就活生の皆さん、就職活動は順調でしょうか?就職活動ではES(エントリーシート)提出からはじまり、複数回の面接を経て内定となります。はじめのエントリーシートを面接につなげられるかどうかが、重要なポイントになるのです。
しかしエントリーシートの書き方で苦戦している就活生も多いと思います。中でも自由形式の自己PRは何を書けばよいか分からない方が多いのではないでしょうか?本記事では、他の就活生と差がつくような、自由形式の自己PRの書き方について解説します。
- ・自由形式の自己PRとは?
- ├白紙だけの場合も
- ├自由形式の自己PRに正解はない
- └他の就活生に差をつけるチャンス
- ・企業側が自由形式の自己PRに求めること
- ├自由形式の自己PRで就活生の「熱意や志望度」が見たい
- ├自由形式の自己PRで就活生の「人となり」が見たい
- └自由形式の自己PRで企業と就活生との「マッチング」を見極めたい
- ・自由形式の自己PR作成のポイント
- ├自由形式の自己PRでは「個性」「オリジナリティ」が大切
- ├図やイラスト、年表で注意を引く
- └写真などもあり
- ・自由形式の自己PRで注意すべきこと
- ├必ず何か記入しよう
- ├奇抜すぎるのもダメ
- └手抜きはバレる
- ・最後に
自由形式の自己PRとは?
白紙だけの場合も
通常の自己PR欄は文字数制限があり、その中で自分の長所や学生時代の経験をアピールする形式が多いです。
一方で、自由形式の自己PRには様々なスタイルがあります。極端なものだと白紙やフリースペースのみの紙に「自由に表現してください」といった指示が書かれているだけのケースもあります。
自由形式の自己PRに正解はない
自由に自分を表現することができる人によってはアピールしやすいですが、慣れていない人は何を書けばいいかわからず悩んでしまうかもしれませんね。
人によって表現の仕方は千差万別なので、一概に「こうやって書くのが正解」と言えないのが自由形式の自己PRの難しいところです。
他の就活生に差をつけるチャンス
自由形式の自己PRは書くのが大変な分、自分らしい表現方法を見つけられれば、他の就活生に差をつける大きなチャンスとなります。
自己分析をしっかりと行い、独自性があり、採用担当者の印象に残るような自己PRを書けるようにしましょう。
企業側が自由形式の自己PRに求めること
自由形式の自己PRにはどのようなことを書けばよいのでしょうか?まず、企業側が自己PRに求めることを知っておきましょう。
自由形式の自己PRで就活生の「熱意や志望度」が見たい
一つ目は就活生の志望度を確かめるためです。企業側は就活生が他の企業に複数エントリーしており、ESをいくつも書いている状況を知っています。
そんな中で、自由記入欄の自己PRをしっかり埋めてくれる学生は自社の志望度が高いと判断することができます。まして、時間をかけて図やイラストで積極的に自己PRしてくれている学生はより印象に残るでしょう。
自由形式の自己PRで就活生の「人となり」が見たい
二つ目は就活生のパーソナリティ(人間性・性格)を深く知るためです。採用担当者は就活生のパーソナリティを重視します。
企業の方針や社風に合わない学生を採用してしまうとミスマッチが発生してしまい、最悪離職...ということもよくあります。離職までいかなくとも、社員側も居心地の悪さを感じてしまい業務に集中できなくなってしまいます。
就活生が自己PRに書く内容は「自分が採用担当者に最も伝えたいこと」のはずです。ESの自由記入欄は企業にとって学生を深く知るための手がかりとなるのです。
自由形式の自己PRで企業と就活生との「マッチング」を見極めたい
三つ目は「この学生と一緒に働きたいかどうか」を知るための判断材料となることです。仕事は長い時間をかけてするもので、週に5日間、一日8時間働くことになります。そう考えた時に、二つ目でも述べましたが学生のパーソナリティが企業の方針とマッチするかはとても重要となります。
仕事は協力しあって達成するものですから、学生のスキルや能力と同じくらい企業との相性も重視されます。自由形式の自己PRを作成する際は、企業の雰囲気や理念なども意識するといいでしょう。
上記のことを意識し、ありのままの自分を自己PRで表現してみてください。
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自由形式の自己PR作成のポイント
自由形式の自己PRをうまく書くにはどうすればいいのでしょう?書き方のポイントをいくつか紹介します。
自由形式の自己PRでは「個性」「オリジナリティ」が大切
まず意識して欲しいのは、「オリジナリティ」です。他の就活生と違ったことを書きましょう。企業側の採用担当者や面接官は何百、何千といったエントリーシートに目を通すわけです。目にとまるような自己PRでないと印象に残りません。
いわゆるテンプレ的なフォーマットの自己PR文で、全て黒文字の文章のみではなかなか印象に残りません。形式が決まっているならばそれでもよいですが、せっかくの自由形式ですので積極的に個性を発揮して書いてみましょう。
図やイラスト、年表で注意を引く
自由形式の自己PRでは、図やイラストを駆使するのもいいでしょう。例えば、学生時代に研究を頑張った場合、研究成果を文章で表現するよりもグラフなどで表現したほうが分かりやすいですよね。
絵が得意な方は、積極的にイラストを描いてみましょう。自己PRに関連するイラストを描くだけでも採用担当者の注意を引きやすくなります。特に、4コママンガなどで自分のエピソードを紹介できると他の就活生と差別化できるでしょう。
図やイラストに関連して、自分の年表を描いてみてもよいでしょう。文章で自分の学生時代の経験や頑張ったことを書くよりも分かりやすくなります。自分のアピールポイントに繋がる経験や出来事をいくつかピックアップし、年表にまとめましょう。
図やイラストを描く場合、説明文も忘れずにつけましょう。図やイラストを見て分かる内容であればわざわざ説明文に書く必要はありません。冗長さをなくし、分かりやすさを優先しましょう。
写真などもあり
自由形式ですので、写真を貼ってもOKです。例えば、大学の部活で主将を務めたならばチームの全員で撮った写真を貼るといいでしょう。
趣味が海外旅行で、グローバル志向をアピールしたいならば海外で撮った写真や、現地の人と交流している写真を掲載できると主張に説得力が生まれます。
特別な写真でなくても、普段の自分がよく分かるような写真を貼るのもいいでしょう。大きな写真を貼るとスペースがなくなってしまうので、小さく切って貼り付けるなど工夫してみてください。
自由形式の自己PRで注意すべきこと
必ず何か記入しよう
自由だからといって、何も記入せずに空白のままにしたり、「特にありません」などと書くのはNGです。個性的な表現が苦手なら、自分の思いをしっかりと文章で表現するだけでも構いません。必ず何か記入するようにしましょう。
奇抜すぎるのもダメ
個性やオリジナリティは大切ですが、「奇抜すぎる自己PR」にならないよう注意しましょう。色ペンを使ったり写真を貼ってカラフルに仕上げるのはいいですが、あくまで「就活の自己PR」だということを忘れずに。
手抜きはバレる
「大きな写真を貼り付けるだけ」「得意な絵を描くだけ」だと、採用担当者に「手抜きをしているな」という印象を与える可能性があります。熱意や志望度をアピールするためにも、時間をかけて読み応えのある自己PRを作成してください。
最後に
自由形式の自己PRの書き方や、他の就活生と差をつけるコツを解説しました。普通の自己PRとは異なり、自由形式の自己PR欄は個性がより強く反映されます。企業にマッチする個性がアピールできれば、内定までの距離はグッと近づくはずです。
企業研究も欠かさず行い、企業にマッチした自己PRの表現を意識しましょう。本記事で紹介した以外にも、自由形式の自己PRの書き方は無数に存在します。あなたらしい、自分だけの自己PRを考えてみてください。
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