内定先のインターンには参加すべき?時期・給料・メリットデメリットなど解説

内定が決まった企業でインターンシップに参加する学生が増えています。しかし他にやりたいことがあって参加できない場合はどうすればいいのでしょう?ここでは内定先インターンの時期や給料、メリット・デメリットなどについてまとめます。

内定先のインターンって必ず参加しなきゃいけないの?インターンに参加するメリットとは
目次

内定先のインターンには参加すべき?

強制はできない

企業が内定を出している学生に対して、正式な入社前にインターンシップや研修への参加を強制することはできません。学生には、参加するかどうかを自分で決める権利があります。

辞退を認めてもらえなかったり、「参加しないと内定を取り消す」などと脅しのようなことを言う企業には問題があると考えた方がいいでしょう。参加を強制された場合の対応については、大学の就職課などで相談してみてください。

辞退するなら理由を説明する

内定者インターンを断る場合には、参加できない理由をきちんと説明するのがいいでしょう。「留学をする予定である」「卒業研究が忙しい」「卒業までは家業を手伝わなければならない」など、人事担当者が納得できる内容であれば、断っても印象が悪くなることはないでしょう。

内定先のインターンに参加したものの、途中で辞めたいと思うケースもあるでしょう。その場合は、人事担当者に相談してみてください。継続できない理由をきちんと説明すれば納得してくれるはずです。内定者インターンを辞める際に、メール連絡のみで済ませるのはNGです。きちんと対面で相談するようにします。

内定者インターンの開始時期や給料は?

内定者インターンの時期は?

内定者インターンはいつから始まるのか気になっている方も多いでしょう。内定後から卒業までの間に実施されるインターンを指すので、明確な時期は決まっていません。

基本的には学業に支障のないスケジュールを組む企業が多いです。夏休みや冬休みに数日から1週間程度の合宿のような形式で内定者インターンシップを実施する企業もあります。

給料は支払われる?

インターンで給料が支払われるかどうかは、期間やインターンの内容により異なります。インターン内容が教育や研修とみなされるものなら基本的には給料は支払われません。短期の内定者インターンは教育や研修的な内容がほとんどなので、基本的には無給となります。

長期インターンで社員やアルバイトと同じような仕事をする内定者インターンも多いです。この場合は給料と交通費が支給されることがほとんどです。

社員と同じ仕事や、会社の利益に関わる業務を学生にさせた場合、企業はその対価として給料を支払わなければなりません。もちろん残業代なども支払う必要があります。インターンシップの名目で学生の労働力を搾取するようなブラック企業もあるのでくれぐれも注意してください。

内定先のインターンに参加するメリットとは?

入社前の不安を解消できる

内定先インターンに参加すると、会社の業務や雰囲気をいち早く知ることができます。新しい環境や仕事に対して不安を抱えている人も多いので、入社前にその不安を少なからず和らげることができるでしょう。

早めのスタートダッシュが切れる

インターンを経験すると会社の事業や業務について深く知ることができるので、入社までにどんな準備をしておけばいいかが明確になります。

インターン経験を通じて自分が苦手なことや、自分に足りないものもわかってくるので、社会人としてのスタートを早めにきることができます。

アルバイトをしながら仕事も覚えることができる

内定をもらってからも、卒業まではアルバイトをする方が多いと思います。長期インターンなら、お金を稼ぎながら仕事も覚えることができるので一石二鳥です。

一般的なアルバイトではお金を稼ぐだけになりがちですが、内定先インターンならお金を稼ぎながら社会人としての仕事も先行して覚えることができます。

内定先インターンのデメリット

時間がなくなる

インターンシップに参加する場合は、それなりのスケジュールを拘束されます。長期インターンとなると週に数時間の勤務が数ヶ月になることもあります。

内定後から卒業までは、自由に好きなことができる貴重な期間です。短期留学、資格取得の勉強、趣味など、やりたいことがある場合はそれらの時間を確保できそうか考えておく必要があります。

同期との差を実感してしまうことも

内定者インターンに参加したことで、同期が自分よりも優秀に見え自信を無くしてしまう人がいます。「入社後にやっていけるだろうか」「このまま入社して大丈夫なのか」と、入社に疑問を感じてしまうことも少なくないでしょう。

インターン中はまだ入社前ですし、研修や仕事のタスクが完璧にできなくても構いません。自分に足りないものがわかってよかったと前向きに考え、成長の機会とするといいでしょう。

最後に

内定先でのインターンには多くのメリットがありますが、参加するかどうかはあなたが決めることです。卒業までの時間をどう過ごしたいのかよく考え、参加するかどうかを決断しましょう。


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