誰でも面接は緊張してしまうものです。特に第一志望など、「絶対に失敗してはいけない」と思えば思うほど緊張して頭が真っ白になってしまうかもしれません。しかし、頭が真っ白になってしまうと質問に対し上手に答えることができず、沈黙してしまう人もいるのではないでしょうか。面接で沈黙をしてしまうと、その時点でアウトなのでしょうか。そこで今回は面接で沈黙してしまった後にできる挽回方法、そして沈黙しないための心得をご紹介します。
- ・面接は「うまくやろう」とすると緊張する
- ├面接官は人間性が見たい
- └コミュニケーションや会話を楽しむつもりで
- ・どんなときに沈黙してしまうのか
- ├質問が難しいと感じたとき
- └頭が真っ白になってしまったとき
- ・沈黙してしまった……その後はどう挽回する?
- ├まずは「緊張してしまって」と正直に伝える
- └何を聞かれているのかを再度確認しつつ落ち着く
- ・最後に
面接は「うまくやろう」とすると緊張する
就活の面接ですから、失敗してもいいと思っている人はいないと思います。しかし、人は「絶対に失敗してはいけない」と思えば思うほど緊張してガチガチになってしまうもの。そこで、できるだけ「うまくやろう」とは思わずにリラックスした状態で臨むのが理想です。
面接官は人間性が見たい
面接官は、完璧なあなたを見たいと思っているわけではありません。できるだけ、あなたの素の状態や人間性を見たいと思っています。緊張してガチガチになってしまうことは面接官も理解していますし、「自分も面接される側だったら緊張すると思う」と話していたりするものです。そこで、まずは「しっかりとありのままの自分を見てもらう」ことを意識して深呼吸しましょう。
コミュニケーションや会話を楽しむつもりで
そして、面接で大切なのは「完璧に答えること」ではなく、面接官といかにコミュニケ―ションが取れるかです。聞かれたことに対しいくら完璧かつ理想的な答えをすることができても、ロボットのように無表情であったり、あるいは冗談に対しても笑わない学生だったりすることはいけません。あくまで「一緒に働きたい相手か」を見ているので、面接での会話を楽しめるかどうかもとても重要なのです。そう考えると少し緊張もほぐれませんか?
どんなときに沈黙してしまうのか
とはいえ、やっぱり面接では緊張して頭が真っ白になってしまうかもしれません。どのようなときに緊張して沈黙してしまうのでしょうか?まずは自分を俯瞰して客観的に見てみましょう。
質問が難しいと感じたとき
難しい質問をされたときには、なかなか自分なりの答えを見つけることができずに気が付いたらかなり長い時間沈黙していた……なんてこともあるかもしれません。この質問は想定外だった、難しくてすぐには答えるのが難しそうだ、と感じたら「少し考える時間を頂いても良いでしょうか?」と質問すれば、たいていの場合はいいですよと言ってもらえるはずです。また、考えを整理しながら少しずつ話しても良いでしょう。「この場合、こういうことになりますので、つまりはこういうことでしょうか?」と頭を整理しながら話していく方法です。もちろん、理路整然と話す方が望ましい場合もありますが、沈黙してしまうよりは少しずつでも話す方が良いこともあります。
頭が真っ白になってしまったとき
頭が真っ白になってしまった場合は、まず深呼吸をしましょう。そしてゆっくりと「自分は今緊張している」と心の中で言い聞かせます。自分を俯瞰して客観的に見ることで少し落ち着きを取り戻せることもあります。「絶対に緊張してはいけない!」と考えると緊張してしまうものですが、「そうか、自分は今緊張しているんだな」と思えばそのことすら滑稽に思えるかもしれません。
沈黙してしまった……その後はどう挽回する?
それでも、つい沈黙の時間が流れてしまったという場合にはどうすればいいのでしょうか。10秒程度であれば沈黙してもそこまで問題はないと思いますが、30秒以上の沈黙は面接官も「大丈夫かな?」と不安になってしまいます。そこで、30秒以上沈黙してしまった場合、その後どのように挽回すべきかを考えていきましょう。
まずは「緊張してしまって」と正直に伝える
まずは、かっこつけたりせず正直に「緊張してしまいまして……申し訳ありません」と自分は緊張しているということを素直に伝えましょう。誰でも就活の面接では緊張してしまいますから、気持ちは分かってもらえるはずです。そこで、まずは正直に緊張を面接官と共有しましょう。きっと「ゆっくりでいいですよ」と待ってもらえるのではないでしょうか。
何を聞かれているのかを再度確認しつつ落ち着く
そして、「ご質問ですが、私が学生時代に頑張ったことについてでお間違いないでしょうか?」というように、確認をしてみましょう。質問を復唱したり、その意図について確認することは1~2回であれば問題ありません。確認しつつ相手の言葉を復唱することで落ち着きを取り戻せる場合もあります。そして、改めて答えを考えましょう。
最後に
面接で緊張する学生や、沈黙してしまう学生は実は多くいます。しかし、一生懸命さが伝われば沈黙しても減点にはならないもの。緊張しながらも一生懸命真摯に答えようとしている姿をわかってもらえることが大切です。沈黙後も挽回は可能ですよ!
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