大学を卒業するために必要な「単位」。できれば、なるべく楽をして単位数を稼ぎたいという大学生も多いでしょう。
そんな大学生が注目しているのが、「楽に取れる単位」通称「楽単」です。「楽単」は種類にもよりますが、授業にかかる労力が非常に少ないため効率的に単位を取得することができます。
もちろん、興味がある科目、自分が学びたい科目を選ぶのが履修選択のあるべき姿です。しかし、毎週レポートが課されたり、テストが難しく毎週授業に出ていても単位取得が確約されない「エグい単位」、「エグ単」ばかりを取ってしまうとつらいのも事実です。せっかく大学生になって自由時間が増えたのに、勉強ばかりで楽しめなくなったり、留年するのは避けたいですよね?
ここでは、「楽単」の見分け方や探し方のコツについて解説していきます。「楽単」をうまく活用して効率よく単位数を稼ぎ、大学生活を満喫しましょう。
- ・楽単の種類
- ├出席がない楽単
- ├テストがない楽単
- ├テストが簡単な楽単
- └レポートが得意な人の楽単
- ・楽単の探し方
- ├先輩から聞く
- ├学生団体が発行している雑誌から探す
- └インターネットで探す
- ・楽単を見分けるポイント
- ├評価方法や教授のタイプをよく理解する
- └自分の得意・不得意を理解しておく
- ・最後に
楽単の種類
楽に単位が取れるといっても、何が楽なのかによっていくつかのタイプに分けられます。自分が何を楽に感じるかによって、「楽単」も変わってくるでしょう。下記の3種類をバランスよく履修することで、普段の授業とテスト期間の負担を分散させることができます。
出席がない楽単
大学の授業を私用や寝坊、病気などで欠席する人はいます。授業がめんどくさくなってサボることもあるでしょう。出席が必須の授業だと休みすぎて気付いたら落単することもあります。出席がない楽単はそのような心配をする必要がありません。
出席がない楽単は、出席点が成績に加算されず、何回欠席しても落第することはありません。ただ、出席がない分テスト一発勝負になることが多いので、テストの過去問や授業のノートがもらえるようなコネクションが必要です。
テストがない楽単
単位の取得は期末テストで決まるものが多く、そこで失敗してしまうと単位を落としてしまいます。テスト直前に授業内容を詰め込もうとすると、科目数次第では暗記に十分時間を取れないことも。
テストがない楽単は授業内レポートや期末レポートなどで成績を決定するので、期末テストの負担を減らすことができます。期末テストの科目が減ることで各科目に使える時間が増えて、単位を取得できる確率が上がるでしょう。
授業内レポートで成績を評価する場合は、出席しないと単位を取得できないので注意が必要です。毎週授業にしっかり出席できる人には、テストがない楽単がオススメですよ。
テストが簡単な楽単
大学のテストの難易度は、教授によって様々です。中には4択や○✕問題といった簡単なテストや、授業で使用したレジュメ等を持ち込めるテストも。テストが簡単なものだと、楽に単位を取得できます。一般常識でテストを解けたり、レジュメをインターネットで配布する授業もあるので、授業に出席していなくても単位を取得できることもあります。
ただし、急にテストの形式が変更されたり、難易度が上がったりすることもあるので情報収集が重要になるでしょう。授業に出ないとレジュメをもらえない授業もあるので、毎回出席する必要が出てくる場合もあります。
レポートが得意な人の楽単
レポート提出のみで単位が取得できる楽単もあります。レポート重視の教授の場合、出席も重視されておらず、テストもなしということもあります。
こうした楽単は「レポートを書くのが得意」という人にはおすすめですが、逆にレポートが苦手な人にとっては楽単とならないでしょう。レポートの出来で評価が決まるため、質の高いレポートを書く自信がない方は注意が必要です。
楽単の探し方
楽単はどう探せばいいのでしょう?新入生だと知り合いも少なく、自分でシラバスを見て探そうにも限界があると思います。楽単は取りたい生徒が多く履修できる生徒が抽選で選ばれたりするものも。
知っている楽単の数が少ないと抽選に落ちて代わりに取った授業がエグ単だったなんてこともあります。履修申請前に情報収集をして楽単を履修できるようにしましょう。
先輩から聞く
楽単について一番知っているのは、その授業を受けてきた先輩たちです。サークルや部活動、ゼミなどの先輩から授業の情報を集めましょう。
まだサークルなどに所属していない新入生でも、新入生歓迎期間に履修相談をしているサークルが多いので、そこで先輩から楽単、エグ単について聞くことができます。新入生は時間に余裕があれば、履修相談を行っている様々なサークルにいって情報収集することをオススメします。
学生団体が発行している雑誌から探す
大学によっては学生団体が授業の情報をまとめた雑誌を販売していることがあります。雑誌を買うだけで、楽単の情報収集ができるのでおすすめの方法です。
授業を取っている生徒にアンケートを取ってその結果をまとめているので、情報量が多いです。ただし、適当にアンケートに答える人もいるのでアンケートの集計数が少ないものは実際に授業に行ってみて確認をしたほうがいいでしょう。
インターネットで探す
様々な情報が載っているインターネット、授業の感想や情報をSNSや掲示板に載せている人もいます。教授の名前と科目名を検索すれば授業の情報を集められることも。
ただし「佐藤」などの同じ苗字が多い教授の授業は情報が手に入らなかったり、そもそもインターネットに授業の情報が載ってないこともあるので、他の探し方と併用することをオススメします。
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楽単を見分けるポイント
評価方法や教授のタイプをよく理解する
「楽単」といっても、種類はさまざまです。一般的に楽単とされているものでも、自分にとっても楽単とは限りません。自分にはどんなタイプの授業や評価方法があっているのかを考えてみましょう。
教授との相性が合う・合わないというのことも少なからず評価には影響します。できれば教授との相性も考慮しておくのがいいでしょう。
自分の得意・不得意を理解しておく
出席の回数を減らしたいのか、試験の回数を減らしたいのか、レポートを書く回数を減らしたいのか、自分が苦手なこと、負担を減らしたいことをはっきりとさせましょう。
発表が苦手なら人は発表のない授業を選ぶようにするなど、自分の得意・不得意をはっきりさせると「楽単」を見極めやすくなります。
最後に
いかがでしたでしょうか?楽単の探し方の参考に少しでもなれば幸いです。自分に合った楽単を探して効率よく卒業までの単位を稼ぎましょう。
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