内定を辞退する際の断り方、メール例文あり!

就活のゴールの1つは内定をもらうことです。
近年の就活市場は「売り手市場」と呼ばれており、大学新卒に対しての求人倍率(求職者1人に対して何件の求人があるか、という指標)は1.5倍を超えています。
売り手市場は内定を獲得しやすく、2社以上から内定を頂く学生が多くなります。
入社する企業は1つしか選べないので、入社先以外の内定は辞退することになります。
今回は内定を辞退するときの断り方について例文付きで解説していきたいと思います。

内定辞退
目次

内定辞退すると怒られる?

内定辞退をすると説教をされるとか飲みものをかけられると噂で聞かれ、内定辞退は極力したくないと考えるかもしれません。
実際、内定辞退をすると噂の通りにしてくる会社が一部存在するのは事実です。
また、多くの会社は内定辞退に関して良くは思っていません。

企業が内定辞退を良く思わない要因としては、
お金の問題
人事の気持ちの問題
の2つが考えられます。

お金の問題

お金の問題は採用コスト問題と言い換えることが出来ます。一般的に内定者を1人出すのに平均で約50万円かかると言われています。
内定を出した学生に内定辞退されるとその50万円近いお金が無駄になってしまいます。
企業にとっての50万円は大した額ではないと感じるかもしれませんが、辞退者が多く出ればその人数×50万円の損失になってしまうので決して安くはありません。

人事の気持ちの問題

人事の気持ちの問題は、個人的に裏切られたと感じることと自分の今後に関わるため困ると感じることの大きく2つの理由に分けて考えることが出来ます。
前者は、採用担当者が多くの学生の中から悩んだ末に「この学生がいいな」など思いを込めて採用通知を送ります、その返答が内定辞退だったらショックを受けてしまう人がいるのは、あなたが採用担当の立場になって考えてみれば理解できると思います。

後者の方は自分の出世が関わってくることです。
内定辞退者が多いと採用担当者の能力不足と社内で捉えられてしまいます。
社内で自分の能力不足で損失を多く出したと思われたくないため、なんとか学生をとどまらせようと思い焦った結果、つい上から説教してしまう採用担当者がいることも把握しておきましょう。

内定辞退をすると怒られてしまうかもしれませんが、怒られることを恐れて自分の一度しかない新卒の就活を無駄にすることのほうが内定辞退で怒られるよりも怖いです。
辞退した企業の人事の人にどう思われても、あなたが行きたい会社に行った方があなたにとって後悔の無い結果になるでしょう。

連絡手段はどれが良い?

内定を辞退する方法として電話、メール、郵送、訪問の4つの手段があります。
学生としては気まずいし、怖そうな噂も耳にするため1番やりたくない辞退方法は訪問だと思います。
次点でやりたくない辞退方法は、話をしなければならない電話だと思います。
辞退方法がたくさんあるので「どの辞退方法が一番適しているのだろう?」と気になりますよね?

内定辞退は自分が「内定を承諾しません」と企業に伝えることが重要なので、どの連絡手段を取っても変わりはありません。
しかし、銀行や保険などの金融、商社などの業界は、「学生が企業に対して誠意を見せることが大切であり、ビジネスマナーとして電話で辞退連絡をするべき」という価値観が根強い、ということは覚えておいてください。
金融や商社など世間一般で言う“お堅い”業界では電話で辞退連絡をするとよいでしょう。

内定辞退する際に確認した方が良いこと

内定辞退の連絡をする際に気をつけたいことをリストアップしてみました。

内定辞退について慎重に自分の意志で決定したか

新卒で入社することは人生で1度だけしかできません。
周囲に流されることなく、自分の選択に後悔がないか、しっかりと吟味してから決めましょう。
「どうしても決めきれない…」という場合には内定保留という選択もあります。

今後の付き合いに影響しないか

大学の就職課経由でOB/OG訪問を行った時に仲良くなった方や選考過程でお世話になったサークルや部活のOB/OGの方には感謝の意を必ず伝えるようにしましょう。
内定を辞退したら多少はガッカリされるでしょうけど、筋を通せば関係を良好に続けることが出来ます。
気まずいと思って感謝の意を伝えないことの方が失礼であり、今後の関係に影響を与えます。

内定辞退の理由が角が立ちにくい理由になっているか

同業界から多く内定をもらっている人や自分の内定先の取引先の内定を辞退する際には特に注意が必要です。
辞退して終わりの関係ではないことを踏まえておきましょう。

早めに連絡できているか

内定辞退を決めた時点で速やかに行いましょう。
企業も辞退するのが早いと、辞退者枠に対して他の新卒を追加採用するなどのケアが行えるようになります。

簡潔で分かりやすい内容になっているか

新卒採用を行っている時期の採用担当者はあまり時間がありません。
また、辞退者もあなた以外にもいる可能性があるので手短に素早く連絡を終わらせましょう。

内定辞退する際の具体例

この章で解説するのは、メールや手紙で内定辞退の連絡をする際の文章例です。
電話の場合は下記の文章例を参考にして話を進めていきましょう。

メール、手紙の場合

件名:内定辞退のご連絡 ○○大学××(名前)

◯◯株式会社 人事部
採用担当△△様(採用担当者様でも可)

◯◯大学△△学部の××です。
この度は、内定通知を頂き、誠にありがとうございました。
貴社で働く機会をいただいたのに、誠に恐縮ではありますが、貴社の内定を辞退させていただきたく、ご連絡を差し上げました。

就職活動を通じ、自分の適性を考えた結果、他社のほうがより自分に合っていると感じました。
そのため、大変心苦しいですが貴社の内定を辞退させていただきたく存じます。
選考では貴重なお時間を割いていただきましたし、○○さんをはじめとする採用担当者の方には相談に乗っていただくなど大変お世話になりました。
それにも関わらず、今回のお返事になってしまい心よりお詫び申し上げます。
本来なら、直接お会いしてお詫び申し上げなければならないところを、メール(手紙)でのご連絡となりますことの無礼をお詫び申し上げるとともに、何卒ご了承いただきたくお願い申し上げます。

末筆ながら、貴社の益々の発展をお祈り申し上げます。

○○大学××

最後に

今回は内定辞退の連絡方法について解説してきました。
内定辞退は就活を終えた大学生にとって最初の社会人としての行動とも言えます。
内定辞退をすると怒られてしまうかもしれませんが、一時的なものですし一番大切なものは自分の進路なので、気にせず内定辞退の連絡をしましょう。
社会人として無責任な、連絡をしないで内定辞退という行動だけは取らないようにしましょう。


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