面接で嘘をつくべきでない理由やデメリットを解説

就活中は少しでも自分をよく見せたいと思うものです。経歴や経験に自信がない就活生の中には「嘘をつかないと面接を突破できない」「多少の嘘ならばれないだろう」と考える人もいるかもしれません。

ここでは就活中に嘘をつくとどんな結果になるのか、どんなデメリットがあるのかなどについて解説します。嘘が招く結果を理解し、面接での回答について考えていきましょう。

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目次

面接で嘘をつかない方が良い理由

面接での嘘はバレる可能性が高い

嘘を付いているときに無意識に出てしまう仕草があります。こういった仕草が重なると、面接官に「本当かどうか怪しい」「嘘をついているのでは?」と疑われる可能性が高いです。

【嘘はこんな仕草でバレてしまう】
瞬きが多くなる
居住まいを頻繁に正す
右斜め上を見る
鼻や口を触る
不自然なほど強調する
愛想笑いをする

面接のプロである面接官は、嘘を見抜くのも上手です。落ち着きがない様子や話し方から「おかしいな」という印象を持たれることも少なくありません。嘘をつくと話の整合性がとれず、その後のやりとりがぎこちないものになりがちです。結果的に選考を突破するのが難しくなります。

嘘をつくと選考で落ちやすくなる

確認しようのないことなら、面接中に嘘だとバレることは少ないかもしれません。しかし受け答えから「嘘をついていそう」と思われただけでも、面接官の心証は悪くなります。

嘘をつくと声が小さくなったり、自信なさげになる人もいます。自信を持って堂々と答えている学生と比べると、選考を突破できる確率は下がるでしょう。

嘘がバレた後が面倒

嘘がバレないまま入社できたとしても、その後は罪悪感を抱えながら働くことになります。そして入社後に嘘がバレてしまうケースも少なくありません。

【嘘がバレた例】

・所属していたゼミでゼミ長を務めていたという作り話をしたら偶然同じゼミの仲間が同じ会社を受けていて話に矛盾が生じて嘘が発覚した

・活発さをアピールしようとやったことがないスポーツの大会に出場した話をしたが話の内容に具体性がなく矛盾点もあることからその場で嘘がバレた

・行動力をアピールしようと実際には行っていない長期留学に行きドイツ語を学んだという嘘を付いたら、入社後にドイツ語圏に関する仕事を任されそうになり嘘がバレた

経歴詐称とみなされる場合は、内定後に内定取り消しとなるケースもあります。面接で嘘をつくことは大きなリスクがあると心得ておきましょう。

就活の面接に嘘が不要な理由

嘘をついて入社しても後で苦労する

経歴や能力を重視する企業もありますが、嘘をついてまで入社する必要があるでしょうか?実力で入社できないような企業に入社しても、後で苦労するのは目に見えています。

入社後に嘘がバレたら肩身の狭い思いをするでしょうし、信頼を取り戻すのは難しいです。嘘がバレなくても、その職場で満足して長期間働けるか疑問ですよね。気持ちよく長く働ける職場を見つけたいなら、面接で嘘をつくことは逆効果になることがわかると思います。

面接で大事なのはマッチング

面接で嘘をつこうと考える人は、「就活では素晴らしい実績や経歴がないと採用されない」と思っているのではないでしょうか?しかし、実際には華々しい経歴や能力はそれほど重要ではありません。

面接官が重視するのは企業との相性、仕事への適性、人間性などです。優秀であることよりも人柄を重視している企業も多いので、嘘をついてまで自分をよく見せようとする必要はありません。

大切なのは実績よりも経験やプロセス

面接で重視されるのは、結果よりも「どんな努力をしたか」「どんな工夫をして困難を乗り越えたか」などの経験やプロセスです。

目立った実績がない場合は、エピソードや伝え方を工夫してみましょう。嘘をつかなくても、工夫次第で魅力的な自己PRを作成することは可能です。

自分に自信が持てないときは

エピソードを深掘りしてみる

「自慢できることがないから作り話を考えなくては」と諦める前に、もう一度これまでの経験を振り返ってみましょう。必死に頑張ったこと、長期間継続的に取り組んだこと、困難を乗り越えたことはなかったでしょうか?

時間をかけてじっくり考えれば、きっとあなたの良さが伝わるオリジナルのアピールポイントが見つかるはずです。

これからの目標について話す

どれだけ考えてもアピールできるような経験が思いつかない、という方もいるかもしれません。その場合は、今後の夢や目標について語るという方法もあります。

面接官が注目するのは「今までの経験」よりも「今後どんな活躍をしてくれるか」です。アピールできる経験や成果が思いつかない場合は、将来の展望や自分の価値観を中心に話すのもいいでしょう。

先輩のESを参考にする

ES(エントリーシート)作成で悩んでいるなら、内定を獲得した先輩のESを参考にするのもいいでしょう。志望動機や自己PRをたくさん読んでみると、エピソード選びやアピール方法など勉強になるはずです。

それほど目立った実績でなくてもうまくアピールしている先輩もたくさんいます。ES作成で苦労している方は、ぜひ参考にしてみてください。

どうアピールする?ESの自己PR・ガクチカ例文集 業界別!難関企業内定者の志望動機集

就活ではついていいい嘘もある?

本音と建前の使い分けは必要

基本的には面接やESで嘘をつくべきではありませんが、ごくまれに嘘をついた方がいい場合もあります。 厳密にいうと嘘ではなく、本音と建前(社交辞令)を使い分ける必要がある時です。

「ウチが第一志望ですか?」という質問が代表的な例です。 本音と建前を使い分けられるかチェックをするためにこの質問をする企業もあります。社会人になると、相手に嫌な思いをさせないよう配慮することが求められます。本音と建前を使い分けることは、嘘とは違うということを覚えておきましょう。

多少の脚色はあり?

「リーダーを務めたサークルの規模」「アルバイトで指導をした人数」を多少多めに言うのは、脚色の範囲と言えるでしょう。数が少ないと自信を持って話せないかもしれませんが、やはり嘘をつくのはおすすめしません。

大切なのは規模や数ではなく、あなたがとった行動や経験の質です。深く話をすれば経験の本質は面接官に伝わります。少しぐらい脚色しても影響はそれほどないため、真実を話すよう心がけてください。

面接で嘘をつかないために

自信が持てない理由を分析する

面接で嘘をついてしまうのは、自分を実力以上によく見せたいという気持ちがあるからです。自分に自信がなかったり、ありのままのことを話せないのは、どうしてなのかよく考えてみましょう。

知識やスキルに自信がないなら、今からでもできる勉強があるかもしれません。経歴や経験に自信が持てないなら、伝え方を工夫してより魅力的にすることができるはずです。嘘をついてしまう理由を分析して、改善策を考えてみてください。

自分らしい強みを見つける

嘘をつかなくてもいいように、自分ならではの強みやアピールポイントを見つけましょう。そのためにもう一度時間をかけてしっかりと自己分析をしてみてください。

どうしても思いつかないなら、家族や友人にあなたの良いところや強みを聞いてみるのもいいでしょう。長所や良いところは自分ではなかなか気づかないもので、自分以外の人の方がよく見えていることもあります。

内定をゴールにしない

周囲の人は内定を獲得しているのに自分だけ内定がもらえないと、焦りや不安を感じるでしょう。そうした焦りや「なんとしてでも内定が欲しい」という思いから、就活で嘘をついてしまう人もいます。しかし嘘をついて入社した会社で、のびのびとあなたらしく働くことができるでしょうか?

本来のあなたが持っている魅力を理解してくれる会社でこそ、自分らしさをいかしていきいきと働けるはずです。「どこでもいいから内定が欲しい」「どんな手を使ってでも内定を獲得しよう」と、内定にこだわりすぎているなら注意が必要です。

ありのままの自分にマッチする企業を選ぶ

「嘘をつかないと受からない」と感じるなら、その企業はあなたにあっていないのかもしれません。ありのままの自分で挑戦したいと思えるような企業が見つかるまで探してみてください。

自分はどんな企業で働きたいのか、どんな企業でなら自分の特徴や強みが発揮できそうか、もう一度よく考えてみましょう。

最後に

面接で嘘をつきたくなる気持ちはわかります。しかし嘘をついてもいい結果はあまり期待できませんし、後で後悔している人は多いです。嘘をつかなくても自信を持って面接に臨めるような自分になるための努力をしていきましょう。



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