これから大学生になるために買い揃える準備のリストにパソコンが必須だと思います。しかし、家電量販店などにノートパソコンを購入しにいくと、「プリンターもあったほうが便利ですよ」とセットで一緒に勧められた方も多いことでしょう。しかし、安い買い物ではないため、「大学生に本当にプリンターは必要なのだろうか?」と悩んでいる方も多いのが現状です。そこで今回は大学生がプリンターを購入するべき「使用頻度」の基準について解説致します。
- ・プリンターを買うべき人とは?
- ├レポートや提出物が多く 1,700枚以上印刷する人
- ├フルカラーで260枚以上印刷する人
- └趣味でスキャンや写真の印刷をする人
- ・プリンターを買う必要のない人とは?
- ├印刷をするとしてもコンビニや大学のコピー機で充分
- └無料のコピー機・プリンターを設置している大学もある
- ・最後に
プリンターを買うべき人とは?
大学生の中でも、プリンターを買った方がいい人と、そうでない人がいます。家にプリンターがない場合、プリントをする方法として真っ先に思い浮かぶのはコンビニや印刷屋さんなどの有料の印刷サービスです。最近ではネットワークプリントといって、USBなどを介さなくとも、コンビニで簡単に作成したデータを印刷できるようになりました。
しかし、コンビニや印刷屋での印刷は割高なイメージがあり、使用頻度によってはプリンターを購入したほうがお得な場合もあります。プリンターを買うかどうかの基準となる使用頻度を検証してみましょう。
レポートや提出物が多く 1,700枚以上印刷する人
コンビニで印刷する場合、白黒印刷は1枚10円かかります。プリンターを購入する場合、学生割引や大学生協などを使用すると、最安値で10,000円程度です。さらに、印刷用紙は1枚あたり1円程度、インク代は印刷内容やプリンターの機種によりますが白黒で1枚3円程度とします。
この場合、プリンターで1,700枚印刷するとプリンター10,000円+印刷用紙1,700円+インク代5,100円=16,800円となり、コンビニで印刷した場合の17,000円より安くなります。
普段からレポートなどの提出物が多い方であれば1,700枚以上印刷するかもしれませんが、メールやアップロードなどが主流の現代においてはあまりそこまで必要な人はいないのではないでしょうか。
フルカラーで260枚以上印刷する人
上記は白黒印刷の場合でのコンビニとの比較ですが、フルカラーの場合はコンビニで印刷するのに1枚50円かかります。フルカラーだと自分で印刷した場合のインク代も高く、1枚10円程度となります。
この場合、プリンターで260枚印刷するとプリンター10,000円+印刷用紙260円+インク代2,600円=12,860円となり、コンビニで印刷した場合の13,000円より安くなります。
フルカラー印刷を多用するなら、プリンターを購入した方が安くなることも多いでしょう。
趣味でスキャンや写真の印刷をする人
それ以外にもプリンターを購入するメリットがある方もいます。例えば写真が趣味の方であれば、自分で撮影した写真をたくさん出力したい場合などはプリンターを持っている方が自由に印刷を楽しむことができるため便利です。また、書籍や資料などをスキャンしてPDF化することの多い人も、自宅にプリンターがある方が便利な場合もあります。印刷のできるコンビニ等が自宅から遠い人もプリンターを持っていると便利ですね。
プリンターを買う必要のない人とは?
上記で検証してみたように、大学生にはよほど写真を印刷したい、スキャンをたくさんしたいという趣味がある場合でない限り、基本的にはプリンターを買う必要がないということがわかりました。しかし、プリンターがないことによる不安のある方もいるかもしれません。そこで、さらにプリンターを買う必要がない人の特徴や、代替手段について考えてみたいと思います。
印刷をするとしてもコンビニや大学のコピー機で充分
まずは、印刷が必要な場合、「ネットワークプリント」という機能を使用して、簡単にコンビニのコピー機で印刷をすることができます、料金は10円~20円前後で、どのコンビニにもサービスがあります。ネット上で印刷したいデータをアップロードしておけば、コンビニのコピー機でIDとパスワードを入力するだけで簡単に印刷をすることができます。
また、大学構内に有料のコピー機を設置しているところも多くあります。この場合はUSBなどを使用して10円前後でコピーできるところが多いでしょう。基本的にはそこまで頻度が高くないのであればコンビニや大学構内のコピー機をその都度利用することで事足りてしまうのが現状です。
無料のコピー機・プリンターを設置している大学もある
さらに、大学によっては無料のコピー機・プリンターを設置している大学もあります。枚数制限や、ゼミ生のみなどの制限がある場合があることもありますが、使える権利は充分に恩恵を受けましょう。自分の大学や周辺施設などにそのような無料のサービスがないかどうかを調べてみる価値はあります。
ごくまれに、無制限で印刷できる代わりに、裏面に広告が入っているタイプの印刷機が設置されていることもあります。レポートの提出には使用できませんが、サークルなどの活動で使用する分には問題ないでしょう。
最後に
今回は大学生がプリンターを購入するべきかどうかについて、「使用頻度」の基準について、そして大学の設備状況などの観点から解説しました。まずは、ご自身の大学ではどのような環境なのかについて確認してみましょう。しかし、大学や自宅の近くに全くコンビニがない!大学構内にもコピー機がない!という場合もあると思います。その場合はプリンターの購入を検討してみましょう。大学生協や学生割引を使用することで、一般よりもかなり安価に手に入れることが可能です。しかし、大学から近い場所で一人暮らしをしている場合、「プリンター買ったんだ」というと、友人に「印刷させて!」と言われてしまい、インク代や紙代などの負担が大きくなる……といったトラブルに発展することもありますので注意しましょう。
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