履歴書の「趣味・特技」に「映画鑑賞」と書く人は多いのではないでしょうか。では、実際に面接の場で「これまでに見た映画で、印象に残ったものについて教えてください」と聞かれたら、どう答えますか?
好きな映画の内容について熱く語るだけではありきたりで、面接官の印象にも残りません。雑談のような話でも話題を広げ、自分らしさを表現することができるかどうかがポイントです。
就活生へおすすめの映画とその内容について、面接で語るべきポイントを交えて紹介します。

父親たちの星条旗/硫黄島からの手紙(監督クリント・イーストウッド)
第二次世界大戦、日本本土上陸を目指すアメリカ軍は戦闘機の給油拠点として、硫黄島奪還作戦を決行。
日本軍とアメリカ軍との激しい戦いを双方の視点から描いたのがこの2つの作品です。この作品を通じて様々なことが語れます。
一つは視点について。同じ事柄でも視点が変わると印象は異なるということが言えます。就活ではより客観的な自己分析が必要となります。この映画から、異なる視点を持って物事を客観的に見るヒントを得られたと語ることができます。
この映画の舞台である硫黄島の行政区分は東京都小笠原村に属します。現在は自衛隊の基地が置かれており、一般人は立ち入ることができません。未だ多くの戦没者の遺骨が取り残されたままになっています。戦争の爪跡はまだそこにあるのです。ここから、私には知らないことが無限にあり、学ぶことに謙虚でなければならないと思ったと伝えてはどうでしょうか。
ライフ・イズ・ビューティフル(監督ロベルト・ベニーニ)
第二次世界大戦下、ナチスドイツにより強制収容所に送られたユダヤ系イタリア人家族を描いた作品。
母と隔離され不安になる息子に生きる希望を与えるため、父親は収容所での生活は実はゲームだと話す。ママに会いたいとわがままを言ったりしたら減点、いい子にしていればポイントがもらえて、1000点に達すれば本物の戦車に乗ってママに会いにいけると。父親はナチスドイツの手で処刑されてしまうが、処刑される直前まで息子の前でおどけて見せる。やがてナチスドイツが撤退。父親が言った通り、連合国軍の戦車が現れ捕虜となった人々は解放される。
この映画では家族の絆が描かれています。収容所生活という過酷な状況下でも、「希望を捨てずに前を向いて生きろ」と父親は息子に語ります。そのメッセージについて語ってみてはどうでしょう。
面接では雑談のような質問もあります。しかし、そこには面接官の意図があります。
「話題を広げて人の興味を惹きつけることができるか」「自分の考えをわかりやすく伝えることができるか」など、学生の能力を図るための質問なのです。
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