNS上でアカウントを開設して情報を発信しています。

志望する企業の採用担当者のアカウントをフォローすることで、企業が求めている人材が理解できるため、選考への準備を効果的に進められます。SNSを通じて社員と実際に話す機会や、インターンや選考に参加するきっかけを得られる場合もあります。

就活アカウントを運用するときの注意点

アカウントが企業にバレるリスクがある

就活アカウントを運用する上で最も気をつけたいのが「アカウントが企業にバレるリスク」です。

実名や顔写真付きのアカウントは「見られている」という前提で運用すべきですし、匿名だったとしても「今日は株式会社〇〇の一次面接でした!」や「面接で『△△』という質問を受けたので『××』と答えました」など、就活の内容を具体的に記載していると企業にアカウントが特定されてしまうことがあります。

万が一、特定されても問題がないように就活アカウントでは以下の発信は避けましょう。

・他者への悪口や誹謗中傷(企業・採用担当者・芸能人など)
・自分や他者の個人情報
・センシティブな話題(政治・宗教・性・差別など)
・事実かどうか疑わしい内容

情報が多すぎてかえって迷う

就活アカウントを作成し、情報収集していると「情報が多すぎて迷ってしまう」という場面もあります。SNSでは誰もが気軽に発信できる分、常に情報が飛び交います。すべてを真面目に読み込んでいてはいくら時間があっても足りません。

就活アカウントを開設する際には「自分が何を目的として就活アカウントを開設するのか」をよく考えておきましょう。SNSでは受け身の姿勢で情報を受け取るのではなく、主体的に情報を掴んでいくことが大切です。

ほかの就活生と自分を比べてしんどくなる

自分の就活が思うように進まない中、ほかの就活生が「明日、最終面接!」「内定もらいました。これで2つ目です」など発信していると、劣等感を抱いてつらくなってきます。時には自分の発信に対して「あなたの〇〇なところがダメなんじゃないですか」と上から目線でコメントされ、傷つくこともあるでしょう。

就活アカウントは就活に役立つ情報を得るためのものです。就活アカウントを運用することでしんどくなり、就活に支障をきたしてしまうなら、SNSから少し離れたり、アカウントを削除したりしてもいいかもしれません。

まとめ

SNSで就活アカウントを運用するメリットとしては次の3つが挙げられます。

・情報収集に便利
・就活仲間を見つけられる
・採用担当者とつながることができる

一方で、就活アカウントを運用するときには注意すべき点もあります。

・アカウントが企業にバレるリスクがある
・情報が多すぎてかえって迷う
・ほかの就活生と自分を比べてしんどくなる

就活アカウントは「就活を成功させる」という目的のもと運用するものです。就活アカウントによって就活に支障をきたすような問題が発生したときには思い切って削除することも必要となるでしょう。


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