パンプスで印象が変わる！就活で履くおすすめのパンプス

就活をする時はリクルートスーツを着て、足元はパンプスを合わせます。しかしこのパンプス選びを間違えると、足が疲れるどころか選考で不利になってしまう可能性もあるんです。せっかく志望動機やSPIの対策をしたのに、パンプスのせいでダメになったらもったいないですよね。そこで今回は、どんなパンプスを選べばいいのか、おすすめを紹介します。

パンプス選びで重要な4つのポイント

パンプスを選ぶ際には、次の4つのポイントに注意してください。

・つま先の形
・靴の幅
・ヒールの高さ
・色

つま先の形

まずはパンプスの形から選びます。実はつま先の形によって、パンプスの名前が変わることをご存知でしょうか。就活におすすめなのは、スクエアトゥ。つま先が真横にカットされ、四角くなっている形のものです。スーツとの相性がよく、まじめな印象を与えます。

ラウンドトゥもおすすめで、つま先が丸く柔らかな印象です。フォーマルシーンでも履ける形で、リクルートスーツにあわせてもバランスが取れます。

避けた方が良いのは、ポインテッドトゥ。つま先がとがっていて、幅が細いのが特徴です。スタイリッシュで足をきれいに見せてくれますが、就活にはおしゃれすぎてしまいます。また、アーモンドトゥは名前の通りアーモンドのような形で、やはりスーツとの相性はイマイチです。

靴の幅

次に注目すべきポイントは靴の幅です。パンプスを履いて足が疲れてしまう人は、幅があっていないのが原因かもしれません。親指の付け根あたり、足の一番広い部分が、パンプスにあっているかどうかを見極めましょう。

履いてみて幅が狭いと感じるものは、そのまま着用を続けると外反母趾や内反小趾になる危険性もあります。指にゆとりがあるかどうかも、重要なポイントです。親指から小指まで、ぎゅっとつまったように感じるものは足にあっていません。ある程度動かせるゆとりがあるものを選びましょう。

足が疲れやすい人は、ストラップのついた形がおすすめです。かかとが滑らず安定するので、歩いていてもパカパカになりません。就活中は足首についたおしゃれなタイプより、足の甲についているタイプにしましょう。

ヒールの高さ

パンプスは同じ形でも、ヒールの高さによって大きくイメージが変わります。就活中は5㎝のヒールがおすすめです。ちょうどいい高さできちんと感を出せますし、説明会から面接へと予定がつまっている日でも、無理せず歩き回ることができます。

ヒールになれていない人はフラットシューズや3cmヒールを選びがちですが、これではカジュアルすぎる印象となってしまいます。また、スーツとの相性も良くないですね。反対に、高いヒールはパーティなどには適していますがビジネスシーンではあまりふさわしくありません。

色

就活で履くパンプスは、黒を選びましょう。ネイビーや暗いグレーなら黒に近いから代用できると思われる方もいるかもしれませんが、やめておいた方が無難です。リクルートスーツはかなり濃い黒ですから、足元が少しでも明るいと悪目立ちしてしまいます。

他の就活生がみんな真っ黒のパンプスなのに、一人だけ色がついていてもやはり目立ちますよね。黒革素材で、リボンなどがついていないシンプルなものを選びましょう。

おすすめのパンプス

Lady worker

Lady workerは働く女性や女子大生の意見を取り入れて造られたパンプスだけあって、履いていて負担に感じない、就活におすすめのパンプスです。長時間の立ち・歩き・座りといった動作に耐え、フィット感が最高です。

甲幅設計でどんな動きにも対応でき、ヒールの接地面が広いので足が疲れにくいというのも魅力です。クッションインナーソールで足の疲れを軽減し、消臭繊維が気になる足のにおいを抑えてくれます。

ラクチンきれいシューズ

マルイから出ているラクチンきれいシューズもおすすめです。クッション中敷がしっかりしており、足の付け根を力強く支えます。またミドル幅とワイド幅の2種類展開しているので、自分の足に合わせた形を選べます。利用者からは「履いたまま走れる」「長距離を歩いても疲れない」という声もあります。

サイズも19.5～27.0cmと豊富で、取り外し可能のリボンがついているためプライベートでも利用できます。ニーズ調査やサンプル検討会など、顧客の意見を聞きながら開発されたというのも納得のクオリティです。

卑弥呼

卑弥呼からは、就活専用パンプスという、まさしく就活生のための商品が販売されています。ウレタン素材がつま先に使われており、履いたときに指をふんわりと包んでくれます。ストラップがついているため脱げにくく、フィット感が高いのも特徴。

ノンスリップ中敷きがしかれているので、中で滑らず指の付け根も疲れません。ゆったりめの幅広トゥは負担を軽減し、履いた時のシルエットがきれいに見えるよう計算されています。

パンプスの管理やお手入れ

就活期間中は、毎日パンプスを履くことになります。だからこそ、丁寧にお手入れをしたいですね。

パンプスのかんたんなお手入れの仕方

まずばブラッシングでほこりを落とし、汚れがないかチェックします。もし汚くなっているところがあれば、消しゴムクリーナーを使ってきれいにしましょう。デイリーのお手入れはこれだけでOKです。

時間がある時には、布に靴クリーナーをつけて優しくふき取り、靴クリームをぬります。新しい布で全体を磨いてツヤを出せば、またピカピカの状態に戻りますよ。定期的に防水スプレーをすると、そもそも汚れがつきにくくなります。

パンプスの保管方法

パンプスをしまう時は、シューキーパーを使うのがおすすめです。靴本来の形を保ってくれるため、型崩れしません。就活が終わってしばらく履かなくなったら、購入した時の紙箱に乾燥材と入れておくと、きれいに長期保管できます。

ヒールの修理を忘れずに

就活中のパンプスについて注意してほしいのが、ヒールのケアです。パンプスは履いているうちにヒールカバーがすり減ってきます。そのまま履き続けていると中の金具が出てきて、歩くたびに音が出るようになってしまうことがあります。

オフィスの床を歩くたびにカンカンと音がすると、印象がよくありません。女性の面接官ならすぐにヒールの修理をしていないことに気づくので、「靴の手入れができていない」「だらしない性格」とマイナスの印象を持たれるかもしれません。

ヒールカバーが摩耗しただけなら、パンプスを買い換える必要はありません。靴の修理屋さんに持っていけば、数分で修理をしてもらうことが可能です。費用も1000〜1500円程度なので、こまめにケアするのを習慣にするといいでしょう。

雨の日に備えて

雨の日や雨が降りそうな日は、パンプスに防水スプレーをして出かけるようにしましょう。水を弾いてくれるので足元がびしょびしょになるのを防いでくれますし、パンプスも長持ちします。

小雨の日やそれほど長い距離を歩かない日は通常のパンプスでもいいですが、雨の中一日企業を周らなくてはいけない日には、雨用を履いていくのがおすすめです。雨用のパンプスは水をはじいてくれるタイプで、就活に使えるシンプルなデザインのものも多々あります。

パンプスを履きたくない人はどうすればいい？

自分に合ったパンプスを探してみる

「ヒールのある靴で歩くのが苦手」「パンプスで歩くと足が痛くなる」などの理由で、パンプスを履きたくない人もいるでしょう。自分に合うパンプスを見つけられていないために、そう感じているのかもしれません。

近年は女子就活生のために、長時間歩いても疲れにくいパンプスが開発されたくさん販売されています。これまで適当に選んでいた方は、店頭で様々な対応を試し履きをしてみて、自分の足に合う疲れにくいパンプスを探しみてください。

ぴったりフィットするパンプスをオーダーする

甲高や幅広であったり、極端に足が大きいもしくは小さいなどで、自分の足に合う靴を見つけるのが難しい場合もあります。その場合は、自分の足にぴったりフィットするパンプスをオーダーするのがいいでしょう。

オーダーメイドの靴と聞くと高額そうだと思う方も多いでしょうが、1万円前後でオーダーシューズを作れるサービスもあります。「自分に合う靴がなかなか見つからない」「靴を探すのが面倒」という方は、オーダーしてしまうのがいいかもしれません。

会場でパンプスに履き替える

どうしてもヒールが苦手な人、足が痛くなってしまう人は、説明会や面接の会場でパンプスに履き替えるのがおすすめです。

合わない靴を履いていると足腰に負担がかかり、身体的にも精神的にもよくありません。会場までは履き慣れたフラットシューズやスニーカーで行き、現地で履き替えるなどの工夫をして上手に就活を乗り切りましょう。

最後に

パンプスが合っていないと、足が痛んで就活に専念できませんよね。汚れたパンプスを履いていると、見た目の印象もよくないです。自分にぴったりで就活にふさわしいパンプスを見つけてきちんと手入れし、上品に履きこなしましょう。

るーこ

大阪の大学を卒業した後、営業と人事部を経験。個人で就活相談に乗る活動もしている。