就職活動、大変ですよね。必死になってエントリーシートを書いて、何次まであるのだろうと思いつつ何回も面接を受けて…それでも全く受からないと悩んでいる人もいるかもしれません。非常に失礼な質問なのですが「デブは就活に受からない」という話は聞いたことありますか?
スリムな体型の方には全く関係のない話なのですが、このようなことがまことしやかにささやかれています。聞けば聞くほど気になる…この都市伝説のような話は本当なのでしょうか。
- ・「太っていると就職に不利」は本当か
- ・採用担当者が気にするポイント
- ├ 自己管理能力がなさそう
- └不健康そう
- ・太っている人の就活での注意点
- ├身だしなみに注意をする
- ├コミュニケーション力や明るさをアピールする
- └スポーツをやっていることをアピールする
- ・大学生におすすめ!かんたんダイエット法
- ├時間ダイエット
- ├1駅前で降りて歩く
- └足上げダイエット
- ・最後に
「太っていると就職に不利」は本当か
太っている人は就職に不利かどうかという質問に一言で回答すると、悲しいかな「Yes!」です。もちろん企業側から「あなたは太っているので採用できません」とは言われません。しかし私の周りの採用担当の人に聞いたところ、みなさんできれば太った人は採用したくないと言っていました。なぜでしょう。一言で言います。見た目が悪いからです(気分を害したらすいません…)。
理由は少し考えるとわかると思います。たとえばみなさんが何か商品を買うとします。使いやすさも機能も値段も同じ、違うのは見た目だけ。1つは形も色合いも悪いけれどもう1つは非常に綺麗。皆さんはどちらを買いますか?もちろん後者だと思います。就職活動においては自分が商品。会社に自分を売り込んでいかなければなりません。採用担当者も沢山のエントリーシートや面接で採用する人を選んでいきます。同じようなスペック、同じような受け答えをする人が2人いた場合、見た目のよい方を選んでしまうのも致し方がないと思います。
採用担当者が気にするポイント
ではなぜ採用担当者は太っている人を避ける傾向にあるのでしょうか。それは主に2つの理由があると思います。偏見だ!と言われるかもしれませんし私は違う!と言われるかもしれません。たしかにみんなが当てはまるわけではないと思いますが、「太っている」というだけで以下のように思われてしまう可能性があることを頭に入れておいてください。
自己管理能力がなさそう
太っている人は「好きなだけ食べて寝て、我慢するということを知らなそう」というイメージがあります。スリムな人は「こんな時間に食べたら太りそう」とか「間食をやめよう」など食べる量に関しても自己管理をしていると思います。太っているということはそれができない人、自己管理ができない人と思われてしまいます。そして自己管理ができないということは仕事のスケジュールや期限についても疎いのではないか、管理ができないのではないかという評価につながりかねません。
不健康そう
「太っている=高血圧や糖尿病」などと考えてしまうひともおり、近年では健康診断の際にメタボリックシンドロームの診断が入ってきているほど。太っているということは病気と密接な関係があります。そのため太っている人は、今は健康でも病気のタネを持っているのではないかと思われてしまいます。実際、採用してすぐに病気が発覚して休まれたりしたら会社としては大変です。それを避けるためにも不健康そうな人は採用したがらないのです。
太っている人の就活での注意点
とはいえ痩せるまで就活をしないというわけにもいきません。では、太っている人は就活でどのような注意をしたら良いのでしょう。
身だしなみに注意をする
少なくとも自己管理ができるということをアピールする一歩として、服装などの身だしなみには人一倍気をつけましょう。はち切れんばかりのシャツやスーツ、汗だくで面接会場に入ったら…不潔な印象を与えてしまいかねません。きちんと自分の身体のサイズにあった服装を選び、面接前にハンカチなどできちんと汗をぬぐいましょう。可能であれば面接会場の近くで一休みし、汗が引くのを待つだけの余裕がもてるとなお良いです。
コミュニケーション力や明るさをアピールする
「太っていると不利だからどうしようもないや…」とあきらめてしまわないでください。太っていて根暗…ではそれこそ採用は遠のいてしまいます。テレビなどでよく見る芸人さんの中には太っている人も沢山います。しかし自己管理ができなそうとか不健康そうという印象を受ける人はほとんどいないと思います。なぜでしょうか。それは皆さん明るいのです。仕事をするにあたって人と人とのコミュニケーションは基本です。採用する企業でもスリムで根暗、人間関係が築けない人よりも太っていて明るく、コミュニケーション力のある人の方が好まれるのは当然。太っているという事実を逆転できるくらいのアピールをしてみてください。
スポーツをやっていることをアピールする
ラグビーや相撲など見た目太っている選手が多いスポーツはあります。そのほか太っていてもスポーツや身体を動かすことが好きな人は沢山いると思います。そのような人は存分にアピールすると良いでしょう。スポーツマンには自己管理できないや不健康そうというイメージはつきません。きっと太っていることをプラスに変えられるはずです。
大学生におすすめ!かんたんダイエット法
太っている人の就活のポイントをお話ししてきました。とはいえ不利になるのであれば少しでもダイエットをしたいという人もいると思います。しかし就活ではエントリーシートを書いたり説明会に行ったりと忙しい!そんな大学生におすすめのダイエット法を紹介します。
時間ダイエット
22時~2時は脂肪を溜め込む「BMAL1」の量が多い時間帯と言われています。これはつまり22時以降に食事をすると脂肪になりやすいということです。そのため朝ご飯、昼ご飯はしっかり食べ、夜ご飯は早めに(できれば軽く)済ませるというのがダイエットには最適です。就職活動をしているとなかなか早く帰宅することは難しいかもしれませんが、少し意識してみるとよいと思います。
1駅前で降りて歩く
歩くというのは非常によい運動になります。何駅分も歩くと疲れてしまうので1駅分だけで構いません。歩いてみて下さい。特に就職活動では様々な場所に行きます。電車代もばかになりません。少し時間が必要ですが歩くことで運動にもなるし電車代の節約にもなる、一石二鳥のダイエット方法です。
足上げダイエット
説明会では長時間座っていることが多いと思います。待ち時間も多いです。説明中は真剣に話を聞いて欲しいですが待ち時間を使って足上げ運動をしてみてください。これは椅子に浅く座った状態で姿勢を正し、その状態で足を上げて15秒ほどキープします。やりすぎると疲れてしまいますが、大体10回を1セットくらいでやると良いと思います。
最後に
いかがでしょうか。太っていると就活に不利というのは確かに一理あります。しかし一番問題なのは、太っているからと落ち込んでしまいうまく自己アピールができなくなってしまったり自虐的になってしまうことです。就活において太っているというのは一つの要素にすぎませんし、それだけで合否が決まることはほとんどありません。自分のアピールポイントは何なのかを考え、前向きな気持ちで自分をアピールしていきましょう。
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