大学入学と同時に一人暮らしを始め、「ペットでも飼いたいな」と感じていませんか。今回は、一人暮らしで動物を飼う時の注意点をご紹介します。
- ・一人暮らしの大学生がペットを飼う時の注意
- ├ペット可物件かどうか
- ├毎日家に帰れるのか
- └ペットにかかるコストを払い続けられるか
- ・ペットを飼うメリット
- ├寂しさが紛れる
- └生活にハリが出る
- ・ペットを飼うデメリット
- ├旅行や帰省の時に困る
- ├コストがかかる
- └においや汚れが気になる
- ・どんなペットなら一人暮らしの大学生でも飼える?
- ├犬
- ├猫
- ├うさぎ
- ├インコ
- └熱帯魚
- ・最後に
一人暮らしの大学生がペットを飼う時の注意
一人暮らしでペットを飼うときは、いくつかの注意点があります。
ペット可物件かどうか
そもそも、ペット可の物件に住んでいないとペットを飼うことは許されません。どうせバレないと思ってこっそり飼っていても、においや騒音でバレてしまいます。その際は強制退去になったり、部屋が汚れた分クリーニング代を請求されたりするので、リスクが大きいでしょう。
毎日家に帰れるのか
生き物を飼う以上、責任をもって毎日面倒を見る必要があります。一人暮らしでは家族にエサやりなどを頼むことができないため、毎日かならず帰宅しなければなりません。例えば友達と朝まで飲み会なんていうことも難しくなりますし、安易に旅行もいけません。合鍵を誰かに渡して世話をお願いしたり、ペットホテルを利用したりといったことでカバーできますが、なるべく本人が家に帰るのが好ましいでしょう。
ペットにかかるコストを払い続けられるか
ペットを飼い続けるためには、それなりのコストを払い続ける必要があります。エサ代をはじめ、トリミングのお金や予防接種・けがや病気の治療費など、生き物によっては高額になることも考えられるでしょう。一人暮らしでかかるお金にペット代が追加でかかっても、生活できるのか。実際に飼う前にシミュレーションしておきましょう。
ペットを飼うメリット
ペットを飼うとどんなメリットが生まれるでしょうか。
寂しさが紛れる
最大のメリットは、寂しさが紛れることです。家の中に自分以外の生き物がいるだけで、気がまぎれるもの。犬や猫などは飼い主になつくので、それがかわいく寂しさを忘れます。
一人暮らしで寂しさを感じる瞬間は多々ありますが、特に家に帰ってきたときに誰もいないという状況がこたえる人もいます。そんなときに、自分の帰りを待っていてくれる生き物がいるというのは、嬉しいことですよね。
生活にハリが出る
ペットを飼うと、生活にハリが出ます。例えば犬を飼ったら、毎日散歩に行かなくてはいけないですよね。一人暮らしを始めるとついつい怠けて「連休中、一度も家から出なかった」なんてことになる人もいますが、「犬の散歩にいかなくちゃ」という責任感からそうした事態も避けられます。
また、ペットを飼うと何かとコストがかかるもの。それを払うためにバイトを頑張れるという人もいるようです。自分のためだけであれば「今日はサボっちゃおう」と思ってしまっても、「この子のエサ代を稼ぐために頑張らなきゃ」と思えば自然と体が動きます。
ペットを飼うデメリット
ペットを飼うと、色々なデメリットも生まれます。
旅行や帰省の時に困る
大学生の多くは夏休みや春休みに旅行に行きますが、それが難しくなってしまいます。自分がいない間、誰がどんな風にペットの面倒を見てくれるのかを考えなければいけません。また、地元に帰るときも同様です。一緒に帰れるならいいですが、地元の場所や動物によっては飛行機にのれるかどうかという問題などが発生します。
コストがかかる
先に説明した通り、ペットを飼うと相応のコストがかかります。ただ「かわいい」「さみしい」という感情だけで飼い始めてしまうと、途中から資金繰りが難しくなることも。その動物を飼うにはどのくらいのコストがかかるのか、理解してから飼い始めてください。
においや汚れが気になる
ペットを飼うとその動物のにおいがどうしてもしてしまうもの。また、トイレのにおいも気になります。さらにただ一人暮らしをしているだけよりも汚れがちになってしまいますよね。ペット可物件といえどあまりににおいや汚れがひどいと、追加でクリーニング代を請求されることもあります。
どんなペットなら一人暮らしの大学生でも飼える?
実際に、どんなペットを飼うことができるのでしょうか。
犬
ペットの代名詞的存在の、犬。一人暮らしで買うのであれば、チワワやダックスフンドなどの小型犬が現実的です。毎日の散歩は欠かせないので、しっかり時間を捻出してください。
猫
犬よりも手間がかからないのが、猫です。散歩に行く必要がなく、種類によってはエサを食べる量も少なめ。ただし柱などで爪を研いでしまう習性があるので、家や家具がボロボロになる可能性も。
うさぎ
小動物を飼いたいなら、うさぎという選択肢もあります。ただ、うさぎはとてもナイーブな生き物できちんと温度・湿度管理をしていないと体調不良になってしまうんです。また、犬や猫と違って診てくれる動物病院が少ないのも気をつけたいポイントです。
インコ
インコはくりっとした目が愛らしく、飼いたいと思う方も少なくないでしょう。気をつけるべきは、トイレの回数が多いこと。きちんとこまめに掃除をしてあげないと、すぐに不衛生な状態になってしまいます。また、水皿なども頻繁に変えて、ダニの発生をおさえましょう。
熱帯魚
ゆらゆらと水をただよう熱帯魚を見ていると、日頃のストレスも緩和されるもの。魚を飼う時には、水槽をきれいにしておくことが重要です。また、空気がきちんと送られていないと死んでしまいます。魚もフンをするので、それをとってあげることも大切です。
最後に
今回は、一人暮らしとペットについてご紹介しました。生き物を飼うということは、大きな責任が発生すること。安易に飼い始めず、自覚をまず持つようにしましょう。
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