自己PRのネタがない時の解決方法は?ゼロから作る自己PR!

就活のES(エントリーシート)や面接で必ず聞かれる自己PR。書き方がわからないと悩んでいる就活生も多いと思います。

全然思いつかないからといって、なんとなく書いてしまうのはよくありません。ここでは、自己PRが思いつかないときの対処法や自己PRの書き方について解説します。

自己PRのネタがない時の解決方法は?ゼロから作る自己PR!
目次

自己PRがない。。。

「自己PRがない」と思っている就活生は多い

「他の就活生は自信を持って自己PRをしているのに、自分にはアピールできるような長所や特技がない」と悩んでいるのは、あなただけではありません。実際に、自己PRがないと悩んでいる就活生は少なくないです。

「自己PRがない」と思っている人は、自己PRを難しく考えすぎていることが多いです。まずは、自己PRに対して持っている思い込みを変える必要があるかもしれません。

自己PRがない人の特徴

「自分には長所や特技がない」「就活で使えるようなアピールポイントなんてない」、と思っていないでしょうか?自己PRがないと思っている人は、自分の良さや強みに気づいていないだけのことが多いです。

しかし長所やいいところが一つもない人はいません。ないと思っている人は、まだ自分の長所に気づけていないだけです。

自己PRは優劣を競うものではないので、誰もが感心するような立派なエピソードでなくても構いません。自分らしさや自分の良さをアピールできれば十分評価される自己PRになるので、気楽に考えてみてください。

自己PRがないと就活で不利になる?

自己PRが上手い人は就活で高評価に

自己PRがうまくできるということは、「自分を客観的に見ることができている」「自身の能力や得意なことが分析できている」ということの証明になります。

分析力やアピール力というのは、仕事の現場でも必要とされる能力です。説得力のある自己アピールができるということは、分析力やアピール力が高いと見なされるため、採用担当者にも高く評価されることになります。

自己PRは他の就活生に差をつけるチャンス

就活の自己PR文は、どの就活生も似たような内容になることが多いです。あたり障りのないような内容でそれらしいことを書くことは簡単ですが、それでは採用担当者の印象に残ることもないでしょう。

企業分析や自己分析をしっかりと行って、採用担当者の心に響くような自己PRを作成する必要があります。効果的な自己PRができれば、他の就活生に差をつけることができます。

そもそも自己PRとは?

「自己PR」と「自己紹介」は違う

まずは「自己PR」とはどんなものなのかを理解しましょう。「自己PR」と同じく、「自己紹介」も就活ではよく聞かれる言葉ですよね。このふたつは、似ているようで全く違います。

「自己紹介」はあなたがどんな人なのかを伝えることですね。「自己PR」はただの自己紹介ではなく、自分の強みや得意なことをアピールすることです。

仕事で活躍するあなたをイメージさせよう

ただ強みや得意なことを伝えればいい、というわけではありません。就活の「自己PR」では、入社後にどんな活躍ができるかをイメージさせることがポイントとなります。

「自分の特徴や強みを仕事でどういかすことができるのか」ということを念頭に考えると、効果的な自己PRを作成することができるでしょう。

自己PRが思いつかないときの対処法

「自己PRでが思いつかず書けない」、と悩むことはよくあることですが、自己PRに書ける内容は全員必ずあります。ここでは自己PRが思いつかないときの対処法を紹介するので参考にしてください。

内定者の自己PRを参考にする

まずは、内定者の自己PRを参考にしてみましょう。特長を裏付ける経験が見つからない時に、内定者の自己PRを参考にして似た経験を探すのに役に立てたり、表現を参考にしたりすることができます。

ただし、内容を丸写しせずに自分なりの自己PRを作成することが大切です。アルバイト、サークル、学業、ボランティア、インターンなど経験ごとにまとめた人気企業内定者の自己PR集を、下記リンクからダウンロードできます。是非参考にしてみてください。

どうアピールする?ESの自己PR・ガクチカ例文集

自分の長所・短所を考える

自己PRを作成するには、自分の長所や短所を把握することが大切です。長所が見つからない場合は短所から考えてみましょう。長所と短所は表裏一体のもので、上手く言い換えることで短所を長所にすることができるからです。

例えば、次のように言い換えることができます。

「優柔不断」→「慎重に物事を考える」
「頑固」→「自分の意見をしっかり持っている」
「八方美人」→「協調性がある」

短所を長所にすることでより自分をアピールできるようになりましょう。

自己分析・他己分析をする

自己PRを作成するには、自分自身を知ることが必要です。そのために「自己分析」をしましょう。自分の過去を振り返り、今まで起きた出来事を書き出したり、Wordにまとめてみてください。

そこから自分が好きなものや嫌いなものがなぜ好き/嫌いなのかを考えたり、妥協できない理由を明確にして、自分の価値観を見つけましょう。自己分析からも自分の長所や短所を見つけることはできます。 自分で考えるだけでは限界がある場合は、他人に自分を分析してもらう「他己分析」を行うことをおすすめします。自分では気づかなかったような特長が見つかるかもしれません。

過去の経験を掘り下げる

自己分析でリストアップした過去の出来事や経験を掘り下げることも大切です。企業はエピソードのインパクトや実績を重視していないことの方が多いです。それよりも出来事にどう取り組んだのか、そこから何を学んだのかが重要です。

小さな出来事でいいので、「取り組み方」「姿勢や何を学んだのか」が書きやすいものを掘り下げていきましょう。過去の経験で利用できるものの一例にはアルバイトやサークルなどの趣味・課外活動、学業などがあります。

インターンシップに参加してみる

「自分の得意なことがわからない」「自身の強みがわからない」という場合は、インターンシップに参加することをおすすめします。

実際に企業で就業体験をすると、「どんなことが得意か」「何が人よりうまくできるか」ということが明確になります。インターンの実体験をもとにしたエピソードを盛り込めば、かなり説得力のある「自己PR」が作成できるでしょう。

自己PR要素の具体例を紹介

長所・特技をアピールする

自己PRで一番多いのは、長所や得意なことなどをアピールする方法です。就活では、次のような要素を長所としてアピールする人が多いです。

協調性
真面目さ
行動力
主体性
責任感
リーダーシップ

今まで誰かに褒められて嬉しかったことはないでしょうか?家族や友人など、誰かに聞いてみるのもいいでしょう。

経験をアピールする

これまでの経験で学んだことや身につけたスキルなどをアピールする人も多いです。勉強や部活で目標に向かって努力した経験があれば「継続力」や「計画性」などアピールできます。何かにチャレンジした経験なら「向上心」や「度胸」などがアピールできるでしょう。

次のような経験は、自己PRにつなげやすいです。

リーダーの経験
留学の経験
アルバイトの経験
スポーツの経験
サークルの経験

実績などはなくても構いません。自分が工夫したことや努力したことがあれば、立派な自己PRになるので過去のことをじっくり思い返してみてください。

企業の求める人材から考えてみる

自己PRが思いつかない場合は、「企業が求める人物像」から考えてみるのもいいでしょう。ほとんどの企業は新卒採用のページなどで、自社が求める人物像について言及しています。

一般的には次のようなものが多いですが、会社説明などにどんなキーワードが多く登場しているかなどからも予測することができると思います。

・チャレンジ精神が旺盛な人
・素早く変化に対応していける人
・ユニークな発想ができる人

企業が求める人物像がイメージできたら、自分に当てはまることや近いエピソードがないかを思い返してみてください。

どんなに素晴らしい自己PRが作成できても、企業の文化や事業内容にマッチしていなければ採用にはつながりません。自己PRは企業が求める人物像と一致していると効果的なので、この作成方法は非常に効率的です。

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自己PRを書く時のポイント

自己PRを書く時に押さえておきたいポイントを紹介します。

あなたの長所

志望動機などエントリーシートの他の項目を書く時の鉄則でもありますが、まずは「結論=アピールポイント」を書きましょう。

アピールポイントは「リーダーシップがある」や「チャレンジ精神がある」などの抽象的なものではなく、「様々な新しいことに積極的に挑戦していく」などの具体的な表現に変えましょう。抽象的な表現だと自分が伝えたい長所がうまく伝わらないことがあるからです。

それを裏付ける具体的な事例

次に自分の長所がいきた具体的な事例を書きましょう。何が起きたのか、何に挑戦し、長所をどのように活かした、その結果どうなったか、などのように事例もなるべく具体的に書きましょう。それによって自分の長所が伝わりやすい自己PRになります。

入社後その長所をどう活用するか

自分の長所をアピールするだけでなく、入社後に長所をどう活かせるか、どう活かしたいかをアピールすることも大切です。

自分が入社後にどう長所を活用するかなどを将来の展望を交えてなるべく具体的に書きましょう。具体的にどの業務に長所が活用できるかを書けると、企業の仕事内容を理解している印象を与えることができます。

最後に

いかがでしたでしょうか?本記事が自己PR を作成するときに少しでも参考になれば幸いです。就活で採用担当者に刺さる自己PRを書きましょう。


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