面接で「えー」、「えっと」、「あのー」を減らす方法!

就職活動につきものの面接、緊張しますよね。練習をしているとついつい「えー」、「えっと」、「あのー」などのつなぎ言葉を何度も使ってしまい注意されたというような人もいるかもしれません。いざ気を付けようと思っても気がついたら口をついて出ていたということもあると思います。この「えー」、「えっと」、「あのー」という言葉、どのようにしたら減らすことができるのでしょうか。

面接で「えー」、「えっと」、「あのー」を減らす方法!
目次

「えー」、「えっと」、「あのー」が面接官に与える印象

そもそも、「えー」、「えっと」、「あのー」という言葉は減らさなければいけないのでしょうか。これらを使うと面接官はどう感じるのでしょうか。

私の知り合いの採用担当者いわく、「えー」が多いと話の内容が頭に入って来なくなって「えー」しか記憶に残らなくなると言っていました。彼女が面接したその人は、「あなたの長所を教えてください」という質問に対し「えー、私の長所は、えー、努力家なところです。えー、私は大学で、えー」という調子で話し続けたそうです。もちろんこの人は不採用になってしまいました。
このような例は少し極端な例ですが、この「えー」、「えっと」、「あのー」という言葉は、発言に自信がなさそうにみえたり頭の回転が少し遅いようにみえたりしてしまうようで、マイナスの評価をつけられてしまう結果になります。

「えー」、「えっと」、「あのー」と言ってしまう原因

ではなぜ、思わず「えー」、「えっと」、「あのー」と言ってしまうのでしょうか。

緊張

面接は非常に緊張します。そして緊張すると頭の中が真っ白になってしまうことがあります。それでも聞かれているので答えなくてはいけない。どうしようと焦った結果、このようなつなぎの言葉を何回も使ってしまう人がいます。

考えながら話している

これも面接の場では非常に多いケースです。ありきたりの質問はあらかじめ練習していくので流暢に話せるのですが、実際はそのような質問ばかりではありません。私たちが想像していなかったような質問が来ることもあります。そのようなとき、質問に対する答えを考えながら話すことになります。その考えている間を沈黙にするわけにもいかないので、そこをつなげようと思うあまりついついこのような言葉が出てしまうことがあります。

口癖

普段から口癖でこのような言葉を使っている人もいます。自分ではなかなかわからないかもしれませんが、模擬面接などで指摘されたことがある人は一度、面接以外の会話の時につなぎ言葉を使っていないか確認してみましょう。普段はちょっとした口癖でも、緊張する場では大きくなってしまい面接官の嫌気をさそう可能性があるので注意しましょう。

「えー」、「えっと」、「あのー」をなくす方法

就職活動において、面接で悪い印象を与えてしまう口癖はなくす必要があります。よし!言わないようにしよう!と意識して面接では一切使わないようにできれば一番良いのですが、なかなかそうはいきません。自分では言わないようにしようと思っていても、つい口をついて出てしまうということがあります。どうしたらよいのでしょう。

面接の練習をたくさんする。

もっとも有効なのはやはりこれです。「えー」、「えっと」、「あのー」と言わないように意識するのはもちろんです。しかしただ意識するだけでは、緊張したり焦ったりするとつい口をついて出るということもあります。そのためなるべく緊張しないように、緊張しても頭が真っ白にならないように、自信がつくまで面接の練習をすることです。何回も練習をしていると、自分がどのようなときにこのような言葉を言ってしまうかもわかってきます。それを知ることで本番でも意識を向けることができるようになってくるのです。
また練習をたくさん行い自信がつくことで「えー」、「えっと」、「あのー」といって時間稼ぎをする必要もなくなり、自然とこのような言葉を使う回数が減ってきます。

答える前に質問を繰り返す癖をつける

「えー」、「えっと」、「あのー」という言葉がもっとも出やすいのは面接官から質問をうけた直後です。特に思いがけない質問をされた時など、瞬間的にどのようなことを話そうか考えなくてはいけません。その考える間を埋めるように「えー」と言ってしまう人が多いのです。そのような癖がある人は、回答の最初に面接官の質問を繰り返すことをお勧めしています。

例えば、「あなたの長所はなんですか」という質問があったとします。聞かれてすぐに回答するのではなく「私の長所はというと…」とゆっくりした口調で繰り返します。そしてこの繰り返している間に質問の回答を考えるのです。このように別の言葉で時間稼ぎをする事で「えー」、「えっと」、「あのー」と言わないようにすることができます。

とはいえ質問の意図がわからなすぎて、繰り返して言っている間もまとまらないような場合もあると思います。これに関しては「質問が完全には理解できてなくうまくまとめられないのですが」と正直に話してしまっても問題はありません。そして理解したところまで話せば良いのです。わからないまま完璧に話そうとしてしまうと「えー」、「えっと」、「あのー」という言葉に頼りがちになってしまいます。

最後に

いかがでしょうか。「えー」、「えっと」、「あのー」という言葉は非常に便利な言葉ですが、聞いている面接官にとっては非常に耳障りな言葉です。せっかく良いことを話していても「えー」という言葉ばかりが印象に残ってそのほかの内容が伝わらないのでは全く意味がありません。このような口癖は極力減らし、最大限自分をアピールできるように面接の練習を行いましょう。


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