就職偏差値は参考になる?ランキング上位企業や企業選びの基準について解説

就職偏差値という言葉を耳にしたことがある学生も多いと思います。今回は就職偏差値とは何なのか、どのくらい参考にすべきなのか、一般的に会社を選ぶ基準はどんなものがあるのか、情報収集の方法などをについて解説します。

就職偏差値は参考になるのか
目次

就職偏差値は参考にすべき?どんな企業が高いの?

就職偏差値とは

就職偏差値とは、就活生からの人気や内定獲得の倍率などをもとに、各企業の入社の難易度を数値で表したものです。

2ch就職版(現5ch)で発足した就職偏差値ランキング委員会が、内定者の学歴や入社倍率などを参考にして毎年企業の就職偏差値ランキングを発表しています。

具体的にいうと、1.入社倍率の高さ 2.内定した人の学歴の高さ 3.最終的な選ばれやすさ これらの指標により、高偏差値な企業が決められているようです。

就職偏差値が高いのはどんな企業?

就職活動では募集状況や難易度が文系と理系でかなり違うことが多いので、就職偏差値ランキングも文系と理系に分けて作成されていることが多いです。

【文系の就職偏差値ランキングで上位になることが多い企業】

・マッキンゼー・アンド・カンパニー
・ゴールドマン・サックス
・ボストン・コンサルティング
・モルガン・スタンレー
・ベイン・アンド・カンパニー

【理系の就職偏差値ランキングで上位になることが多い企業】

・日本IBM
・Google Japan
・インテル
・JAXA
・NTT研究所

就職偏差値は参考程度に見よう

就職偏差値は、興味があれば覗いてもよいでしょう。あまり会社を知らない学生にとっては自分が知っている会社を増やすことにも繋がります。また、載っている会社は学生に人気がある会社ともいえるので、そういった会社を知るのも良い機会です。

就職偏差値を重視するのがよくない理由

信憑性が低い

就活偏差値は、様々な情報を元に作られたランキングだとは思いますが、書き手の情報が明らかにされていません。つまりネット上の不確かな情報であり、誰が書いているかわからないので信憑性が低いです。

個人的な感情が入っている可能性もあります。そのため、100パーセント信頼しきるというのはネットリテラシーに欠けると言えるでしょう。

自分と会社の適性一致が分からない

就職偏差値のみを鵜吞みにして就活を行うと、自分の適性についてよく考えないまま就活を行ってしまうことが多いです。得意な仕事ややりたい仕事、重視する条件は人それぞれ違います。

就職偏差値ランキング上位の企業に入るのが誰にとっても正解とは限りません。入社した後も自分自身が評価されるために、またやりたいことがやれる社会人人生にするために、会社と自分の適性とのすり合わせは、あらかじめ行っておきましょう。

「就職偏差値」以外の会社を選ぶ基準は?

会社選びで見るべきポイント

一般的に会社を選ぶ基準としては次のようなものがあります。

●業務内容
●待遇(給料・福利厚生・休暇)
●自身の成長・スキルアップにつながるか
●社風

大きく分けて、上記の4つとなっています。この4つを軸に気になる会社をピックアップしてみるのが良いでしょう。

何を基準にするかは人それぞれ

一般的には業務内容や給料などで会社を選ぶ人が多いですが、何を基準にするかは人それぞれ違って構いません。大切なのは、自分に合う企業、自分のやりたい仕事ができる職場を選ぶことです。

就職偏差値や人気などに惑わされて会社を選ぶと、入社後に後悔することになりかねません。自己分析や企業研究をしっかり行って、自分に合った企業を自分の頭で考えて選びましょう。

就職偏差値に頼らず自分に合う企業を見つけるには

就職関連書籍を参考にする

たくさんの会社の情報を得るには、『就活四季報』など客観的な基準に基づいた情報を参考にするのがよいでしょう。東洋経済新聞社によって作られる『就活四季報』は、5000社ほどの出身校データ、平均年収、3年後離職率、有給取得平均、入社後情報といった客観的な情報が載って乗っており、評価を決める確かな基準となります。

OB・OG訪問をする

OB・OG訪問をして、実際にその企業で働いている先輩に話を聞くのも、企業を知るいい方法です。OB・OG訪問では、企業について疑問に思っていることを聞けたり、仕事や入社後のキャリアなどについて聞くことも可能です。

大学の就職課や教授に相談してみると、興味のある業界や企業のOB・OGを紹介してくれるので、ぜひ問い合わせてみてください。

企業の説明会・インターンシップに参加する

企業が実施する説明会やインターンに参加するのもおすすめです。インターンに参加すると、その会社の雰囲気や働いている環境などがよくわかるので自分に合っているかどうかを見極めることができます。

ちなみに、業界を絞って知っている会社を増やすためには、多くの企業が集まっている「合同説明会」に参加するのがいいでしょう。特定の会社をよく知るためには、その会社のHPを覗いてみたり、「インターン」や「会社説明会」に参加するのがいいでしょう。

最後に、『自分の中で基準を決めよう』

就職偏差値は、学生から人気のある会社を知る手だてにはなります。しかし、就職偏差値が高い会社が必ずしも良いわけではありません。就職偏差値に載っていない会社で、優良企業もたくさんあります。

就活の企業選びでは自分の興味がある、安定しているなど、自分の基準に沿って会社を選ぶことが重要です。就職偏差値だけに惑わされず、インターンなどに参加して、しっかりと自分で情報収集をし、自分にあった会社を見つけましょう!

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