【例文あり】就活の自己PRで「粘り強い」をアピールする方法とは?

就活のES(エントリーシート)や面接の自己PRで「粘り強さ」をうまくアピールするコツについて解説します。部活・バイト・ゼミなど、学生時代に頑張ったことをエピソードとした粘り強さのアピール例文もぜひ参考にしてください。

粘り強い
目次

就活の自己PRで「粘り強い」をアピールするのはアリ?

「粘り強い」とは

「粘り強い」にはいろいろな意味があります。困難や逆境に耐える我慢強さ、簡単にはあきらめない精神力、メンタルが強化されているなど、かなり幅広い意味で使われている言葉です。

言葉は人により認識が異なることがあるので、アピールしたい粘り強さがどんな力なのかを、わかりやすく伝えられるようにしておくといいでしょう。

企業は「粘り強い」人材を求めている

企業は仕事に対して粘り強く取り組める人材を求めています。ほとんどの仕事は一日や二日では終わりません。大規模で社会的に意義のあるプロジェクトほど長期間の取り組みが必要となるものです。

新卒で入社した社員の早期退職に頭を悩ませている企業も少なくありません。できるだけ長く働いてもらいたいと考えている企業にとって、粘り強さが強みの人材は魅力的に感じるはずです。

仕事ではうまくいかないことや予期せぬトラブルもあり、そうした場面では粘り強さが必要とされます。粘り強さに自信がある人は、就活で積極的にアピールしていきましょう。

自己PRで「粘り強い」をうまくアピールするコツ

企業の特徴を意識する

自己PRは企業の特徴や社風を意識して作成する必要があります。どの企業にでも通用するような自己PRは手抜きとみなされ、志望度が低い印象を与えるからです。

企業研究をしっかり行って、社風や文化について理解を深めましょう。求められている人材、社内でどんな人が活躍しているか、などがわかると効果的な自己PRが作成しやすくなります。

具体的なエピソードを盛り込む

エントリーシートの書き方や面接全般に言えることですが、どんな主張にも必ず根拠が必要となります。根拠がなく主張のみになってしまうと、説得力に欠けるからです。

根拠として最も使いやすいのが自分のエピソードです。自分が粘り強さを発揮した場面を具体的に説明できれば、面接官もあなたを粘り強さをイメージしやすくなります。

仕事と関連付ける

就活の自己PRでは、ただ「粘り強い」ことを伝えるだけでは不十分です。粘り強さを仕事でいかせることをイメージさせるアピールの仕方を工夫する必要があります。

希望職種や入社後にやってみたい仕事をイメージして、どんな場面で粘り強さをいかせるか考えておきましょう。仕事のイメージがしにくい方は、OBOG訪問をしたり、インターンシップに参加して、志望企業での業務や働き方について理解を深めておくことをおすすめします。

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自己PRで「粘り強い」をアピールするときの注意点

ありきたりにならないよう注意

自己PRで粘り強さをアピールする就活生は少なくありません。「よくあるありきたりな自己PRだな」という印象を与えないように注意しましょう。独自性を出すには、言い換え表現を使うのも効果的です。

「粘り強い」という言葉は次のように言い換えることができます。

・忍耐力がある
・根気がある
・辛抱強い
・簡単に諦めない
・精神的にタフである

エピソードを工夫したり、自分なりの言葉で言い換えられるようにしておくと、オリジナリティのある自己PRが作成できます。

短所に聞こえないよう注意

「粘り強い」ことをアピールする際は、短所に聞こえないよう注意してください。一見長所に思える粘り強さですが、伝え方を間違えると、「諦めが悪い」「切り替えがうまくできない」という印象を与えることがあります。

面接では、粘り強く取り組んだ理由について詳しく聞かれることも多いです。「ただ諦めが悪いだけにならないよう期限を設けて取り組むようにしています」というように、短所にとられないような文言も付け加えるといいでしょう。

エピソードや言葉の選び方には注意が必要です。家族や友人に見てもらい、どんな印象を受けるか聞いてみるのもいいかもしれません。

部活のエピソードで「粘り強い」をアピール

部活で粘り強さを発揮する場面は?

部活で粘り強さを発揮する場面はたくさんあります。日々の練習に継続的に参加すること、厳しい練習に耐えること、試合で結果を出すことも粘り強さあってのものです。部活で粘り強さを発揮した経験がある方は積極的にアピールしましょう。

自己PR例文

私のアピールポイントは粘り強さです。大学ではテニス部に所属しており、最後の大会で全国大会に出場できたのは粘り強さを発揮できたからです。

中高でもテニスをやっていましたが、大学のテニスは高レベルのため、入学当初は思うように結果が出ませんでした。しかし、粘り強く日々の練習に取り組み、全国大会に出場するという目標に向かって努力し続けました。

特に夏の練習は体力的につらく、地獄のような日々でした。他の部員や他校のライバルに負けないためにも一人だけ残って練習するなど、周囲との差を常に意識して部活に参加しました。勝つためには人一倍努力する必要があると確信していたためです。

努力の甲斐もあり、最後の大会では目標だった全国大会出場の切符を手に入れることができました。貴社に入社してからも、営業として壁にぶつかることがあるとは思いますが、粘り強さを武器に成果が出るまで努力し続けたいです。

アルバイトのエピソードで「粘り強い」をアピール

バイトで粘り強さを発揮する場面は?

アルバイトで日々の仕事に苦労しながらも取り組んだ経験、成果を出すために努力した経験がある人は多いでしょう。短期バイトよりも、長期バイトの方が効果的なアピールになりやすいです。

自己PR例文

私のアピールポイントは粘り強さです。三年間続けている塾講師のアルバイトでは、仕事に粘り強く取り組んだ結果、生徒からの授業満足度アンケートで一位を取ることができました。

はじめは上手な教え方が分からず、生徒に内容を理解してもらうのに時間がかかっていましたが、あきらめず改善に向けて試行錯誤を続けました。生徒ごとに教え方や接し方を変えた結果、生徒の学習意欲や授業の理解度の向上で結果を出すことができました。

粘り強く取り組んだお陰で生徒に喜んでもらうことができ、大きな達成感を得ることができました。持ち前の粘り強さを武器に、貴社に入ってからも試行錯誤をしながら仕事に取り組んでいきたいです。

ゼミ・研究のエピソードで「粘り強い」をアピール

ゼミ・研究で粘り強さを発揮する場面は?

ゼミや研究は短期間では完結せず、根気強く物事に取り組む粘り強さが求められます。ゼミ発表や学会発表で成果を出したエピソードと合わせて粘り強さをアピールしましょう。

自己PR例文

私のアピールポイントは粘り強さです。大学ではブロックチェーン技術の研究をしており、粘り強く取り組んだ結果、学会で表彰をされました。

ブロックチェーンは、現在最も注目されている分野ですが、新しいがゆえに参考文献もまだ少なく、どのように研究を進めるかが最初の課題でした。手探りで研究を進め、基礎となる暗号分野の研究や、仮想通貨の有識者にヒアリングをしにいくなど、あらゆる確度からのアプローチを試みました。

最終的には私の論文が学会で評価され、粘り強く取り組んでよかったと思いました。貴社に入社後も粘り強さを武器に、研究開発の仕事に取り組んでいく所存です。

どうアピールする?ESの自己PR・ガクチカ例文集

最後に

粘り強い人材を求めている企業は多いです。これまでに、部活・勉強・アルバイトなどで、粘り強さを発揮したエピソードがある方は積極的にアピールしていきましょう。


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