「面接が苦手だけど、どうやって対策したらいいかわからない...」と悩んでいませんか?こんな悩みを持つ方におすすめなのが、「面接ノート」です。面接ノートを書くことで効率的かつ確実に面接の準備や振り返りができます。今回は、面接ノートの作り方や内容、おすすめの活用法をご紹介します。
- ・面接ノートを作るメリット
- ├①効率的に面接対策ができる
- ├②頭を整理しながら回答を考えられる
- └③記録に残していつでも見返せる
- ・面接ノートの作り方
- ・面接ノートの内容
- ├①面接の日程
- ├②企業研究
- ├③ESの内容
- ├④想定される質問の内容
- ├⑤逆質問
- └⑥面接の振り返り
- ・面接ノートのおすすめの活用法
- ├①面接後はすぐに振り返りを記入する
- ├②模擬面接でのフィードバックをメモする
- └③面接前にポイントをチェックする
- ・面接ノートの作成に時間をかけすぎないようにしよう
- ・【まとめ】面接ノートを作って面接通過率アップを目指そう!
面接ノートを作るメリット
①効率的に面接対策ができる
面接の合否はほとんど準備で決まります。とは言え、何から手をつけていいかわからずに、直前に企業研究と面接の回答準備を始めて、何もかも中途半端なまま面接に臨んでいませんか?面接の準備をする際はまず、何をすべきかを明確にすることが重要です。面接ノートを作ることで、面接前に準備すべきことが明確になり、効率的に面接対策ができます。
②頭を整理しながら回答を考えられる
ぶっつけ本番で面接を受けると、緊張してうまく答えられなかったり、自分の言いたいことを全て伝えきれないこともあります。面接ノートを作ることで、落ち着いた状態で頭の中を整理しながら回答を作成することができます。それを使って話す練習を繰り返すことで、面接本番も自分の言いたいことを落ち着いて話すことができます。
③記録に残していつでも見返せる
面接直前に、「志望動機では何を話すんだっけ?」「ESには何を書いたっけ?」と慌てた経験はありませんか?面接ノートを作ることで、想定される質問と回答を面接前に見返し、確認できます。
また、面接後に振り返りを記入することで、次の面接の際に自分が気をつけるべきことが一目でわかります。
面接ノートの作り方
面接ノートは、企業ごとにページを分けましょう。面接ノートを作る際は、ルーズリーフとファイル、またはページ入れ替え可能なノートを使うのがおすすめです。後からページを追加したい時や、並べ替えたい時に便利です。業界別にインデックスを貼って見やすくするのもおすすめです。作り方は自由ですが、すぐに見返せるように工夫しましょう。
面接ノートの内容
①面接の日程
まずは、自分が選考を受ける企業の面接や説明会、ESの提出締切などの日程をまとめておきましょう。最初の方のページにまとめておくことで、見逃しを防ぐことができます。
②企業研究
面接ノートは企業ごとにページを分け、企業研究にも使うのがおすすめです。面接では必ずと言っていいほど聞かれる志望動機は、企業研究を入念にしておくことで説得力が増します。面接ノートに企業研究をまとめておくことで、面接での回答を考える際にもすぐに確認でき、便利です。
③ESの内容
面接は、ESの内容をもとに進められることが多いです。そのため、自分がESに書いた内容を忘れて全く違うガクチカや志望動機を話してしまうということがないよう、ESの内容も面接ノートに書いておきましょう。頻出質問の回答を用意する際も、ESに書いたガクチカ や志望動機と一貫性のある内容にすると、高評価が狙えます。
④想定される質問の内容
まずは、ガクチカや自己PR、就活の軸や挫折経験などの頻出質問を最初の方のページにまとめておきます。ガクチカや自己PRは、複数のエピソードを聞く企業もあるので、3パターンほど用意しておくのがおすすめです。志望動機は企業ごとに異なりますので、ページを分けてまとめるといいでしょう。
頻出質問に加え、ナビサイトで自分が受ける企業の過去の質問を調べて、回答を考えてお区ことをおすすめします。
⑤逆質問
面接では、逆質問の時間を設けられることもあるので、必ず用意しておきましょう。「質問はありません」と答えると、「自社に興味がない」「熱意がない」と判断され評価が下がってしまうこともあります。企業によっては、選考が進むと面接の時間をほとんど逆質問に使う企業もあります。
どの企業にも使える定番の逆質問は、最初の方のページに、企業研究結果を活かした各企業ならではの逆質問は、企業ごとのページにまとめておくのがおすすめです。
⑥面接の振り返り
面接の後は、面接ノートを使って振り返りをします。まずは聞かれた質問と、自分の回答を思い出して書き出してみてください。
次に、次に同じ質問をされたらどのように答えるかを考えてメモしておきましょう。面接本番は、緊張して頭が回らなくなることもあります。落ち着いた状態で回答を考えてみることで、次の面接で活かせるより良い回答が思いつくかもしれません。
最後に、自分の良かった点と、改善点を自由にまとめてみましょう。次の面接の前に確認することで、注意すべきポイントを意識することができ、改善につながります。
面接ノートのおすすめの活用法
①面接後はすぐに振り返りを記入する
面接後は、記憶が新しいうちに振り返りを記入しましょう。面接官に何を聞かれ、自分がどう答えたかは、意外とすぐに忘れてしまうものです。帰りの移動中にメモしたり、休憩を兼ねて帰り道にカフェなどで振り返りをするのも良いでしょう。
②模擬面接でのフィードバックをメモする
面接の前は、友達や先輩、両親やキャリアセンターの職員などに頼んで模擬面接をしましょう。面接本番は独特の緊張感があるため、いくら入念に面接の回答を考えていても、緊張して頭が真っ白になってしまうこともあります。
模擬面接をして面接の緊張感に慣れるとともに、話し方や姿勢、表情の練習もしましょう。その際に必ず模擬面接の相手からフィードバックをもらい、面接ノートにメモしておくことで、面接本番前に改善できます。
③面接前にポイントをチェックする
面接前に、必ず面接ノートを見てポイントを確認しておきましょう。自分が考えた質問への回答や企業研究のページ、過去の面接の振り返りのページを確認して、面接で話すことや、注意すべきポイントを明確にした上で面接に臨みましょう。
面接ノートの作成に時間をかけすぎないようにしよう
面接ノートを作ることで効率的かつ確実に面接対策ができます。しかし、面接ノートを書くことに時間を使いすぎないように注意しておきましょう。綺麗にノートをまとめることは重要ではありません。自分がわかるメモ程度で構いませんので、丁寧にまとめることに気を取られすぎず、その分模擬面接に時間を使いましょう。
回答を作る際も、完璧な文章にまとめなくても、話す内容のキーワードだけメモしておけば問題ありません。むしろ、完璧にまとめた文章を丸暗記してそのまま面接で話すと、緊張して回答を忘れてしまった際に対応しにくくなりますし、不自然な印象になります。話したいことのキーワードだけを面接ノートにメモして、模擬面接で話す練習をするのがおすすめです。
【まとめ】面接ノートを作って面接通過率アップを目指そう!
面接ノートを作ることで、面接対策から振り返りまでを確実にできます。また、面接前に見返して大切なポイントをチェックできます。面接ノートを使って、面接で想定される質問と回答を準備したら、模擬面接でそれを実際に話す練習をすることで、面接通過率アップを狙いましょう。
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