就活で問われる一般常識とは?問題の出題ジャンルや対策も解説

就活中は筆記試験としてや面接中の会話の中で、一般常識を問われることが少なくありません。咄嗟に答えられず、あわてた経験がある方も多いのではないでしょうか?

企業はどんな意図で一般常識を問うのか、どんなジャンルから出題されるのかなど解説します。一般常識問題の対策や対策の注意点もご紹介するので参考にしてください。

就活で一般常識問題ってどんな内容なの?傾向と対策を紹介!
目次

就活で問われる一般常識とは

一般常識問題のジャンル

一般常識問題は、国語・数学・理科・社会・英語の基礎科目と文化・時事問題で構成されているケースがよく見られます。難易度は中学卒業レベルで、そこまで難しい問題が出ることはありません。

国語であれば漢字・四字熟語の意味や敬語の使い方、数学であれば四則演算や因数分解、社会は一般常識レベルの世界史や日本史です。中学生レベルの一般常識とはいえ忘れていることも多いと思うので、対策する必要があるでしょう。

国語
漢字・四字熟語・ことわざ・慣用句・正しい敬語の使い方

数学
四則演算・因数分解・関数・平方根

理科
生物・化学・物理・地学

社会
歴史・地理・政治・経済・世界情勢

英語
単語・熟語・文法・作文

文化
美術・音楽・スポーツ・芸能

時事問題
政治情勢・経済情勢・環境問題・最新のニュース

企業が一般常識を問う目的

企業としては、社会人として身につけておくべき最低限の知識があるかどうかを見極めたいという意図があります。時事問題やニュースにどれだけ興味を持っているかを見ている企業も少なくありません。

大手企業や有名企業の場合、筆記試験や能力テストと同じような位置付けで、効率よく候補者を絞る目的で一般常識に関するテストを行うケースもあります。

SPIなどの適性試験との違い

SPIや玉手箱などの適性試験と違い、企業がそれぞれ独自に作成していることが多いです。しかし、出題のジャンルや難易度はどの企業でも大きく変わることはなく、似たような問題が出題されます。

筆記試験のタイミングで一般常識問題のテストが実施されることが多いですが、面接の際に口頭で質問されるケースもあります。

一般常識問題の対策

本や問題集で勉強する

就活生向けに、一般常識問題と時事問題対策用の本や問題集が数多く出版されているので、活用するのがいいでしょう。テキストや問題集は最新のものを選ぶようにします。

苦手分野はジャンルごとの対策本で強化

一般常識問題は、すべての分野でバランスよく知識があることが評価されます。苦手な分野があれば、重点的に勉強して強化しておきましょう。

一般常識問題は、完璧さを求められるようなテストではないので、そこまで神経質になって対策をする必要はありません。すべてのジャンルで基礎的な知識を備えることを目指しましょう。

ニュースや新聞をチェック

時事問題では直近のニュースについて問われることもあるので、テキストや問題集だけでなく、新聞やニュースにも注目しておくと対策になります。新聞や経済誌などを読むのは、語彙力や文章読解力を鍛えることにも繋がります。

業界に関するニュースについて問われる可能性が高いので、業界紙や業界に関連のある雑誌などがあれば購読することをおすすめします。

アプリで隙間時間にも対策

一般常識対策用のアプリもあるので活用してみましょう。通学時間やちょっとした空き時間など、隙間時間を使って一般常識問題の対策ができるので、忙しい就活生におすすめです。

就活の一般常識問題対策についての注意点

早い時期から対策をスタートする

一般常識問題で扱われる分野は、5科目・文化・時事問題と多様です。企業によって問題の傾向も異なるため幅広く勉強する必要があり、対策には時間がかかります。

1〜2日で対策できるものではないので、できるだけ早い時期から対策を始めるのがいいでしょう。ニュースや新聞のチェックも一気にできるものではないので、日頃からこまめにチェックすることをおすすめします。

志望企業が実施している試験を確認する

新卒採用の選考中に一般常識問題のテストを実施する企業は多いですが、すべての企業が実施しているわけではありません。

企業の採用ページ、募集要項、就活生のクチコミサイトなどで、その企業がどんな試験を実施しているか確認しておきましょう。

ビジネスマナーを問われることも

国語の分野で正しい敬語の使い方が問われるだけでなく、電話の対応などビジネスマナーを問う企業もあります。基本的なビジネスマナーについても勉強しておくのがいいでしょう。

ビジネスマナーは就職後はもちろん、就活中も役立つ知識なので、身につけておいて損はありません。

最後に

一般常識問題は難易度はそれほど高くないですが、範囲が広いため少しずつ対策するのがおすすめです。ニュースや新聞のチェックなどを習慣にして、最新情報の収集もこまめに行っていきましょう。


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