就活の自己PRで部活動経験をどう伝える?

就活で「自己PR」や「学生時代に頑張ったこと」というのは必ずといって良いほど聞かれることです。サークルやアルバイト、ゼミのことを話す学生が多いようですが、「部活動」を頑張ったという学生は企業から高く評価されやすいというのは本当か、またどのようにアピールすれば高評価に繋がるのか、といったことについて解説します!

部活動経験
目次

部活を頑張った経験は就活で本当に有利?

部活動を頑張っていた学生は就活で有利という話がありますが、それは間違っていないといえるでしょう。
特に、金融業界や大手財閥系企業、大手総合商社などでは体育会系の部活に所属していた学生が好まれる傾向にあります。

部活を頑張っていた学生が就活で有利になる理由として、
・先輩の強いコネがあること
・体力があること
・大学で部活を4年間続ける忍耐力があること
・礼儀作法が身についていること
・協調性があること
・目標達成のために努力した経験があること
などがあげられます。

特に全国大会などで良い成績を残していると面接などでアピールしやすくなりますが、そうでない場合でも、就活で有利になるかどうかは部活動の経験をどのように伝えるかによって大きく変わります。
それでは、次章以降で就活で部活動の経験を使って自己PRする際のポイントについてお伝えしていきます。

自己PRで部活動経験を伝えるときのポイント

結果を出すために自分が貢献した内容について話す

学生の立場からするとつい「私はこんな結果を今まで残してきました!」と結果を伝えることを重視してしまいがちです。
しかし、企業は学生が入社後に会社に貢献できるかどうかを知りたいのであり、そのために学生がものごとにどのように取り組む人間かを知りたがっているのです。したがって、それが伝わるように結果を出すための過程やそこで自分がどのように貢献したのか、またその動機は何か、問題が起こったときにどう対処したのか、といったことを伝えるように意識しましょう。

はじめに1番アピールしたいことを簡潔に伝える

自分が話をするときに「これから○○の話をします。」と宣言することで相手はこれからどんな内容が来るかをある程度予想して聞くことができます。
逆に最初にどんな話をこれからするのか言わないと、話を聞きながら「これは結局何の話だろう?」と考えさせることになってしまい、アピールポイントが伝わりにくくなってしまいます。

部活動の規模感、練習期間、練習頻度、自分が出した結果について具体的な数字を使う

自分の所属する組織の規模感の情報や目標を決めてから達成するまでの期間、練習頻度はどれくらいであったかなどの数字の情報を付け加えることで面接官が自己PRを読んだ時、聞いた時にイメージすることができるようになりますし、相手にきちんと定量的な情報を伝える姿勢は好評価です。

専門用語などは噛み砕いて説明できるようにする

企業の採用担当者がその部活動について詳しいとは限りません。素人でもわかるように噛み砕いて説明できるというのはそれ自体が多くの仕事で役に立つ能力でもあります。部活動の仲間同士で話すときとは違い、誰でもわかるような表現で伝えることを意識しましょう。

役職ごとに求められるスキルと自己PR例

部活動にはさまざまな役割があります。キャプテンとしてチームを引っ張っていた人とマネージャーとしてチームを支えていた人では自己PRの仕方が異なってきます。

部活

キャプテン・副キャプテン

部活動のキャプテンや副キャプテンをしていた人には、リーダーシップやチームマネジメントのスキルが求められます。キャプテンとして心がけていたことをまとめておく必要があります。

例えば、
・チーム全体のコミュニケーションを円滑にするために気を付けたことはあるのか。
・キャプテンとしてどんなチームを作ろうとしたのか。
・チーム運営していく中でどのような困難があり、どう乗り越えたのか。
・目指していたリーダー像はどのようなリーダーか。
などを事前に考えておきましょう。

リーダーはほかの役割に比べて人前に立つことも多く、困難にぶつかることが多い役割です。そのため日々の活動のなかで、より良い結果にするためにどうすればいいのかを考えているはずです。面接に臨む前には、特別なことはしなくとも日々の活動の中で考えていたことを言語化しておけば問題ありません。

副キャプテンの場合には少し注意が必要です。副キャプテンは場面に応じて様々な役割を果たすことになるポジションです。選手とキャプテンの橋渡しの役割、キャプテンの相談役としての役割、リーダーがいないときにはリーダーとして活動することもあります。ときにはチームの顔としての役割を果たさなくてはいけないときもあります。

自己PRをするときには、強みとしてアピールすることと副キャプテンとしてのエピソードにずれがないように気を付けましょう。

【例】
私の強みはチームにとって必要なことを考え、チームとしてそれを実行しきるようにできることです。私がバスケ部のキャプテンに就任した時には、毎年1部リーグへの昇格を目標にするも達成できない状況でした。私たちのチームが昇格できないのは個人プレーを中心に点を取るチームであり、個々の力が均衡しているチームと戦う時に組織力で負けてしまうからです。そのため私は監督と相談してから個人プレーの練習時間を削り、チームプレーの練習時間を増やすよう提案しました。しかしはじめは部員に受け入れられず、「個人プレーが強いからこそ2部リーグで戦えている」「チームプレーよりも個人プレーのほうが好き」などの反対意見がでました。チームプレーの練習になると、個人プレーのときより集中力が落ちる部員もいたため、私は嫌われ役になることを覚悟して彼らに厳しく接しました。またどのような練習をするべきか部員同士で話しあえる場を設けることにしました。最初はチームメンバー同士もぶつかることが多かったのですが、徐々に互いの考えがわかるようになり、私のチームプレーを大切にするべきだという考えも浸透していきました。私としても部員がふだんどのようなことを考えているのかわかり衝突することが少なくなりました。次第にチームで勝つために、メンバー同士声を掛け合い、お互いをサポートできるチームに成長することができました。その結果、私たちが4年生のときには今まで勝てなかったチームに勝つことができ、1部リーグへと昇格することができました。御社でも皆の思いや力をまとめて必要なことをやりきることができるチーム作りに貢献していきたいと考えています。

選手

選手であっても、チームで果たしている役割があるはずです。例えば、後輩が入ってきたときの対応やチームで盛り上げ役をしていたことなどです。自分自身の努力だけをアピールするのではなく、チームにどのような貢献ができたのかという観点から自己PRできるようにしましょう。

【例】
私の強みは周りを巻き込んで目標を達成できることです。実際に私は大学のサッカー部で3部リーグから2部リーグへの昇格を目標に掲げ、周りに宣言しており、その目標を3年次に達成しました。部内で私はレフトミッドフィールダーというフィールドの中盤左側でプレーするポジションのスタメンでした。チームとしては試合終盤の集中力に不安があり、多くの試合で終盤に崩されて負けてしまうとい うことがありました。どうして終盤に崩されてしまうのだろうと疑問に思い、試合の映像を自分なりに分析してみると特に後半に入ってからの右サイドのミッドフィールダーの運動量の低下が懸念点であることがわかりました。その対策として、ミッドフィールダーの体力を今より増加させること、ほかにはみんなに負担をかけることになってしまいますが選手交代枠を右側の選手に必ず1枠割いてもらうこと、ほかのポジションのメンバーにも相談し、終盤のプレーで精彩がかけてしまうときのカバーリングを協力してもらうことでできるだけ終盤の安定性を維持することを部内に提案し働きかけた結果、チームの勝率が上がり私が3年の時に見事2部リーグに昇格することを果たしました。私はこの周囲を巻き込んで目標達成する能力を貴社で活かすことができると考えています。

マネージャー

マネージャーはチームではサポート役です。普段の活動は選手が活動しやすいようにドリンクを用意したり、洗濯をしたりと地味に見える活動が多いのかもしれません。日々の活動のなかでどのようなことを考えて、なにをしてきたのかをアピールできるようにしましょう。 言われたことをきちんとこなすことも大切なことですが、自己PRするときにはそれだけでなく自主的に取り組んだことを伝えていく必要があります。

【例】
私は縁の下の力持ちになることを強みとしています。学生時代は野球部のマネージャーをしていました。野球部は毎日活動をしており、マネージャーとして毎日練習に参加し充実した学生生活でした。マネージャーの仕事は、部員がけがした時の応急処置、洗濯、掃除などがあり、遠征のときには食事の準備やバスの手配なども行っていました。これらの仕事を選手の近くでしているうちに、もっと彼らのことをみんなに知ってほしいと考えるようになりました。当時、部員が少なく新しい部員に繋がることを期待してブログの開設を行い、日々の練習の様子から外からではなかなかわかりにくい部活の雰囲気が伝わるようにしました。新入生が入ってくる時期には、部員との交流の機会を増やそうと食事会を企画したり、野球初心者でも楽しめるイベントを企画して新入生に参加してもらったりしました。結果、野球部の活動が広まり、新入生も多く入ってくるようになりました。縁の下の力持ちとして私にできることを見つけ、御社に貢献できる活動をしていきたいと考えています。

まとめ

今回は就職活動での自己PRの内容「部活動経験」について解説してきました。

まとめとしては
・部活経験のある学生は就活で有利であり、特に金融や大手財閥系企業、大手総合商社でその傾向がみられる
・結果を出すために自分が貢献した内容について話す
・はじめに1番アピールしたいことを簡潔に伝える
・部活動の規模感、練習期間、練習頻度、自分が出した結果について具体的な数字を使おう ・専門用語などは噛み砕いて説明できるようにする
となります。

自己PRで部活動の経験をうまくアピールして内定獲得を目指しましょう。


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