【例文あり】自己PRで接客経験をうまくアピールする方法!

会社での仕事は上司や同僚、顧客や取引先など様々な人との関わりの上で成り立っています。そのため、アルバイトなどでの接客経験があれば、自己PRで効果的なアピールをすることが可能です。

そこで今回は、自己PRで接客経験をうまくアピールする方法を解説します。また、接客経験をアピールするための自己PR例文もご紹介しますので参考にしてみてくださいね。

【例文あり】自己PRで接客経験をうまくアピールする方法!
目次

接客経験は自己PRになる?

ビジネスマナーをアピールできる

気持ちの良い接客には、正しい言葉遣いや整った身だしなみなど基本的なビジネスマナーが身についていることが前提となります。

接客経験があることはお客様に評価されるマナーを持っていることを客観的に示してくれます。社会人に相応しいふるまいができるという良いアピール材料になるでしょう。

コミュニケーション能力をアピールできる

接客ではお客様のニーズを聞き取るヒアリング能力や、お客様に分かりやすく伝える説明力や提案力など、コミュニケーションに関わる様々なスキルが必要となります。

このような高度なコミュニケーション能力は、多くの人が働く企業に入社した後にも接客だけでなく社員同士の交流を深める上でも役立ちます。

臨機応変な対応力をアピールできる

お客様のニーズは1人1人異なります。積極的に声をかけてほしいお客様もいれば、できるだけ放っておいてほしいお客様もいるでしょう。

接客では「今、この人は何を求めているのか」を読み取り、臨機応変に対応していくことが必要とされます。接客で培われた対応力は、入社後の営業などでも活かすことができるでしょう。

自己PRで接客経験をアピールする時のポイント

接客経験で身についたスキルを説明する

まずは接客経験で身についたスキルについて説明しましょう。
これまでご説明した通り、接客を通して様々なスキルが身についているはずですが、それらを全て伝えようと結局何が言いたいのか分からない文章になってしまいます。アピールするスキルは1つに絞ることが大切です。

企業の経営理念や新卒採用ページから求めている人材やスキルを分析した上で、企業が強い魅力を感じるスキルをアピールしてみましょう。

スキルを活用したエピソードを伝える

単に「自分は〇〇のスキルを持っています」と主張しても、企業としては「自分がそう思っているだけなのでは」と感じてしまうことも。

実際の接客場面でスキルを活用したエピソードを添え、自分のアピールしたいスキルに根拠を持たせることが必要です。自己PR文を読んだ採用担当者が「こんな風に活躍したんだな」と具体的なイメージを描けるような文章を心掛けてみましょう。

企業でのスキルの生かし方を書く

企業は「入社して活躍してくれる人材が欲しい」と思っています。そのため、入社後に自分の持つスキルをどのように生かすかを示すことも重要です。

企業の事業や業務内容を調べたり、会社説明会やOB・OG訪問を活用したりして、自分の働き方をしっかりとイメージしておきましょう。

接客経験の自己PR文がうまく書けない時は

「自己PR文をどのように書けばいいかわからない」と悩んでいる方のために、自己PR文の書き方のヒントをご紹介します。

成功体験や達成感をベースに書いてみる

自己PRで接客経験をアピールするなら、接客での成功体験や達成感をベースに書いてみるのがおすすめです。接客の経験を通して達成したことや満足したことはなかったか、思い出してみてください。

お客様に褒められたり、感謝の言葉をかけてもらって嬉しかったことでもいいです。また、職場での問題を解決したことやクレーム対応などの経験を取り上げて、クレーム対応のスキルや問題解決能力があることをアピールするのもいいでしょう。

接客で意識していることをベースに書いてみる

達成したことや成功体験が思い浮かばない人は、接客中に意識していたことや心がけていたことをベースに書いてみてください。

「いつも笑顔で接客することを心がけていた」「チームワークを大切にしていた」「積極的にお客様とコミュニケーションをとるようにしていた」、など仕事で自分なりに目標を設定していたという人もいると思います。

「いつもこうした姿勢で仕事に臨んでいる人」ということがわかると、企業の担当者に効果的なアピールをすることができます。

接客経験をアピールする自己PR例文

例文①接客で達成感を得た経験をアピール

私は大学時代のコンビニエンスストアでの接客経験から、お客様1人1人に寄り添うことの大切さを学びました。

コンビニでのアルバイトを始めてすぐの頃、イスラム教を信仰している女性のお客様から英語で「豚肉が入っていないか教えてほしい」と頼まれ、1つ1つの商品を一緒に見て回ることになりました。

原材料を見てチェックする作業は大変でしたが、その女性が購入する商品を決めた時に日本語で「ありがとう」と笑顔で言ってくれたことが嬉しく、お客様に寄り添うことで自分も満たされることを知りました。それ以降、どんな時もお客様と向き合う姿勢を大切にしながら接客を行ってきました。

貴社に入社しましたら、お客様はもちろん、一緒に働く社員の皆様にも寄り添い、笑顔にできるように接していきたいと考えています。

例文②接客で意識していたことをアピール

私はレストランで配膳のアルバイトに取り組んできました。その経験から、お客様の視点に立ったサービスの提供には自信があります。

アルバイトの際には単に配膳をするだけではなく、料理がおいしそうに見えるお皿の向きを工夫したり、お客様の水の減り具合を確認してすぐに注ぎに行ったりと、お客様に「ここに来てよかった」と思ってもらえる接客を心掛けてきました。

貴社に入社した後も、常にお客様が求めているものを考え続け、ニーズに応えられるよう努力していこうと思っています。

どうアピールする?ESの自己PR・ガクチカ例文集

より説得力のある自己PRを作成するには

企業研究をしっかり行う

自己PRとは、あなたが企業にマッチした人材であることをアピールすることです。そのため、業界研究・企業研究はしっかりと行っておく必要があります。

ホームページに書いてある情報だけではわからないこともたくさんあります。どんな人材が求められているのか具体的に知るために、OB・OG訪問やインターンシップなどに参加してみましょう。

自己PR文を添削してもらう

自己PRの文章は読んだ人が「こんな風に頑張ってきたんだな」「こういうスキルを持っているんだな」と頭の中でイメージできることが重要です。

自己PRを書き上げたら、家族や友人にチェックしてもらってくださいね。身近な人が恥ずかしければキャリアセンターなどを活用してください。

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まとめ

今回は自己PRで接客経験をアピールする方法についてご紹介してきました。効果的にアピールするためには単に接客経験があることだけではなく、そこから学んだことや身に着けたことを伝えることが大切です。まずは自分の接客経験を振り返り、自分が成長した部分を探ってみましょう。


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