【回答例あり】就活のESでの「実現したいこと」の書き方と実現したいことがない時の対処法

就活のエントリーシート(以下ES)で「我が社で実現したいこと」や「入社後に取り組みたいこと」を質問され、「何を書くべきなんだろう?」と悩んでしまう就活生も少なくありません。

適切な回答を書くためには、企業がなぜ「実現したいこと」を知りたいのかを把握することが大切。

そこで今回は、「実現したいこと」を問う企業の意図をご説明した上で、就活のESで「実現したいこと」を聞かれたときの答え方を回答例とともにご紹介します。実現したいことがない時の対処法もご紹介するので参考にしてください。

就活のエントリーシート
目次

企業がESで「実現したいこと」を問うのはなぜ?

就活生が事業や業務を理解しているか確認するため

企業がESで「実現したいこと」を質問する意図の1つ目が、就活生が事業や業務の内容を理解しているかを確認することです。

例えば、同じ飲食店でも調理スタッフとホールスタッフとでは業務内容が大きく異なります。調理スタッフを志望しているのに「笑顔での接客を頑張りたい」と答える就活生がいれば、企業としては「この人は業務を理解できていない」と分かるのです。

適切に答えるためにも、志望する企業や職種でどのような働き方ができるのかを事前にしっかり確認しておきましょう。

就活生の性格や価値観を知るため

企業が「実現したいこと」を質問する意図の2つ目は、就活生の性格や価値観を知ることです。

「新しいプロジェクトを立ち上げたい」という人なら挑戦的な性格であると推測できますし、「社員が働きやすい環境づくりに取り組みたい」という場合には、他者と協力することを重視する考え方が見られます。

このように「実現したいこと」に対して就活生が答えた内容に現れる個性をチェックしているのです。

就活のESで「実現したいこと」を聞かれたときの答え方と回答例

はじめに「○○を実現したい」と結論を示す

ESではまずはじめに質問に対する答えを提示するのが基本です。今回は「実現したいことは何ですか」と問われている訳ですから、「〇〇を実現したいです」と答えを明記するところから始めましょう。

最初に「実現したいこと」を示しておくと、ESを読んでいる担当者がその先の展開を理解しやすくなります。

実現したい理由を説明する

「実現したいこと」を示したら、その理由を説明します。実現したい理由は次の2つの切り口から書くことができます。

1.過去の体験
2.自分の強み

例えば、社員が働きやすい環境づくりを実現したい場合には、「サークルで人間関係を調整したことで過ごしやすい環境ができ、練習の成果が上がった」など、過去の体験をもとに理由を話すことができるでしょう。

また「自分の強みである分析力の高さを活用し、社内のうまくいかない原因を探し、解決に導く自信がある」という理由づけも可能です。

実現のために現在取り組んでいる活動があれば示す

「実現したいこと」を掲げても、行動しない限り意味がありません。企業に対し「自分は実現に向けて行動する意欲や行動力がある」と示すためにも、資格取得や学習、インターンへの参加など実現するために現在取り組んでいる活動があれば、ぜひ伝えておきましょう。

「この人は本気でやってくれそう」という熱意が伝われば、企業からも高い評価を得ることができるはずです。

この企業で実現したいのはなぜかを説明する

掲げた「実現したいこと」がどこでも実現可能であれば「別にうちに入社しなくても出来るでしょう」と思われてしまいます。そのため、数ある企業の中から「この企業で実現したい」と思った理由についても説明することが大切です。

まずは企業の経営理念や社風で「企業が進みたい方向性」を把握しておき、そこから外れすぎない提案をするように注意しましょう。また、企業が得意とする分野やこれまでの事業展開を分析し、「この会社だからこそ実現できるんだ」ということをアピールしてみてください。

ESでの「実現したいこと」の回答例

私が貴社で実現したいのは、お客様に「この人だからお願いしたい」と思っていただける接客です。

私は部活動で腰を痛めてしまい、整体に通うようになりました。最初の整体師は症状が楽になるのは確かなのですが、ぶっきらぼうで説明もなく、いつも不安な気持ちで通っていました。

しかし、先輩から紹介されて通うようになった整体では、整体師が施術の流れを丁寧に説明してくれ、ちょっとした質問にもしっかりと答えてくれました。そのため、整体だけでなく、その人に会うことも楽しみになりました。

このような経験から、単にサービス・商品の良さだけでなく、売る人の人柄もお客様にとって重要であると考えています。

「お客様の隣に」を理念として、お客様1人1人に向き合うことを目指す貴社では、私の目指す接客が実現できると思っております。

「実現したいこと」がない場合はどうすればいい?

実現したいことがない、やりたいことが思いつかない、という方も少なくないと思います。ここではそんな時の対処法を解説します。

企業研究をする

「実現したいこと」の回答で採用担当者を納得させられるかどうかは、企業や企業の仕事をどれだけ理解しているかにかかっています。

「実現したいこと」で説得力のある回答をするには、企業のビジョンや方向性を正しく理解しておく必要があるので企業研究を徹底的に行いましょう。

企業の概要だけでなく、社員インタビューや企業のブログなどもチェックしてみてください。リアルな情報が得られて、「実現したいこと」のイメージが湧きやすくなります。

OB・OG訪問をする

OB・OG訪問をして、すでにその企業で働いている先輩に話を聞いてみるのもいいでしょう。次のような質問をしてみると、ESで「実現したいこと」を書く際の参考になるはずです。

・先輩が就活時に実現したいと思っていたこと
・仕事ではどんな時にやりがいを感じるか
・仕事ではどんな時に達成感を感じるか
・この企業だからこそ実現できたこと
・今後やってみたいこと

企業のインターンシップに参加する

実現したいことがあっても、その企業で実現できる仕事でなければ企業にマッチしている人だとはみなされない可能性が高いです。

その企業にどんな仕事があるのかを知るには、企業のインターンシップに参加するのが一番です。実際に働いている社員の方の仕事を間近で見ることができるので、企業や仕事についての理解が深まります。

インターンとして仕事を経験することで、「こんな仕事もあるのか」「この仕事も面白そう」と新たな発見もあるでしょう。仕事を通して今後やりたいことや実現したいことが明確になることもあります。

1日や数日で完結する短期インターンシップなどもあるので、気になる企業のインターンシップにはできるだけたくさん参加してみることをおすすめします。ES作成のヒントになる経験がたくさんできるはずです。

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最後に

就活のESで「実現したいこと」を書く時には、夢を膨らませることはもちろん、「この企業だからこそ、実現できる」というアピールを忘れてはいけません。

就活の基本は「自分の持っている価値観・スキル・強みは、貴社の方向性にマッチしている」と企業に訴えかけることです。

どれだけ立派な夢や理想があっても、企業にとって魅力的な人材だと感じさせることができがなければ意味がないのです。独り善がりな主張にならないように気を付けてくださいね。


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