自己紹介で使える「面白いキャッチコピー」の作り方とは|注意点も解説

就活ではインターンシップのグループワークや面接など、自己紹介をするタイミングが多くあります。その際、自分を端的に表す面白いキャッチコピーがあれば印象に残りやすくなるでしょう。

この記事では、就活の自己紹介で使える面白いキャッチコピーの作り方注意点、例文について解説します。

目次

自己紹介のキャッチコピーに「面白さ」は必要?

そもそも就活における自己紹介に面白さは必要なのでしょうか。

結論から言うと、面白い自己紹介は武器になります。もちろんお笑い芸人のような面白さは就活で求められません。人を笑わせる面白さというよりは、相手の印象に残る面白さを意識して自己紹介を行いましょう。

面白いキャッチコピーの効果

面白いキャッチコピーを持っていると、まずは相手に覚えてもらうことができます。特に、面接官は何人もの学生を相手にするため、一人ひとりについて細かく覚えているわけではありません。短い言葉で自分をアピールできれば、より強く印象に残るでしょう。

就活の自己紹介で使える!面白いキャッチコピーの作り方

面白いキャッチコピーの重要性がわかったところで、実際にキャッチコピーを作ってみましょう。

①自己分析で強みや性格を書き出す

まずは自分の強みや性格を書き出してみましょう。やってみると実際に言語化するのが難しいことに気づくと思います。その場合は、エピソードと関連付けて書いてみましょう。

例えば、「塾講師で生徒に教えるのが楽しかった」というエピソードであれば、以下のような性格や強みが考えられます。

・人に寄り添うのが得意
・人と関わり合いながら結果を出すことができる
・人が喜んでいるのがモチベーションになる
・年が離れている相手でも躊躇いなく会話できる
・計画を立てるのが得意
・人の名前や特徴を覚えるのが得意
・難しいことをかみ砕いて教えるのが上手い

「サークルで部長を務めた」というエピソードであれば以下のようになります。

・大人数をまとめるのが得意
・輪に入れない人を放っておけない
・たくさんの人と関係を築くのが得意
・地味な仕事も苦にならない
・人を巻き込むのが得意
・計画的に仕事を進められる

このように、1つのエピソードでもたくさんの特徴が見えてきます。まずは思いつくままに書き出してみましょう。複数のエピソードについて書き出したものを見比べ、共通した特徴があれば、それが自分の大きな強みになるかもしれません。今回の例で言えば「たくさんの人と関係を築くこと」「計画的に進められる」が共通点になります。

②強みを言い換える

次に、見つけた強みの言い換えを考えてみましょう。

「たくさんの人と関係を築くこと」という強みなら、
・人と人との中継地点
・愛され人間
・引っ張りだこのリーダー

といったキャッチコピーが考えられます。

「計画的に進められる」という強みなら、
・スケジュール帳のような人間
・チームの旗振り役
・安全運転で走ります

といったキャッチコピーが考えられます。

③根拠となるエピソードを探す

キャッチコピーを話す際は、それを裏付けるエピソードが必要です。自己分析で強みや性格を書き出した際のエピソードをそのまま使うか、洗い出した強みをヒントに別のエピソードを探してみましょう。キャッチコピーとエピソードをセットで話すことで、説得力が増します。

面白いキャッチコピーを使った自己紹介の例

実際に自己紹介でキャッチコピーを使う際には、以下の流れで話しましょう。

・キャッチコピーの紹介
・キャッチコピーの説明
・キャッチコピーを裏付けるエピソード

これを先ほど作ったキャッチコピーで実践すると、以下のようになります。

例文①引っ張りだこのリーダー
私は引っ張りだこのリーダーです。チームのメンバーと関係性を気づくのが得意で、自分の周りには常にたくさんの魅力的な人がいます。例えば、サークルの幹事を務めた際にはサークルメンバー全員と話すことを心掛けており、気軽に相談してもらえるキャラクターでした。

例文②チームの旗振り役
私はチームの旗振り役です。計画を立てて進めるのが得意で、予定を管理しながら物事を進めます。例えば、塾講師のアルバイトでは生徒の学習計画を立て、無理なく進められるようサポートを行いました。結果、生徒たちは志望校に無事合格を果たしました。

自己紹介用に面白いキャッチコピーを考える際の注意点

抽象的すぎるものはNG

キャッチコピーを作る際にありがちなのは、ひねり過ぎて抽象的になってしまうことです。キャッチコピーの目的は覚えてもらうことです。一度聞いて意味がわからないものは、印象に残りません。オリジナリティを重視し過ぎず、わかりやすさを大事にしましょう。

インパクト重視にならない

キャッチコピーを考えることは悪くありませんが、やりすぎはNGです。インパクト頼りだと、深掘りの質問が来た際に辻褄が合わなくなります。キャッチコピーは、言葉選びの上手さよりもエピソードとの一貫性や本人の強み・性格との一致度合いが大切です。強みや性格を見つけるところに時間をかけましょう。

パクリではなく自分の言葉で表現する

インターネットで検索してみると、たくさんのキャッチコピーが見つかります。なかにはプロが作成したものもあり、魅力的に見えるでしょう。しかし、そのキャッチコピーをマネして使っても、自分の言葉ではないためエピソードとの乖離が生まれます。調べた情報は参考程度にし、自分の言葉でキャッチコピーを作りましょう。

最後に

自己紹介で使うキャッチコピーには、印象に残る面白さに加え、自分をうまく表せていることが重要です。自己分析とあわせてキャッチコピー作りに取り組んでみましょう。

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