面接に行きたくない!辞退する前に考えるべきこと

就活は半年から1年ほどの長期間に及びます。そのため、時には「面接に行きたくない」と感じてしまうことも。でも、すぐに辞退するのはちょっと待って!

「どうして行きたくないのか」を探れば、就活成功のヒントになることもあるのです。そこで今回は、面接に行きたくない就活生が辞退する前に考えるべきことと対処法について解説します。

面接に行きたくない!辞退する前に考えるべきこと
目次

「面接に行きたくない」と感じる理由とは?

面接に失敗するのが不安

「面接に行きたくない」と感じる理由でよくあるのが、面接に失敗することへの不安です。 「厳しい面接官だったらどうしよう」「うまく受け答えできなかったらどうしよう」など、面接に対して不安を抱える就活生は少なくありません。

特に面接で落ち続けてしまうと「次の面接でも失敗するのでは」と過剰に不安になってしまうケースが見られます。その結果、「いっそ面接に行きたくない」と感じてしまうのです。

企業への魅力を感じなくなった

エントリーした段階では志望度の高かった企業でも、他社の選考を受ける中で魅力が薄れてしまうことがあります。

自宅から会場までの移動時間や交通費、時には宿泊費など1回の面接にかかるコストは大きいもの。魅力を感じない企業の面接にそれらのコストをかけることをもったいなく思い、「面接に行きたくない」と感じることがあります。

就活以外のことが忙しく時間に余裕がない

就活生は就活をしながら、大学での授業をこなさなければなりません。特に試験やレポート作成は、大学を卒業するために避けられない重要なイベントです。そのため、時には面接よりも学問の方を優先したくなり、「面接に行きたくない」と感じることがあります。

また、授業やバイトで忙しい毎日を送っていると「今日は面接に行かずにのんびりしたい!」と思うこともあります。

面接を辞退する前に考えておきたいこと

面接を辞退することで就活にマイナスの影響を与える可能性がある

面接を辞退した瞬間は「面接に行かないで済んだ」と解放感に包まれるかもしれませんが、後になって「自分でチャンスを潰してしまったのでは」「これで内定が取れなかったらどうしよう」とさらなる不安が襲ってくる可能性があります。

また、面接を辞退することで「みんなはちゃんと面接を受けているのに、自分は逃げてしまった」など劣等感に苛まれる原因にもなります。ほんの1回の面接を辞退するだけで後々の就活に悪い影響を及ぼすことがあるのです。

準備してくれた企業に迷惑をかけてしまう

就活の面接を実施するために、企業は面接会場の確保や時間の調整など様々な準備を行っています。通常の業務もこなしながら、新卒採用に取り組むのは大変なことです。面接を辞退すると、そういった企業の準備を無駄にしてしまうのです。

もちろん、就活生には「どうしても行きたくない」という時に辞退する権利があります。しかし、安易に辞退する前に企業の視点からもぜひ考えてみてください。

面接に行ってみてわかることもある

それまでは魅力を感じていなかった企業でも、面接に行ってみて新たな魅力に気づくこともあります。

面接官が尊敬できる人だったり、詳しく話を聞いてみてそれまで気づかなかった企業の魅力に気づくこともあるでしょう。

まだ企業のことをよくわかっていない場合は、とりあえず面接に行ってみることで考えが変わることもあると理解しておきましょう。

「面接に行きたくない」と感じたら

行きたくない理由を考えてみる

なぜ面接に行きたくないのか?まずは行きたくないと思う理由を考えてみてください。「なんとなく行きたくない」「気が進まない」という人が多いと思いますが、理由がはっきりとしていないままただ悩んでいるのではないでしょうか?

準備不足なのか、志望度の低さが理由なのか。なぜ行きたくないのか、理由が明確になれば対策を立てることができますよね。

理由がわかれば、行くべきか辞退すべきかも判断しやすくなるはずです。ノートに行きたくないと思う理由を書き出してみて、頭の中を整理してみましょう。

メリットとデメリットを考えてみる

面接に行きたくないと感じるときは、それぞれのケースのメリットとデメリットを考えてみるのもいいでしょう。

面接に行った場合のメリットとデメリット、面接に行かなかった場合のメリットとデメリットを書き出してみるとどうすべきか判断しやすくなることがあります。

誰かに相談してみる

1人で悩んでいてもなかなか答えが出ない時、どうしていいかわからない時は誰かに相談してみましょう。

就活をしている友達や家族に話を聞いてもらったり、大学のキャリアセンターなどで相談してみるのもおすすめです。

「面接に行きたくない!」そんなときの対処法とは?

十分な面接対策で自信を取り戻す

面接に失敗する不安から「面接に行きたくない」と感じている人は、今まで以上に面接対策に取り組み、「これだけ頑張ったから大丈夫!」と自信を取り戻すことが大切です。

面接で聞かれる質問内容はある程度パターン化されています。まずは決まったパターンのある質問にしっかり答えられるように回答を用意しておきましょう。

また、面接での態度は自分では大丈夫なつもりでも、他人から見ると「全然こっちを見ていない」「猫背になっている」など問題が見つかることがあります。模擬面接を録画するなどして、問題点を1つずつ解決しておくと自信をもって本番に臨むことができるでしょう。

練習だと思って割り切る

企業に魅力を感じられなくなった場合でも、「第一志望に向けた面接練習だ」と割り切ってしまうのも良いでしょう。もし面接に落ちたとしても、その原因を分析して解決しておけば、第一志望での面接では同じ失敗を繰り返さずに済みます。

また、面接に受かれば「このままで大丈夫」と自信をつけることができます。どんな結果になっても、第一志望の企業に受かる準備として役立てることは可能です。

志望度が低ければ思い切って休むことも大切

就活では健康を維持することが何よりも重要です。そのため、志望度の低い企業の面接の際に「どうしても疲れて動きたくない」という場合には、思い切って休むことも有効な対処法になりえます。

単に「面接を受けたくない」というネガティブな気持ちで休むのではなく、「今日休んだから次の面接は元気いっぱいな状態になれる」とポジティブに休むことが大切です。

行きたくない面接を辞退するときのマナー

なるべく早く連絡する

面接を辞退すると決めたら、できるだけ早く企業の担当者に連絡をしましょう。直前になればなるほど企業側に迷惑をかけることになるためなるべく早く連絡をするのがマナーです。

連絡は電話で面接を辞退する

面接をキャンセルする場合は、メールではなく電話で連絡をするようにしましょう。面接の前日や当日など直前の連絡になってしまった場合は、メールだと確認が間に合わない可能性があります。

面接までにかなり日数がある場合はまずメールで連絡してみても構いませんが、できるだけ電話で連絡するのがベターです。

理由は具体的に言わなくてもOK

面接を辞退する際に理由を具体的に説明する必要はありません。面接に参加できないということと、お詫びの気持ちを伝えます。

もし、採用担当者に理由を聞かれた場合は、「急用」や「体調不良」と答えておくのがいいでしょう。

最後に

誰でも「面接に行きたくない」と感じることがあります。大切なのは行きたくない6原因を見つめ、適切な対処をすることです。深く考えることなく休み始めてしまうと、他の面接にも悪い影響を与えてしまいかねません。

また、「面接を辞退する」と決断するなら、企業には早めに連絡をするようにしましょう。「辞退すると言いだしづらい…」とギリギリになってから連絡したり、無断で休んだりすると、企業に迷惑や心配をかけることになります。

もうすぐ社会の一員となる就活生だからこそ、社会人として恥ずかしくないふるまいを心掛けるようにしてくださいね。


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就活の面接は嘘つき大会?嘘が多くなりがちな理由と注意点を解説
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就活の面接で自分をよく見せようとするあまり、つい嘘をつきたくなってしまうことはありませんか?実際に面接で嘘をついたことのある就活生は少なくありません。 そのため、就活の面接は嘘つき大会だといわれることもあります。しかし、嘘にはデメリットもあるため、できれば嘘をつかずに選考を突破したいものです。 今回は、面接で就活生が嘘をつくパターンとその理由、面接で嘘をつかないためのポイントを詳しく解説します。 就活の面接は嘘つき大会!? 就活の面接では、面接官に最大限自分に魅力を感じてもらうために、嘘をついてしまう人は少なくありません。多くの就活生は、「嘘をつかないと志望度が低いとみなされる」「他の学生と比べて自分のエピソードはインパクトに欠ける」などの不安から、嘘をついてしまうのです。 マイナビニュースによると、就活で嘘をついたことがある就活生の割合は38.7%でした。嘘の内容としては、「第一志望ではないのに第一志望だと答えた」「ガクチカの内容を盛って話した」が特に多く上がっています。 さらに、嘘の内容で内定をもらったことがあると答えた人は83.8%、嘘の内容で面接官が自分を評価していたと感じた人は72.9%でした。 面接官に評価されるために嘘をつく就活生は多く、嘘の内容でも評価されることは少なくないことがわかります。 参考:​​​​​​マイナビニュース「就活で『嘘をついたことがある』人の割合は?​​」 https://news.mynavi.jp/article/20220727-2408807/ 面接で嘘をつくデメリット ①バレる可能性が高い リクルート就職ジャーナルが企業採用担当者300人を対象に行った調査によると、73.7%が就活生の「嘘・盛った話」に気づいたことがあると回答しています。 採用担当者は、面接での就活生の話し方や、話を深掘りしたときに生じた矛盾、適性検査の結果とエピソードを照らし合わせたときの不一致などをきっかけに嘘や盛った話に気づきます。 面接で嘘をついても、採用のプロはあらゆる角度から話の信憑性を確かめるため、バレる可能性が高いです。そうなれば、自分をよく見せようとしてついた嘘がかえって自分の評価を下げることになります。 参考:リクルート 就職ジャーナル「就活で「嘘・盛った話」はアリ?採用担当者300人の本音アンケート」 https://journal.rikunabi.com/p/advice/25761.html ②ミスマッチにつながる 嘘のガクチカや自己PRで内定をもらえたとしても、企業とのミスマッチにつながる可能性があります。企業は、ガクチカや自己PRを通して学生の人柄やモチベーションの源泉を知り、自社に合った人材かどうかを確かめます。 そのため、目の前の内定だけを目的に嘘をつくと、入社後に業務内容や社風が合わないと感じ、早期退職につながりかねません。 ③罪悪感がストレスになる 普段から特に真面目な性格の人は、「嘘がバレているのではないか」と不安になったり、嘘をついてしまった罪悪感から自分を責めたりすることでストレスになってしまうことがあります。 面接中も、嘘の内容を話していると「嘘に気づかれているのではないか」「深掘りされたらどうしよう」などと後ろめたい気持ちになり、それが表情や話し方に表れてしまいます。 ④内定取り消しになることも 採用選考の判断に大きく関わることで嘘がバレると、最悪の場合内定取り消しになる場合があります。資格の点数や学校の成績は、内定後に証明書の提出を求められることがあるため、嘘をついてもいずれバレてしまいます。 面接で嘘をつくパターンとその理由 ①ガクチカや自己PRのエピソードを盛った ガクチカや自己PRのエピソードにインパクトが足りないと感じ、やってもいないことを自分がやったかのように話す人や、数字を盛って話す人は少なくありません。たしかに、他の就活生に比べて自分のエピソードがインパクトに欠けると感じると、面接官の印象に残るような内容にするためについ嘘をつきたくなってしまいます。 しかし、ガクチカや自己PRで企業の採用担当者が見ているのは、学生が取り組んだことの凄さではなく、人柄やモチベーションの源泉です。そのため、エピソード自体のインパクトの強さよりも、自分がどのような強みを持っているのか、入社後にそれをどのように活かせるのかを伝える方がはるかに重要です。 たとえ嘘をついても、面接官は深掘りすることで話の信憑性を確かめます。嘘がバレたときのリスクが大きいため、嘘をついてまでエピソード自体のインパクトにこだわることはおすすめしません。 ②資格や大学の成績を盛った 資格や大学の成績を盛るのはNGです。少しでも選考に有利になるように、GPAやTOEICの点数を盛ってしまおうと考えている人や、持ってもいない資格を履歴書に記載しようとしている人は要注意です。 資格や大学の成績は、証明書の提出を求めることで企業は簡単に確認できるため、嘘をついてもすぐにバレます。また、応募条件に指定されている資格の取得などが特にない場合、資格は持っているに越したことはありませんが、持っていなかったとしても選考で不利になることはありません。 TOEICの点数の提出が必要な外資系企業などへの就職を考えている場合や、志望企業の応募条件に指定された資格の取得がある場合は、早めに勉強を進めておくことをおすすめします。 ③「御社が第一志望です」と嘘をついた 企業は多くのコストをかけて採用を行っているため、なるべく内定承諾の可能性が高い学生に内定を出したいと考えています。そのため、主に最終面接ではよく「弊社が第一志望ですか?」という質問が投げかけられます。多くの就活生は、ここで「御社が第一志望です」と答えなければ、内定承諾の可能性が低いと見なされて落とされてしまうと考え、嘘をつきます。 しかし、「御社が第一志望です」と言いながらその理由をうまく説明できない人と、「迷っている」と素直に伝え、その理由を入念な企業研究の結果と自分の就活の軸を踏まえて説明できる人とでは、後者の方が好印象になります。 嘘をつくのが後ろめたいと感じる人は、無理をしてまで嘘をつく必要はありません。迷っている理由を明確に伝えれば、その素直さと誠実さを高く評価してくれる企業もあります。 ④思ってもいない志望動機を伝えた 年収や福利厚生に最も魅力を感じて志望した企業の面接で、事業内容や企業理念を志望動機として話す就活生は少なくありません。しかし、これは嘘ではなく「建前」です。 逆に、年収や福利厚生のことしか話さなかったとしたら、入社後に何をしたいのかが伝わらないため、即不合格になる可能性が高いです。企業に魅力を感じた最も大きな理由が年収や福利厚生だとしても、企業研究を入念に行い、説得力のある志望動機を伝えられるようにしておきましょう。 ⑤長所や短所、性格で嘘をついた 本当の自分とは全く異なる長所や短所、性格で嘘をつくのはNGです。しかし、企業が求める人材に合うように嘘をついてしまう就活生も一定数います。 嘘をついても深掘り質問や性格検査の結果から嘘はすぐにバレてしまいます。もし嘘の内容で内定をもらえたとしても、本当の自分とはマッチしないため、早期退職につながりかねません。企業・学生の双方にとってよくないため、性格に関して嘘をつくのはやめましょう。 面接で嘘をつかないためのポイント ①自分に合った企業を見つける 嘘をつかないためには、本当に自分に合った企業を見つけることが大切です。漠然と憧れている企業に嘘をついてまで入社しても、入社後にミスマッチが発覚して働き続けるのが辛くなる可能性があります。逆に、自己分析と企業研究を入念に行って、本当に自分に合った企業に入社すれば、双方にとってプラスになります。 ②インパクトよりも本当の人柄が重要だと知る 面接官が選考を通して見ているのは、エピソード自体のインパクトではなく、その人の本当の人柄です。自分なりに力を入れて取り組んだことを自分の人柄や強みがわかるように話せば、しっかりと評価されます。 そもそも、本当に珍しいことや大きなことを成し遂げたエピソードを持っている人はほんの一握りです。多くの学生は面接でアルバイトやサークルのことを話しています。 ③「建前」は嘘ではないと理解する 例えば、「本音の志望動機は年収だけど、面接では建前として企業が注力している事業内容について話そう」といった対応なら、嘘をついているとは言いません。建前は嘘とは異なり、相手を騙すようなものではないことを理解し、自信を持って話せばOKです。 ④アピールできる実績を積む 自分には自信を持ってアピールできることがないという人は、嘘をつくよりも、アピールできる実績を積むことが重要です。例えば、長期インターンに参加することで社会人と同じように実務経験を積むことができ、就活で自信を持って話せるエピソード作りにも役立ちます。 【まとめ】面接ではありのままの自分をアピールしよう 就活では、面接で嘘をつくことよりも、ありのままの自分に魅力を感じてくれる企業を見つけることが重要です。面接で嘘をつくことを考えている人は、嘘の内容を考える時間を自己分析や企業研究に使いましょう。 どうしても自信を持って話せるエピソードがないという人は、長期インターンに参加して、面接で自信を持って話せる経験を積むのもおすすめです...

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面接で「どんな社会人になりたいか」と聞かれた場合の答え方
面接で「どんな社会人になりたいか」と聞かれた場合の答え方

「どんな社会人になりたいか」という質問は、面接の定番です。この質問に上手く答えることができれば、面接官に良い印象を残すことができます。答える際に気をつけたいポイントを、この質問をする面接官の意図や返答内容の決め方と共に解説しているので、ぜひ参考にしてください。 企業がこの質問をする理由 回答を決める前に、なぜこの質問が定番であるかの理由を把握しておきましょう。この質問の裏にある企業の意図を理解することで、要所を抑えた回答がしやすくなります。 自社の社風や方針に合った人材か知りたい 企業は自社の社風や方針に合った人材を求めています。どれだけ経歴が優秀な学生でも、会社の雰囲気に合っていない人を雇ってしまうとすぐに離職されかねません。 企業では社員がチームとなって様々な業務をこなしていくので、会社の方針と合った将来像を掲げている人材を集めて、社員が目指す方向性にまとまりを持たせる必要があります。就活生に理想の社会人像を聞くことは、企業が目指すゴールに共に進んでいける人材を探すためなのです。 具体的な社会人像を描けているか確認したい 就活生たちが具体的な社会人像を描けているかを探るのもこの質問の狙いのひとつです。企業は社員育成に沢山のリソースを投入するので、入社前からはっきりとしたビジョンを持っている学生を見つけて、使ったリソースに対してなるべく大きな成果を出したいと思っています。 入社後に業務をこなしていく中でも、具体的な目標を立てられる能力というのはとても大切です。選考の段階で将来像をしっかり描けている学生を探せるこの質問は、企業にとって重要な判断材料のひとつです。 配属する部署を決める参考にしたい 複数の部署に分かれている企業の場合は、部署によって求めている人材が異なり、新入社員を配属する部署を、各人が描いている理想の社会人像を参考に決めたいという狙いが隠されていることもあります。入りたい部署が決まっている場合は、その部署の業務内容から求められている人材に沿うような社会人像を言葉で表現できるようにしておきましょう。 答え方のコツ 面接での「どんな社会人になりたいか」という質問への回答は、手短に答えられるものではありません。そのため答える際のコツを知っておく必要があります。これらのコツを抑えて、自分のなりたい社会人像を、正確に企業に理解してもらえるようにしましょう。 結論から答える 答える際の順序としては、まず結論から答えるのが望ましいです。最初に「私は〜な社会人になりたいです」と結論を示してそこに具体的な理由やその回答に至った背景を肉付けしていくことで、聞き手が理解しやすい構成を作れます。 これまでの体験を絡めて話す 自分の持っている理想の社会人像に関して掘り下げる際は、実際に自分が体験したことを絡めて話すと、説得力を増すことができます。理想の社会人像に関連するエピソードをスムーズに言葉にできるようにしておきましょう。 例えば、「コツコツと努力ができる社会人になりたい」という結論の場合、「大学生時代のサークル活動で、日々の努力の積み重ねによって大きな成果を上げることができ、その大切さを知ったのでそんな努力ができる社会人になりたいです」などの体験を絡めると良いでしょう。 将来像と企業へ貢献できることに繋がりを持たせる 自分の持っている将来像と、企業に貢献できることに関連性を持たせることも大切です。自分が目標を達成するための努力をすることで企業にどんな貢献が可能なのか示すことで、自分と企業がwin-winの関係を築けることをアピールできます。 このポイントを抑えることで、自分が将来に向けてはっきりとしたビジョンを持っていることと、企業に貢献ができることの両方がアピールできるので、回答を準備する際は必ずここを意識してください。 実現のための努力の方針を具体的に示す 将来実現したい社会人像に加えて、それを達成するための具体的な努力の方針を示すことも重要です。いくら素晴らしい理想の社会人像を描けていても、そこに至るまでの道筋を描けていなくては意味が半減してしまいます。 入社後にどのような意識を持ち、どのような行動を取って目標に近づいていきたいのかを明らかにすることで、より自分の将来への熱意を効果的に見せることができます。志望企業の扱っているサービス内容と絡めて、具体的にどんなことをして理想を叶えたいと思っているのかを話せるようにしておきましょう。 「どんな社会人になりたいか」の決め方 面接でよく聞かれることなのに、なりたい社会人像がなかなか描けないという方も多いと思います。この項目では、どのような対策をすれば理想の社会人像をイメージしやすくなるのかを解説しているので、悩んでいる方はここに書いてあることを実践してみましょう。 企業の求める人材を知る まずは関心のある企業が求めているのはどのような人材なのか調べることをおすすめします。各社が求めている人物像に関しては、企業公式の採用情報ページに記載してある場合が多いです。 幅広い企業の求める人物像を見て、魅力を感じるものが見つかったらその人物像をベースに自分の関心などを加味してオリジナルの理想像を作り出しましょう。企業の提示している人物像をそのまま流用するのはオリジナリティが足りないとされる可能性があるのでおすすめしません。 自分の特性を知る 自分の得意なこと、成功体験、褒められたことなどをリストアップして、自分の特性を理解するのも将来の理想を描くためには有効です。その過程で見つかった特性を発展させて将来像を考えてみるのもおすすめです。 例えば、「キャプテンとして部活の成績を上げられた」といった経験を発展させて「リーダーとしてチームの業績を上げられる人になりたい」等の将来像を描くことができます。自分の得意なことを伸ばしていく形なので、努力の方向性が決めやすいというのもこの方法を採るメリットです。 自分の特性と企業の求める人材の共通点を見つける 企業の求める人物像と自分の特性を把握できたら次は両者の共通点を探し、その共通点を突き詰めて、なりたい社会人像を更に具体的なものにします。この作業をすることで自分の理想を達成するための努力によって企業にどんな貢献が可能なのかを明らかにしていくことができます。 例えば、自分の特性が「対人スキルの高さ」で、企業が求める人物像が「顧客との信頼関係を築ける人」の場合、信頼構築にはコミュニケーションが必須という点が見えてきます。これを突き詰めると、「社員としてだけでなく、人間として顧客に信頼してもらえる人」などの人物像が浮かび上がってきます。 大変な作業ですが、自分の描く未来と企業の方針が合致していることを示すのは面接でとても重要なことなので、見つけた共通点から具体的な人物像を練り上げましょう。 最後に 「どんな社会人になりたいか」は企業側の様々な狙いが隠されている質問です。回答の準備は大変ですが、的確に答えることで自分の熱意をアピールできます。この記事で紹介したポイントをしっかり抑えて、面接で良い印象を残せるようしっかり準備しておきましょ...

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【例文あり】就活の面接で「座右の銘」を聞かれた時の答え方と注意ポイント
【例文あり】就活の面接で「座右の銘」を聞かれた時の答え方と注意ポイント

就活の面接では「座右の銘」や「好きな言葉」を聞かれることがあります。用意していないと急に答えるのは難しいですし、答え方が難しい質問の一つです。「座右の銘なんてない」という方も少なくないでしょう。 どう答えればいいか迷っている方のために、質問の意図、座右の銘の選び方、スムーズな答え方など解説します。例文や注意すべきポイントなどもご紹介するので、自分の個性が表現できる回答を考えてみてください。 就活の面接で座右の銘を聞かれたら 座右の銘とは 「座右の銘」とは、自分が心に決めた大事な考えや守るべき信念です。自分の価値観や行動基準のもとになっていることが多いです。 有名な座右の銘としては野球のイチロー選手の「継続は力なり」や、Softbankの孫正義さんの「志し高く」などがあります。 こうしてみると座右の銘は一般人にはあまり身近でないものに感じてしまうかもしれませんが、就活で問われる「座右の銘は何ですか?」というものはそれほど難しく考える必要はありません。 何かしらの言葉を用意しておこう 座右の銘がない時に、「ありません」「ないです」と答えることは避けるようにしましょう。座右の銘を質問されて「ありません」と答えてしまうと、自分の考えがない、前向きにコミュニケーションを取ろうという姿勢がないという印象を与えてしまうことになります。 どうしても座右の銘がない方は「座右の銘というほどではありませんが、好きな言葉ならあります」「座右の銘はありませんが、ふだん〇〇に気をつけています」のように、価値観や大切にしていることを伝えられるようにしましょう。 「座右の銘」の質問意図 座右の銘の質問を通じて、面接官はなにが知りたいのでしょうか。この章では、面接官が「座右の銘」の質問を通して、知りたいことについて説明します。 学生の人柄、価値観を知りたい 座右の銘には、その人なりの価値観が反映されています。面接官は、学生が今までの人生で、どんな価値観を大切にしてきたのかや、これからどんな価値観を大切にしていきたいのかを知りたいと考えています。 座右の銘を聞いた後に、具体的な学生時代のエピソードや自己PRを質問されることが多いです。これは、価値観に一貫性があるのかを確かめるためです。 学生の価値観が会社の雰囲気にマッチしている知りたい 面接官は、学生の価値観を知った上で、会社の雰囲気とマッチしているかどうかも考えています。価値観は、仕事のスタンスにも大きく影響を与えます。そのため、学生が会社になじめるかどうかも含めて見られています。 だからといって、座右の銘をあえて会社にあわせて答える必要はありません。じぶんの今までの行動や、これから大切にしていきたいことに矛盾がないような座右の銘を答えるようにしましょう。 「座右の銘」を選ぶときに注意すべきポイント 企業が求める人物像を意識する 自己PRなど作成する際には、企業が求める人物像を意識することが大切です。企業が求める人物像に合わせて嘘をついたり自分を偽るのはよくありませんが、意識することで「自社にマッチしそうだ」と思ってもらえる可能性が高くなるからです。 企業理念や社風などを意識しておくと、その言葉を選んだ理由やエピソードも選びやすくなるでしょう。 自分らしさを表現しているものを選ぶ 企業の社風を意識することは大切ですが、あくまでも自分らしさを表現しているものを選ぶようにします。自分の価値観とかけ離れた言葉を選んで採用されても、入社後に居心地の悪さを感じるかもしれません。 会社との相性を見極めることは重要なので、採用されることを意識しすぎないよう注意が必要です。心から共感できる言葉をいくつかピックアップして、その中からより企業の雰囲気に合うものを選ぶといいでしょう。 言葉の意味を正しく理解しておく よく聞く言葉やことわざでも意味を勘違いしていることがあるので、その言葉の意味をしっかりと理解してから使いましょう。「知的でイメージが良さそう」「面接官の印象が良さそう」と安易に選び間違った意味で使ってしまうと、知識不足だと思われてしまいます。 言葉の正確な意味や使い方は必ず調べておくことです。誰の言葉なのかを聞かれることもあるので、誰が言った言葉なのか、どんな状況で生まれた言葉なのかも説明できるようにしておくといいでしょう。 座右の銘がない人は 座右の銘の探し方 座右の銘を探すときは、次のようなポイントを意識してください。 ・自分の性格(頑張り屋、慎重、粘り強い、陽気、寂しがり屋など) ・自分の行動の癖や習慣(どんなことにも全力で取り組むなど) ・心がけていること(毎日必ず○○するなど) 自分の今までの行動を振り返ってみて、共通していることを思い返してみることです。そこから自分を端的に表す言葉を探してみましょう。 例えば 慎重な性格であれば →石橋をたたいて渡る、用心堅固など 毎日必ず自分で決めたことをするのであれば →継続は力なり、石の上にも三年など を挙げることができます。 「慎重 座右の銘」などのように、“自分に関するキーワード+座右の銘”でインターネット検索をすると多くの場合、類義語がたくさん出てきます。 その方法で導き出した座右の銘がしっくりこないと感じたら、キーワードをさらに踏み込んで解釈してみましょう。 実際に、どのような座右の銘を答える学生が多いのでしょうか。学生が座右の銘として答えることが多いものを、具体的に紹介します。 「座右の銘」の例 【四字熟語】 ・一期一会(人とのつながりを大切にする) ・粉骨砕身(何事も全力で取り組む) ・七転八倒(失敗しても粘り強く挑戦する) ・気宇壮大(心意気や発想が人並み外れて大きいこと) ・雲外蒼天(努力して克服すれば、快い青空が望める) ・克己復礼(私欲に打ち勝ち社会の規範や礼儀にかなった行いをすること) ・初志貫徹(最初に決めた志を最後まで突き通すこと) ・不撓不屈(どんな困難に出会ってもけっして心がくじけないこと) ・融通無碍(行動や考えが障害なく、自由で伸び伸びしていること) ・剛毅果断(意志がしっかりとしていて、思い切ってことを行うこと) 【ことわざ】 ・石の上にも三年(辛抱強い) ・千里の道も一歩から(着実に取り組む) ・継続は力なり(まじめに取り組む) ・情けは人の為ならず(人への親切は、返ってくる) ・聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥(わからないことは、積極的に人に聞く) 他にも、先人たちの残した格言、小説や映画などの好きな登場人物のセリフ、自分が共感した言葉を見つけてそれを座右の銘にする人もいます。聞いた人にポジティブなイメージを与えられるものにしておくこと、その言葉と自分の繋がりを分かりやすく説明することが重要になってきます。 「座右の銘」の答え方 面接官は座右の銘から学生の価値観やスタンスを知りたいと考えています。そのため、座右の銘を紹介するだけでなく、自らのエピソードを踏まえつつ話さなくてはいけません。この章では、実際にどのように答えると伝わりやすいのか紹介します。 座右の銘について聞かれたときは、以下の流れで答えると説得力が増します。 ・座右の銘を紹介する ・座右の銘を選んだ理由を説明する ・理由の裏付けにあたるエピソードを話す 座右の銘を紹介する 座右の銘を聞かれているので、まずは質問の答えを述べるようにします。「座右の銘は〇〇です」と簡潔に答えましょう。 あまり知られていない言葉の場合は、誰がいい他言葉なのか、どこからの引用なのか、その意味などを簡単に説明するといいでしょう。誰でも知っているような四字熟語や諺の場合は意味を説明する必要はありません。 座右の銘を選んだ理由を説明する 学生が座右の銘に選ぶ言葉は、似たり寄ったりになることも多く、座右の銘だけを伝えても自分自身のことを伝えたことにはなりません。なぜその言葉を座右の銘にしているのかを説明しましょう。 理由の裏付けにあたる、エピソードを話す 次に、その言葉がなぜ自分にとって大切なのか、その言葉からどんなことを学んだのかを具体的なエピソードで語るのがいいでしょう。 その言葉に対する思いを語ることで、オリジナリティが生まれ、あなたの価値観や大切にしていることが伝わりやすくなります。 【例文】座右の銘はこう答える 【例文1 雨垂れ石を穿つ】 私の座右の銘は、「雨垂れ石を穿つ」です。これは部活でレギュラーを外れてしまい、落ち込んでいた時に監督からかけてもらった言葉です。 この言葉の意味を聞き、今の自分にできることをやろう、もう一度努力してみようと思うことができました。どんなに小さな努力でも続ければ必ず力となると信じることで、練習にも前向きに取り組めるようになりました。 苦しい状況でも簡単にあきらめないこと、小さなことでもいいから前向きに努力することの大切さを信じさせてくれる言葉です。 【例文2 一期一会】 私の座右の銘は、「一期一会」です。大学時代のボランティア活動がきっかけで、この言葉の意味を実感したためです。 中学、高校時代は部活動の仲間と放課後の時間を過ごすことが多く、狭く深い人間関係がメインでした。あまり多くの人と話さないので、人との出会いの大切さも実感できていませんでした。 しかし、大学に入り、震災のボランティア活動に参加した際に、多くの現地の方にお会いしました。被災地で現地の方と出会ったことで、今まで知り得なかった多くのことに触れたくさんのことを学びました。 その経験から人との出会いを大切にするようになり、多様な価値観に触れ成長することも多かったです。人との出会いを通して成長することの大切さを忘れないために、いつも意識している言葉です。 最後に 就活で聞かれる「座右の銘」の質問は、言葉そのものよりも、背景にある価値観を見るための質問です。自分の過去の経験について「なぜそうしたんだろう?」や「なぜそうなったんだろう?」と考える癖をつけておくことで対策することができます。突然聞かれても対処できるように、ぜひ考えておきまし...

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大学生は1年生・2年生もインターンシップに行こう!
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「インターンシップは大学3年生が就活のために行くもの」と考えていませんか? 確かに日本の大学生の多くは、大学3年生(あるいは修士1年生)になって周りが「就職活動」を意識する雰囲気になってきてからインターンシップへの参加を考え始めているようです。 しかし、インターンシップガイド運営事務局は大学1・2年生にもインターンシップへの参加をおすすめしたいと考えています。 今回は大学1・2年生がインターンに参加するメリットや、参加するための準備などについて解説していきます。 インターンシップについて知ろう インターンシップとは インターンシップとは、学生が就職する前に一定の期間はたらく就業体験のことです。日本では、就活のためにするものというイメージが強いですが、必ずしも就活のためにするということではありません。 短期インターンやセミナー型と呼ばれるものもあります。こちらは企業説明会に近く上記のイメージには当てはまらないかもしれません。 1年生・2年生から参加する場合には、短期インターンではなくて、長期インターン・有給インターンと呼ばれる長期間に渡って参加するタイプにするとよいでしょう。 短期インターンは無給なことが多いですが、長期インターンは有給なことがほとんどです。 アルバイトと長期インターンの違い アルバイトも長期インターンのどちらもお金を稼ぐという点では変わりませんが、目的が少し異なります。 アルバイトの場合、雇用する側は人手を求めており、働く人はお金を求めています。そのため時間とお金を交換している感覚が比較的強くなります。 長期インターンでは、企業側は優秀な学生と知り合いたいという目的もありますが、基本的に学生の成長を応援しています。学生としてもスキルアップを期待して参加することが多いです。 「お金を稼ぐこと」に重きが置かれているのか、「スキルアップ」に重きが置かれているのかという点で異なります。 大学1年生・2年生がインターンに参加するメリット 仕事を本格的に経験して知ることができ、就職先選びのミスマッチを防ぐ 学生にとって、社会人の仕事がどのようなものなのかをイメージすることは簡単ではありません。 多くの大学生は3年生になって就職先を選び始める段階で初めて、企業の説明会や口コミ、インターネットなどで情報収集をして卒業後の仕事について知ろうとします。 しかし、それでは自分に合った就職先を考える期間が十分にありません。 また、説明会や口コミ、インターネットなどから得られる情報だけでは、仕事への理解度に限界があります。説明会やOB訪問でしっかり企業研究をして就職したのにもかかわらず、いざ働き始めてみるとやはり仕事が自分に合っていないと気付くという方は多くいます。 インターンシップに参加すれば、説明会に参加するだけとは違って仕事を実際に体験することになるので、その仕事が自分に合っているかどうかをきちんと判断することができます。 説明会で「営業」「企画」「エンジニア」など様々な職種の説明を受けただけという人と、インターンシップで実際にそれらの仕事を体験した人では、仕事内容や自分自身の適性に対する理解度が大きく変わりますよね。 インターンシップの経験があると就活の選考で有利になる 長期インターンシップでは実務を経験するので、ビジネススキルやビジネスマナーを身につけることができます。 また、インターンシップ先の企業からも入社のオファーがもらえることがあるだけでなく、インターンシップで会社に貢献した経験は就職活動で他の企業の面接を受ける際にもアピールになります。 よく大学3年生が参加する「短期インターンシップ」だとシミュレーションが主なので実際の仕事を経験するわけではなく、他の企業の面接でアピールできるような会社に貢献した経験は作りにくいのですが、長期のインターンシップならそれが可能になります。 大学3年生になる前から就活で役立つようなビジネススキル、ビジネスマナーを磨いて実務で活躍したという経験を持っていれば、同学年の中でかなりリードすることができるといえます。 高度な知識やスキルを活かした仕事ができ、より充実した学生生活になる 大学生の多くは、大学で学んでいる分野や将来就いてみたいと思う職業とほとんど関係のないアルバイトをしています。接客、塾講師、軽作業など…。 もちろんそのようなアルバイトでも得られることはたくさんありますが、大学で学んでいることや将来就いてみたい職業に大きく関連するような仕事を大学生のうちから体験できる「インターンシップ」があるということを、もっと学生に知ってほしいと思います。 学生がインターンシップで体験できる職種は、営業、エンジニア、企画、マーケティング、事務、広報など様々で、インターンシップガイドを用いて自分に合ったインターンを探すことができます。 様々な業種、様々な職種でインターンシップの募集があるので、あなたが経験してみたいと思うような仕事もきっと見つかるでしょう。就職活動のためだけでなく、充実した大学生活を送るためにインターンシップに参加してみてはどうでしょうか? 時間に余裕があるのでさまざまな経験が積める もしインターンシップを始めて合わない仕事だと感じたら、辞めて次を探せば良いのです。そうやって試行錯誤するためにも、時間に余裕がある大学1年生・2年生のうちから始めるのがベストですね。 1日や数日の短期インターンや、夏休み中だけのサマーインターンなどもあります。「まだ将来何をしたいか決まっていない」という人は、なるべくたくさんの企業や職種のインターンを経験してみると、やりたい仕事や興味のある分野が見つかるかもしれません。 就職活動が始まってからだとたくさんのインターンを経験している時間的な余裕がなくなるので、インターンを始めるなら今がチャンスです。 インターンについての疑問や不安を解消しよう スキルも資格も何もないけどインターンに参加できる? できます。はじめから仕事に使えるスキルを持っている大学生などほとんどいません。 仕事をしながら新しいことを学んでいく姿勢さえあればスキルや資格は不問で募集しているインターンシップがたくさんありますので、インターンシップガイドを使って探してみましょう。 エントリーシートや面接といった選考があるインターンもありますが、はじめからスキルや資格を求められるインターンは少なく、仕事を通じていろいろなことを学んでいく意欲さえアピールできれば問題ありません。 どんな企業がインターンを募集してるの? 大学1年生・2年生のインターン生を募集しているのは、中小企業やベンチャーが多いです。大手企業で募集しているところはあまり多くありません。 募集している業界はさまざまですし、職種も幅広いです。事務や営業以外にも、エンジニアやクリエイティブ系職種の募集もあります。 「仕事内容が知りたい」「職場環境が見てみたい」など気になる業界や企業がある人は、インターンシップに参加してみるのが一番ですよ。 インターンでお給料はもらえるの? 有給か無給かは、企業やインターンプログラムによって違います。基本的には1日や数日の短期インターンは無給のことが多く、数週間以上の中期間・長期間のインターンは有給となるケースが多いです。 お金がもらえてアルバイトのかわりにもなるような長期のインターンシップに参加するなら、就活やゼミなどで時間が取りにくくなる前の一年生、二年生のときがおすすめです。 インターンと大学の勉強・サークルは両立できるの? スケジュールについては、学生の都合に合わせて調整してくれる企業がほとんどです。週に何日・何時間働けるかなど、面接の際に相談しておくと安心ですね。 夜遅くまで営業している企業や、土日に勤務できる企業などもあります。最近はリモート作業ができるインターン募集も増えているので、そうしたインターンを探してみるのもいいでしょう。 大学生活の過ごし方の選択肢にインターンシップを! 学業、部活、サークル活動、アルバイトなど、学生時代に打ち込みたいものはそれぞれたくさんあり、そのどれも素敵な経験になると思います。 そういった中の選択肢の1つとして「インターンシップ」があるということを、大学1年生のうちから多くの大学生にぜひ知っておいてもらえたらと願っています! インターンシップガイドには、大学1・2年生におすすめのインターンシップ情報を多数掲載しております!あなたにあったインターンシップを探してみましょう!...

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