内定者研修って欠席しても大丈夫?欠席連絡の仕方やその後どうすべきかも解説!

内定を獲得すると、入社後は同期となる内定者同士の懇親会や内定式が開かれることがあります。仲良くなりたいという想いや、ついに内定を勝ち取ったという嬉しさから、参加も楽しみだと感じる方が多いのではないでしょうか。

しかし、その後入社が近づくにつれ、「内定者研修」への参加を呼び掛けられることが多くあります。どんどん社会人に近づいている実感がわくとともに、これまでの学生とは異なり社会人としての厳しさを叩きこまれるのでは?と少し憂鬱になってしまうかもしれません。

この「内定者研修」は面倒だと思えば欠席しても良いものなのでしょうか?内定者研修の参加義務や内定者研修を欠席することのデメリット、欠席する際の連絡方法や注意点について解説します。

内定者研修って欠席しても大丈夫?欠席連絡の仕方やその後どうすべきかも解説!
目次

内定者研修は欠席しても大丈夫なのか

内定者研修に参加義務はない

内定者研修は基本的に内定後、内定式・内定者懇親会などが開催された少しあとのタイミングで行われることが多く、人事担当者より連絡が来ます。

日程はあらかじめ決められており「全員参加」と書かれていることが多いですが、自由参加が基本です。入社前のイベントですので、企業が学生に参加を強制する権利はありません。

基本的には参加するのがベター

「内定者研修」は内定者として、入社までの間に身につけておいてほしい内容や、知っておいてほしい内容を学ぶための場です。基本的には全員参加が必須であり、参加しないことで他の同期に対して大きな後れをとってしまいます。

参加しないからといって「内定取り消し」をされてしまうことはありませんが、「自社の入社のために必要な準備をする気がない」とみなされてしまう可能性はあります。

やむを得ない事情の場合のみ欠席する

とはいえ、どうしてもやむを得ない事情により欠席をしなければならない場合もあることでしょう。たとえば身内の冠婚葬祭や、家業の手伝いをしなければならない、大学の行事ですでにその日決められていたものがあるなどです。

あるいは、当日体調不良の場合もそうですね。このような、「欠席する理由」が明らかにやむを得ないものである場合には、事前に人事担当者にその旨を伝え、欠席をすることを申し出ましょう。

内定者研修を欠席することのデメリット

同期に遅れをとってしまう

内定者研修に参加すると、基本的なビジネスマナーについて一通り学ぶことができます。パソコンスキルや語学などの研修があるケースも多いです。

こうした社会人として必要なビジネスマナーやスキルを学ぶ機会を逃してしまうと、そうした知識を身につけた同期に遅れをとってしまうことになります。

入社前の不安を払拭する機会を逃してしまう

内定者研修は学生に企業や仕事についてよく知ってもらい、入社前の不安を和らげるという目的もあります。

入社前は、「どんな雰囲気になるのだろう」「どんな仕事をするのだろう」「どんな同期がいるのだろう」と不安に思うことがたくさんあるでしょう。内定者研修を欠席すると、企業や仕事について理解を深めるせっかくの機会を逃してしまうことになります。

社内の人間関係を築くチャンスが減ってしまう

内定者研修は同期の仲間と知り合い、仲良くなるチャンスです。新入社員同士の絆を深めるためのワークショップや取り組みが研修に組み込まれていることも少なくありません。

入社前に仲のいい同期ができたり、少しでも打ち解けることができていれば入社後の仕事もスムーズにいくはずです。内定者研修を欠席すると、同期や人事担当者と人間関係を築くチャンスを逃してしまうことも覚悟しておきましょう。

内定者研修を欠席する場合の連絡方法

内定者研修の無断欠席はダメ

内定者研修を欠席しなければならない場合には必ず事前に人事担当者への連絡をするようにしましょう。無断欠席は絶対にNGです。

あらかじめ参加できないことが分かっている場合にはできるだけ早めのタイミングで、体調不良などの場合には参加できないことが発覚してからできるだけ早いタイミングで連絡をします。

電話かメールで理由ともに丁寧に

連絡方法は電話かメールが適切です。内定者研修を行う旨の連絡が来た早めのタイミングであれば、そのメールに返信する形で連絡をしても問題ありません。参加できない日程と理由について明記し、謝罪の言葉と共にメールを送りましょう。

1週間を切ったタイミング、もしくは前日・当日などの連絡をする場合には電話での連絡が良いでしょう。メールで連絡をするときと同じく、参加できない日程と理由について伝え、謝罪します。

できるだけ早めの段階での連絡を

ポイントとしては、できるだけ早めのタイミングで連絡をすることです。体調不良などの場合には仕方がありませんが、あまりにも直前に連絡をすると会場や使用するもの、食事の手配などに影響を及ぼしてしまいます。また、そうしたことへの配慮ができないルーズな人間だとも思われてしまいます。

内定者研修を欠席した後どうするべきか

やむを得ない理由で内定者研修を欠席してしまった場合、その後どうすべきなのでしょうか。何か対応すべきことはあるのでしょうか。

人事に会ったら謝る

まず、その後の内定者研修やその他の場面で人事担当者に会った場合には、「内定者研修に参加できずに申し訳ありませんでした」という旨を必ず口頭でも伝えましょう。

体調不良によるものだったのであれば「もう体調は大丈夫です」というように、心配をかけてしまったことへのフォローもあるとベストです。

遅れを取り戻す方法を聞き実践する

そして、内定者研修で他の人は学んだけれど自分だけ遅れをとってしまった分をどのように取り戻すのかについて相談しましょう。

たとえば同じ課題を自宅でやらせてもらえないか、書籍などを読むなどして独学で学ぶことはできないか、あるいは可能であれば別日に個人レッスンのような形で研修の内容を受けられないか聞いてみましょう。

「参加できなくてラッキー」ではなく、「この遅れを取り戻したい」と伝えれば、同期との開いてしまった差を埋めることができ、やる気があることを知ってもらえます。

最後に

内定者研修は、せっかく就職活動から解放された皆さんにとって少し荷が重いものかもしれません。しかし、近年では授業のような「座学」だけではなく、ゲーム方式で企業の事を知れる研修もあるなど、その内容は多岐にわたります。内定者研修を受ければプラスになることも多いので、ぜひ前向きに受けるようにしましょう。


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