デキる就活生がやっている説明会での行動と裏技

こんにちは、ねこまるです。社会人3年目の私が学生生活に役立つ情報を発信していくコラムです。今回はデキる就活生が行っている「説明会という限られたチャンスを最大限に活かす方法」をご紹介します。ソースは私とその友人たちです。就活がスムーズにいっていない方はぜひ参考にしてください。

説明会でどう動くか
目次

合同説明会の技

合同説明会はただ行けば良いわけじゃないんです。コミケだって事前に行きたいサークルに狙いを定めて、短時間でより多くのブースを回れるように工夫したり、無配やスケブを確保したりするじゃないですか。あれと一緒です(違う)。まずは合同説明会に行く目的を考え、それが達成されるためにはどう行動すれば良いか、考えることが大切です。

受けない会社のブースを回る

合同説明会のメリットは、「たくさんの企業を知れること」「新しい企業に出会えること」です。 少しでも気になったブースには立ち寄って話を聞いてみる、そんな気軽さで普段リサーチする範囲外の企業とも出会ってみてください。

いざ会場に着くと志望している企業のブースに行きたくなりますが、それほど収穫はないかもしれません。というのも説明会で話されることは、ある程度調べている学生ならすでに知っていることがほとんどだったりします。

もちろん対面だからわかることや、社員さんを直接見てわかる雰囲気を掴めることはあります。合同説明会だとブースごとにES(エントリーシート)を回収していることが多いので、これらに該当する場合は立ち寄りましょう。

事前にスケジュールを組む

少しでも多くの企業を見て回れるよう、会場に行く前にざっくりスケジュールを組んでおきましょう。事前に合同説明会のWebサイトでパンフレットや会場地図を確保できることがあるので、チェックしてみてください。

特に席が埋まりやすい大手企業のブースや、説明会中に行われる講演会などの時間を先に確保し、それ以外の時間でなるべく多くの企業を回れるようリストアップしておくと効率的です。

これやりがちなんですが、「どのブースに行こうかとウロウロしていたら終わってしまった」という事態。せっかく合説に行くなら、チャンスを最大限に活かせるようにしっかり準備しておきましょう。

個別説明会の技

個別説明会での立ち回りは、合同説明会とは少し違ってきます。個別説明会では、参加権を得る段階からもう競争です。信じられないかもしれませんが、それこそ人気アーティストのライブのごとく、募集開始から数分で席が埋まる、なんてこともめずらしくありません。そんな熾烈な競争をかいくぐる技をご紹介します。

満席でも熱意を伝えて入れてもらう

「募集に気付いた時すでに満席だった」「抽選に落ちた」などの場合は、直接企業の人事窓口などにメールや電話をしてみましょう。その熱意が伝わり、特別に席を用意してくれる可能性があります。

友人からは、「当日会場に行って受付で頼んだら入れてもらえた」という話も聞きました。確かに当日にキャンセルが発生している可能性もありますからね。いずれにしろ、「どうしても貴社の説明会に参加したい」という熱意を伝えるのがポイントです。さらにこのチャンスをうまく活用すれば、担当者の記憶に残るかもしれません。

説明会で社員と繋がる

説明を聞くだけて終わってしまうのはもったいないです。せっかく足を運んだのですから、最大限社員の方々に覚えてもらう工夫をしましょう。私がしていたのは、説明会が終わった後で社員さんに個別質問に行くこと。あえて全体の質疑応答タイムではなく、個別に行くことを選んでいました。

そこで疑問点を解消した後、「この先も御社の企業研究を進める中で、新たに疑問が出てきた際はメールで質問してもよろしいでしょうか?」とお願いし、名刺や連絡先をもらっておくのです。その日のうちにお礼メールを送っておき、後日質問が浮かんだら改めてメールで聞きましょう。これで、その社員の記憶にはかなり残るはずです。

どんな説明会に参加すべき?

合同説明会

合同説明会と個別説明会、どちらに参加すべきか迷っている人もいるでしょう。次のような人には合同説明会がおすすめです。

・志望企業がまったく決まってない
・いろいろな企業を知りたい
・有名企業以外にも興味がある
・隠れた優良企業を見つけたい

知名度は高くなくても、優れた企業はたくさんあります。こうした企業は待遇がいい上に選考倍率が低いため、実は狙い目だったりします。合同説明会で隠れた優良企業を探してみましょう。

合同説明会について詳しくはこちらの記事を参考にしてください。

個別説明会

志望企業が決まっている人は、志望する企業が単独で行う説明会に参加しましょう。個別の説明会は合同説明会よりも時間をかけて、より詳しい説明が聞けるようになっています。

合同説明会だとそこまで詳しい説明が聞けないこともあります。人気企業だとブースが混雑している可能性が高いので、質問できない可能性も高いです。確実に質問したい場合は個別の説明会に参加するのがいいでしょう。

インターンシップ

ある程度志望企業が絞れていて、説明会だけでは物足りないという方はインターンシップに参加してみましょう。インターンでは企業についての説明が聞けるのはもちろん、そのほかに社内ツアーや施設の見学があったり、職業体験ができるものもあります。

有名企業や人気企業のインターンは就活生に人気があり、選考倍率も非常に高いです。参加するには、ES(エントリーシート)作成、webテスト、面接などの対策をしておく必要があります。

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まとめ

就活に「これは正解でこれは不正解」という明確な基準はありません。人に迷惑をかけない範囲で、自分がもっとも良い印象を残せる方法を選んでください。「内定さえ取ってしまえばこっちのもの」と言うとちょっと乱暴ですが、内定を取って初めて私たちはスタートラインに立てるのですから。後から「あの時ああしていれば…」と思うくらいなら、できるだけのことをやってみましょう。

この記事を書いた人
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ねこまる
東京の大学(文系学部)を卒業した後、新卒で上場企業に入社。2年ほどで退職し、今はフリーランスのライターをしている。趣味はTwitter。

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